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MERS 成田空港で水際対策を強化
6月4日 18時06分

MERS 成田空港で水際対策を強化
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韓国で、重い肺炎などを引き起こす「MERSコロナウイルス」に感染した患者が増えていることを受け、成田空港の検疫所は、韓国に滞在した人に注意を呼びかけるなど、水際での対策を4日から強化しました。
MERSコロナウイルスは、重い肺炎などを引き起こすウイルスで、去年の春以降、中東を中心に感染が広がり、韓国でも感染した患者が増えています。
成田空港の検疫所は、4日、厚生労働省から水際での対策を強めるよう通知を受けたということで、韓国に滞在した人に注意を呼びかけるポスターやチラシを、入国審査前の検疫カウンターに新たに用意しました。ポスターやチラシは、日本語と英語、韓国語の3か国語で、韓国に滞在中、発熱やせきの症状が出るなど感染が疑われる人と一緒にいた場合には、念のため、検疫所に申告するよう呼びかけています。
また、体温を自動的に調べる「サーモグラフィ」と呼ばれる機器で、これから入国する人が発熱していないかを調べています。成田空港検疫所は、「国内での感染を未然に防ぐため、しっかりとした対策を行っていきたい」と話しています。

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