ここから本文です

中国人観光客の訪日買い物ツアー、現地受け入れ態勢への不満が増える―中国メディア

FOCUS-ASIA.COM 6月3日(水)14時43分配信

買い物目当ての中国人観光客が大挙し、日本各地で品切れや渋滞などが相次いでいることを受け、日本ツアーに対する不満の声が多く聞かれるようになった。2日付で華夏経緯網が伝えた。

日本への買い物ツアーが中国人観光客の間でブームとなり、東京や大阪、名古屋などではあまりの数の多さに受け入れ態勢が追い付かず、ホテルのランクが下げられたり、老朽化したバスに乗せられたりといった現象が起きている。富士山を見に行く道路は渋滞し、秋葉原で人気の家電を買おうと思っても軒並み品切れ。

4月に日本に行ってきたという梁さんは「買い物リストに書いたものはほとんど買えなかった」と不満をあらわにする。「マイナスイオン歯ブラシ、タイガーの真空圧力炊飯器、象印の炊飯器などすべて品切れだった。入荷してもあっという間に売り切れるという話だった」。

雲南中旅国際旅行社の責任者は、「日本側の受け入れ態勢の質が落ちたという苦情は増えている。人数が多すぎて、使っていなかった観光バスを慌てて引っ張り出してくる、といったことも起きているようだ」と語っている。

(編集翻訳 小豆沢紀子)

最終更新:6月3日(水)14時43分

FOCUS-ASIA.COM