記事詳細
【関西の議論】
「どじょうすくい」の本場に衝撃走る…大阪の女子高生が最高位を独占、「師範」に迫る脅威の才能
その様子を知る貴美さんは「練習を欠かさず、とにかく生活すべてが安来節。学校でも、美術の課題が出れば、テーマに選ぶのは安来節。学校新聞を作るとなっても、安来節。他のことには目もくれず、安来節のことばかり考えています」と話す。
田仲さんも「生活は安来節一色。ラインやフェイスブック、ツイッターもしない女子高生です」と笑顔をみせる。
貴美さんとは昨年「踊」部門で一緒に師範に昇格するなど、母娘の二人三脚で努力を重ねてきた。田仲さんは「母はライバルでもあり、一番の観客でもあり、先生でもある」と明かす。
そんな貴美さんも「今では娘の方が上手になってしまいましたが、今でも練習中に『ここがダメ』などと指摘し、よく親子喧嘩になります」と笑う。
夢は世界へ
5冠を達成した田仲さんは現在、今年夏にある安来節の全国大会出場に向けて練習に励んでいる。
70代の出場者も珍しくないベテランたちにまじり、最上位の「師範の部」で優勝を狙う。
これまでも2階級下の「三段の部」で優勝経験はあるが、最上位の優勝にかける気持ちは強い。
このニュースの写真
関連ニュース
- 【関西の議論】最高級「山田錦」奪い合い 〝冬の時代〟でもプレミアム銘柄には行列 国も規制緩和でブーム後押し
- ローラ、真央ちゃんと同じ平成〝ゆとり世代〟…25歳女子・森かれん京都市議の「野心」
- 【関西の議論】「京都ビーフ」海外メジャー作戦…サポーターの関空、「稼ぐ力」上がれば運営権も高く売れる!?
- 【関西の議論】「近江を制するものは天下を制す」信長、秀吉ゆかりの“城の国”…埋もれた山城を発掘“地方創生”に
- 【関西の議論】「侵入者」か「革命児」か 規制と活用のはざまで揺れるドローン 災害現場、文化財、そしてビジネス…「可能性は無限大」
- 【関西の議論】京都タワー開業50年 あえて問う…高さ131メートルの「白亜の塔」は古都にふさわしいか