【ソウル聯合ニュース】北朝鮮が韓国に対し当局間で合意した共同宣言を履行するよう求めていることについて、韓国統一部当局者は4日、「南北間の全ての合意を尊重し対話を通じて履行策を議論していくとの立場を何度も明らかにしてきた」と反論した。
北朝鮮の対韓国窓口機関・祖国平和統一委員会は3日、報道官談話を通じ、韓国が真の対話を望むなら情勢を緊張させる北侵戦争演習を中断し南北当局が合意した共同宣言を認めて履行するよう求めた。
同当局者は、「韓国側が提案した対話に条件なしで応じ、朝鮮半島の平和や南北関係の発展のため力と知恵を合わせるべきだ」と述べた。
北朝鮮はこのところ6月15日の共同宣言(南北共同宣言)15周年の意味を強調し、自分たちは南北関係の改善に努力してきたが、韓国政府が関係を破綻に追い込んだとして責任を転嫁している。