韓国の「社会的つながり」 OECD最下位=幸福度は27位

【パリ聯合ニュース】経済協力開発機構(OECD)は3日(現地時間)、各国の国民の幸福度を測定する「より良い暮らし指標」の最新版を公表した。加盟国にブラジルとロシアを加えた36カ国中、韓国は11の評価分野のうち「社会的つながり」で最下位となった。

 韓国は家族や社会的なつながりを重視する社会にもかかわらず、困難に直面した際に助けを求められる親族や知人がいると回答した人の割合は72%で、調査対象国の平均を16ポイント下回った。

 11の評価分野のうち韓国は「社会的つながり」を含む5分野で下位に入った。「仕事と生活の調和」が33位、「健康」が31位、「環境」が30位、「生活満足度」が29位だった。

 「生活満足度」の1~5位はデンマーク、アイスランド、スイス、ノルウェー、イスラエルで、日本は28位だった。

 一方で、韓国は「市民参加」が4位、「教育」が4位、「安全」が6位と上位に入った。

 11分野を総合した幸福度は27位で前年より順位を二つ下げた。1位はオーストラリアで2位以下はスウェーデン、ノルウェー、スイス、デンマーク、カナダ、米国と続いた。

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