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【水族館イルカ問題】
イルカ問題の話し合いはなし 日本動物園水族館協会(JAZA)の通常総会が閉会
兵庫県姫路市で開かれていた日本動物園水族館協会(JAZA、東京)の通常総会は29日、2日間の日程を終えて閉会した。この日は、東京都と富山市が実施するライチョウ保護増殖事業への環境省の認定証授与式などが行われ、イルカ入手問題に関連する話し合いはなかった。
総会初日には会員施設に向け、和歌山県太地町の追い込み漁で捕獲したイルカの入手禁止を、会員施設による投票で決めた経緯を協会から改めて報告。
総裁を務める秋篠宮さまは、決定について「協会全体としては将来的にプラスに働くことと思います」と述べられた。
出席した関係者は「この問題はイルカを飼育していない施設も含め、会員みんなで考えて方針をだしていかないといけない問題だ」と話した。