本で悩みの答えを探していた
私は本が好きです。読書会や、ビブリオバトル(書評イベント)なども行くくらい、本は自分にとってかけがえのないものです。
「ビブリオバトル」について考えてみた。リアルに人と繋がり、自己表現ができる場所。 - ミニマリストは世界を救う!
とはいえ、いろんなジャンルの本を読むわけではなく、多くは自己啓発書と、ビジネス書です。昔から、何か困ったときは本を開いていました。人に相談するのが恥ずかしかった10代は特にそうでした。
人と話せないときは、「内気な人の話し方入門」のような本をよみ、ダイエットをしていた時はダイエット本を読み、人間関係で悩むと「職場の人間関係」をテーマにした本を読んでいました。ネットのない時代の、私なりの情報収集だったのです。
今は、インターネットで検索すれば沢山の答えが書いてありますが、昔は周りの人に聞くか本を読むかという2択。私は、本でした。
そして、30歳を過ぎたころから、ビジネス書を沢山読んだものです・・でも実は、沢山の情報を仕入れることはあまり意味が無かったかもしれません。
特に、ノウハウが書いてるビジネス書は、本当に大切なメッセージは2割以下で、たまたまその時の状況に合う情報だけは使えますが、それ以外は脳に刺激を与える娯楽のようなものと思います。
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沢山本を読んで、基本的に知っておくと良いだろう考え方は2つありました。
日常で役に立つ考え方~その1「最大の効果が得られるポイントはどこ?」
1つ目は「最大の効果が得られるポイントの見極め」です。
物事を幅広く捉えて「最少の労力で最大効果が出せる点」を見極めることです。例えば、一つの仕事を任されたとしたら、その中に100の作業があって、目につく所から片づけていくのは賢くないですよね。やってしまいがちですが。そんな時、一番効果が出る作業に集中して取り組めば、最少の労力で最大の効果を出せるのです。
ビジネス系では本田直之さんの「レバレッジ(てこの原理)シンキング」の考え方が一番有名でしょうか。
この考え方は、普通の主婦でも使えます。掃除をするにしても、どうやったら早く終わらせられるか、一番汚れるポイントはどこか、そもそも汚さないように家族を説得できないのか等という問題の本質と、効果的なやり方を探ることです。その他、資格試験の例であれば、過去問を覚えるくらいやることですね。
日常で役に立つ考え方~その2「仕組み作りで自分をコントロールし、作業を助ける」
2つ目は、「仕組みをつくること」です。人間の意志は弱いもので、3週間もたてば次のことに興味が移りますから、何かをしようと思ったら、意志の力に頼らない仕組みを作ることが成否を分けます。ダイエットに必要なのは、意志の力ではなく周りの友人や家族の協力、結果を報告する相手の存在です。だから、見張ってくれる人を作ることです。スポーツクラブに通ったり、ブログで報告することでモチベーションを維持ます。
そして、一つ目の考えとかぶりますが、最少の労力で最大の効果を出すための準備として、仕組みを活用することです。例えば、書類作成するときにあらかじめテンプレートを作っておくことで、最初の手間はかかるけれど結局は何百時間もの時間を節約できたとか、エクセルを活用してルーチンワークを毎日45分かけていたところを5分で終わらせた、などといった効率化です。
以前、とても仕事ができる女性とお話した時のエピソードですが、その方は市役所の非常勤職員をしていた時、一日の仕事を効率化したら3時間で終わるようになったので、午後から自分の好きな勉強をしていたと言っていました。ITに詳しかったり、そもそもこれは必要か?という視点があれば意外と効率化できそうです。
というわけで、たくさんのビジネス書を読んでみて
・最少労力で最大効果を出すポイントの見極め
・意志の力に頼らない仕組み化・効率化
この二つの考え方がキモだと思いました。
ブログを省力化して、その時間で質の高い記事を書きたい
この記事を書こうと思ったきっかけは、ブログを書く時にもっと工夫が必要だと思ったためです。もっと良い記事を書きたいしずっと続けていきたいので、なるべく最少の労力で最大の効果を出す方法を考えたい。
私がブログを通じてやりたいことは、困っている人に自分の情報を届けて役に立ちたい、そして好きな仕事で収入を得ること。
自分のやりたいことをやって、世の中のニーズに上手に合わせる。そして収入につなげていく・・この流れをもっと上手に作れたらなあと本気で思ったので、以前本から学んだことを改めて書いてみました。
昔の自分が、困った時に本に答えを求めたように、インターネットの向こうで悩む人の答えを、ここで用意していけたらいいなと思っています。
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