(cache) サーチナ|韓国サッカー界の「重鎮」、FIFA会長に立候補か・・・「審判買収疑惑」が持ち上がった「日韓W杯」では、大会組織委員会の会長だった鄭氏=中国メディア  



韓国サッカー界の「重鎮」、FIFA会長に立候補か・・・「審判買収疑惑」が持ち上がった「日韓W杯」では、大会組織委員会の会長だった鄭氏=中国メディア


 中国メディア・新浪体育は3日、ブラッター会長が辞任を表明した国際サッカー連盟(FIFA)の次期会長候補に大韓サッカー協会名誉会長の鄭夢準(チョン・モンジュン)氏が名乗りを挙げる意向を示したと報じた。  記事は、鄭氏が3日午後に記者会見を開いて「FIFA会長の選挙に出馬することを真剣に考えている」とコメント、正式に出馬表明する前にヨーロッパの委員たちと面談するつもりであると語ったことを伝えた。  そのうえで、鄭氏が1994年から2011年までFIFAの副会長を務め、在任期間中には02年の日韓共催ワールドカップ(W杯)を実現させたと紹介。03年から09年までは大韓サッカー協会会長も務め、退任後には名誉会長に任命されたとした。また、現代グループ創始者の子であり、韓国大統領選にも出馬経験を持つなど、サッカー界のみならず政財界にも実力を持つ人物であると伝えた。  記事はその一方で、韓国がベスト4進出を果たしたものの、韓国が審判を買収していたとの疑惑が持ち上がっている02年日韓W杯で、鄭氏が大会組織委員会会長を務めていたことを紹介。加えて、FIFAが現在賄賂のスキャンダルの大波に翻弄されていることから、「彼がFIFA会長に当選するまでに待ち構える障害は大きいものと思われる」と分析した。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:(C) dipressionist/123RF.COM)