年金情報流出:おわび文書の発送始める 日本機構

毎日新聞 2015年06月03日 20時42分(最終更新 06月03日 23時24分)

年金情報が流出した加入者に通知する文書が入った封筒の確認作業をする日本年金機構の職員ら=東京都杉並区で2015年6月3日午後5時52分、小川昌宏撮影
年金情報が流出した加入者に通知する文書が入った封筒の確認作業をする日本年金機構の職員ら=東京都杉並区で2015年6月3日午後5時52分、小川昌宏撮影

 日本年金機構は3日、個人情報が流出した年金加入者に流出を知らせるおわび文書の発送を始めた。この日送ったのは氏名や生年月日、住所など4種類の情報が流出した約9000人分で、今月中に約125万件の発送を終える方針。

 また、機構は加入者からの問い合わせを受け付けるフリーダイヤルの専用電話窓口(0120・818211)の要員を3日、100人から1000人に増員した。

 機構から加入者に電話をして説明することはなく、専用電話窓口で本人と確認できれば情報が流出したかどうかを答えるなど対応する。

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