娘が毒母に苦しむのは、男性社会のせい?!—前編

『母がしんどい』『ママだって、人間』で母と娘の関係を両側から描いて多くの女性から共感を得た田房永子さんと、『傷口から人生。 メンヘラが就活して失敗したら生きるのが面白くなった』でご自身の母との対立や不完全家族について書いた小野美由紀さんが「女の病み」について徹底的に語り合います。男性優先社会が女性に与える「無意識の抑圧」は、母と娘の関係にどのような影響を与えているのでしょうか。なやめる女性、必読です!

男性優位社会と、毒母問題は実はつながっている?!

小野美由紀(以下、小野) 今日は田房さんと初めてお話できて、大変嬉しいです。私、実は田房さんの本を第1作から読ませていただいていて。

田房永子(以下、田房) ありがとうございます。

小野 最初のエッセイは「母がしんどい」。自分とお母さんという、すごく半径の小さい関係が主題ですよね。次の「ママだって、人間」が、育児と、母親が社会で感じている苦しさについて。そして今回発売された「男しか行けない場所に女が行って来ました」では、男性中心の社会の不平等さ、おかしさを描いていますよね。作品を重ねるごとに、輪を広げるようにして主題が社会的に拡張されてゆき、どんどん視座が高くなられている。

田房 「母がしんどい」を出してから、「私も母がしんどいんです」と話しかけられるようになったんですが、まるで同じセリフをお母さんから言われていたり、お母さんの言動のパターンがそっくりだったりして、自分と同じ思いを抱えている人ってこんなに多いんだ、と驚きました。それが、自分の母親と同じような性格のお母さんがいるんだな、という解釈では済まない規模なので、社会的な影響も絶対あるはずだと思うようになりました。

小野 いわゆる「毒母」の問題と、男性社会で女性が重圧を感じていることは、じつはつながりがある?

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nankuru28 [無料記事]娘が毒母に苦しむのは、男性社会のせい?!――前編|女が病まずに生きるには?|小野美由紀 @MiUKi_None /田房永子 @tabusa |cakes(ケイクス) https://t.co/q1Sjc1gqny  前篇では小野さん寄り。後半も期待。 11分前 replyretweetfavorite

_daisylily 娘が毒母に苦しむのは、男性社会のせい?!――前編|女が病まずに生きるには?|田房永子/小野美由紀|cakes(ケイクス) http://t.co/LAaWZKaZsN 25分前 replyretweetfavorite

RIME3726 あーこれは購読決定だわ。続きが楽しみだ:娘が毒母に苦しむのは、男性社会のせい?!――前編|女が病まずに生きるには?|田房永子/小野美由紀|cakes(ケイクス) https://t.co/zBSRyg3ZBq 41分前 replyretweetfavorite

RIME3726 ”そういうふうに、今、自分が感じていることを明確に言語化できないということが、他者への恐怖だったり、他者との関係の混乱、トラブルを引き起こしているな、と。” https://t.co/zBSRyg3ZBq 42分前 replyretweetfavorite

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