トップページ社会ニュース一覧5種類のタイトルの電子メールで感染ねらう
ニュース詳細

5種類のタイトルの電子メールで感染ねらう
6月3日 4時33分

5種類のタイトルの電子メールで感染ねらう
k10010101301_201506030513_201506030518.mp4
日本年金機構から年金加入者の個人情報が流出したとみられる問題で、機構の職員のパソコンをウイルスに感染させるため、少なくとも5種類のタイトルの電子メールが送りつけられていたことが関係者への取材で分かりました。いずれも機構の業務に関係するような内容で、警視庁は職員が誤って閲覧した結果、合わせて数十台のパソコンが感染したとみて調べています。
この問題は、先月、日本年金機構の年金情報を管理しているシステムに、外部から不審な通信が行われ、年金加入者の名前や基礎年金番号など、少なくともおよそ125万件の個人情報が流出したとみられるものです。
警視庁は、何者かが機構のアドレス宛てに、ウイルスが仕込まれているファイルを添付するなどした電子メールを送り付け、複数の職員がパソコンで閲覧したことでウイルスが起動し、機構のシステムから情報が流出したとみています。
送り付けられた電子メールのうち1種類のタイトルは、厚生労働省が2年前に公表した、厚生年金基金制度の見直しに関する文書の見出しと同じだったことが分かっていますが、これを含めて少なくとも5種類のタイトルのメールが送り付けられていたことが、関係者への取材で分かりました。いずれも日本年金機構の業務に関係するような内容だったということです。
警視庁は、機構の職員が誤って閲覧した結果、合わせて数十台のパソコンが感染したとみて詳しい経緯を調べています。

関連ニュース

k10010101301000.html

関連ニュース[自動検索]

このページの先頭へ