日本年金機構の個人情報漏洩「不正アクセスでもきわめて残念」 - 厚労相
日本年金機構から年金に関する個人情報が漏洩した問題で6月1日、塩崎恭久厚生労働大臣は、第三者からなる検証委員会を厚生労働省に設置し、原因究明を進める方針であることを明らかにした。
今回の問題に関して塩崎大臣は、「悪意のある不正アクセスだったとしてもきわめて残念なことであり、その備えが不十分であったということは率直に認めないといけない」と指摘。
「今回の攻撃はかなり高度なものだと聞いている」とした上で、「相当なレベルの備えが必要で、日本年金機構にしっかりと考え直してもらわないといけない」と語った。
またマイナンバー制度への影響については、原因がまだわかっておらず、それを把握した上で検討していく必要があると述べた。
(Security NEXT - 2015/06/02 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
GW直後より感染繰り返すも漏洩気が付かず - 日本年金機構
メールでマルウェア感染、個人情報約125万件が漏洩 - 日本年金機構
加入者の個人情報含むDVDが所在不明 - 国民年金基金連合会
顧客情報含む3500件の書類を紛失 - 熊谷商工信組
行政機関の個人情報漏洩は年間761件、前年度より減少
「日本年金機構」装うフィッシングに注意 - 「30歳から年金受給」と架空制度で誘導
国民年金加入者の名簿入りHDD紛失、市職員が窃盗容疑で逮捕 - 日高市
顧客情報記載の明細表が所在不明 - JA松本ハイランド
国民年金加入者2万2486人の名簿入りHDDや関連書類など紛失 - 日高市
年金事務所の総点検で書類の紛失などが判明 - 日本年金機構