情熱大陸【NOBU/1秒間に7回跳ぶ超人…ミラノ万博スゴ技!人生賭けた勝負】 2015.05.24


5月1日
イタリアでミラノ国際博覧会が幕を開けた
半年に及ぶミラノ万博では2000万人もの来場者が想定される
会場で行われているアトラクションで人々の注目を集めている日本人がいた
その名は…
(NOBU)ヒュ〜
メインステージでは今世界最高峰といわれるサーカスシルク・ドゥ・ソレイユが幻想的なエンターテインメントを披露している
クライマックスを一気に盛り上げるのがNOBUを中心としたパフォーマンスダブルダッチだ
言ってみれば2本のロープを使った縄跳び
だがそのダイナミックなスピード感は尋常ではない
(拍手と歓声)
ワクワクするような楽しさもまた彼らの魅力だ
1970年代ニューヨークの街角で盛んになったダブルダッチ
NOBUが率いるチームCAPLIOREの超絶テクニックは他の追随を許さない
スポーツ競技としてのダブルダッチスピード種目でNOBUは1分間に215回跳び「ギネス世界記録」に認定されたこともある
パフォーマンスの美しさを競う世界選手権でも2連覇を達成
その実力には各国のサーカスが惚れ込んでいる
ダブルダッチでシルク・ドゥ・ソレイユに招かれるのはNOBUたちCAPLIOREしかいない
そんな縄跳び男にミラノでは無理難題が求められた
はぁ…
「できるか」と聞かれれば決して「無理だ」とは答えない
34歳身体能力はそろそろ下り坂
それでも絶対跳んでみせる
おはようございま〜す
NOBUたちは東京・中野にいた
おはようございます
国内での活動はイベント会場などへの出演がほとんど
残念ながら環境が恵まれているとは言い難い
やるよ説明が…違う違う本番本番説明がないから…
リハーサルの時間はなさそうだ
しかも…
カプリオールですルです失礼しましたごめんなさいややこしくてカプリオールさんでいいですか?カプリオールのNOBU…チーム名がカプリオールで…失礼しましたごめんなさいいや芸名なんだなと思ってましたがしゃがしゃしてごめんなさいすいませんまぁ文句言ってもしょうがないんで
けれどひとたびパフォーマンスを始めれば観客をあっという間に引き付けてしまう

メンバーは6人
ダブルダッチの裾野が少しでも広がってくれればとNOBUは願っている

(拍手)
ショーが終わると子供たちを巻き込んで体験レッスンが行われた
じゃあ早速やっちゃおうかじゃあおいでできますおいで1回チャレンジしてみよう1回だけチャレンジしてみようそれでできなかったらまたやり直そう
口癖は「できる」
ジャンプジャンプ…121212…
たとえジャンプが不規則でもロープの回転でコントロールする
おっすご〜い
子供たちにこの楽しさを持ち帰ってもらいたい
リーダーとしてNOBUは16年にわたりチームを牽引してきた
ミラノ公演まであと2か月
都内のスタジオで最終調整
アップしよう5分でアップして
万博のステージでシルク・ドゥ・ソレイユからどんなパフォーマンスをリクエストされるかは現地入りするまで分からない
だから技の完成度に更なる磨きをかけておく
・いきますはいよし・次!
ロープさばきは目まぐるしい
回転の大きさや速度を巧みに変化させながらジャンパーと呼ばれる跳び手の足元をくぐらせている
NOBUの真骨頂は反射神経に裏打ちされたステップの速さ
最も加速した時で1秒間に7回ロープを跳ぶことができる
ターナーと呼ばれるロープの回し手との呼吸が命だった
思いやりで…丁寧に
ジャンパーとターナーが次々に入れ替わる技ターナーチェンジ
この時ロープの軌跡や回転速度は全くといっていいほど変化しない
だが彼らとていつも完璧な演技を披露できるわけではない
あ〜…遠いな〜遠いっすか?もうちょい近づけるようにするわごめん
互いの信頼の上に成り立つダブルダッチ
ミラノ公演では自分たちのミスがステージ全体にも影響する
責任は重かった
おら〜!
本番は4か月近くも続く
NOBUは仲間たちに向けて大きな目標を掲げた
80公演中60公演をノーミスでやり遂げること
そうですよいいんだよできなかったらできないで全然できない気がするんだけどいやいけないいけるよ
去年スイスのサーカスでは全くミスのなかった公演が全体の4割
今回は7割5分を目指すという
頑張りゃいいじゃんいや頑張ればいいじゃんって言うのは簡単だけど実際自分たちの力量を把握しないといけないだって倍だよスイスは4人でしょこっちは5人じゃん全然全く違うわけじゃん比べようよ今までの過去の経歴と自分たちの…だから何でそこまで比べる必要があるのって俺は言ってんのこのショーに対してパンって向き合いたいってことうん俺も向き合ってるすごく伝わってるかな俺の言いたいこと伝わってるだからお互い向き合ってるノーミスに対しての向き合い方が違う
強気のNOBUをなだめるように最年少のKAIが割って入った
みんなそうだと思うんですけど大前提として誰しもがミスのない完全な演技を求めてると思ってるんでそっちのほうがいいのかな?こうなってるのかなって…
たとえ意見が対立しても誰かがバランスを取ってミーティングは終わる
予備校の仲間から出発した
2012年にはシルク・ドゥ・ソレイユのカナダ公演に呼ばれる
かつてないパフォーマンスにやがて世界からオファーが舞い込むようになった
イタリア出発の間際までイベント出演が詰まっていた
プロとはいえマイナーなジャンルで人並みに食べていくのはたやすくはない
34歳のTERUは生活のために今回ミラノへの参加を見送った
彼も一応…黒縁眼鏡のTERU34歳現役のパパです
NOBUにとって結成以来のメンバーTERUの不在は痛い
だが結婚3年目でつい最近娘が生まれたばかり
無理は言えない
TERUは安定収入を目指して就職
イベントへの参加は会社が休みの日に限られている
(TERU)子供がいなかったら絶対行きたいなって思ってましたでも自分の家族ができた時点でやっぱり現実を見てその2人を不幸にはさせたくないなって家族を支えられるような収入面を見ていかないといけないんだろうなって
現実と折り合いをつける仲間が熱血派の縄跳び男にはどう映るのだろうか
独身のNOBUは実家で暮らしている
ただいま
両親と同居だから家賃の負担はないし毎日食事にもありつける
初めまして父親の安藤です
親としては言いたいこともあるようだ
とりあえずは…とりあえず子供産んで育てて一人前にしてこそ一人前の男だと思いますんでね…があってこそだと僕は思ってますんでその辺がちょっと気がかりかなと思ってますね安定してないでしょうからね
守るべき妻も子もNOBUにはない
あるのは縄跳びに懸ける夢だけだ
けれど肉体はいやおうなく力を失っていく
同級生が働く鍼灸院に寄ったのはミラノ出発の前日だった
超硬いんだよねここ知ってるどうぞお願いします
いつまで跳び続けることができるのか自分にも分からない
細く長くやりたいっしょえ?
(福島さん)太く長くかそりゃそうだろう…うわ…うっ…
暑苦しいほどの意地がNOBUを支えていた
CAPLIOREがミラノに入ったのは公演が始まる1か月前
万博開催を目前にして街は華やいでいた
メンバーはシルク・ドゥ・ソレイユに合流し幕が上がるまで練習とリハーサルを繰り返す
CiaoguysSeeyouthere
現地の体育館が稽古場になっていた
Helloguys!Ciaociaociaociao
そこには顔なじみの共演相手を含む超一流のアーティストたち
週6回朝から晩までここに籠もる
演目の「ALLAVITA!」は万博のテーマ「食」と命のつながりを描く新作だった
シルク・ドゥ・ソレイユの持ち味はアーティストたちが繰り広げる圧倒的な動きにある
ステージはおよそ1時間
クライマックスにNOBUたちの見せ場が用意されていた
求められたテンポはふだんより速い
パフォーマンス直後はすさまじい消耗でしばらく立ち上がれないほどだった
本番ではこれが毎日のように繰り返されるのだ
振付師からも要求が出る
ステージの上で演じるのは虫
虫になれと言われた
無論やってみるしかない
ダブルダッチのテクニックに加えてNOBUたちは表現力を試されている
一方でチームの呼吸も微妙なズレを来していた
逆立ちで跳ぶ大技がなかなか成功しない
この技は片腕を肘から手のひらまで床につけなければ体が安定しない
下を通すロープは水平を保つ必要がある
めっちゃ指に当たるけどな
問題はロープと床の接触具合
接触部分が長すぎるとロープの真ん中が跳ね返って腕に当たってしまう
これが一番当たりやすいのここ
原因は最年少のKAIのロープの回し方
今までの受け持ちは日本にとどまったベテラン・TERUだった
俺もうちょいこっち奥抜けますよ多分ね全く同じっていうのはほとんどできないと思うだからお互いがお互い合わさないといけないと思う
この日成功率は3割を切っていた
いいよいいよしいて言うなら手前のロープかな接地面が長くついてるのはでもすごいきれい
居残り練習を続けるCAPLIORE
宿舎に戻るのは連日夜の10時過ぎだった
どうぞちょっと片づけますよ
与えられているのは個室だが最高峰のサーカスといえど出演料は決して高額ではないという
慣れない自炊で節約モードだった
すげぇ初めて買ったんですけど…
(スタッフ)何ですか?分かんないです鶏だと思うんですけど…手羽の部分かな?これ全部バッシャ〜ンって入れちゃいます
本人は否定するだろうがいつまでも若くはいられない
不器用な背中が少しだけ切なく見えた
本番まであと3週間足らず
特注のロープが出来上がってきた
Thankyousomuch
LEDで光るロープ
超きれい
これがやっかいな代物だった
せ〜の…OK跳んでみるよ
光の輪を跳ぶNOBUが公演のクライマックスを飾るという
ちょっと上げてみてはいはい
だが…
・大丈夫?これまずいね〜ああなると一周円みたいになってるどこがロープか分かんなくなっちゃってる
光が帯のように残像を引くので跳ぶタイミングが計れない
美しいけれどミスを招く可能性も高かった
エンターテインメントの世界は最新技術を取り入れながら進化する
追いつけなければもう声はかからないかもしれない
できるはずだ
いややらなければ
そして本番が幕を開けた
ミラノ万博のメインステージ
シルク・ドゥ・ソレイユの公演は7000人の観客を集めて幕を開けた

拍手と歓声の中でクライマックス
ついに彼らの見せ場がやって来る

CAPLIOREが演じるのは地底世界に暮らす虫たちの躍動

あの大技が繰り出される

(拍手と歓声)
見事にクリアした

いよいよNOBU

光るロープは次第に加速していく

(拍手と歓声)
完璧だった
初日の夜サーカスのヒーローはNOBU
イェイ!イェイ!
(スタッフ)NOBUさんの人生は勝ち組ですか?それとも…勝ち組です間違いないと思いますだってこんなに幸せだし楽しいし自由に人生歩めてるのでありがとうございましたThankyousomuch
公演は始まったばかり
熱血縄跳び男には熱くて長い夏が待っている
こんなにヒットしたのも妖怪のせいかもしれない
妖怪を生み出した男が次のステージに進む
2015/05/24(日) 23:00〜23:30
MBS毎日放送
情熱大陸[字]【NOBU/1秒間に7回跳ぶ超人…ミラノ万博スゴ技!人生賭けた勝負】

プロダブルダッチ アーティスト/NOBU▽弧を描く2本のロープをリズミカルに乱れ跳ぶ、音楽とダンスが融合したスポーツ=ダブルダッチのプロアーティストの思いに迫る

詳細情報
番組内容1
仲間との信頼と協調が何より求められ、最強のチームスポーツとも言われるダブルダッチだが、決して人気競技とは言えない。もちろんオリンピック種目でもない。ダブルダッチだけで生計を立てられる者は皆無に等しく、安定を求めプロの道を断念する者もいる。NOBUはその現実に抗い続け「仲間と一緒なら夢は叶う。僕たちならできる」と訴えている。夢・絆・友情が詰まったパフォーマンスを披露したいと語るNOBEの姿を追う。 
プロフィール
NOBU
プロダブルダッチ アーティスト。1981年東京都生まれ
大学浪人時代にダブルダッチと出会い、1999年ダブルダッチチームを結成。大学進学後、本格的にダブルダッチを始め、FISAC世界大会連続優勝など国内外で多くの功績を残す。2012年念願のシルク・ドゥ・ソレイユに初出演、今年4度目の出演を果たす。他にも世界各国のサーカスにも多数参加。夢は“ダブルダッチで子供たちのヒーローになる”こと。 
制作
【製作著作】MBS(毎日放送)
【制作協力】コンパス
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ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – ドキュメンタリー全般
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映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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