ニュース・気象情報 2015.05.25


ここでニュースをお伝えします。
きょう午後2時半ごろ茨城県南部で震度5弱の強い揺れを観測する地震がありました。
この地震による津波はありませんでした。
気象庁はこのあと午後3時45分から記者会見を開くことにしています。
きょう午後2時28分ごろ、埼玉県北部を震源とする震度5弱の揺れを観測する地震がありました。
この地震で、震度5弱を茨城県土浦市で、震度4の揺れを水戸市、宇都宮市、前橋市など関東の広い範囲で観測しました。
また、東北から近畿にかけての広い範囲で震度3から1の揺れを観測しました。
この地震による津波はありませんでした。
震度5弱を観測した茨城県土浦市の大和町では、ブロック塀が崩れて1人がけがをしているという連絡がありましたが、救急隊員が確認したところブロック塀は崩れておらず、けが人も確認できなかったということです。
地震発生時の各地の様子です。
結構ぐらんぐらん、回るような感じがしました。
そのときお客さんはいらっしゃいましたか。
いました。
みんなびっくりして、つかまるような形になっていました。
仕事場にいたので、地震だという感じで別に慌てずに、ちょっと続くと怖いですけど久しぶりの地震だったんで、ちょっと怖かったですね。
時間帯が、前の震災のときと同じだったんで、あちらにグラスとかお酒とかがあるんで、それが動いて押さえたんですが、なんとか大丈夫だった感じです。
国会では。
審議が短時間、中断されました。
では、JR土浦駅前から中継でお伝えします。
こちらは震度5弱の揺れを観測した茨城県土浦市にあるJR土浦駅前です。
現在は地震から1時間余りがたち、通りかかる人たちは落ち着いているようにに感じます。
先ほど、この駅近くにあるコンビニエンスストアの店員に聞いたところ、非常に大きな揺れでびっくりした。
棚から物が落ちるようなことはなかったけれど、大変怖かったと話していました。
地元の警察によりますと、今のところ被害の情報は入っていないということです。
JR土浦駅前からお伝えしました。
交通への影響です。
JR東日本によりますと、JR水戸線は、小山駅と稲田駅の間で線路などに異常がないか確認するため運転を見合わせています。
東武野田線は、埼玉県の大宮駅と春日部駅の間の上下線で運転を見合わせて点検を行っています。
JR東海によりますと地震の影響で東海道新幹線は東京・小田原間の上下線で運転を見合わせていましたが午後2時35分、再開しました。
またJR東日本によりますと、東北、上越、北陸の各新幹線は、地震の影響で一時、全線で運転を見合わせましたが、これまでにいずれも運転を再開しました。
秩父鉄道は行田市の武州荒木駅と東行田駅の間の上下線で運転を見合わせていましたが、午後3時27分に運転を再開しました。
気象庁が、このあと3時45分まもなくその時刻になりますが今回の震度5弱の揺れを観測した地震について会見を行う予定です。
気象庁の会見がまもなく始まるもようです。
先ほど14時28分ごろ、埼玉県北部で発生した地震について説明を申し上げます。
まずこの地震で、揺れの状況ですが最大の震度が5弱、これは茨城県の土浦市で観測をしております。
このようなかなり強い揺れを観測したということで防災上の留意事項といたしましては、こういった揺れの強かった地域においては今後の余震についてご注意をお願いしたいと思います。
またこの強い揺れによって、落石や崖崩れなどが起こりやすくなっている可能性がありますのでこちらについても注意をお願いいたします。
なお今回の地震は内陸部で発生しておりますので、津波の心配はございません。
余震の今後の見通しについてですけれども、おおむね今後1週間程度は震度4程度、最大で震度4程度、これについては、今回5弱を観測した地域くらいで最大震度4くらいがあるかもしれないということですので、こういった余震についてご注意いただければと思います。
なお、余震の活動の状況ですが、15時20分現在、震度1以上を観測した余震は発生しておりません。
また震度1に満たないような、もう少し小さい地震についても、今監視を続けておりますが、非常に低調な状況であまり発生していないという状況です。
それでは地震の概要に戻って、説明いたします。
発生日時は先ほど申し上げましたように14時28分ごろです。
マグニチュードは、暫定値でございますが5.5と解析しています。
場所につきましては埼玉県北部、深さは暫定値ですが56キロというふうに結果が出ております。
地震を発生させたメカニズムですが、これは、東北とそれから西南西の方向に引っ張られる張力軸を持つような形だというふうに現時点での解析結果が出ています。
震度ですが、最初に申しましたように最大震度の5弱が茨城県土浦市で観測しております。
そのほか関東地方を中心といたしまして、東北地方から近畿地方の一部にかけましても震度4から1を観測しております。
今回の地震で、緊急地震速報の警報を発表しております。
地震を検知してから12.3秒後の14時28分32秒に緊急地震速報の警報を発表いたしております。
それでは少し個別の項目について詳細に説明して参ります。
震度の観測された状況ですが、このように東北地方から一部、近畿の一部に関して震度1以上を観測しています。
大きく揺れたのはこのように、関東地方が中心になっています。
関東地方を拡大して示しています。
ばつが続いている所が埼玉県の地震が発生した場所です。
その周りに、4、3、2にというふうに、震度が観測されています。
なお、1分間に最大震度5弱を観測した茨城県の土浦市は地震が発生した場所からやや東に離れたところに1地点だけ出ています。
4の中に5弱となっております。
これは主に地盤の関係ではないかと現時点では見ています。
今お見せいたしましたのは震度計が実際に設置されているところの観測値です。
こちらの図は震度計が実際ないところでどのくらいの揺れがあったであろうかということを計算で示したものです。
このばつが地震の発生した場所です。
その周り、黄色いところが、震度4程度の揺れがあっただろうと結果が出ているところです。
黄色に塗ってある場所については、まばらになったようなところがありますが、これは主に地質、地盤の関係ではないかとみています。
今回の地震が発生した場所の地震活動の特徴というものをご説明したいと思います。
これは関東地方の南部、北部から南部にかけてです。
そこに、この図はおよそ過去20年弱の期間をとって、マグニチュード2.0以上のかなり小さい地震も含めて黒丸で示した図です。
今回発生した地震が埼玉県北部のこの辺りです。
ほぼ同じ場所で過去に発生した地震を同じようにマグニチュードで見た場合、2007年の6月にマグニチュード4.5、深さ59キロ、その前の2000年9月に、深さ60キロでマグニチュード4.3、これら2つの地震というものが、今回の地震のほぼ同じ場所で発生しています。
過去、この2つの地震については最大震度が3ということです。
これは、今四角で囲った場所の時間を追ってどれくらいの地震が発生しているかというのを示したものです。
横軸が年になっています。
1997年から2015年まで、縦軸がマグニチュードの大きさを表しています。
マグニチュード4を超えるぐらいのときには、3個ぐらいのものが今後、同じような場所で発生しているという傾向が見られます。
さらに時期をさかのぼりまして1923年から過去の大きめの地震がどんなふうに発生したかというものを示した図です。
これはマグニチュード5.0以上の所を丸で示しております。
これで見ると今回の地震は埼玉県北部、東のほうに近い場所です。
ここで発生しています。
この周りでは、それほど大きな地震はこの90年間ぐらいでは発生していないということです。
埼玉県で見ますと少し離れたところで、例えば1931年9月にマグニチュード6.9という地震がありました。
マグニチュード6クラスのものもいくつか発生しています。
こういった特徴があります。
今の状況を先ほどと同じように時間を追うごとにどういう大きさの地震が起こったかを示したものがこれです。
7というのは1931年に起こっています。
それ以降は7クラスまで大きいものは、この四角の中では起こっていません。
気象庁の会見を中継でお伝えしました。
ここからは社会部、災害担当の菅井デスクとお伝えします。
今の気象庁の会見では、今後1週間程度は震度4程度の余震が発生するおそれがあるという話がありました。
今後、どういった点に改めて注意が必要でしょうか。
今の会見でも、冒頭、防災上の注意点として余震への注意ということが説明されました。
一般に規模の大きな地震が起きますとその地震よりは一回り小さいぐらいの余震が起きることがあります。
今後1週間程度は、震度にして4程度の余震が起きる可能性があるので注意していただきたいと思います。
特に、先ほどの地震で揺れが大きかった地域については、例えば落石や崖崩れなども起きやすくなっている可能性があります。
あるいは部屋の中でも物が倒れかかっているとかの可能性もありますので注意していただきたいと思います。
特に今回は昼間の多くの人が活動している時間帯に地震が起きたわけですが、今後余震は夜間に起きることも当然考えられますので、念のため身の回りの環境を注意深く点検していただきたいと思います。
今回の地震ですが、どのように起きたというふうに考えられますか。
先ほどマグニチュードと震源について、気象庁が計算を精査した結果、修正がありまして、マグニチュードについては5.5、やや小さくなったということです。
それから深さについても、50キロと言っていたのが56キロということで、やや深いということになりました。
関東地方というのはもともと地震が非常に多いところなんですが、この辺りで言いますと先ほどの説明では、過去10年余りの間に2、3回これに匹敵するような規模の地震が起きている、数年に一度こういった地震が起きるということが言えるんじゃないかと思います。
関東地方、非常に地盤が複雑な地域として知られていまして、岩盤、プレートと呼ばれる岩盤が3枚重なった構造になっているというふうに考えられています。
今回の地震については、かなり深いところでそのプレートの内部、あるいは境目が地震の震源になったというふうに考えられるわけです。
深かった分、広い範囲で揺れを感じるということにつながりますし、それから震度5弱が茨城県土浦市だけで観測されているんですが実際、震度計がないところもありますので、地盤が弱いところでは揺れが強かった可能性があります。
そういった意味では余震への注意は広い範囲でしていただきたいなと思います。
ここまで社会部、災害担当菅井デスクとお伝えしました。
今回の地震で、倒れやすくなっているものなどあるかもしれません。
危険な箇所、身の回りにないか改めて確認してください。
お伝えしていますようにきょう午後2時半ごろ、茨城県南部で震度5弱の強い揺れを観測する地震がありました。
この地震による津波はありませんでした。
結構、ぐらんぐらん回るような感じの。
そのときお客さんはいましたか。
いました。
みんなびっくりして、つかまるような形にしていました。
仕事場にいたので地震だという感じで別に慌てずに、ちょっと続くと怖いですけど、久しぶりの地震だったんで、ちょっと怖かったですね。
時間帯が前の震災のときと同じだったので、あちらにグラスとか、お酒とかあるので、そちらのほうを押さえたんですが、なんとか大丈夫だった感じです。
国会では。
審議が短時間、中断されました。
きょう午後2時28分ごろ、埼玉県北部を震源とするマグニチュード5.5の地震がありました。
震度5弱の揺れを茨城県土浦市で、震度4の揺れを水戸市、宇都宮市、前橋市など関東の広い範囲で観測しました。
また、東北から近畿にかけての広い範囲で震度3から1の揺れを観測しました。
この地震による津波はありませんでした。
気象庁によりますと、関東で震度5弱の強い揺れを観測したのは、去年9月に発生した茨城県南部を震源とするマグニチュード5.6の地震以来です。
かなり強い揺れを観測したということで、防災上の今後の留意事項といたしましては、こういった揺れの強かった地域においては今後の余震活動についてご注意をお願いしたいと思います。
また、この強い揺れによって、落石や崖崩れなどが起こりやすくなっている可能性がありますのでこちらについても注意をお願いいたします。
余震の今後の見通しについてですが、おおむね今後1週間程度は、震度4程度、最大にして震度4くらい、これについては今後、5弱を観測した地域ぐらいで、最大震度4くらいがあるかもしれないということですので、こういった余震についてご注意いただければと思います。
JR土浦駅前から中継でお伝えします。
震度5弱の揺れを観測した茨城県土浦市のJR土浦駅前です。
地震から1時間半近くがたち通りかかる人たちは落ち着いているように見えます。
地震当時、駅前のロータリーで、客を待っていたタクシーの運転手に聞いたところ、車内にいても大きな揺れを30秒以上にわたって感じたと話していました。
また駅近くのコンビニ店の店員に聞いたところ、棚から物が落ちることはなかったけれども、大きな横揺れを感じてとても怖かったと話していました。
地元の警察によると、今のところ被害の情報は入っていないということです。
ここまでJR土浦駅前からお伝えしました。
この地震の鉄道への影響です。
JR東日本によりますと、東北、上越、北陸の各新幹線は、一時全線で運転を見合わせましたが、これまでに、いずれも運転を再開しています。
またJR東海によりますと、東海道新幹線は、東京と小田原の間の上下線で運転を見合わせていましたが、午後2時35分に運転を再開しました。
東京メトロと都営地下鉄、それに京成電鉄は、一時全線で運転を見合わせましたが、現在は運転を再開しています。
一方、東武野田線は線路と車両の点検のため、埼玉県の大宮と春日部の間の上下線で運転見合わせが続いています。
JR東日本によりますと先ほどの地震でJR水戸線は、小山駅と稲田駅の間で線路などに異常がないか確認するため運転を見合わせています。
国土交通省によりますと、羽田空港は、この地震による影響はなく平常どおり運航しています。
また防衛省によりますと茨城空港も点検の結果、異常はなく、平常どおり運航しているということです。
成田空港会社によりますと、この地震で成田空港は、2本あるA滑走路、B滑走路で地震の直後から閉鎖して被害や影響がないか調べたところいずれも異常は見つからず、午後2時40分までに2本の滑走路とも運用を再開しました。
お伝えしていますようにきょう午後2時半ごろ、茨城県南部で震度5弱の強い揺れを観測する地震がありました。
この地震による津波はありませんでした。
こちらはインコのわせくん。
こんな事しちゃいます!2015/05/25(月) 15:40〜16:05
NHK総合1・神戸
ニュース・気象情報[字]

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ニュース/報道 – 定時・総合

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