あー!怖い。
広い範囲で、揺れを観測しました。
こんばんは、ニュース7です。
関東では去年9月以来の強い揺れでした。
きょう午後、茨城県南部で震度5弱の揺れを観測する地震があり、東北から近畿にかけての各地で揺れを観測しました。
気象庁は、今後1週間程度は、最大で震度4程度の余震が発生するおそれがあるとして、注意を呼びかけています。
地震が起きたのは、きょう午後2時28分ごろでした。
震度5弱の揺れを観測した、茨城県土浦市では。
市内の店舗でも。
茨城県日立市では、高齢者の交通安全教室が開かれていました。
揺れは東京でも。
国会の参議院第1委員会室では、決算委員会が行われていました。
審議が短時間中断されました。
東京六大学野球、東大対法政大の試合では、東大の攻撃中に。
試合は中断。
2分後に安全が確認されたため、再開されました。
今回の地震の震源は埼玉県北部。
地震の規模を示すマグニチュードは5.5でした。
震度5弱の揺れを茨城県土浦市で観測したほか、震度4の揺れを関東の広い範囲で観測しました。
この地震による津波はありませんでした。
また東北から近畿にかけての各地で、震度3から1の揺れを観測しました。
震度4を観測した群馬県みどり市では、中学校の音楽室の天井の石こうボードや、市役所庁舎のトイレの壁のタイルが剥がれるなど、3件の被害がありました。
けがをした人はいないということです。
関東で震度5弱の強い揺れを観測したのは、去年9月に発生した、茨城県南部を震源とする地震以来です。
交通にも影響が出ました。
大宮駅の前には、長い行列が。
この地震で、JR水戸線が一部の区間で2時間半にわたって運転を見合わせるなど、関東地方の各線で一時、運転を見合わせました。
今回の地震について気象庁は、陸側のプレートに沈み込んでいる海側のプレートの内部で起きたと見られるとしたうえで、次のように述べました。
次は後半国会の焦点となる安全保障関連法案についてです。
関連法案を審議する、衆議院の特別委員会の理事懇談会が開かれ、あす衆議院本会議で法案が審議入りするのを受けて、委員会でも、法案の趣旨説明を受けたうえで、あさってから2日間、安倍総理大臣らに出席を求めて、実質的な審議を始めることなどで、与野党が合意しました。
安全保障関連法案は、あすの衆議院本会議で安倍総理大臣に出席を求めて、趣旨説明と質疑が行われ、審議入りします。
これに関連して、安倍総理大臣は、自民党の役員会で、安全保障法制の整備によって、自衛隊員のリスクが高まるといった、木を見て森を見ない議論が多いと指摘しました。
その上で、切れ目のない法整備によって、抑止力を高め、国民の安全のリスクを低くするための法案であり、本質的な議論をしっかりやっていきたいと述べました。
これに対し、民主党の枝野幹事長は、集団的自衛権の他国の領域での行使を巡って、安倍総理大臣と、中谷防衛大臣兼安全保障法制担当大臣の発言が食い違っているとして、今後の国会審議で、政府側の認識を厳しくただしていく考えを示しました。
このあと、民主党と維新の党の幹事長らが会談し、安全保障関連法案について、戦後の安全保障政策を大きく転換させるものだとして、与党側に徹底した審議を求めるため、国会審議で協力していくことになりました。
また共産党の山下書記局長は。
一方、法案を審議する衆議院の特別委員会は、理事懇談会を断続的に開き、法案の取り扱いを協議しました。
その結果、あすの衆議院本会議で、関連法案が審議入りするのを受けて、本会議終了後に委員会を開き、委員会でも法案の趣旨説明を受けることになりました。
その上で、与野党はあさってから2日間、安倍総理大臣らに出席を求め、特別委員会で実質的な審議を始めることで合意しました。
また週明けの来月1日に、安倍総理大臣らに出席を求めて、集中審議を行うことなども合意しました。
次です。
鹿児島県にある川内原子力発電所について、九州電力は原子力規制委員会に、再稼働の前に必要な設備の検査の計画を提出し、これまで、ことし8月以降としていた2号機の再稼働の時期を、9月下旬とする工程を示しました。
先に検査が始まっている1号機の再稼働は、7月下旬を目指すとしています。
川内原発1号機と2号機について、九州電力はきょう、再稼働の前に新たな安全対策の設備の性能などを確認する、使用前検査の計画を提出しました。
それによりますと、これまで8月以降の再稼働を目指すとしてきた2号機は、来月10日から検査を受け始め、8月下旬に原子炉に核燃料を入れ、9月下旬に制御棒を引き抜いて、原子炉を起動して再稼働させるとしています。
その後、出力を変えながら、設備の性能を総合的に確認して、検査を終え、10月下旬から営業運転に入るとしています。
先に検査が始まっている1号機については、検査の工程を見直した今月11日の時点と変わらず、7月下旬の再稼働を目指すとしています。
ただ、1号機の検査できのうまでに終わったのは、200余りの項目の2割以下にとどまっていて、今後、2号機の検査も加わることから、検査の工程は、九州電力が示した計画より長引く可能性があります。
次はネパールで起きた地震です。
周辺国と合わせ、8700人以上が死亡した大地震から、きょうで1か月です。
今回の地震では、建物の構造によって、被害に大きな差が出るなど、課題が見えてきています。
きょうの首都カトマンズです。
たくさんのがれきが残されたままです。
多くの犠牲者が出た地区には、早朝から大勢の人が訪れ、手を合わせていました。
被害状況はどうだったのか。
金沢大学の専門家は、今月3日から、小型の無人機ドローンを使って現地を調査しました。
これはカトマンズの東およそ10キロのバクタプルです。
大きく壊れた建物と、あまり被害が出ていないものが混在しています。
今回の調査で、れんが造りの簡素な建物は被害が大きかった一方、鉄筋コンクリートの柱を使っている建物は、比較的、被害が小さく、大きな差があることが確認できたということです。
カトマンズでは、JICA・国際協力機構と、ネパール政府が、住宅の耐震性の向上など、今後の復興の課題について話し合うセミナーを開きました。
セミナーでは、日本の専門家などが現地でも手に入る資材を使って、安価に耐震性を高める方法などを紹介していました。
飲料大手のサントリー食品インターナショナルは、JT・日本たばこ産業から、2つの飲料ブランドと自動販売機の運営事業を、合わせておよそ1500億円で買収することになりました。
発表によりますと、飲料大手のサントリー食品インターナショナルは、JT・日本たばこ産業から、自動販売機の運営事業を手がけているグループ会社2社と、缶コーヒー、ルーツと清涼飲料水、桃の天然水の2つの飲料のブランドを買収することで、両社が合意しました。
今回の買収でサントリーは、ことし7月までに2つの飲料ブランドと、JTが持つ2社のすべての株式を取得する計画で、買収額は合わせておよそ1500億円に上るとしています。
サントリーは、海外メーカーの買収を行うなど、飲料事業の拡大路線を進めていますが、今回の買収によって、JTが持っていた自動販売機の販売網と、飲料の有力ブランドを手に入れることで、拡大路線を一段と進める方針です。
一方、JTは、新しい収入源を求めて、昭和63年に飲料事業に参入しましたが、他社との激しい競争の中で、今後の成長が見込めないとして、飲料の製造・販売事業から撤退する方針を、ことし2月に発表していました。
こちらをご覧ください。
甚大な被害が出た昭和34年の伊勢湾台風を再現した画像です。
地球シミュレータという自然災害を再現したり、予測したりするスーパーコンピューターによるものです。
この地球シミュレータの計算能力が、これまでの10倍になり、来月から本格的に稼働します。
地球温暖化や、いわゆるスーパー台風などの予測精度が、これまで以上に向上すると期待されます。
アメリカ南部は24日、大雨に見舞われました。
川が相次いで氾濫して、2人が死亡、3人が行方不明、少なくとも2000人余りが避難を余儀なくされています。
中西部では先月、竜巻も。
イリノイ州やアイオワ州など、広い範囲で複数の巨大な竜巻が発生し、死傷者が出ました。
こうした極端な気象現象が、地球温暖化の影響で今後、増える可能性が指摘されています。
自然災害を予測したり、再現したりするスーパーコンピューター、地球シミュレータです。
国立研究開発法人海洋研究開発機構が運用しています。
ことし、新たに導入したコンピューターの計算能力は、1秒間におよそ1300兆回と、これまでの10倍に向上しました。
地球シミュレータで再現した昭和34年の伊勢湾台風です。
一時、895ヘクトパスカルと、いわゆるスーパー台風の勢力にまで発達しました。
台風の中心付近や離れた所で、積乱雲が次々に湧く様子が分かります。
こうしたスーパー台風の再現は、これまでは難しかったということです。
そして、再現だけでなく、期待されているのは予測です。
こちらは3月に、南太平洋のバヌアツを襲ったサイクロンのシミュレーションです。
最低気圧など、実際に観測されたものと近い結果が出ました。
また、地球温暖化による影響を調べる計画もあります。
東京大学大気海洋研究所の木本昌秀教授によりますと、将来、20世紀後半よりも気温が4度上がった状態が60年、続いた場合について、90通りのパターンを計算するということです。
一方、これから迎える本格的な雨の季節。
気象庁はきょう、3か月予報を発表しました。
前線は平年より南にとどまり、北上が遅くなると予想されています。
このため、雨量は来月は沖縄・奄美で、平年並みか、多くなると予想。
7月に入ると、前線が次第に北上し、東日本と西日本で平年並みか、多くなると予想されます。
8月は北日本を中心に、前線や低気圧の影響が残り、北日本と、東日本と西日本の日本海側で、平年並みか、多くなる予想です。
気象庁は、梅雨の後半は、前線が本州付近に停滞する可能性があるので、最新の気象情報に注意してほしいと話しています。
女性が輝く社会の実現に向けた施策を検討している、政府の有識者会議は、公共の場所で女性用トイレの数を増やすほか、2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて、日本の高機能トイレの海外への普及・PRなどを求める提言を取りまとめました。
安倍内閣が掲げる重要課題の一つである女性が輝く社会の実現に向けて、具体的な施策を検討している政府の有識者会議は、きょうの会合で提言を取りまとめ、有村女性活躍担当大臣に手渡しました。
提言では、暮らしの質を高めるため、女性のほうが、男性より通常、トイレの利用時間が長いことを踏まえ、公共の場所で、女性用トイレの数を増やすことや、公園などに設置されているトイレの安全性を高めるため、照明や防犯カメラを設置することなどを求めています。
また2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて、温水洗浄式や節水型のトイレの普及・PRを進め、日本の高機能トイレの海外市場でのシェア拡大につなげることなども盛り込まれています。
大相撲夏場所で初めての優勝を果たした照ノ富士。
大関昇進を確実にし、喜びと意気込みを語りました。
きのうまで行われた夏場所。
照ノ富士は力強い相撲で、稀勢の里など、大関2人を倒しました。
12勝を挙げて、初めての優勝を果たし、大関昇進を確実にしました。
きょう午後開かれた、横綱審議委員会。
照ノ富士に期待する声が上がりました。
ニュースを続けます。
11年前、兵庫県加古川市で、親族など近くに住む7人を殺害したとして殺人などの罪に問われた藤城康孝被告。
1審と2審が死刑を言い渡したのに対し、被告側は上告し、精神鑑定の結果をもとに、犯行当時は心神耗弱の状態だったなどと主張して、刑を軽くするよう求めていました。
きょうの判決で最高裁判所は、完全な責任能力があったと判断し、上告を退け、死刑が確定することになりました。
南シナ海の南沙諸島、英語名・スプラトリー諸島で、浅瀬の埋め立てを拡大させる中国。
アメリカが周辺での偵察活動を強化していることについて、中国外務省は、アメリカ側に抗議したことを明らかにしました。
一方、アメリカ政府は、今後も偵察活動を続ける方針を示していて、両国は鋭く対立しています。
東京の都立高校の元教職員が、卒業式などでの君が代斉唱で起立しなかったことを理由に、定年退職後に再雇用されなかったのは不当だと主張して、都に賠償を求めていた裁判。
東京地方裁判所は都に対し、1人当たり200万円余りの賠償を命じました。
判決では、個人の思想信条に従った行為を理由に、大きな不利益を課すことには慎重な考慮が必要だ。
式の進行は混乱しておらず、都の教育委員会が起立しなかったことだけを不当に重く扱ったのは、裁量権の範囲を超えるもので、違法だと判断しました。
安倍総理大臣は、日本を訪れているマレーシアのナジブ首相と会談しました。
防衛装備品や技術の移転に関する協定の締結に向けて、交渉を開始するなど、安全保障分野で、両国の協力を強化していくことを盛り込んだ共同声明を発表しました。
安倍総理大臣は、日本を訪れているマレーシアのナジブ首相と、きょう夕方、総理大臣官邸で会談しました。
このあと両首脳は、会談の成果などを盛り込んだ共同声明を発表しました。
共同声明では、マレーシアが安全保障法制の整備を含む、日本の積極的平和主義の取り組みを歓迎するとしたうえで、日本とASEAN加盟国の間では初めて、防衛装備品や技術の移転に関する協定の締結に向けて、交渉を開始するなど、安全保障分野で両国の協力を強化していくとしています。
また南シナ海で中国が海洋進出を活発化させていることを念頭に、海洋を巡る紛争を、国際法に従って、平和的に解決する重要性を改めて確認したとしています。
気象情報は寺川さんです。
こんばんは。
こちらをご覧ください。
今週は気温の高い日が多くなりそうです。
これ、予想最高気温ですね。
30度以上の所が目立ちますね。
特に九州から関東付近にかけて、30度以上の真夏日の所が多く予想されています。
京都は水曜木曜と、33度と、厳しい暑さが予想されています。
このように気温が高くなる理由の一つは、晴れが多くなりそうです。
雲の様子を見てみますと、大陸のほうまで雲の少ない範囲が広がっています。
高気圧に覆われて、この先、しばらく晴れが続く見通しです。
この高気圧は、梅雨前線の北側にあるため、比較的からっとした、乾燥した空気を持っています。
このため、からっとした暑さの所が多いんですが、内陸部を中心に、かなり気温の高くなる所がありますので、やはり熱中症には注意をしてください。
気象情報でした。
被災者の暮らしを肌で感じて、励ます活動を続けます。
大阪出身の歌手、奥野ひかるさん。
震災の仮設住宅を回って、ライブ活動を続けています。
2015/05/25(月) 19:00〜19:30
NHK総合1・神戸
NHKニュース7[二][字]
▽今年は暑い?雨量は ▽日マレーシア首脳会談 【キャスター】武田真一,【サブキャスター】桑子真帆,【気象キャスター】寺川奈津美
詳細情報
出演者
【キャスター】武田真一,【サブキャスター】桑子真帆,【気象キャスター】寺川奈津美
ジャンル :
ニュース/報道 – 定時・総合
ニュース/報道 – 天気
スポーツ – スポーツニュース
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 1/0+1/0モード(デュアルモノ)
日本語
英語
サンプリングレート : 48kHz
OriginalNetworkID:32080(0x7D50)
TransportStreamID:32080(0x7D50)
ServiceID:43008(0xA800)
EventID:8591(0x218F)