いや〜みんなたくましいね。
今回は人の力で電気を起こしてメリーゴーラウンドを動かすことに挑戦します。
だれもが当たり前だと思っている自然の法則や科学の知識。
でもそれは本当なのでしょうか。
答えはやってみなくちゃわからない「大科学実験」で。
ん?どうしたのかな。
メリーゴーラウンド?電気が来てないみたいだね。
どうしたらいいんだろう?電気を起こす方法を考えてみよう。
おもちゃのタイヤを回しているのはモーター。
電気の力で回る機械だ。
このモーターにつながっている電池を豆電球に付けかえて指で回すと…。
ほら明かりがつく。
モーターを回すと電気を起こすことができる。
発電機になっちゃうんだね。
この仕組みを使うともっとたくさんの電気を起こすこともできる。
タイヤの下にあるのはモーター。
ペダルをこぐとタイヤの回転がモーターに伝わって電気が作られるんだ。
こぎ方によっても作られる電気の量は変わる。
ゆっくりこぐと…。
速くこぐと…。
モーターの回転数を上げると作られる電気の量も増える。
だから明るくなったんだ。
これならメリーゴーラウンドを動かせるかもしれないね。
さあさっそく挑戦だ!動くかな?さすがに無理か。
おや?仲間が助けに来てくれた!新たに36台のルームサイクル型人力発電機が用意された。
ペダルをこぐと中のモーターが回って電気が起きる。
自転車のときと同じだね。
この人力発電機36台分の電気を一つに集める。
これでもっとたくさんの電気を起こせるはずだ。
準備完了!メリーゴーラウンドは動くのかな?
(ゴングの音)おや?まったく動かないね。
一回ラウンド終了!ラウンド終了!ハプニングです。
まったくメリーゴーラウンドが動きません。
パワーが足らないのかもしれません。
ちょっと水とか飲んで補給してください。
急に多くの電気が送られると電気を集める装置がパンクしてしまうようだ。
初めはゆっくりこいでじょじょにペースを上げたほうがいいのかもしれないね。
最初軽くこいでそこから上げていくんじゃダメ?それで一回やってみようか。
じゃあ本番!用意スタート!ゆっくりね。
そうそう初めはゆっくり。
今度はうまくいくかな?おお!少し動いた。
また止まっちゃった。
かれらの体力ではメリーゴーラウンドを1分間動かすだけでやっとみたいだね。
おお!なんだかすごいね。
かれらはプロの競輪選手たち。
これは期待できるんじゃない?夜になってしまったからイルミネーションもつけたいね。
そのためには昼間のおよそ1.6倍の電気が必要だ。
さて動かせるかな?
(ゴングの音)おや?また止まりそうだな。
初めはゆっくり。
じょじょにペースを上げて。
すごいね!イルミネーションもかがやいている。
実験は大成功だ。
今回は人力発電でメリーゴーラウンドのような大きなものを動かせることがわかった。
同時に電気を起こすのはけっこうたいへんだということも実験を通して初めて実感することができた。
だからやってみなくちゃわからない「大科学実験」で。
2015/05/26(火) 09:50〜10:00
NHKEテレ1大阪
大科学実験「人力発電メリーゴーラウンド」[字]
36人の筋骨たくましい男たちが、自転車型の人力発電機で、遊園地のメリーゴーラウンドを動かす実験に挑戦する。
詳細情報
番組内容
スケールが大きい実験で、自然の法則を検証する「大科学実験」。今回のテーマは「人力発電」。自転車型の人力発電機で、遊園地のメリーゴーラウンドを動かす実験に挑戦する。1人が起こす電力ではまったく動かないが、大人数で発電すると動くようになる。プロの競輪選手たちに協力してもらい、発電量を増やしていく。果たして、メリーゴーラウンドは、光り輝きながら回るだろうか?
出演者
【語り】細野晴臣
ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – 宇宙・科学・医学
趣味/教育 – 中学生・高校生
趣味/教育 – 幼児・小学生
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz
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