スタジオパークからこんにちは 前川泰之 2015.05.26


生字幕放送でお伝えします伊藤⇒スタジオパークから…観客⇒こんにちは!竹下⇒まあ元気な声。
本日の司会は竹下景子さんです。
こんにちは。
きょうのゲストは仲間由紀恵さんが芸能マネージャー役をやっているコメディードラマドラマ10「美女と男子」にご出演の方です。
石野⇒沢渡さんいいの見つけたよ。
ちょっとごめんね君、目立っちゃってるから。
俺?日本一のスカウト。
本日のゲストは俳優の前川泰之さんです。
前川⇒こんにちは。
ようこそ。
こんにちはよろしくお願いします。
登場口で一瞬びっくりされていました。
すごい歓声でしたね。
僕がまさかこのスタジオパークからこんにちはに来られると思わなかったので。
初出演です。
背が高いですね。
185cmぐらいです。
今回は敏腕マネージャー役。
そこが大事です、敏腕なので。
日本一のマネージャーと言っていましたけれどもドラマの話はもちろん昔はモデルをされていてモデルから俳優に転じたころのお話を伺っていきます。
質問やメッセージをお寄せください。
お待ちしております。
スタジオのお席のほうへお願いします。
伊藤⇒すごい人ですね。
竹下⇒そうですね、皆さん。
本日のゲスト、俳優の前川泰之さんです。
爽やかだわ。
前川⇒外見だけでも爽やかにしないと。
そんなこと言っていませんからね。
よろしくお願いします。
どうですか?生のトーク番組は。
緊張しますねなかなかないことなので。
お昼の生中継の番組「ひるブラ」は。
何度かお世話になっています。
あれも生放送ですけれども。
そのときはフリートークというよりは、わりとできたことを僕がご紹介していく形なのできょうはまた、勝手が違うなと。
ぜひ楽しんでいただきたいと思います。
ありがとうございます。
前川さんご出演のNHKのドラマがドラマ10「美女と男子」。
毎回快調に進んでおりますね。
IT企業のキャリアウーマンが仲間由紀恵さん演じる一子です。
弱小芸能プロダクションにIT企業から出向するんですね。
向坂遼を俳優として育てていくマネージャー役。
一方、前川さん演じるのは大手芸能事務所の敏腕マネージャー。
敏腕というのが大事なのね。
だから前川さんね。
できそうですよ。
できそうな感じをどういうふうに出そうかというのを、入る前に悩みましたね。
こういった芸能界の裏側をコメディーで描くドラマです。
全20話で、今回6話まで放送しています。
慣れない芸能マネージャーの仕事をやらされることになった沢渡一子。
こんなことでいいんですか!とにかく行ってきます。
今ここに必要なのは新しい力です。
新人スカウトしてきます。
スカウトってどうやるんですか?スカウトに来たの?何で分かるんですか?においがするんだよねこの業界の人間は。
声をかけてきたのは前川さん演じる大手芸能事務所のマネージャー・石野。
商売敵である彼が、いろいろとアドバイスしてくれるんです。
あの、これってつまり…。
そう、街頭スカウト。
まずは目だね、目力。
これがないと話にならない。
マネージャー業が板についてきた一子。
ところが担当する俳優に決まりかけていたドラマの主役が突然、キャンセルになります。
主役は誰?それはちょっと…。
誰?主役に決まっていたのは石野が担当する新人俳優でした。
どういうことなんでしょう?正義や道徳だけでやっていける世界じゃない。
それが芸能界だ。
道理が通らず矛盾があってもにっこり笑え、だ。
ここで生きていくための知恵だよ。
伊藤⇒クールですよね。
本当に敏腕、という感じ。
竹下⇒私たちの周りに、たくさんマネージャーさんを見かけますけれどもどうですか?役作りは。
前川⇒身近にいるわりに全然見てこなかったんだなと。
いざマネージャーの役をいただいてあれ?と思ったときにもちろんふだんすごい近くにいていろいろやってくれるんですけれどもあまり具体的には見ていなかったのかなというのは。
身近すぎてね。
そうですね。
それはありますね。
改めて僕の所属している本当の事務所もわりと大手なので会社にいてマネージャーの方たちが日常のデスクでどういう仕事をしているのかとか。
改めて観察をして。
そうですね。
どういうものを着てどういう電話の応対をしてそういう雰囲気をつかむためになんとなく会社の端っこにぼけっと座って。
取材をされた?しましたね。
なんといっても敏腕マネージャーらしく。
できるできないの違いがどこで出てくるのかがいちばん大変なところでいくつか僕がマネージャーの方にお話を聞いたんですけれどもやっぱり芸能界の仕事は人づきあいだからいかに人なつっこく人と人とうまく接するかがすごく大事だと。
マネージャーどうしのつながりを大事にする人もいるし男の場合は男どうし監督さんとかプロデューサーさんとお酒を飲みに行ってそこで盛り上がるんだけれどもいきなり仕事の話はしないで。
じわじわと。
盛り上げつつそこの微妙なバランス感というか駆け引きが上手にできる。
人を発掘する眼力もないといけませんよね。
スカウトしなければいけないですよね。
スカウトシーンも出てきました。
こういうふうにスカウトするのかなってドラマを見ながら勉強しました。
実際に台本をいただいてスカウトと思って事務所の方に聞いてみたんですよ。
そうしたら結構やられているよという話で竹下通りで、有名なところで土曜日、日曜日はいろいろな事務所の方が出て。
スカウトにね。
実際に?行ったんですか?見に行ったんですよ。
まさにこういうシーンが展開されるのではないかと。
前川さんご自身が竹下通りに行って。
今、竹下通りは外国人観光客の方も多くてすごい人じゃないですか。
すごい人で。
その中を歩かれたんですか?わりとうろうろと。
目立つんじゃないですか?逆に声をかけられたんじゃないですか?あわよくばスカウトされようと。
何をいまさら。
それは冗談ですけれども。
インターネットで調べても原宿で声をかけられやすいみたいな場所がいくつか出ているんです。
そういうところを回ってみるとそれらしいマネージャーぜんとした人が、何人か。
行き交う人たちを見ている目の真剣さというのが。
それだけやっぱり自分たちのタレントを発掘するというのは大きい仕事なんだなというのとあわよくば僕は声をかけるシーンを見たかったんですけれども1人も声をかけることはなかったです、その半日。
ということは逆に言うとそれだけ目にかなう人はなかなかいないよと逆に僕はこのシーンで見つけたときはこれはすごいことなんだという感覚がつかめましたけれどもね。
そうやって実際にスカウトマンのように竹下通りまで行って役作りに臨まれた前川さんですがマネージャーというのは人なつっこい部分が大事だとおっしゃいましたがそんな中で前川さん自身がそういうふうに見えるための演技の工夫をされたそうです。
ここでクイズです。
人なつっこいマネージャーに見せるために出したアイデアをこちらの写真からお考えください。
ご自身が工夫されたんですね。
みんなありそうなんだけれども正解は1つですよね。
どれもありそうですよね。
この笑顔この手を振る感じ。
本当に爽やかですもん。
人なつっこいマネージャーさんっているんですかね?好印象なんですかね。
いい意味の軽さというか石野は劇場で沢渡一子さんに会ったときにもちょっと外出ようってすぐに声をかけちゃうしいい意味の軽さを持っている人だと思うんですよね。
それを表現したいと人たらしではないですけれども。
メールです、東京都の方です。
前川さんの出演楽しみにしていました。
初めて拝見したのは「ひるブラ」でした。
このイケメンさん誰?とくぎづけになり、そして「美女と男子」でまた前川さんを見つけてからは火曜日の夜が楽しみでしかたなくなりました。
うれしい。
皆さん「ひるブラ」きっかけであったという。
それから東京都の方です。
すてきです。
「美女と男子」では仲間さん同様マネージャーさんにしておくのはもったいないルックス。
2人とも人をマネージメントしている場合ではないんじゃないのという感じですね。
いえいえ裏方ですから。
クールな役どころでもしかしたら芸能界の裏側も見せてくれるのではないかとわくわくしています。
ラストまで楽しみにしています。
そんなかっこいい、クールなマネージャー役ですが人なつっこさを出すためにどんなアイデアを出して演じられたのか。
視聴者の皆さんの答えはいちばん多いのが緑の口角を上げて話す、1537。
軽く手を振るが1351。
ネクタイをしないが519少ないですね。
正解はVTRです。
正解は、軽く手を振るでした2番目に多かった。
結構やってましたね。
これまで6話放送されましたが6話中、7回手を振っていました。
そうですか、できるだけやっていこうと思って1つ石野のアイコンではないですけれどもキャラ作りみたいなものをしたいなと思っていて石野は信念はすごく持っている人なんですけれども芸能界のこともよく分かっている。
でもそれは出さないでふだんはちょっと軽めに見せておこうかなという感じで。
こういう振り方のほうがそれっぽいかなと家の鏡の前で練習して。
ご家族の皆さん、それは何?というのはなかったですか。
寝静まったあとに。
そういう努力が必要なんですよ積み重ねがね。
家族にも見られないところでひっそりと。
いろいろなバージョンがあったような気がしたんですが横に振ってみたり振り向きざまに振ったり。
あまり意識はしていないんですよね。
ただ入れられるところはどんどん入れていこうと。
その辺りも注目してご覧いただきたいですね。
この番組のスタッフに聞いたらやっぱりああいう雰囲気のマネージャーさんは結構いるよねと言っていました。
その辺からリアリティーもあるんだなという感じがいたしました。
そんな敏腕マネージャー役の前川さんについて商売敵のマネージャーさんはどういうふうに見ていたのか。
聞いてきました。
私たちから見ると頼りになるお兄さんという頼もしい存在できる、敏腕マネージャーという感じもあるんですけど意外におっちょこちょいな部分もあってみんなでグループメールをしているんですね。
ある日、前川さんが…という内容だったんですけどん?これは振りなのか私たちが遊びで答えたほうがいいのかみんな一瞬迷ったときがあってすぐ、すかさず…間違えメールでしたというのがすぐ入ってきたのであ、間違えてたんだっていう。
この間、間違えてましたねって言うとすごく恥ずかしがって本当ごめんなさいっていうふうにおっしゃっていましたけどこんなにふだん、ご家族を大事にされているんだなというのがみんなで分かって…うわあ、恥ずかしい。
仲間さん、暴露しちゃいましたね。
やりましたね。
奥様にも現場からしょっちゅうメールをしているということですね。
撮影が続いて、なかなか子どもの相手もしてあげられなかったりしてたまたまその日ロケが3時ぐらいに終わったんだと思うんですよ。
ちょうどおやつ時だし子どもたちもいるから何かおやつでも買っていこうかなと押した瞬間に、これは違うところだと気付いて。
いわゆる誤爆と言いますよねメールを間違ったところに送ってしまうことを。
恥ずかしかったですね。
すみません、間違えたと送ったらそのあと仲間さんからおむつもお願い、と書いたメールがきてさすがの返しをするなと。
でもほほえましい。
キャストの皆さんとグループメールを、やり取りしていらっしゃるんですね。
わりと早い段階でそういうふうにさせていただいて結構みんな、オンエアも楽しみに「美女と男子」をしているので見たあとに出ている人たちが感想を書き合ったりしているんです。
泣けたね、とか。
まだ収録は続いていらっしゃるんでしょう。
まだ半分ちょこっといったくらいなので。
全20話ですから。
本当に皆さんいい方ばかりだし現場は楽しいので撮影がないとさみしいし、来るのが本当に楽しみで。
いい雰囲気の中で、いい仕事をさせてもらっていると思います。
コミュニケーションも深まって。
その中から思わず恥ずかしいメールがみんなに渡ってしまったということでした。
そんな現場で撮影が進んでいます。
今夜の放送は第7話になるんですが仲間さん演じる一子の家庭でもいろいろ問題が起き始めます。
一子が担当している向坂遼のもとについに映画出演のオファーが。
ハリウッド資本の映画です。
ハリウッド?しかし、一子の家庭は夫の浮気が判明し修羅場と化していました。
さらに、一子の会社のもとにはなぜか石野の姿が…。
沢渡さんは、この仕事に向いているかもしれません。
この業界で成功するには膝を折らない。
何ものにも屈さない強さが必要です。
いよいよ佳境に入ってまいりましたね。
今夜どうなっていくのか。
石野マネージャー、不穏な動きを。
いるはずのない場所にいますからね。
一子の親会社に行っていましたからね。
ますます目が離せません。
ドラマ10「美女と男子」総合テレビで火曜日の夜10時からです。
今夜第7話の放送です。
前川さんの手振りももう1回確認されたい方NHKオンデマンドで第1回から見ることができます。
今度は竹下さんに前川さんにぐぐっと迫っていただきましょう。
前川泰之さんは1973年東京のお生まれ。
幼いころは野球や鬼ごっこ虫取りに夢中で時間も忘れて外で遊び回る子だったそうです。
幼稚園、かわいい。
こんなにおかっぱ頭が似合う少年はいないだろうというぐらい。
外遊びが好きだったんですか?本当に日が暮れて親が心配するころまで遊び回っていましたね。
小・中学生のころは真面目な優等生。
生徒会長も務めました。
サッカー部では部長になり身長もどんどん伸びたそうです。
これは小学生くらいですけれどもね。
脚が長い。
すごい脚の長い。
周りのお友達には申し訳ないですけれども差が歴然としちゃって。
このころ身長がどんどん伸び始めたんですか?中学校に入ってからですかね。
3年間で22cm伸びて。
あっという間に先生よりも大きくなって卒業式の写真は制服が短くなっちゃって。
まあでもランニングでね。
団地育ちだったんで、いつもみんなでこうやって遊んで。
この格好ですからきっと。
女子にももてたんでしょうね。
小学校は運動ができればみたいなところがありますからね。
もてたと言えば僕のピークはこのころです。
ずいぶん早いですね。
小学生のときはバレンタインとかにチョコをたくさんもらったりとかそれが僕のピークです。
生徒会長もやっていらっしゃいましたからね。
大学時代には先輩の誘いで美容室のカットモデルを始めますが2年のときにスカウトされプロのファッションモデルとしてデビューします。
若いですね。
スカウトされたときはどう思いましたか?怪しいと思いました。
渋谷の駅の改札でした。
その方もモデルをやっていた方だったのでそれらしい方だなと思いました。
興味がある?と言っていただいて大学生だったのでアルバイトぐらいというつもりでお世話になろうと思ってそれがきっかけです。
そして24歳のときイタリアの世界的デザイナージョルジオ・アルマーニのファッションショーに参加。
モデルとして大きく飛躍しました。
国際的ですよ。
これはミラノのコレクションですね。
日本人の方はほかにはいらっしゃいましたか?僕が行っていたころに僕もそうですけれど、日本人がいくつかのブランドで使っていただいていて。
はしりですよね。
わりとよかったんでしょうね日本人にとって帰ってくると前川がこれを取ったらしいよと言ってまた増えるような感じで僕らが行っていたころは少しよかったですけれどね。
とはいえ、日本人とアジア人は出られる枠が少ないのでミラノは小さい街だけどコレクションのときに世界中から500人から600人が集まってそこでオーディションで仕事を取るという感じです。
現地でオーディションなんですか。
そうです。
皆さんわりと仕事が決まっていくと思われているんですけれど滞在する1週間脚が棒になるぐらいいっぱいオーディションを回っていくつか取れたらコレクション、その次の週にショーをやって替えるという感じです。
ゼロで帰る人たちも多かったです。
やったという感じですね。
前川さんすてき。
2005年、31歳のときドラマ「夢で逢いましょう」で俳優としてもデビューします。
デビューのきっかけは何ですか。
僕は30過ぎてそろそろモデルを辞めようと思って次の世界にと思っていてそのときには役者の世界とは思っていました。
たまたま今の事務所の方に声をかけていただいてそういう気持ちがあったところで始めましょうということで。
ただわりとあっという間に現場に出させていただいてしまったので何も分からず、ここにいるという感じで。
いい雰囲気ですよ。
思い出すと胃が痛いです。
その後、大河ドラマ「風林火山」などに出演。
プライベートでは2007年に、アナウンサーの政井マヤさんと結婚。
美男美女じゃないですか。
ドラマのようですよね。
美女と美男子ですよね。
7歳と4歳、2人のお子さんのお父さんでもあります。
そんな前川さんに伺うお話のテーマはこちらです。
31歳のときにモデルから俳優に転じられましたね。
…とありますけれどすぐに仕事があったんですよね。
事務所でちょこっとレッスンみたいなものをさせていただいたんですけれどわりとあっという間にドラマに出るよと言われて現場で覚えてこいと言われました。
ありがたいお話ですけれど、ただ何も分からずにいったので。
苦労も多かった?それが苦労と気づいていたらどうかというところですけれどあまりに芝居ができていなかったと思うのでその映像が出なかっただけ僕はほっとしています。
写真で済んでよかったです。
オンエアを見るたびにうなっていましたか?ジレンマがありましたか。
そうですね。
何がいちばんモデルから変わってみて難しかったですか。
よく役作りと言うじゃないですか役を作るその手順とか方法とか分からないわけですよ。
そのもらった台本のせりふを覚えていってなんとなくこんな感じだろうというふうにしゃべることしかできないみたいな感じだったと思います。
この役を作るということはどういうことだろうとすごく思っていたし。
立ち居振る舞いもモデルのときとは違う部分もあるんじゃないですか。
ご自身じゃないものね。
モデルとしてのキャリアが11年と少しあるので役者のキャリアよりも長いぐらいなので身についているわけですよ。
どうやったってモデルとしての立ちいふるまいとかそういうのが抜けないかぎり画面で見るとモデルのようになってしまうし。
どういうことですか?座るとモデルのようになってしまう。
写真に撮られるような、そんな感じになってしまう。
決めポーズみたいな感じですね。
歩き方もそうだし普通にどうやって歩くのかなとか。
服も着させてもらったら常に肩をちゃんと入れてモデルの場合には着替えたら写真を撮るまで座らないわけですしわになるから。
それがドラマの現場だと皆さん普通に座っているので違和感もすごくあったし。
見た目だけではなくって何て言うのかな仕事に対しての考え方とか取り組み方とかそれのモデルっぽさみたいなものがずっと何年も抜けていないと僕の上司に言われました。
何年かたっても自分の中では抜けているだろうと思ってもそういうふうに言われるので何でそういうふうに言うんだろうとずっと、もやもやしたものを抱えていましたね。
無我夢中にということではなかったんですね。
そうですね。
抜け出すために自分で研究したりということはあったんですか?最初そうやってドラマにいくつか出させていただいたり映画もやらせていただきましたけど、結局芝居の下地というものが自分にはない。
現場に行ったら、例えば劇団で養成所から出てきた人とか長く俳優をやられている方と仕事をしなくてはいけないわけですよ。
その人たちと同じ土俵に立たなくてはいけない。
こんなに遅れて役者を始めた人間がじゃあどうするんだ、と。
そのころ僕ちょっと仕事がうまくいかない時期もあってなんとか下地作りというかいろいろ調べてお芝居を勉強させてくれる場所が結構あるんです。
ワークショップといって映画の監督とか舞台をやられている方だとかがお芝居を教えてくれる場所があってそこに通ったり。
なかなかプロが勉強する場所ってあるようでないですよね。
いくつかの中から選んだんですか。
インターネットで調べてこういう感じだったら自分が求めていることに合うかなという感じで。
実際どんな感じでしたか?すごい印象的だったのはとにかく役者としての感情を解放しようということそれに取り組むわけですけれど人と対面して相手をののしり合うみたいな。
そういうのも1つのプログラムなんですか?とにかく感情をぶつけていって暴力に出るといけないから枕が置いてあって枕を殴ってくださいとか必ずしも、そういうものがみんなにとって必要かということではなくて役とか芝居に対してのアプローチというのはそれぞれあると思うんですけれどいろいろ僕はそういうところに顔を出して自分のものを見つけようとは思っていました。
今までやっていないからよけいに新鮮な部分もあったんでしょうね。
そうですね。
あとは台本を実際に読むときに書いてあることだけではなくてここにはどういう感情があるよとか。
読み込むということですね。
私もよく言われました、若いころ。
気持ちは台本に書いていないよ!と言われました。
いろんなニュアンスで言われました。
気持ちは作っていくんだということですか。
そうですね、その気持ちになる作っていく作業になると思います。
棒読みで読んではいけないわけですからね。
ワークショップに参加していろんな自分を解放することなどをされていたということですけれどここでクイズです。
ワークショップに参加された前川さんですが実は勉強しに行ったときにとても恥ずかしかったことがあったそうなんです。
それは、いったいどんなことだったのかお考えください。
若い方がたくさん参加されていたみたいですね。
10代とか20代とか若い方がいらっしゃった中で30代の大人ですよね。
すでにモデル歴が長かったですし顔が知られていて恥ずかしかったということですね。
皆さんお考えください。
本当にいろんなことをワークショップでやっていらっしゃったんですね。
いてもたってもいられなかったというか、仕事があまり続かないとき、時間を持てあましていましたしだらっとしていても追いつくはずがないし、その時間をなんとか自分で埋めなくてはいけないというそういう気持ちでいっぱいでしたね。
若い方と一緒にワークショップをされたわけですよね。
役者を志す方たちが10代と20代の方たちがいて30代のおじさんが1人いて。
メールをご紹介します。
山口県の方からです、女性の方です。
前川さん、とっても脚が長い。
びっくりしました。
小学生のころの写真をご覧になったんですね。
しかもすらっとしていますね。
体型維持のために何かしていることはありますか。
おばさんにもできることがあればアドバイスしてくださいということです。
どうなんでしょうね。
運動はされていますか?運動はしています。
筋トレのジムにも行きますし趣味ですけれどキックボクシングもしています。
ボクササイズは女性にも人気ですよね。
僕が行っているところは女性が多いですけれどミットを持ってくれたところに打ったり蹴ったりしているんですけれど僕の中で楽して痩せることはないよ、と思っているのでアドバイスは難しいですけどね。
つい聞いてしまうんですよね。
簡単に痩せる方法とか、効率的に痩せる方法とかね。
でもそれはないということですね。
では、視聴者の皆さんの答えですけれどもワークショップで恥ずかしい思いをしたのはいったい何だったのか。
いちばん多かったのが青の講師に間違えられたということですね。
ほかは同じぐらいですね。
前川さん、答えは?講師に間違えられた、だったらおもしろかったんですけれど答えは、顔が知られていたということなんです。
恥ずかしかった?ちょこっとドラマに出させていただいてもともとモデルもやっていましたから、がらがらと開けたときにおっ?となるわけです。
何しに来たんですか、みたいな感じにはなりました。
いい刺激だったんじゃないですか。
前川さんも?とか言われて。
お互いにそうだと思いますけれどね。
彼らの取り組みの貪欲さじゃないけれどそれはすごくエネルギーも感じたし同じような取り組み方とかで、熱を持っていなくてはいけないなということはすごく感じましたね。
そこでワークショップなどで勉強されて振り返ってみて俳優としてのやりがいという部分はどんなときに感じますか?まだまだ本当に現場に出るたびにまだまだ、と思うことばっかりでやりがいともまだ言い難いところはありますけれど1つ印象に残る役が作れたときには視聴者の方がそのように言ってくださったときには、よかったと思います。
演じる役を一つ一つ大事にしていくということですね。
まずは…マネージャー役ですね。
楽しみですね。
俳優・前川さんに迫ってみました。
続いてはプライベートのお話も少し伺いますがお写真がこちらです。
料理がお得意なんですね。
今写っているものは前川さんが作ったものですか?うちの定番のミートソースです。
パスタですか?そうですね。
ちゃんと材料をみじん切りにしてひき肉から炒めてトマトの缶詰を使ってワインを入れて。
知り合いから教えていただいたんですけれどワインを入れないぐらいだったら作るな、と言われてこだわりのものです。
にんじん、セロリ、たまねぎなど野菜はたくさん取れるし子どもたちも喜んで食べるので。
お子さんが野菜が取れるのはいいですね。
男の料理って材料にこだわるでしょう?お金に糸目をつけないというか。
これはまた違うんですけれどパスタ用のフライパンを買ったりとか。
怒られますよ。
それでワインですもの。
これだけではなくて和食も作るんですよね。
いかと大根を煮込んだものですね。
それと、ふりかけですね。
お手製ですか?大根の葉っぱです。
大根を丸ごと使っているんですね。
このいかは自分が釣ってきたものです。
自分で釣ってきて?いか釣り舟で釣ったんですか?そうですね。
持ってきたやつを内臓を取って輪切りにして。
おいしそうですよ。
パスタもあるしね。
これは完全に僕の趣味です。
渓流釣りです。
これはニジマスですね。
ルアーですね。
疑似餌ですけれど、それで魚を釣っています。
大きいニジマスですね。
これはまだまだですね。
ニジマスはもっともっと大きくなります。
釣った魚は自分で料理するんですか?川魚はあまり僕は持って帰らないで美しいねといって返しているんですけれど海で釣ったものは持って帰りますね。
マダイが釣れたときには持って帰って内臓を取って、鯛めしにしたりしていました。
家族にすごいプレゼントじゃないですか、すてき。
お子さんとか喜ぶんじゃないですか?そうですね。
なるべく、なんと言うのかな生きたものをいただくんだよということは教えてあげたいのできょう、パパが取ってきたよと言って触らせてあげたりとかして。
お料理の分担はどうなっているんですか。
若干、僕のほうがおいしいかな。
そんなこと言っちゃって。
あとで怒られるんじゃないですか。
お子さんたちが、どちらがいい?とか言っちゃうとあとでもめますね。
パパのミートソースが食べたいとか言われるんじゃないですか。
うれしいですよ。
お弁当なんかも作ったりしますのでちょっと主婦的な感覚を持っているかもしれません。
帰ってきてお弁当が空っぽだったら、よしと思ったりします。
お子さんたち幸せだわ。
夫婦で働いていらっしゃるからお互いにね。
やれるほうがやるということで今までやってきましたので。
子育ての一面とお料理について伺いました。
時間もだいぶたってまいりました。
最後に質問とメッセージがたくさん来ておりますのでご紹介します。
質問からまいります。
福井県の方からです。
「半沢直樹」で初めて見てからのファンです。
うろたえる演技、最高でした。
次に演じてみたい役柄はどんな役柄ですか?ということです。
どんな役をやってみたいですか?あまり役に関しては欲はないですけれど寡黙な、せりふが少ないとか逆にそういったものもやってみたいかなとは思います。
存在感が求められる。
難しいですよね。
山形県の方からです。
女性の方です。
前川さん、声もすてきでトークもお上手ですね。
俳優以外に挑戦してみたいことはありますか?今は結構、旅人みたいな仕事があります。
NHKの「地球イチバン」という番組でアフリカとブラジルを。
遠いところばかり。
でも旅はお好き?もともと20代のころはバックパックで旅行にいったりしていましたし海外にも1人で行っていましたので慣れているところがあるので楽しいですね。
俳優と両方ね。
続いて群馬県の方からです。
かっこいい人だなと思っていました。
何頭身ぐらいあるんだろうと。
お子さんと遊ばれるときはどんなことをして遊んでいらっしゃるんですか?ということです。
娘さんが7歳で息子さんが4歳ですね。
普通に公園に連れて行ったりとかですかね。
体を動かせるようにしています。
石川県の方からです。
夫婦円満の秘けつは何ですか?円満の秘けつ。
反論しない。
意見の違いはあるんですか?そうだね、と言っています。
女性の方から拍手がありました。
メッセージです。
群馬県の方からです。
「美女と男子」毎週楽しみに見ています。
前川さんの深みが増したかっこよさに見とれています。
前川さんが手を振るとすてきすぎてこちらも手を振ってしまいます。
うれしいです。
岐阜県の方からです。
「美女と男子」とてもおもしろいです。
毎回手を振るたび何あの手、と言って突っ込みを入れています。
うれしい。
クイズももちろん正解しました。
次の放送も楽しみにしています。
次の質問です。
モデルのころから注目しています。
仕事帰りにお菓子を買うなんてご家族思いなんですね。
これからもホームドラマにも出演なさることを期待していますということです。
ありがとうございます。
今夜ドラマ10、ぜひお楽しみに。
2015/05/26(火) 13:05〜13:52
NHK総合1・神戸
スタジオパークからこんにちは 前川泰之[字][双]

ドラマ10で敏腕マネ役 人気モデルから俳優へ ゲスト:前川泰之 司会:伊藤雄彦アナ、竹下景子

詳細情報
番組内容
双方向データ放送番組。テレビのリモコンを使って、ゲストに関するクイズやアンケートに挑戦!気になるゲストの生トークにあなたも参加しませんか?テレビをネットにつなぐとさらに楽しめます。
出演者
【出演】前川泰之,【司会】竹下景子,伊藤雄彦

ジャンル :
情報/ワイドショー – 芸能・ワイドショー
バラエティ – トークバラエティ
ドキュメンタリー/教養 – 社会・時事

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
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