「きょうの健康」です。
間もなく歯と口の健康週間が始まります。
そこで今日は「歯の手入れ徹底解説」というテーマでお送りします。
虫歯と歯周病を防ぐためには歯をどのように磨けばよいのかなど詳しくお伝え致します。
お話をして下さいますのは…歯周病の治療がご専門です。
どうぞよろしくお願い致します。
よろしくお願い致します。
本当に小さい頃から歯を磨く習慣ってありますしね毎日磨いているんですけれどもそれでも歯に問題が起こると。
これはどう考えたらいいでしょうか。
最新の歯科の実態調査によりますとほとんどの人が歯を毎日磨いてらっしゃる。
更に一日2回以上磨いてらっしゃるという方は7割いらっしゃいます。
その中ででも残念ながら虫歯がある人はほとんどの方が虫歯になっている。
また更に8割ぐらいの方は歯周病になっているというような事実がございます。
そうですか。
これは原因がここにありますように……というような事実が一番考えられると思います。
これは歯のどこに歯垢という汚れがたまりやすいかを知って歯垢をしっかりと正しい歯磨き方法で落とすという事を実践して頂いて更に定期的に歯科で検査を受けて頂くという事が非常に重要になると思います。
それでは今日のポイントご紹介します。
この3つです。
まず歯ブラシの選び方。
本当にたくさんお店に並んでいて迷ってしまうんですけれどもこちらにもありますね。
それではここにいくつかの歯ブラシをお示ししたんですけれども大体形はこのようにストレート。
まっすぐのものが。
そうですね。
毛束がこのように3列ぐらいのもの。
あまり大きなものは口の中にうまく入りませんので駄目だという事になります。
かたさやわらかさもいろいろありますけど。
かたさは市販されてるものですと大体普通ぐらいのもので結構だと思うんですけれども大体その目安が歯ぐきに歯ブラシをあててもあまり痛くないものを選ぶというような事が重要になってくると思います。
どうして普通のかたさがいいんでしょうか?そうですねこれは毛がかたすぎますとやはり歯ぐきを傷つけてしまう事があるというような事がございます。
あとやわらかすぎても今度は歯垢がきちっと落とせないというような事が考えられます。
ただし歯周病にかかってらっしゃって歯ぐきが少し腫れてるような方はやわらかめの。
ですから我々は少しやわらかめの歯ブラシを推奨するというような事もございます。
その歯ブラシの持ち方いつも悩んでしまうんですがどう持ったらいいですか?歯ブラシの持ち方なんですけど皆様このように握って持たれるというような事が非常に多いと思うんですけども正しくはこのようにペンを持つような握り方というのを我々は推奨しております。
よく女性など持って磨いてる人多いですよね。
はい。
これはこの磨き方ペングリップと申すんですけれどもこれは鉛筆で字を書くような持ち方ですので小回りも利きますし非常に動きがスムーズにできるというような事でこのような持ち方を推奨しております。
私はいつもこんなふうにして普通に握ってたんですがこうではなくて鉛筆をまず持つようにしてという事でそれでこうなんですか?そうです。
なるほど。
こうするとやっぱりあれなんですねいいんですね?そうですねただこれはあくまでも握り方持ち方の問題なんですけどもあまり握って頂くと通常力が強くかかってしまうというのがございましてあえてこういう持ち方今お話ししたように少し小回りも利くという事でこの持ち方を推奨しているんですけども正しくそういった歯ブラシうまく磨ければ磨き方をマスターすれば別にこういった磨き方でも構わないんですけども。
そういった事が事実あります。
でもなかなか磨き残しとかで歯石がたまりやすいような場所もあるような気もするんですがどうですか?そうですね歯垢がたまりやすい場所というのがございます。
そこで2つ目のポイントご紹介しますと…。
このようにまず歯の磨き方の正しいものですけども…今これ正しい歯磨き法が2つ目のポイントですがそれを詳しく見ますと2つありましてまず虫歯を防ぐ。
この磨き方は?1本1本意識して磨く。
更に歯周病を防ぐためには…この辺がポイントになると思います。
まずそれでは虫歯の磨き方からお願いできますか?実際にどのように磨くかと。
先ほど持ち方をご説明致しましたのでこちらに模型がございますけれどもこのようにまず歯に毛先を直角になるようにして。
直角に。
はい。
このように1本1本特に圧力っていいますかこの押しつけ方ですけども歯と歯の境目に毛先がしっかりこのように入るようにして1本1本このように230回微振動させながら1本1本磨くという事が非常に。
よくこうやってかき出される…。
サッサッサッと磨いてしまいがちですけど。
そういう方が多いんですけどもこのようにしっかりあてて頂いて1本1本意識して微振動で十分落ちますのでこういった磨き方をきちっとして頂くという事が重要になると思います。
これ虫歯の場合には直角にあててという事ですよね。
じゃあ歯周病の場合どうなんでしょうか?歯周病の場合はですね先ほど出ましたけども歯と歯ぐきの境目辺りに非常に汚れがたまるという事でこのように歯と歯ぐきの境目付近に毛先があたるように斜め45度ぐらいにこのように傾けて磨いて頂くというような事が…。
毛の先が少し下に傾いてますよね。
そうですそうです。
という事が重要になると思います。
どうしてこんなふうに境目を磨く必要があるんでしょうか?それは…こちらに正常な歯ぐきの状態と歯周病の歯ぐきの状態お示ししてあるんですけどもこのように歯周病になりますと歯と歯ぐきの境目の溝が深くなってくるんですね。
この歯周病の原因というのがもともと歯と歯ぐきの境目付近この歯の方につく歯垢が原因となりますのでここをきちっと磨く。
ですからこの部分を意識して境目を磨いて頂くという事が非常に重要になると思います。
それで少し傾けてという事になる訳ですね?今度なかなか難しい歯の内側なんですけどちょっと難しいですよね。
そうですね内側は非常に入れにくいという事ございます。
内側もこのように同じようにやや斜め45度に向けてこれは虫歯の予防の磨き方も同じになりますけどもこういうふうに斜め45度に向けて頂いて外側と同じように1本1本意識して磨いて頂くという事が非常に重要になると思います。
小刻みに。
そこが一つポイント。
1本1本なんですね?1本1本です。
そうです。
微振動で。
私苦手なのは前歯の上下の裏側ですねここがちょうどどう歯ブラシを入れたらいいのかいつも自己流でやってしまうんですけど。
その部分はこのように先ほどのお話のように横にはなかなか歯ブラシが入りませんので縦に今度はして頂いて。
まずこういうふうにして自分から離して…これでいいんですか?そうですそうです。
その時に皆さんこうやってすぐかき出すような形なんですけれどもここでまた止めて頂いて同じように微振動させて頂いて1本1本丁寧に磨いていくと。
でもダラダラダラ〜ッて唾液が出ちゃったり…。
まあその辺はですねあまりずっと口を開けて頂かないで少しお口を閉じて頂いてそうならないようにして頂いた方がいいと思います。
上はやっぱり磨きにくいんですよね。
上も同じですよね。
これでいいですか?上も同じようにこのようにはじの方から1本1本磨くんですね。
そうですそうです。
こういうふうに。
磨くっていうのはこのように微振動させて動かすという事になりますので。
でも1本1本だと随分時間かかりそうですよね。
そうですねこれを全部やっていかなきゃいけないものですから通常よく3分とかいわれてるんですけども正しくやりますと5分から10分ぐらいはかかってしまうんではないかなというふうにいわれてます。
それでもやっぱり丁寧に磨いた方が1本1本意識していいという事になるんですね。
そうです。
でもなかなか本当にちゃんと磨けてるのかちょっと心配になってくるんですけどね。
そうなんですね。
磨き残しの起きやすい場所というのもございます。
こちらに患者様の写真が出てるんですけどもこのように特に歯と歯の間ですね隙間ですねこういう所についてます。
この部分が際のこの間ですねその部分に磨き残しが…。
これは歯垢を赤く染めてるんですけども非常に磨き残しが起こりやすいといわれている部分です。
こういう所を磨くのに適当なものが今日ご用意頂いてるんですね?はい。
このようにこちらにありますデンタルフロスと呼ばれているものですね。
これは実際にこのように取ってですね詳しいところは実演できませんけどもこのようにある程度長さを取って頂いて使い捨てで。
1回1回使い捨て?はい。
あとはもともとこのデンタルフロスがこのようにホルダーにくっついているものですとかあとはこちらはもう全く違うんですけどこれは歯間ブラシと呼ばれている歯と歯の間に入れるブラシですね。
隙間に?よく本当に最近ゴマなどが詰まったりして気になるんですけど。
それはですね食べかすですので食べかすというよりも虫歯ですとか歯周病の原因は歯垢です。
歯垢というのは歯にくっついているものなんですね。
そういったばい菌の塊といろいろなものがくっついておりますのでそれをきちっと取って頂くという事でこの歯間ブラシを。
もう一つありますね。
そうですね。
これは実際に見て頂くとこの歯並びの…。
先が小さくてとがってますね。
このように歯並びの悪い所特にこういった所の歯ブラシが先ほどの磨き方で磨いていると通り過ぎてしまうような所はこのようなもので磨いて頂くと有効だと考えます。
自分に合ったものを選んでという事なんでしょうけどそれにしてもなかなか本当に磨けているかどうかってやっぱり分からないですよね。
そうした場合には検査が必要になってくるという事ですね?そうですね。
これはやはり定期的な歯科の検査を受けて頂くという事が非常に重要になります。
これはどういう検査を受けたらいいかといいますと…。
ここにお示ししましたように虫歯の検査の場合はこれは視診といって専門の歯科医師に診てもらう。
あとはX線レントゲンを撮ってもらう。
更に歯周病の検査はこのように歯周ポケット先ほどお示しした歯と歯ぐきの間の溝を測るX線を撮るレントゲンを撮ると。
あとは歯石の除去歯磨き方法を正しい歯磨き方法を教えてもらうというような事がポイントになると思います。
歯医者さんには大体どれぐらいに1回行けばいいですか?そうですね半年から1年に1回でいいんですけども歯周病の場合は3か月ぐらいだというふうにいわれてます。
なかなか大人になってからの定期検査ってあまりしないんですけどもいかがでしょう?これはそういった事がやられてないというような事ございまして最近では自治体であるとかそういったところでいろいろとそういった事を啓もうしようというのがございますのでそういった検査を積極的に受けて頂くという事も必要になるかと思います。
どうもありがとうございました。
今日は「歯の手入れ徹底解説」という事でお伝え致しました。
今日はありがとうございました。
ありがとうございました。
2015/05/26(火) 20:30〜20:45
NHKEテレ1大阪
きょうの健康「歯の手入れ徹底解説」[解][字]
虫歯を防ぐ歯みがきのポイントは、歯を1本1本意識して、特に歯と歯の間を磨くこと。歯周病を防ぐ歯みがきのポイントは、歯と歯ぐきの境目をきちんと磨くこと。
詳細情報
番組内容
歯を磨いているのに虫歯ができた、歯周病になったという人が多い。原因は磨いているのに磨けていないことだ。虫歯を防ぐ歯みがきのポイントは、歯を1本1本意識して、特に歯と歯の間を磨くこと。歯と歯の間には、デンタルフロス、歯間ブラシ、タフトブラシなどを使う。一方、歯周病を防ぐ歯みがきのポイントは、歯と歯ぐきの境目をきちんと磨くこと。そして、歯科での検査を定期的に受けることも大切。
出演者
【講師】日本大学教授…佐藤秀一,【キャスター】桜井洋子
ジャンル :
情報/ワイドショー – 健康・医療
福祉 – 高齢者
趣味/教育 – 生涯教育・資格
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
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