おなじみのこれ。
それではまた会おう。
地きゅう上のさまざまな場所を記ごうや文字などであらわした地図。
そこにひめられたなぞ。
水道橋博士がてっていかい明!すると地図のむこうに世の中が見えてくるここは大阪市。
およそ260万人がくらすこの町でつかわれているのがこの地図!一ふで書きのように1本の線が。
いったいこれは何?わかるかな?丸印。
点線。
そして矢印が。
じつはこれきょうのテーマ清掃工場にかんする地図なのです。
ここは博士が地図を見て気になった場所です。
(水道橋博士)清掃車が来ました。
大きな音を立てていますね。
音楽がながれて…。
こちらにはバックで入っていくんですね。
なるほど。
そう。
ここは矢印が記されていた場所なのです。
ここはバックで入ってごみをひろっていくと。
ごくろうさまです。
ごくろうさまです。
あの地図はごみの収集ルートをしめした地図。
担当しゃがかわってもごみをこうりつよくかくじつに集めるために作られた地図なのです。
このごみ収集ルートの地図いったいどうやって作られているの?ということでやって来たのは…すみませんお話聞かせてください。
収集ルート地図を作っておよそ10年のベテラン…今回ルートを作るのはこの商店街。
みじかい時間での収集が必要です。
ルートは半年に一度見直されることになっています。
じゅうたいなどの交通事情通学の時間帯など地域の状況に合わせてかえていきます。
なるほどね。
そしてまたあのバックの矢印が。
ここはどうしてバックなのか?まっすぐ行ってぐるっと回ってもいいんじゃない?つまりかぎられた時間で収集するためいどうきょりがもっともみじかくなるバックをえらんだのです。
毛利さんさらに線を引きつづけます。
線がのびてますね。
そうですね。
ごみのりょうがへればその分多く回れる。
地域の事情に合わせて収集ルートはかわっていきます。
大阪市内から出る普通ごみは1日およそ1,300トン。
9つある清掃工場に持ちこまれます。
しょうきゃくろのおん度はおよそ900度。
ダイオキシンなどの公がいの心ぱいがないよう高おんでやきます。
ごみが燃えたあとのはいは元の20分の1ほどのかさに。
そしてはいはダンプカーに積まれて大阪わんのうめ立て地に。
1年間に22万トンのはいがはこばれてきます。
一方しげんになるアルミやペットボトルなどは人の手でせん別。
リサイクルに回されます。
さあ町をきれいに!あわただしくなってきました。
ごみ収集のじゅんびができてきたのでしょうか。
靴を今はきかえましたがこの靴は?これは安全靴。
つま先に強化プラスチックが入っていておもいものをおとした時けがを防ぎます。
おっと今…手袋何しゅるいかあるんですか?はい。
3しゅるいぐらいありまして…。
うす手の軽いごみ用。
雨用の防水タイプ。
そして普通ごみ用ははものでも切れないとくしゅせんいでできています。
これは腰痛ベルト。
金属の板が中に入っていておもいごみを持つ時…さあ博士も現場に…。
さあ安全靴はきました。
こりゃいい!おれもできる気がしてきた。
午前9時出ぱつです!今回同行したのはじゅうたく地の収集です。
これね…口の部分を持つのは袋をやぶらないだけでなくもう一つ理ゆうが。
むすび目を持って…わっおもい。
はしっこのほうから投げ込んでくださいね。
はしっこから。
こちらから。
なんででしょう?真ん中は…水分やガラスのはへんなどはごみを集める人をこまらせます。
みんなも気をつけてね!つぎからつぎへとありますね。
はい。
これはどれぐらい回っているんですか?だいたい…この収集車に積めるごみのりょうは1.4トンです。
いっぱいになったらいったん清掃工場へとむかいます。
大阪市のごみ収集車の数はおよそ600台。
いつもフルかどうです。
ごみはまだまだ町にいっぱいあります。
ごみを清掃工場に入れ空っぽになった収集車はふたたび町に。
これを…大阪市ではふれあい収集と名づけたどく自のごみ収集を1996年から全国に先がけて行っています。
ひとりぐらしのお年寄りや体がふ自ゆうな方の家に担当しゃがたずねるのです。
すみませんどうも。
はいどうぞ。
げんかん先までごみをとりに行くだけでなくかわりはないかたしかめます。
よろしくおねがいいたします。
げんざい6,000人がこのサービスを利用しているそうです。
収集車がもどってきました。
よごれをあらいながし一日のしごとしゅうりょうです。
この日歩いたのは1万4,440歩。
10キロ近くを歩いたことになります。
おつかれさまでした〜!清掃工場はえんとつの記ごうであらわされます。
かつて生ごみは土にうめる。
または海にすてたりしていました。
しかしおよそ100年前からと会で人口がふえごみの処理が間に合わなくなりコレラなどのでんせんびょうがりゅう行。
20万人以上がなくなりました。
そこで当時のせいふは地域ごとにごみの収集としょうきゃくをぎむづけたのです。
日本ではじめてごみの燃やすしせつしょうきゃくろがつくられたのは福井県の敦賀市。
そのえんとつの高さは10mでした。
その後しょうきゃくろは人口のぞうかとともにふえ全国で1,243か所にもなっています。
ちなみに日本でもっとも高いしょうきゃくろのえんとつは東京・池袋にある210mだそうです。
2015/05/27(水) 09:55〜10:05
NHKEテレ1大阪
知っトク地図帳「清掃工場」[解][字]
今回は清掃工場の仕事に密着!ごみ収集に欠かせない、一筆書きの地図に込められた秘策とは?収集員の必携アイテムも。地図記号コーナーでは、日本のゴミ処理の歴史を紹介。
詳細情報
番組内容
「地図の向こうに社会が見える!」知っトク地図帳。今回は清掃工場の舞台裏。ゴミ収集の道順を示す地図には矢印や○印など多くの記号が。そこに秘められた、1日1300トンものゴミを効率よく収集する工夫とは? また、重いゴミを安全に集めるための“収集員のマル秘アイテム”や収集されたゴミの行方も追跡。地図記号は清掃工場を表わす「煙突」。日本におけるゴミ処理の歴史や、日本で初めて作られたゴミ焼却場も紹介する。
出演者
【出演】水道橋博士,【語り】TARAKO
ジャンル :
趣味/教育 – 幼児・小学生
情報/ワイドショー – その他
ドキュメンタリー/教養 – 社会・時事
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz
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日本語(解説)
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