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ペナントレースの行方を左右する大事な時期を迎えました日本プロ野球ペナントレース。
ここからは交流戦です。
昨日始まった2015年の交流戦。
タイガースはまず楽天を地元に迎えての3連戦です。
1回に東北楽天ゴールデンイーグルスは、藤浪からランナー2塁1塁、チャンスをつくったんですが、5番の後藤、空振り三振。
一方タイガース、美馬から1アウト、ランナー2塁のチャンス。
バッターはマートンです。
今日の放送席解説には、中日ドラゴンズ、阪神タイガース、東北楽天ゴールデンイーグルスでリーグ優勝、そして楽天ゴールデンイーグルスでは、2年前、球団創設9年目にして、初優勝、日本一に導かれた星野仙一さんをお招きしています。
そして、おなじみABCの矢野燿大さんのお二方です。
早速両チームの先発が得点圏にランナーを背負っています。
ここ甘いところに行くと、行かれるね。
セカンドランナー鳥谷は3塁に進んでいます。
2アウト3塁です。
甘さはどうでしたか。
ちょっと甘いけども、ペーニャのファインプレーだな、これは。
超ファインプレー。
星野さんからもお褒めの言葉が出ました。
でもほとんど守ってないからね、DHだからね。
しかも、際どい打球が飛んできましたが。
ここで追加点のツーランです。
星野さんとも縁が深い、塩見が頑張っていましたね。
ゴメスがうまいこと打ったね。
外のボールぎみのシュートかな。
フォークかな。
これはうまく拾ったね。
フルカウントでしたね。
バッターボックスはゴメス。
ランナー3塁で迎えました。
矢野さん、難しい球を打てた要因はどこにあったんですか。
3打席目だったと思うんですけど、その前で結構配球のパターンとか、ボールの軌道というのはゴメスもしっかり目もなれていましたし、頭も準備できていたので。
あのカウントでも来るだろうなという頭を持ちながら、しっかり反応もできて打ったという。
レベルの高いホームランでしたね。
1対0で推移していましたが、ツーランでぐっとタイガースが勝利を手繰り寄せ、そして、岩田4年ぶりの完封。
実は甲子園ではイーグルス相手に6連敗だったんですが、それがとまったゲームでした。
イーグルス相手に甲子園で6連敗ということは、全部星野監督のイーグルスということですよね?もちろんです。
ここでは必死で戦いました。
タイガース戦は特別な思いがおありだったんですか。
もちろん甲子園、タイガースではなくて、甲子園でやっぱり、戻ってきて負けるわけにはいかんと。
だからあんまりやじられませんでしたよ。
阪神と楽天の交流戦の成績をごらんいただいています。
その赤の枠で囲ったところが星野さんが指揮をされた楽天です。
甲子園では、ずっと6連勝、イーグルスがしていました。
結構タイガースはやられていますよね。
0勝4敗なんてありますね。
六甲の山並みに暮れなずむ甲子園球場の景色がはえています。
まだ上空には明るさが残っています。
野球の聖地。
誰もが目指す阪神甲子園球場。
ここで高校時代には春夏連覇も達成した藤浪晋太郎のマウンドです。
目指すは3連続完投です。
今日は星野仙一さんと矢野燿大さんお二人の話でお送りしています。
嶋、三球三振で1アウトです。
それでは、改めてABCの放送席をご紹介しましょう。
2年前の日本一、ジャイアンツを倒されました星野仙一さん、そして矢野燿大さんのお二方です。
改めてよろしくお願いします。
お願いします。
星野さんは本当にドラゴンズもタイガースもイーグルスも思い出深い球団がどんどんふえていらっしゃいましたね。
運がいいだけ。
そんな中で、2年前の日本一というのはどんな思いとしてお持ちですか。
もうこのメンバーで勝てたというのが不思議で、でもやっぱりみんな熱く熱く燃えていたね。
やっぱり燃えなきゃ勝てないね。
矢野さん、やっぱり燃えるといいますと、2002年、2003年とご一緒されました。
中日時代を含めてですけれども、星野さんは燃えたぎってましたか。
燃えたぎってました。
その時代に監督とご一緒できて、本当にいい勉強をさせていただきましたし、勝負事はこうなんだなというのは、本当に星野監督からたくさん学ばせていただいたので。
だから、今もうちょっとこうしたいいのにというのは、星野監督に教えてもらったから、そう思う、感じると思うんですね。
今日最速、2者連続三振。
前のイニングから3者連続三振です。
今日先発藤浪投手なんですが、前々回の試合で完投、前回は完封したわけで、本人はそこは意識せずに自分の仕事をゲームをつくりたいですと。
そして、また楽天打線について聞いたところ、エンドランなど、そういった作戦を多用してくるイメージなので、それに惑わされずに行きたいですと、リポーターはヒロド歩美アナウンサーです。
超機動力野球というのを掲げている大久保博元新監督ですから、当然そこは視野に入ってきます。
打席は福田です。
立ち上がりから、藤浪の真っすぐもいい質だとおっしゃいましたが。
いい感じだね。
ぜいたくを言えばコントロールがどうのこうの言いますけど、これだけの角度で150キロほうれるということは、すばらしいよ。
矢野さん、今日シュート回転の割合はどうですか。
少ないですね。
あと投球テンポもいいですね。
いつももうちょっと間延びする感じが藤浪にはどうしてもあるんですけれども、投球テンポもすごくいいです。
これも圧倒しています、154キロ。
攻めるほうとしては、この速い球とけんかしても勝てるわけないんですよ。
広い甲子園だから。
そういうものをしっかりと見きわめて、ファウル、ファウル、ファウルでどれだけ球数を投げさせるかという、そういう戦法で行かなければだめね。
0対0の阪神甲子園球場。
2回裏、タイガースは5番の福留からという攻撃です。
今日は星野仙一さんと矢野燿大さんのお二人のお話でお送りしています。
ついつい星野さん、タイガース時代やイーグルス時代のお話がふえるんですが、ドラゴンズの時代の話も福留選手を見るとね。
生き残りかな。
ジャイアンツの井端もいるし、まだ荒木が頑張っているし。
山本昌さんも…。
清水さん、中日時代のお話を福留選手に聞いたんですが、この世界に入ったのは星野さんがいたからというふうに、感謝ですというふうに言っていまして、印象的だったのは、福留選手がサイクルヒットまであと1歩というところで、交代させられて、その理由を聞いたところ、お前はいつでもサイクルヒットは打てるからと言われて、ぐっと来たというふうに話していました。
ヒロドアナウンサーがリポートしてくれましたが。
いやそれは守備が下手だから、久慈に守備固めを任したわけですよ。
それが本音。
言いわけは、お前は若いからいつでもサイクルを打てるチャンスはあるという事なのね。
入団当時、ショートでしたね。
ピッチャーの足をよく引っ張りましたよ。
こんな引っ張った選手はいないね。
でもずっと使われ続けましたね。
使わなければものにならないと思ったから。
サードに行かせ、今度は外野に行くとか。
今タイガースにお世話になって、チームを引っ張ってるし。
ちょっと褒めたらこれだよ。
1アウト、ランナーがありません。
連動データ放送では、「JoshinpresentsクイズドクターK」を実施しています。
各イニングの表裏の攻撃が終わるたびにクイズが2問出題されます。
リモコンのdボタンを押して、ぜひご参加ください。
バッターは上本です。
ちなみに、福留の今の三振で通算1000三振となったんですね。
プロ58人目の1000三振。
これも一つの勲章といえば勲章ですね。
これは勲章ですよ。
それだけ打席に立っているという事ですからね。
上本、倒れました。
でも星野さんは、さっきのお話じゃないですけど、ルーキー、あるいは若手、力がまだ足りないと思っても、使い続けられましたか。
やっぱり使い続けないと、伸びてこないし、取っかえ引っかえかえてたんじゃ、選手もおさまりが悪いでしょう。
やっぱりこいつだと思ったら使い続ける勇気、こういうものが必要だね。
大阪はスポーツ新聞が、あいつ使え、こいつ使え、それでごまかされてたんじゃだめ。
自分が信念持って使っていかなきゃ。
2年前のイーグルスの日本一でも、そういう選手は数多くいらしたんですよね。
下手くそばかりですからね。
それをどうやって修正していこうかと、育てていこうかと。
でもみんな期待にこたえてくれたね。
伊藤隼太も、ある意味、我慢とは言いませんけど、センターの争いの中で、使われて続けて、つかもうとしている立場ですね。
左でも先発してもいいんじゃないかと思うんですけどね、どうしても和田監督、左対左とかを気にされるので、そろそろもう一歩ステージを上げてもいいのかなと思いますね。
スライダーだけど、きっちり振り切っているよね。
素材としてはおもしろいね。
だからこれを、どこまで首脳陣が我慢できるかということでしょうね。
我慢って、キーワードですね。
我慢はキーワードですよ。
タイガース先制のチャンス。
1回も得点圏にランナーが進みました。
1回は鳥谷のヒットを2番の今日今シーズン3度目スタメンの荒木が送りバントで進めたチャンスでしたが、その後後続は倒れました。
この2回は伊藤隼太のツーベースから。
鶴岡はいつもよりもバットを短く持っていますね。
僕もベテランになったときにあったんですが、あんまり振れないなとか、思ってバットを短く持った事があるんです。
多分いつもより短いですね。
37歳、20年目のシーズンです。
きのうから始まった、2015年の交流戦。
タイガースはイーグルスとの対戦です。
藤浪の3イニングス目は、ピッチャーの美馬から始まりました。
解説は星野仙一さんと矢野燿大さんのお二方です。
2011年入団ですから、いわば星野さんと楽天で同期と。
そうですね。
そうですね。
ドラフト2位で社会人から入ってきましたね。
最初リリーフだったんですよ。
ところが肘が悪いものですから、リリーフだったら、いつも用意しないといけないと。
という事で肘によくないから先発に回したんですよ。
さすがにここはボールは打てません。
全部ストレート。
打順が二回りめに入ります。
ここから勝負になるでしょうか。
まずは松井稼頭央。
星野さんが新しい歴史をつくろうじゃないかと口説かれた、松井稼頭央選手ですね。
本当に歴史の礎になってくれた、男ですね。
40歳でここまで、去年までショートやらせていましたからね。
身体能力は抜群だね。
衰えは我々から見ていたら感じられないんですけどね。
衰えてます。
確かに衰えてますけど、物すごくトレーニングもマニアックなんですよ。
本当に抜かないというかね。
楽天でも非常に若手のいいお手本になっているんですね。
なっていますね。
特にコンディショニングなんかは、うまい事こういうふうなリズムでやっていけばいいというのを若手に指導していますよ。
ちょうどタイガースは金本知憲さんがそういうのをしていましたね。
金本さんもご存じのように、星野仙一が口説いて口説いて、口説き落としていただきました。
そうね、いつも言うんだけど、男を口説くのは難しいよって。
女性は簡単ですか?女性も、女性は…、女性も難しいけどね。
金本さんに聞くと、まあしつこかったとおっしゃっていました。
それは当然でしょう。
社長、オーナーがとにかくとれと。
出すもん出してとれならいいけど、出すものも出さずにとれというものだから。
よく来てくれましたよ。
横で矢野さんは笑うしかないというね。
すごい話が聞けますね、今日は。
星野仙一さんと矢野燿大さんのお話でお送りしています。
2回り目、バッターは藤田です。
思い出を語りだすととまりませんけれども、藤田選手も思い出深い選手じゃないですか。
中畑監督と高田GMとしっかり話し合って、内村と、藤田と交換したんですけど、まあ本当にずばっと当たりましたね。
矢野と大豊と一緒に出して、関本と久慈、これもずばっと当たりましたね。
矢野はずっとこの調子でしょう。
いまだにマイクの前で頑張ってるわけだし。
だから生きたトレードをドンドンやるべきですよ。
怖がっちゃだめ。
シーズン途中だったですよね。
藤田はね。
本人に聞きましたら、トレードのその日でスタメンで使ってもらったと。
もう、いいと思ったら、即使うと。
そうすると、気持ちが意気に感じるというか、そういうタイプの男ですから。
それは天下一品ですよ、守備は。
もう上本につきっきりで教えてやりたいぐらい。
お前、守備というのはこうやってやるんだと。
それぐらい本当にすばらしいし、ピッチャーのボールとコースとを読んでのスタート。
これは抜群だね。
だからずっとゴールデングラブをとっているでしょう。
群を抜いてますね。
バッティングのほうは。
バッティングは、今のようにヤマを張って行くんですよ。
だからああいう高めの胸元の高いボールは藤浪のボールは打てない。
1、2、3で芯に当てるしかないという。
ちょうどまたいいコースに来ているしね。
藤田本人に聞きましたら、守備は超一流と褒めてもらったけど、バッティングはアマチュア以下と星野さんに言われたと。
そのとおりですね。
そうすると、奮起して、2割8分、今はちょっと調子が悪いですけれども、優勝したときも2割8、9分。
松井稼頭央盗塁成功。
これが松井稼頭央のプロ通算350盗塁。
プロ野球まだ18人目です。
また一つ松井稼頭央が金字塔を打ち立てました。
今のなんかは藤浪が完璧に年よりだから、してこないという先入観がありましたね。
もう稼頭央は本当にスタートがいいの。
うまい。
ライオンズのスターにして、海を渡り、メジャーリーグで活躍。
そして日本に帰ってきても衰えない健脚で350盗塁達成です。
だから成功率は抜群ですよ。
数はそんなにしてないけど、ここというときに成功率は抜群。
今年は外野だから、ショートのように疲れてないから、結構走れるの。
今シーズンこれが5個目の盗塁になりました。
超機動力野球を掲げる大久保監督にしてみれば、非常に頼りになる松井の足。
しかも先制のチャンス。
クリーンナップの枡田の前で走ったという価値の高い、そんな盗塁です。
楽天は。
もちろんそうですよね。
だから枡田のことをどこまで勉強しているかということ。
今のはちょっと泳がされたな。
低めの変化球を決めました。
藤浪、このピンチも切り抜けています。
3回表終わって0対0の阪神甲子園球場、阪神対東北楽天2回戦。
それでは、改めて今日の放送席お二方、星野仙一さん、矢野燿大さんをご紹介し、お2人が彩る阪神タイガースの歴史、2003年のあの懐かしいシーンを一緒に振り返ってまいりましょう。
2003年9月5日。
桧山さんを1塁に置いて、矢野さん登場です。
星野さん、覚えていらっしゃいますか。
これ覚えてる。
これは矢野は初めてかな?そうなんです。
1、2、3で行きました。
この年は、サヨナラのケースは必ず矢野が絡んでるの。
おいしいところは全部持っていっちゃう。
これは、赤星が外野抜いたら行ってやろうと思って、ベンチから1番に行きました。
ここは僕見えなかったの。
打ったら目の前に立ってて、邪魔してるの。
一番おいしいところが見えなかったの。
矢野さん、1番に来ましたね。
前を横切ったのは僕やと思います。
でも赤星さんの頭をなでる、星野さんの姿はもはや伝説のシーンともなっていますけど。
これもフライングだよ。
一生残ると思って、やっぱり一番だと思って、行きました。
そして星野さんが今は亡き島野さんと一緒にベンチから出ていらっしゃいましたね。
このときの優勝はどんな思い出でいらっしゃるんですか。
これは18年ぶりだったですから、甲子園のお客さんの前で胴上げされたのが。
その前にチャンスは幾らでもあったんですよ。
だから不思議な縁だね。
やっぱり甲子園で胴上げされたかったという気持ちはあるんだけど、早く優勝を決めたかったけど、でも結果的には甲子園でみんなの前でできたというのが最高だね。
矢野さんにとってはどんな思い出なんですか。
あの前、ナゴヤドームでかなり苦しんで、本当になかなか優勝できないという中で、優勝でしたし、もちろんプロ野球人生の中でも初めてだったんで、優勝って本当にいいなという。
藤浪が走りました。
内野安打。
拍手喝采です。
藤浪、今シーズンヒットは3本目です。
バットは折られましたが、飛んだコースがよかった。
完全にバットは割けましたが。
でもタイガースはピッチャーにもよくバッティングをさせているんでしょう。
意識は高いですね。
やっぱりそれは下柳剛さんの影響もあったんですかね。
かなりされましたよね。
能見、やりますね。
ただバントはうまくないですよね。
中日時代から監督と一緒にさせてもらってますけど、中日時代のピッチャーはバントめちゃくちゃやっていましたよ。
みんな手袋はめてやっていましたよ。
バント失敗は許されませんよ。
非常に怖い顔で私をごらんになりましたけど。
ピッチャーがバントできないなんて最低だよ。
今シーズンはちょっと多いんですけどね。
多いですね。
だから監督が横浜かな、バントを失敗したピッチャーがいまして、帰ってそのままやっておけというピッチャーもいましたよ。
横浜から帰らされたんですか。
はい。
そのぐらい徹底しなきゃ。
みんな本当に食らいついていくように、姿勢に出ていましたね。
1塁送球、鳥谷はキャッチャーゴロです。
藤浪が2塁へ進んで、1アウト、ランナー2塁です。
セリーグの本拠地ですから、去年は逆にしたんですが、今年は通常どおり、セリーグ本拠地ではピッチャーは打席に入り、パリーグ本拠地では、DHを使う交流戦です。
お互い毎回のようにチャンスをつくるようなイメージがあるんですが、まだホームは踏んでいません。
ですから、さっきの枡田もそうだし、今の鳥谷もそうだけど、追い込まれてないのに難しいボールを打ってるでしょう。
1ボールから難しいボールを打っているという、それがちょっと、監督としては腑に落ちないね。
バッターとしてはしょうがないと思うかもしれません。
監督としてはね。
もうちょっとじっくり待てよと。
難しいボール行くなよと。
1球目から行ってもいいんだけど、甘いボールを1球目から行きなさいと。
今のお互いに難しいボールを打っているね。
確かに星野さんがいらした2003年、2002年もそうですが、タイガースはチャンスになると非常に仕掛けの早いイメージが今も残っています。
もう矢野さん、初球、初球みたいな攻撃もありましたよね。
多かったですね。
やっぱりピッチャーは初球にストライクが欲しいんですよ。
だから、どうしても甘めに入ってくるんですよね。
それが完璧なボールになってくるとか。
それを狙わない手はないですよね。
先制のチャンスはタイガース。
高村コーチに聞きますと、美馬はカーブもフォークもシュートも非常にコントロールはまとまってきている。
そんなに決して悪くはないんだというお話をされていました。
大体スライダーのコントロールがいい時には、真っすぐもいいの、こいつは。
今日は3回だけれども、まあまあいいほうのスタートだね。
その美馬投手について、関川バッティングコーチに聞いたんですけど、変化球がいいと。
ただコントロールもいいので、その変化球を打たずにストレートを待っていたらアウトになってしまうので、ストレートはもちろん、変化球をいかに打っていくかだねと。
半分真っすぐなんですね。
持ち味が出ているということをリポートはあらわしているでしょうか。
星野さん、今のはスライダーでいいんですか。
そうですね。
ああいうハーフスイングの空振りをさせるのはキャッチャーは気持ちがいいだろう。
そうですね。
ピッチャーも意識して投げてくれてますしね。
今日ももちろん嶋がリードをします。
狙ってとった三振というか、打ち取り方ですよね。
スライダーのコントロールがいいときは、美馬がいいときだと、星野さんがおっしゃいました。
これが抜け出すと怖いのね。
特にマートンなんかは気をつけなければいけない。
昨日3安打と猛打賞だったマートン選手に聞いたんですが、3月4月のバッティングは正直厳しかったと。
けれども、少しずつ上がってきているし、ここ最近はいいんだよねというふうに話していました。
現在の打率は2割5分前後ですが、細かく見てみると、4月の打率は2割5分で5月は2割7分と少しずつ上がっていまして、さらにここ5試合の打率は3割3分3厘というふうに上がっているんですね。
ヒロドアナウンサーが数字も交えてリポートしてくれました。
じわじわと上げていきたい。
給料をもらってる外国人となると、春先からやってもらわなければ。
だから、彼の成績によってタイガースの成績も、というに格好になって連動してきますよね。
上がってくることは、いいことだけども。
だからこそ助っ人と言われる立場なんですね。
6年目。
助っ人とは言えないけどね。
もう6年目だと。
ご覧のように、最多安打が3回。
ついに去年は首位打者と。
6年目のシーズンです。
彼が審判に文句言い出したらどんどん落ちてくだけね。
はらをたてるのはいいけど、腐ってしまうというタイプなの、そこをどう腐らせないかというのがあれだね。
ここもチャンスを潰したタイガース。
しのいだ美馬です。
序盤3回が終わりました。
先ほどは阪神タイガースの懐かしい2003年のシーンをご覧いただきましたが、それでは今度は記憶に新しい2年前の星野仙一監督、東北楽天ゴールデンイーグルスの日本一までのシーンをご覧いただきましょう。
まずこれが西武ドームですから、リーグ優勝。
険しい表情をされていますね。
これは北海道で、ロッテが勝つかハムが勝つかという、そういうときだったんですよね。
それによってマジックの数字が変わるという。
そうなんですよね。
1になったというところで、田中と。
楽天での胴上げというのはいかがでしたか。
もう創設以来の初めてだし、これは別の味がしましたね。
則本投手はシーズンでも開幕投手でしたが、日本シリーズも第1戦、これ田中投手ではなく。
これは田中に行かせてという、聞いたら、僕2戦目がいいですと言ったときに、しめたと思ったの。
という事は則本に初戦を投げさせたら、東京ドームでずっとリリーフが使える、最後まで。
その計算ができたの。
確かにリリーフで、ロングリリーフもあり、この日も田中の前に投げていましたね。
本当はこのまま則本でもよかったんだけど、やっぱり楽天のときは、こいつだろうと、将大だろうという思いで、無理させて投げさせましたけど。
最後星野さん、球審の方に名前を告げるとき、どなっていらっしゃいましたね。
冷静に言ったつもりなんだけどね。
ほとばしる感じで田中とおっしゃっていましたね。
私も田中以上に気合いが入ってたのよ。
前の日に160球を投げているんですよね。
本当に最後、田中投手が行くとおっしゃったんですか。
そうなんですよ。
だから3点差だったらいいだろうと。
2点差だったら僕は則本に投げさせた。
3点なら大丈夫だろうと。
リリーフ、田中は下手なのよ。
でもこの年は多かったですよね。
本当に下手なのよ。
だから、避けていたんだけど、最後のページ、9年目の創設以来初めてだから、やっぱり田中で締めくくろうと。
24勝0敗だし。
矢野さん、なかなかプロ野球でも見たことがないようなシーズンだったですよね。
震災のことも監督の中にはあったと思いますし、僕も仙台で、大学でお世話になった場所ですし、野球という楽しみを楽天イーグルス、植えつけてくれたので、やきもちを焼きましたね。
僕らリーグ優勝じゃないですか。
日本一までできなかったんで、いいな楽天と思って。
見てましたね。
あとは、交代のところで言うと、思い出しましたけれども、これはうわさレベルなので、どうか分からないんですけど、監督も熱くなってあのやろうに代わってこのやろうだと言ったということも、何か聞きましたよ。
いやそれは覚えてます。
このやろうって誰ですかって、審判に聞かれた事があります。
実話だったんですね。
燃えてらっしゃいますねえ。
でも今震災という話もありましたが、2011年の就任されてすぐにね。
それはすさまじかったですね。
これは東北の人たちはどれだけ苦労しているか。
いまだに苦労していますけどね。
大分穏やかになってきましたけれども、まだまだ。
ペーニャはショートゴロです。
あのときは、選手の皆さんは地元に帰って、助けたいし、優しさを非常に感じさせるような動きをされたい。
一方で星野さんは戦いの場にということで非常に難しかったとお聞きしていますが。
開幕が、通常どおりだったから開幕が間近でしたから、やっぱり勝って癒さなきゃだめだろうと。
優しさだけじゃだめだよと。
やっぱり強さも見せつけなきゃというのを意識しましたけどね。
よく覚えてるのが、子供たちは強い者に憧れるんだという事をおっしゃっていましたね。
そうなんですよ。
強くなきゃ、憧れにもならないし、特に野球なんだし、東北では1チームしかないし、そういう意味ではイーグルスが本当に震災の救いだったですからね。
そういう意味では、背負うものは大きかったな。
くしくも3.11が11・3になったんですよね。
こういうのも偶然なんだよね。
本当にそういう神がかってきたところがありましたね。
最後は仙台で日本一。
前評判も圧倒的にジャイアンツが勝つでしょうというところでしたからね。
ジャイアンツじゃなかったら、例えばカープが出てきたら、そんなに燃えてないの。
日本シリーズ。
だから先ほどやきもちやきましたと、日本一になりたかったのに、僕はジャイアンツに勝ったら日本一だという、ほどほどでいいやという言いわけをすると、そういうところがあったんですよ。
ところがイーグルスでは原辰徳でしょう、ようしというのが、選手もよく知ってます、ジャイアンツを目のかたきにというか、ライバルというか。
だからそれで燃えてくれましたね。
星野さんも中日時代から阪神まで含めて、3回日本シリーズ、相手は西武であったり、ダイエーであった。
ただ監督が森さんであり、王さんでありジャイアンツOBの監督だったんですよね。
でもジャイアンツではなかったんです。
2年前は、ジャイアンツの相手だった。
それが大きかったですね。
今バッターボックスに入っている嶋。
日本シリーズのリードというのは、抜群のリードをしていた。
日本シリーズだよ。
後の話じゃないですよ。
限定ですか。
あのリードをすれば、どこのチームも抑えられるかなと。
でもリードで、その通り来ないとね。
ピッチャーが投げるんですから、来ないといけないんでしょうけど、本当に強気のリードをしたね。
実は、今日嶋選手に星野仙一監督がいらっしゃると。
えっマジですか、やばいですねと言った後に、褒められた事があったんですかと聞いたら、1回だけ、日本シリーズのリードは褒めてもらったと、本人も話してましたね。
でもほかはなかったという。
いつも3割以上打ってるんですよ、この時期は。
それで疲れてきて2割8分とかで終わるんですけども、お前今年、スタート悪いね…打率が。
いや、これからですよ。
今年はこれからですよと言っていましたからね。
有言実行をね。
どうなんだろうね。
見たいところですよね。
藤浪晋太郎、三者凡退のイニング、4回表。
矢野さん、ちょっと藤浪、今日も前回同様、いいんじゃないですか。
はい、真っすぐがいいですね。
3連続完投に向けて、非常にいい内容を見せています。
それでは今日の試合、ここまでをハイライトシーンで星野仙一さん、矢野燿大さんと一緒に振り返ってまいりましょう。
先発は藤浪と美馬です。
いきなりランナー2人を背負った藤浪の立ち上がりでした。
枡田がうまくレフト前に運び、その後、ペーニャ、フォアボールでしたが、5番の後藤が三振です。
タイガースもチャンス、1アウト2塁と、鳥谷のヒットを足がかりにチャンスをつくります。
鳥谷。
いい当たりには見えたんですが、センター、もうひと伸び足りないというところでルーキー福田が追いつきました。
藤浪の2回です。
嶋を見逃し三振。
2015/05/27(水) 18:16〜19:00
ABCテレビ1
スーパーベースボール 虎バン主義。第1部 阪神×楽天[デ][SS][字]
2003年阪神でリーグ優勝&2013年楽天で日本一の闘将・星野仙一さんが甲子園に見参!!優勝・日本一秘話など盛りだくさんでお届けします!セ・パ交流戦開始!
詳細情報
◇出演者
【ゲスト】星野仙一
【解説】矢野燿大
【実況】清水次郎
◇球場
〜甲子園球場
ジャンル :
スポーツ – 野球
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