(ナレーション)国際的なテロ深刻な地球温暖化そして歴史的首脳会談。
2015年世界は激動の瞬間にさしかかっています。
ニュースになった国でさえまだ知らないことばかり。
MBSアナウンサーが世界を飛び回り今注目の国や地域を徹底リポート。
国交断絶から半世紀ぶりに首脳会談が行われたあの社会主義の国は?同じイスラム教でも…。
大きな問題とは?ソ連崩壊から24年。
そして誰のものでもない地球のいちばん南の大陸にも上陸。
この番組では行ったからこそ見えてきたその国や地域のいろいろな「ハテナ?」をズバッと解決。
答えてくれるのはもちろんこの方。
ニュースの背景そして日本私たちとの関係までわかりやすく解説します。
ロザンの2人が海外から日本に来た観光客にインタビュー。
海外の人が不思議に思った日本の「ハテナ?」ってどんなこと?
(一同)うわ〜!次の海外旅行にお役立てください。
ハテナツアーズ。
おすすめの世界の穴場を案内する代がご紹介しま〜す。
世界がグ〜ッと近くなる。
スタートです!キーンコーンカーンコーン
(チャイム)
(宇治原)起立!礼!よろしくお願いしま〜す。
(池上)よろしくお願いしま〜す。
着席。
さあということで10回目になりました。
池上さんよろしくお願いします。
よく続きますね〜。
ねえ。
逆に言うと思わんというてくださいね。
さんお久しぶりでございます。
()もう10回もやってるんですか。
そんなに。
僕らのイメージさんもう悠々自適な生活で海外とかにも行っておられるのかなというイメージですけど。
誤差?
()時差が苦手なんでね。
ああなるほど。
だから南北しか行けないのよひと言で言うたら。
ああそうか。
東西に行くと時差が出ますからね。
()しんどいからね。
逆に言うとテーマはまずはこちらです。
行ってまいりました山中です。
どうぞよろしくお願いします。
行ってきたあの国というのがこちらです。
キューバということで。
(山中)ほぼ真裏ということで。
(菅)遠いね。
(山中)そもそも今まで皆さんキューバのことってあまりご存じなかったんじゃないですか。
あっ野球ね。
(山中)野球のね。
(八光)
(山中)まあほぼ常夏。
暑い中行ってまいりました。
先月11日国交断絶以来半世紀ぶりにキューバのラウル・カストロ国家評議会議長とアメリカのオバマ大統領が歴史的な握手を交わし国交正常化に向け初めての首脳会談を行いました。
今世界が注目するキューバ共和国。
カリブ海に浮かぶ島国でカリブの真珠とも呼ばれています。
街なかでは陽気なそしてキューバの名産品ラム酒を使ったモヒートに葉巻は世界的にも有名です。
そんなキューバの首都ハバナはスペイン統治時代の建物が並び街には経済封鎖以前から大事に乗っている1940年〜1950年代のアメ車がたくさん走っていますが今キューバという国は変わりつつあるのです。
4年前から自動車売買の自由化が許可されたということで。
こちらはプジョー車。
ヨーロッパフランスの車ですよね。
さらにはこちらは韓国からヒュンダイの車なども少しずつこのキューバに入ってきているんだそうです。
新旧交じりあうハバナの街。
その中心地にはキューバ革命の名残がありました。
今から56年前のキューバ革命のときにはあの場所で革命のリーダーフィデル・カストロの勝利演説が行われたと。
この広場にはなんと100万を超える群衆が集まったんだそうです。
キューバ革命は当時アメリカに支配され不平等に搾取されていた独裁政権を倒すためフィデル・カストロとチェ・ゲバラを中心とする革命軍が立ち上がり勝利した武装解放闘争。
革命後平等社会を目指し社会主義国家となったキューバ。
街には英雄チェ・ゲバラが至る所に。
お土産屋さんでもいちばん多いのがゲバラグッズです。
やっぱりチェ・ゲバラTシャツは人気ですか?同じ革命の英雄であるカストロさんはあんまりTシャツになったりしないんですか?キューバ国民に今も愛される街には社会主義国ならではの施設配給所があるんです。
中は結構薄暗くて正直殺風景というか質素ですね。
配給で配られるものってどんなものがもらえるんですか?タダでもらうことができるんですか?配給である程度食料ってのは足りるんですか?以前に比べると配給の品や量が減っているようですがしかし街の市場へ行ってみると…。
僕のイメージしていたキューバ社会主義国の市場というよりずっとこうキレイですごく活気がありますね。
さらに
(山中)どうやらこれ行列でずっと並んでるんですね。
これ何に並んでるんですか?今すでにどれぐらい並んでるんですか?このアイス屋さんは常に行列が出来ているんだそう。
僕も食べたいんですけど並ばなきゃダメなんですね?
(沢松)そうなん?
()外貨やな。
並ばずに買えると聞いて入ってみると外国人専用の売り場がありました。
ここは観光客だけ。
確かにがらがらです。
(山中)これが…。
(山中)正直なんの変哲もないアイスに見えるんですがいただきます。
うう〜ん!冷たっ。
最近の凝った果実味の多いジェラートというよりは昔懐かしのストロベリーミルクアイスですね。
僕らは今この2つのアイスでおよそ300円近く払ったんですがこのキューバの人たちが並んでいる列で買うと2つでなんと10円なんだそうです。
実はこのアイスクリーム屋さんは国営で革命後フィデル・カストロが娯楽が少ないキューバ国民のためにつくったんだそうです。
カナダヨーロッパを中心にキューバ最大のリゾート地バラデロにやって来ました!見てください。
これがカリブ海!首都ハバナに次ぐ人気の観光地がカリブ海のビーチリゾートバラデロ。
今はリゾート地として国が整備。
あのシカゴのギャングアル・カポネの別荘が今も残りレストランとして観光利用されています。
そしてなかでも観光客に人気の秘密がリゾートホテルのある制度。
このバラデロのリゾートホテルというのは基本的に宿泊費に飲み物食べ物すべて含まれているということで…。
こんなモヒートも何杯飲んでも値段一緒ということですね。
取材のために飲んどきますか。
カリブ海リゾートで誕生したといわれる料金体制ホテルの宿泊代金だけで食べ放題飲み放題遊び放題。
バラデロのホテルはすべてこのシステムでレストランでの食事もタダ。
バーでのお酒もタダ。
そしてマリンアクティビティもタダ!中にはゴルフまで無料でできてしまうホテルもあるんです。
しかしアクティビティはキューバならではの注意点も。
今世界が注目する社会主義国のキューバ共和国。
外貨獲得の大事な手段となっているのは観光産業ですがそれを上回るのが医師の海外派遣。
途上国や医師不足の国に優秀な人材を派遣するキューバは隠れた医療大国で例えば整形手術。
ちょっとキレイになりたいなっていう整形手術とかはさすがにお金かかりますよね?ええ〜っ!?手術ももちろん無料ですが今やキューバのワクチンは世界トップレベル。
しかし予防医療が進むのには理由がありました。
そして今では独自開発したワクチンを輸出するほどになったのです。
よくも悪くも変わりつつあるキューバの街なかには…。
見てください。
このハバナ市内のホテル。
各国の国旗が掲げられている中になんと星条旗も併せて掲げられている。
これは以前ではありえなかった光景だそうでアメリカとの国交正常化のニュースが前に進み始めてから各ホテル掲げ始めているんだそうです。
(山中)経済封鎖が解かれたらまずキューバに何が入ってきてほしいですか?さらにキューバ革命をカストロやゲバラと共に戦った方にお話を伺いました。
国交が正常化に向かって経済封鎖が解かれたらキューバはどう変わっていくと思いますか?世界が注目しています。
何より
(菅)医療すごいですね。
やはり…。
特に医療が進んでましてね。
乳児死亡率が非常に低いんですよ。
実はねアメリカよりはるかに乳児死亡率が低いんですよ。
(一同)へえ〜っ。
池上さんに是非聞きたいという「ハテナ?」こちらです。
確かにね。
なぜ今なのか。
それはこちらです。
さらにあの人の言葉も後押しした。
まずアメリカとキューバが今国交正常化に向かう3つの理由があるんですね。
それこちらです。
アメリカ側の理由。
オバマ大統領2期目でしょ。
アメリカの大統領って2期8年で終わりですよね。
もう終わりってなるとさあ8年間でどんな実績を残すことができたのかなってことを意識するようになるんですね。
これを「レガシー」というんですけど。
50年も国交が結ばれていなかったあのキューバと国交正常化したよって歴史に名を残すことができるのではないか。
何か残したくなるんですよ。
キューバ側にも事情があるわけですね。
はいこちら。
もともとソ連からの支援によってキューバって国成り立ってたんですよ。
ソ連が崩壊しちゃった。
そのあと「じゃあ」と言って名乗り出たのがベネズエラ。
ここも社会主義の国で。
特にこの前亡くなりましたけどチャベス大統領ってのがカストロの大ファンで。
カストロさんのためならなんでもしますっていう形で石油を援助してたんですよ。
ところが最近ベネズエラが支援してくれてたからアメリカとケンカできた。
それがこの人。
はい初の南米出身のローマ法王フランシスコ法王が仲介役を務めてくれたんですね。
キューバは一応社会主義国ですけどここスペインの植民地だったんで多くの人たちが実はカトリック信者なんですね。
そしてアルゼンチン出身ですからフランシスコ法王は。
なんとかこう南米あるいは中南米が平和になってほしいという思いがあるわけですね。
そうするとローマ法王から声をかけられたらお互いメンツが立つわけですよ。
さすがよくご存じですね。
そうなんですよ。
(八光)ええな〜。
(山中)さん嬉しそう。
(八光)序盤からええのもらいましたね。
この3つが相まって一挙に進んだと。
(八光)どうしてでしょう?どう考えても。
今でもまあ見てるとすばらしい国やしこれでアメリカと手を結んだ方が…。
(八光)やからなんか断るかどうかわかりませんよ。
力関係ありますから。
みんな仲ようやったらええのになと僕は…。
このまますんなり正常化するのかというとネックになるものがあるんですよ。
アメリカの議会ですね。
オバマ大統領がやったからといって議会が承認しなければいけない。
オバマ大統領は民主党。
議会多数派は共和党というねじれが起きているんですね。
つまり共和党が「うん」と言わないとなかなか進まない。
その共和党というのは実は…。
キューバなんか大嫌いだって人から支援を受けている共和党議員が多いので恐らく反対するのではないかということですよね。
私試合でマイアミに行ったときに地元でやっぱりあの〜。
工事現場とかホテルのお掃除とかで働いてられる方でキューバから亡命してきたんやっていう方がものすごいうじゃうじゃいはるんですよ。
そんな亡命する方に会うことなんてないと思ってたんですけど。
力自慢とか。
ウェットフット・ドライフット政策といいまして。
亡命をしようとして
(八光)どうやって追い返す…帰れって言うんですか?それとももう強制的に連れていくんですか?そこから帰れっていう場合もあるしとりあえず捕まえてアメリカに連れてきてからキューバに送り返すっていうやり方もあります。
でもその一方で
(八光)へえ〜。
送り返されたら軽いな。
(山中)そういう家族がいますって話は現地で聞きました。
最近どうも社会主義らしくない問題ってのが出てきてるんですよ。
それがこちら。
(菅)社会主義ってないイメージやな。
とにかくず〜っとこう格差がない時代続いてきたわけですけどもどうしてもなかなか国がうまくいかない。
例えば観光産業でどんどん外国人を受け入れましょうってことになりますと…。
よくベッドメーキングしてくれる人にとりあえずありがとうって1ドル置いてくるってのよくありますよね。
(山中)チップですね。
これが毎日何部屋もあるわけでしょ。
これだけでそうか〜。
変わらなくてもいいですからねっていう条件付きで国交正常化しましょうという言い方してますね。
このあとはカザフスタン共和国。
そこは近未来的な都市と豊富な資源がある国でした。
さあでは続いてのテーマはこちらです。
はい行ってきたのはこちらの国です。
(山中)カザフスタンと。
これまた日本にいるとあまり情報の…。
なかなか僕らがそうですね。
そういうとこなるべくと思ってるんですが。
もともとソビエトって国は15の共和国から出来てたんです。
でカザフ共和国だった所が今カザフスタンになったわけですが。
それ以来ここがみんな独立国になりましたね。
ソ連崩壊のきっかけ。
まあいろいろあったんですけど経済的に大きな理由はこちらなんですね。
石油価格が当時激しく下落をしたんですね。
オイルショックで石油の値段が上がったでしょ。
あれで世界中の国々が石油ショック起きないように節約をいろいろしたりしたことによって石油の値段がうんと下がっちゃった。
で結果的に外貨が入ってこなくなってソ連経済が悪化して。
ソ連のゴルバチョフ大統領に対して当時クーデター未遂が起きました。
そしたらソビエトの中のロシア共和国のエリツィン大統領が影響力を増してですねなんとソ連共産党解散命令ってのを出すんですよ。
ソ連の中の一部のロシアであったにもかかわらず「ソ連共産党解散」と言っちゃったわけですね。
ある種エリツィン大統領によるクーデターのようなことによってソ連が崩壊をしてしまったということなんですね。
(山中)あっ別ですか?余計なこと言いました。
何が…。
パンジャブ州の「P」アフガン州の「A」っていってそれぞれの州の頭文字を並べて「Pakistan」にするとこれは清浄なる国キレイな国っていう意味になるのでじゃあそうしようって。
別にパキ人の国っていう意味じゃないです。
(沢松)すご〜い。
(山中)実はソ連崩壊とともに独立した中央アジアの国カザフスタン共和国。
272万平方kmは面積世界第9位。
国土の大半はこのような大平原と砂漠。
街を少し離れると大自然と牧畜業を営む人たちに出会います。
その牧畜と並んで国の大事な産業の1つが…。
(山中)大きい。
カザフスタンは地下資源が豊富。
原油・石炭・ウランなどのエネルギー資源鉱物資源の採掘量は世界でもトップクラスです。
南部にあった首都を国の中心に移そうとつくられたアスタナ。
1997年にこの街に首都が移されました。
近未来都市をテーマに奇抜なデザインのビルが立ち並び現在も街づくりが行われています。
建物も変わったものが多いんですがこれを皆さんはどのように思ってるんですか?この夜景もまあキレイですね。
あの辺りには大型モニターなどもありまして最先端技術が使われ
(山中)実は首都が移されたときにしっかりと都市計画というものが立てられましてそのときの都市計画コンペで見事1位に選ばれたのが日本の有名な建築家あの黒川紀章さんということなんです。
2017年にはここアスタナで万国博覧会が開催されます。
先進国への仲間入りを目指し会場の建設も急ピッチで進みます。
こうして見ますと目の前にはまだまだ空き地がありますしそして向こうは建築現場ですよね。
今も工事中ということでほんとにこの街は刻一刻と変化している。
アスタナの街は未完成。
今も文化の中心地は旧首都のアルマティです。
この街を歩くといろいろな顔をした民族が。
もちろんカザフスタン人がいちばん多いのですがロシア人ウクライナ人朝鮮系の民族などこの国には100以上の民族が暮らすといわれます。
(山中)民族同士は結構みんな仲よくやってるんですか?国の宗教はイスラム教なのですが多民族国家ということもあり…。
えっ?この絵は豚ですよね?というかほらあそこ豚の顔ですもん。
えっ豚肉も普通に売ってるということですか?イスラム教信者が食べることはない豚肉が売られていました。
(山中)イスラム教の人が食べないんですよね?
(山中)OK。
スパシーバ。
そしてこんなものも。
キムチですか?・これはキムチです。
(山中)これは白菜ですもんね。
白菜キムチ韓国とカザフでは違うのか。
うわっ。
おお〜っ!
(山中)最初はすごい強い酸味ですっぱいって感じなんですけどそのあと辛っ。
スパシーバ。
さて街を離れ大平原へ向かうとシューという村でカザフスタンならではの伝統競技が行われていました。
(山中)こんにちは。
(山中)わあ〜立派な馬ですね。
カザフスタンの農村部では10歳ごろから馬が与えられ子どもたちも馬と共に生活します。
そんな始まったのはコックバルというスポーツです。
皆さんが馬に乗って奪い合っているのはヤギ。
コックバルはチーム戦でおわん状のゴールにヤギを投げ込めば1点。
その昔家にヤギを届ける際に家の前に置かれた箱に投げ入れていたのが競技になったといわれます。
(山中)あっ入った。
ゴール!と言っていいのか。
ゴールですよね。
近くで見るとど迫力ですね。
(山中)おお〜。
(山中)こんな重いのをやり合ってたんですね。
すごい。
さらにこちらは女性が男性に馬で追いつけば鞭で打ってもいいという痛そうな競技。
山中アナウンサーも挑戦しますが…。
これはもうお約束ですね。
(沢松)めっちゃ速い。
絶対負けるやん。
(山中)うわ〜っ!速すぎます。
結構鞭痛かったですよ。
この日の夜競技を主宰していたご家族がホームパーティーに招待してくださいました。
伺ってみるとなんと親せきご近所さんなど30人以上が集まって迎えてくれたんです。
カザフスタンではこれぐらいお客さんがいっぱい集まることはよくあるんですか?
(山中)うわ〜見てください。
これまた豪華なお料理。
すご〜い!うわ〜華やかに豪華料理がずらっと並んでますよ。
この日のメイン料理は羊のお肉。
まるまる1頭分を煮込んだこれもカザフスタン伝統のお料理でした。
う〜ん!脂が乗ってて。
羊の独特の香りはありますけど全然臭くないですね。
カザフスタンではこれだけ盛大におもてなししてくださるのは普通のことなんですか?遊牧民の血が流れるシュー村の人たち。
その精神は代々受け継がれています。
ソ連から独立して24年になるカザフスタン。
しかし今も独立前の名残が見える場所があります。
バイコヌールというこの街は全体が塀で囲まれているんです。
見てください。
(山中)実はこのバイコヌールという街はカザフスタンの中にありながらあそこだけ「地球は青かった」という言葉で知られる有人宇宙飛行士第1号このガガーリンが宇宙に飛び立った基地がこの土地につくられました。
その基地とともに極秘でつくられたのがバイコヌールという街なんです。
ソ連崩壊でカザフスタンが独立したあとも基地を手放したくないロシアは…。
バイコヌールは小さな市街地と宇宙基地だけの街。
まずはその小さな街を取材しました。
(山中)こちらおいしそうなパンを売ってますよ。
これは?
(山中)ピロシキ。
ここはロシアになってるからピロシキとかもよく売ってるわけですか?この街ではそして宇宙基地の敷地内へ。
しかしロシアの重要機密も多いということで限られた場所だけ撮影の許可を頂きました。
まずはこちら。
ズドラーストヴィチェ。
ズドラーストヴィチェ。
とっても広い宇宙基地ですね。
どれぐらいの広さあるんですか?またほとんど人が住んでいなかったこの大平原が選ばれたといわれます。
こちらはロシアのロケットソユーズ号の宇宙飛行士が乗る先端部分。
おお〜是非是非試させてください。
宇宙ステーションにたどりつくまでこの狭い空間で2日間ほど過ごします。
子どものチャイルドシートか揺りかごぐらい狭いですね。
こういう状態で飛ぶんですか。
はぁ〜。
ほんと宇宙飛行士の方がいかにもう身体的にも精神的にも強じんな人間かというのがここに入っただけですぐわかりますね。
なかなか許可が下りないという場所も少しだけOKが出ました。
今回なんとロケット宇宙船の発射台を見せていただく許可が下りました。
これはめったに許可が下りないことなんですが。
かなり近くまで来ましたよ。
こちらですね。
なんと出来たのは1957年といいますからもう60年近くも使っているんですね。
ガガーリンも宇宙へ飛び立ったという歴史ある発射台。
今も年に数回ロケットが打ち上げられています。
バイコヌールに象徴されるようにロシアとの結び付きが強いカザフスタン。
国民はロシアとの関係をどう思っているのでしょうか。
(山中)ウクライナのようにカザフスタンがまたロシアと一緒になると言われても賛成ですか?
(山中)またいろいろな面を持つ国だなと思ったんですが…。
(山中)そしてどう変わったのか?じゃあこちらご覧ください。
今も独裁政権は続いているんですね。
そもそもソビエト時代カザフ共和国のリーダーというのはソ連共産党が決めた人がそこにたまたまいるって感じだったんですね。
共産党の独裁政権だったんですよ。
それが独立したんですけれども大体今もそのまま独裁政権が続いているんですね。
「でも何とかがあるので国民は落ち着いて生活しています」。
そうではないんですか?形のうえでは選挙はありますけど。
実際には独裁政権なんですよ。
う〜んなんでしょう。
(西川)何?元?あはははは。
沢松さんいかがですか?さっきいっぱい掘れてたものですよね。
はいはい。
「資源があるので国民は落ち着いて生活しています」。
つまり経済レベルが高いんですね。
なんか
(八光)怖さがね勝つから…。
()幸せや。
ほんま幸せやで。
そうやろ。
その独裁者がものすごい優しいんでしょ?
(八光)独裁政権で。
とりあえず自由に見えますけれどもさあ本当にないかってなると非常に厳しいところではあるんですね。
さあ実はソビエト連邦を構成していた他の国はどうなっているかということですけど実はソビエトが崩壊する直前にバルト三国という三国が独立したんですよね。
ここはもういずれもEUに加盟をしたりあるいはユーロを使ったりしてすっかり民主化されているのがあるんですが特にこの辺りカザフスタンウズベキスタントルクメニスタンキルギスってもともと民族的にいうとトルコ系の人たちなんですね。
トルコ系の人たちが住んでる地域をソビエトっていうのをつくったときに当時の独裁者のスターリンがこの辺が全部まとまってソビエトに刃向かってくるとまずいなと。
それぞれを分けてといわれてますね。
これ一度…。
したんですけどうちはそうじゃないんだよといってわざわざキルギスタンをキルギスに変えたんですね。
(一同)へえ〜。
それからこれ。
中央アジアのカザフスタンでキムチが売られていたのはなぜでしょうか?
(山中)意外でした。
これも某独裁者が関係してるんですよ。
はい。
こちらですねスターリンですね。
第二次世界大戦前こちら極東地域に住む朝鮮系の人たちが「日本のスパイになりかねない」と考えて彼らを強制的にこちらに移住させたんですよ。
(一同)へえ〜っ。
この辺り大平原で人があんまり住んでいないものですから将来戦争になったら敵につくかもしれないと非常にさいぎ心が強かったスターリンとしてはその結果今もここに朝鮮系の人たちが大勢いてキムチもあると。
(山中)ねえ意外でしたけど。
いろいろ今言われてるけどみんなやってたんやないかみたいなとこもありますね。
すごいでしょ。
()ねえすごいなぁ。
資源があるかないかっていう話でみんなすごく興味持ってると思うんで僕もそうなんですけど僕はやっぱり日本資源がなくてもない分どうにかして頑張ってきたのが今の日本やと思うんでまあその〜資源がないということをプラスの意味に変えるというかそれが日本の強みだというぐらいに思ってやっていった方が日本人としてはいいかなというふうにちょっと思いましたね。
そう。
ねっ。
(菅)そうや資源だらけですもんね。
(一同)あはははは。
グルメや絶景世界のとっておきの穴場情報をご紹介。
(ガイド)さあここからは世界各地を飛び回る「ちちんぷいぷい」のメンバーが訪れたあんな街こんな場所の中から是非皆さんにも行ってほしいよりすぐりのスポットをご紹介しま〜す。
是非…。
題して。
ハテナツアーズおすすめOh!と叫びたくなる絶景とグルメをご紹介します。
ご案内はガイドの案内する代です。
まずは日本からおよそ13時間アメリカのアリゾナ州へ出発。
エンジョイしてアリゾナ州ペイジにあるこちらのステーキハウスへ。
お店の中に入ってみると…。
カウボーイたちと一緒にダンスを楽しめちゃいま〜す。
体を動かしておなかがすいたところでお目当ての〜。
(山中)Woow!ええ〜っ!?Isthisasteak?
(山中)ビッグステーキ。
ビッグすぎますよね。
(ガイド)これがアメリカンビッグサ〜イズ。
なんと2kgもあるアメリカンビーフ。
ポーターハウスと呼ばれる赤身のお肉です。
塩こしょうとガーリックで下味をつけて豪快に焼き上げます!思わずシェフも…。
(山中)ちゃんとでも中まで火通ってるんですね。
いただきます。
これだけ大きくて正直味はどうかなと思ったんですけどおいしい!周りの表面のちょっとカリッとした香ばしいところと中ほんとにすごくやわらかくて。
ジューシーで。
続いてはまあ大体車ですと14時間ってとこでしょうか。
移動もアメリカンサイズでございます。
それではここテキサスが発祥になったグルメを食べに行きましょう。
(山中)バーベキューはこの地で生まれたんですか?
(ガイド)テキサスの街でよく見かけるのはバーベキューの看板。
そしてバーベキューといっても一風変わっているんですよ。
(山中)うわ〜!Woow!すごい。
これは焼いてるんじゃないんですか?これが広大な大地が生んだワイルドなグッドテイストテキサスバーベキュー。
(ガイド)本場のバーベキューは肩バラ肉のブリスケットをスモークします。
日本では珍しいスモークしたやわらかくてジューシーな赤身を堪能していただきましょう。
(山中)いただきます。
うわ〜やわらかい。
くん製ですけど全然パサパサしてなくて。
しっとりしたお肉。
むしろジューシーなぐらい。
僕らのイメージするバーベキューと全然違いますね。
このソースもオリジナルですか?
(山中)テキサスガイたちはやっぱりこのお肉で強くなってるんですか?ハッハハハ。
さあお次は日本からおよそ35時間。
日本の反対側アルゼンチンへ。
(沢松)ええ〜っこれ氷河?続いてのハテナツアーズは日本からおよそ13時間イランに皆さんをお連れいたします。
皆さんこちらの目的地までは道なき悪路をドライブして砂漠を通っていくのですが皆様大変申し訳ございません。
今回のドライバーは少々運転が荒いようでしてスピードを出し過ぎてしまう悪いクセがあります。
マジですか。
はぁ〜なんとか砂漠は抜けまして…。
イラン北東部にある目的地の村に到着です。
お楽しみください。
(ガイド)標高1250mの山あいにつくられた住民は山の急斜面を利用して家を建てて暮らしているのですが皆様よ〜く見といてください。
家の
(山中)みんな屋根の上歩いてますよね。
なんだったら屋根の上と下で会話があるわけですね。
向こうも歩いてるし。
あそこにもおとうさん仁王立ちしてるし。
すごいなぁ。
(山中)今そこで何してるんですか?でも住んでたら上を誰かが歩いてうるさくないんですか?
(ガイド)子どもたちの遊び場ももちろん屋根の上。
こんな人気の遊びもありますよ〜。
(山中)この村でいつも何して遊んでるんですか?
(山中)ボール遊びはちょっとできないもんねここね。
将来の夢はなんですか?大きくなったらああおまわりさん。
(ガイド)珍しい村の景色に…。
続いてご案内するのは日本からおよそ12時間。
美食の国イタリア。
悠久の歴史を刻む遺跡の街首都ローマ。
街を歩くだけでもわくわくしちゃいます。
まずはローマ名物日本人も大好き。
あのパスタを食べに行きましょう。
(大吉)こちらがローマ料理を代表するカルボナーラです。
では早速いただきます。
高いね〜。
んっ?すっごく濃厚。
だけど滑らかな口当たりですね。
卵とチーズがからみ合っていてソースにコクがあって深みがあって。
おいしい。
(大吉)卵の魅力が最大に生かされてますよね。
もうこんなにおいしく卵を調理してくださったら…。
(菅)何言うとんねん!続いてやって来ましたのはこの島ならではのグルメ。
それはなんといっても新鮮なシーフード。
日本とはひと味違うこれまた…。
あっあそこあそこ。
あれウニすごい。
大漁大漁。
わあ〜。
ボンジョルノ。
ボンジョルノ。
すごいな見てください。
箱いっぱいのこれ。
ウニよウニ。
(ガイド)ウニは日本では高級食材ですが。
(大吉)日本の赤ウニみたいなね非常にこう濃い色ですね。
うわ〜いい香り!!塩気で香りでコクのあるうまみ。
ええ〜っおいしい!
(大吉)ほんとあなた
(大吉)これはおいしい。
さあお次は日本からおよそ35時間。
日本の反対側アルゼンチンへ。
パタゴニア地方の観光の拠点となっているエル・カラファテという街へ。
さらにその街からそこで待っていたのは…。
あれですよね!すごい景色。
もうなんか
(ガイド)世界自然遺産ロス・グラシアレス国立公園にある氷河の全長はおよそ35km。
そして横幅は5kmもある巨大な氷河です。
チリ側から氷が続いているこの氷河はアルゼンチンのアルヘンティーノ湖に流れています。
地球の温暖化で小さくなっていく氷河が多い中この氷河はほぼ大きさを変えずなんといちばん手前の氷はおよそ南米の夏に当たる2月。
その手前の氷はごう音を響かせスローモーションのように崩れ落ちていくのです。
ゴーーッ!ほら。
ゴーーッ!
(山中)氷の剥がれる音割れ落ちる音がかなり大きく聞こえますね。
バリッバリッ!ほらほら。
わわわ落ちた落ちた。
そこも落ちた。
落ちた落ちた。
うわ〜。
(ガイド)自然の迫力に言葉も出ません。
()29。
(大吉)はい。
ははははっ。
いい仕事をさせていただいてると。
(菅)感謝状みたいな。
あれはダメ。
先細る。
(一同)あははは。
さあ続いてのテーマはこちらです。
行ってまいりました大吉です。
よろしくお願いいたします。
さあそのセレブに愛される国こちらです。
モルディブ共和国。
日本からおよそ7600km離れたインド洋に浮かぶ島々なんですが。
大体ああ…。
(大吉)25ぐらい。
(廣田)はい。
うふふふ。
(大吉)500。
(廣田)えっそんなに!?セレブと言いましたがえっこれ海?すごいすごいすごいすごい!色が。
ええ〜っ!?すっご〜い!奥に見えてるのはインド洋ですね。
モルディブやって来ました〜。
インド洋に浮かぶ群島国家モルディブ共和国。
美しい島々が点在していることから真珠の首飾りとも呼ばれています。
モルディブには109のリゾート島がありそれぞれが異なる魅力を持っています。
地上の楽園と称されるその美しい海と非日常感を求めて世界中のセレブが集まります。
ちなみにこちらの水上コテージは1泊40万円以上。
(菅)すごいな。
群島国家ゆえに島と島の間の移動は船を利用します。
空港から船で10分の所にあるのが首都マレです。
(大吉)さあ到着したもようです。
ここがモルディブの首都マレですけれども。
思ったより都会ですね。
船着き場にはタクシーがたくさんとまってますし10階建てぐらいのビルも立ち並んでますね。
モルディブの首都マレ。
ともいわれています。
ああでもやっぱりイスラム教の国ですね。
女性陣は皆さんあの首都マレで憩いの場となっているのが人工ビーチ。
ええ〜っ?
(大吉)女性は全員服着たまま?えっビショビショ。
(大吉)頭のかぶりものも外さずにそのまま泳ぐんですね。
ええ〜っ!?おねえさんビショビショですね。
It’sOK?
(大吉)今食べてるのなんですか?見てください。
海の中で食べてますよ。
いただきま〜す。
(菅)おいしいの?ハハハハッ。
水につかり冷えた体を温めるために海の中で激辛のデザートを食べる。
これが首都マレでの海の楽しみ方。
そんな首都マレは現在住宅不足という問題に直面しています。
土地が限られているため既存のビルの上に継ぎ足しのような形でしか新しい住居地をつくることができずまた狭い島内の移動には小回りが利くバイクが利用されることが多くその交通量も問題になってきています。
土地に限りがあるモルディブには一島一役割というルールが存在します。
この奥に見えるのは空港の島です。
そしてその隣にある島これ
(大吉)さらにその隣奥の方に見える鉄塔のようなものが立っている島あれは刑務所なんです。
マレもまた首都機能を持つ1つの島になっていてさらにはゴミの島…も存在します。
(大吉)あああそこですね。
見えます見えます。
今ちょうど煙が上がっている部分あそこがゴミの島です。
キレイな観光地とは対照的にその観光地で出たゴミというのがどんどんあの島に集められて埋め立てされているという場所なんですが。
ゴミの島は首都マレからも確認できるほどの距離にあり風の強さ方向によってはその臭いが漂ってくることもあるそうです。
モルディブの首都マレの魚市場にはインド洋で獲れたばかりのたくさんのカツオやマグロが次々と運ばれ台に載りきらない魚が床に並べられていました。
塩茹でしたカツオを焼き上げ天日干しにして出来るモルディブフィッシュは国民食。
見た目も味も日本のカツオ節にそっくり。
カツオをははははっ。
日本と似たような食文化を持っていたモルディブ。
実は日本との深いつながりがありました。
首都マレに供給するすべての飲み水を生みだしている「マレ上下水道株式会社」。
マレの飲み水の需要である1万5000tを現在はカバーできていますがこれだけではまだ不十分だといわれています。
さらに首都マレの周囲6kmにわたって設置されている波よけブロックも日本からの無償資金協力でつくられたものなんです。
首都マレは3分の1が冠水するという被害を受けました。
そういったこともあり日本からの援助で護岸整備が行われたのです。
2004年のスマトラ島沖地震の際には波よけブロックのおかげで津波の被害を最小限に食い止めることができました。
(大吉)モルディブは東日本大震災のときにも日本にたくさんの義援金を送ってくれました。
やはり同じ島国ということで共に助け合った歴史があるという事実がこの場所に来るとよくわかります。
現在モルディブは直面しています。
モルディブのいくつかの島が海の底に沈むもしくは浸食されてる。
そういった危機が叫ばれてますけどそこに関して地元の人はどう思ってるんでしょうか?首都マレではこのようなたくさんの護岸用ブロックが島を守っているんですが多くのリゾート島では景観を重視してこういったものがまだ設置されていません。
これも浸食を進める1つの問題になっているそうです。
水没問題に直面しているという島を訪れました。
首都マレからボートで45分のグライドゥ。
甲子園球場およそ6個分ほどの小さな島です。
政府が沖合に波よけブロックなどを設置していますがそれ以外にも島の皆さんが個人レベルで対策を行っていました。
政府は水没の問題が叫ばれている島の住人には別の島への移住を促すなどの対策を取っておりその他にも人工島プロジェクトを進めていました。
首都マレの程近くにあるフルマーレ。
100%埋め立てで出来ていて2002年に完成しました。
島の整備に必要な砂は海底などから採取したんだそうです。
(大吉)マレとは違ってご覧ください非常に近代的な整理された建物というのが並んでいます。
首都のマレではたくさんのモーターバイクが道を塞いでいましたけれどもこの島ではそういった状況は一切見られません。
島民の数と島の面積を考えたときにまだまだ余裕があるなぁというのを感じます。
将来的には現在の2倍に当たる6万人がこの島に住むことができるようになるといいます。
(大吉)フルマーレの最北端にやって来ました。
ここからはご覧のとおりこの島が人工的に埋め立てられたというのがよくわかります。
海面からの高さは2mあるということなんですがマレをはじめ海抜1m前後の島を見たあとだと非常に高く感じます。
この場所を埋め立てるときにどれぐらいの量の砂というのが必要だったんですか?水没に直面している島の人々に移住してもらうため現在政府はフルマーレのすぐそばに第2の人工島の建設を進めています。
海の恵みによって国の経済が支えられているモルディブですがそれと同時に海の存在が国の存亡の危機に関わっていました。
今後も地球規模での温暖化が進めばモルディブのような小国にもたらす影響は計り知れません。
(大吉)実際VTRの中で人工島の建設というのも紹介されていましたけれども。
人工島と首都とは今船でしか行き来ができない。
橋がないんですね。
で船だと数十分かかりさらに天候によっては仕事に行けない可能性もあるということではい。
これがいろいろあるんですよね。
今のはインド洋でしたよね。
でも南太平洋にもあるんですね。
こちら。
はい。
南太平洋のツバルなどは世界に援助を求めています。
ソロモン諸島のタロ島では全員引っ越さざるをえなくなっちゃったということなんですよ。
(沢松)そんなに危ないん。
はい。
ええ〜このタロ島っていうのはねまあ小さな島なんですね。
でソロモン諸島って1000ほどの島からなってる国なんですけど。
800人が住んでるんですけどこのままだと水没してしまうというのでお向かいのちょっと大きめの島にですね人も学校も行政機関もすべて引っ越すことになったんです。
この場合は引っ越す島があるからいいんですけどもっと長期的に言えばこの辺り…。
そうするとという議論もあって。
そうするとオーストラリアの人たちがそういう人たちを受け入れることができるのかどうなのか。
言ってみれば難民ですよね。
こういうのをね環境難民っていうんですよ。
戦争とか紛争じゃなくて温暖化によって環境によって難民が生まれるという。
そういう深刻な問題がこれから起きてくる。
さあそしてですねこの地球温暖化でカギを握るのは北極の氷より南極の氷ってことになりますね。
あっやっぱり。
「北極の氷が溶けると海面が上昇するマルかバツか」。
習ったような記憶があるんやけど。
小学校のとき習いましたよね。
つまり北極の氷って海水に浮いてますから北極の氷が溶けたからといってそれですぐに海水が増えるというわけではないよということなんです。
(八光)あっそうなんや。
なんか
(八光)あっ知らんうちに。
(八光)ああ〜。
そういうことですね。
で問題は南極なんですよね。
南極って大陸でしょ?大陸の上に氷があるわけですからその氷が溶けて海水になれば…。
()そら増えるわな。
海水は増えるということがあるんですけど実はそれだけではなくてこれが実は意外に大きい。
()なるほどなるほど。
さあ温暖化が進んだことによってさらに加速するという2つの心配があるんです。
1つはこちら。
シベリアの永久凍土が溶ける。
ツンドラといってあの中にメタンがいっぱいあるんですよ。
これが溶けるとこの永久凍土からメタンが出てくるんです。
でそのメタンが出ることによって温暖化が進めばさらに永久凍土が溶けてまたメタンが出てくるという悪循環に今なり始めているという問題があるんですね。
さらにもう1つこちら。
北極の氷がどんどん溶けてるんですね。
夏場辺りかなり氷がなくなります。
そうすると氷が薄くなるとですね海面が黒っぽい色が出てくるんです。
()ああ〜はあはあ。
北極に氷がいっぱいあったころはかなり反射して温暖化を防いでたんですけど今は氷が溶けてくることによってさらに温暖化が進む。
へえ〜っ。
で氷が溶けるという悪循環になってる。
まあその〜例えばCOなんかでも削減できなかった国はじゃあお金払って他の国の削減枠を買うというようなシステムでやってますけど。
そんなこと続けてても根本的に解決できないという気がして。
まあ難しいですけどもっとちゃんと話し合わないといけない問題だなというのは改めて感じましたね。
そうですよね。
そこでそれぞれの国がどれだけ温室効果ガスを削減するかという話し合いがずっと行われてきたんですが今年12月にいよいよ最終的にこれだけ減らすよっていうことを決めることになっているんですね。
ロザン菅の「日本のハテナ?」。
イェ〜イ!
(拍手)さあ始まりました。
このコーナーは日本に来てる外国人の方に「日本のハテナ?」を聞くというコーナーなんですけども。
今回はあの〜写真を見せてもらってなんでこれ撮ってんの?とか。
やっぱ自分たち僕ら日本人ではわからんもん撮ってるんですよね。
これ興味あるか!みたいなんいやあのねごめんなさい。
()まあいろんな国の人が増えてるんちゃう?
(菅)増えましたね。
僕らが想像できないものに興味を持つというかね。
()ああ〜はいはい。
(菅)ちょっと僕もちゃんとおお〜。
池上さん。
楽しみですね。
()そのフリは楽しいフリやな。
毎週火曜日「ちちんぷいぷい」の中で独自の英語を駆使して外国人を道案内するロザンの菅ちゃん。
そんな菅ちゃんが日本人では気付かない外国人の「ハテナ?」を調べる名物企画。
Yes.Yes.外国人が外国人のカメラをのぞけば日本のどこに感動し何を不思議に思っているかがわかるはず。
ああ〜っこれね。
果たして今回はどんな「ハテナ?」が見つかるのか?わっすごい長い。
(菅)おるかな〜?いやたくさんいるんじゃないですか?今日は。
菅ちゃんたちが外国人観光客を求めてやって来たのは…。
ここは外国人だけで年間40万人以上が訪れる大人気の観光地なんです。
(菅)Hello.Hello.
(菅)あっタイランド?イェ〜イェ〜イェ〜。
(菅)あっシスター。
イェ〜イェ〜。
Hi.Hi.ご両親と一緒に旅行中というタイから来た姉妹。
一体どんな写真を撮ったんでしょうね。
ああ出た。
(菅)イェ〜!知らんでしょうね。
(菅)ええ〜OsakacastleTop?
(菅)Topofpeople.ええだからええ〜。
(菅)Osakacastleleader.Doyouknow?Osakacastle….Leader.Leader.No?ええ〜。
Doyouknow?
(菅)Topofcastle.Live.Live.
(菅)イェ〜キング!イエスイエスキング!イェ〜イェ〜イェ〜。
ははははっ!いやええねん!信長の草履温めた話ええわ今。
Hello.Hello.Ohhello.続いて菅ちゃんが声をかけたのはオーストラリアから来たご夫婦。
早速旅行の写真を見せていただくことに。
(菅)あっえ〜This
(菅)Japaneseinterviewchannel.Oh,OK.
(菅)おお〜これが気になんねや。
(菅)パチンコDoyouknow?
(菅)ああ〜ノイズ。
ベリーノイズ。
ああ〜イェ〜イェ〜。
ああ〜!イェ〜イェ〜イェ〜。
Whatthis?
(菅)ああ〜わかれへん?Ah….InEnglish.
(菅)ああ〜っなるほど。
実はスペルこそ違いますが英語圏の方がこの文字面を見て連想するのは大腸や体の中を意味する「Colon」。
お二人はとても買う勇気がなかったんですって。
そりゃそうだ。
(2人)Ah〜.
(菅)抹茶Doyouknow?Greentea.Ofcourse.
(菅)おお〜これ何かわかってんのかな?Doyouknowmean?
(沢松)これは確かにおかしい!Beer?Asahibeer.It’sOK.It’sOK.Ah〜.
(菅)シンボル。
イエスデザインデザイン。
ははははっ!
(菅)おっ。
Why?Why?
(菅)うんうんイェ〜イェ〜イェ〜イェ〜。
そやねこれどうなんやろ?
(菅)Thisペアルック。
(菅)ええ〜Friendfriendペアルック。
(菅)FriendペアルックGirl.No?
(菅)ビューティフル?ワ〜オ!
(菅)おお〜!サンキュー。
Thankyou.
(菅)Goodtrip.Goodtrip.ペアルックもさることながらトラの形をしたこのリュックが気になったみたいですね。
続いて菅ちゃんが「ハテナ?」の写真を見せてもらったのはフランスから来たという親子。
(菅)ああ〜イェ〜イェ〜イェ〜。
(菅)あはははっ!おお!へえ〜っ。
突然ですがここでスタジオの八光君にクイズを出題。
なんや?これ。
×××××。
(菅)イェ〜イェ〜イェ〜!あはははっ。
コンピューターを使うシステムに感動。
2人が思わず写真に収めた今や外国人の観光地になった場所って一体どこ?八光君お答えください。
なんや?これ。
×××××。
(菅)イェ〜イェ〜イェ〜!あはははっ。
コンピューターを使うシステムに感動。
2人が思わず写真に収めた今や外国人の観光地になった場所って一体どこ?八光君お答えください。
えっ?コンピューター。
シュ〜ッでしょ?えっ?それでは正解を発表。
これなんやろ?なんや?これ。
(菅)ああ〜っ!回転寿司や。
・Sushi.
(菅)寿司寿司。
ローリング。
ローリング寿司イェ〜イェ〜イェ〜。
(菅)イェ〜イェ〜イェ〜!あはははっ。
Yes.
(菅)サーモンイェ〜イェ〜イェ〜。
No.Littlefiresalmon.ベリーデリシャス。
(菅)Thankyou.OK.ソーリーソーリー。
グッバ〜イ!Goodby.どうやら炙りサーモンのくだりで見限られたみたいですね。
さらにそのあと3人組の外国人にお会いしました。
(菅)あっシスター?
(菅)ああ〜イェ〜イェ〜。
ブラザー?
(菅)ああ〜イェ〜イェ〜!カップルカップル。
イェ〜イェ〜イェ〜イェ〜。
ええ〜。
(菅)イエスイエス。
(菅)Doyouknowmean?ハンサム。
(菅)おお〜サンキュー。
誰がNothandsomeやねん。
(宇治原・菅)ははははっ!と空気の読める義理のお兄さん。
もちろん空気を読んで趣旨に沿った写真を見せてくれましたよ。
ああ〜あっ。
(菅)ああ〜はははっ!Doyouknowmean?ああ〜っ。
(菅)だからえ〜っ…。
(菅)Yes!Yes!Yes!OK.Onlykidsonlykids.ウマ?お前が言うた。
Nothorse.他にも…。
(菅)Nightpicture夜景。
(菅)あっYokohama?イェ〜イェ〜。
No.
(菅)Doyouknow?Verydelicious焼売。
(菅)ええ〜っなんて言ったら…。
ええ〜っ。
Minceええ〜Cover.
(菅)Mincecover.でからし。
No.Uh.からしの説明「Nearワサビ」?チョンパクッ。
(菅)あっマスタードマスタード。
(菅)おでん!おお〜おでん!いやぁ〜そうそうそう!夜景からは話がそれましたがからしが伝わってよかったですね。
Hello.
(菅)あっスロベニア。
すごいとこから。
カップル?Yeah.
(菅)ああ〜カップル。
へえ〜。
(菅)ああ〜yeahyeah.Parents?
(菅)おお〜!
(菅)へえ〜Please.Please.さあスロベニアから来た皆さんが「ハテナ?」に思って撮った写真とは?これも興味あるねんね。
(菅)ああ〜。
(沢松)ははははっ。
さあここでもう1問クイズを出題しますよ。
答えるのは遥ちゃん。
××××。
(菅)ああ〜番号が違うんか。
海外は9個なのに日本は12個あるのが当たり前。
実はこれボタンのことなんですが遥ちゃんわかるかな?××××。
(菅)ああ〜番号が違うんか。
海外は9個なのに日本は12個あるのが当たり前。
実はこれボタンのことなんですが遥ちゃんわかるかな?えっなんやろ?えっ…。
(八光)たこ焼きは8。
それでは
(菅)へえ〜。
なんでこれ撮ったんやろ?ああ〜。
(菅)9ナンバーああ〜!イェ〜イェ〜イェ〜イェ〜!
(菅)ああ〜はあ〜はあ〜。
(菅)そうなんや面白いね。
そうスロベニアに限らず多くの国のテレビのリモコンはボタンが0〜9。
日本のように12までボタンが付いているリモコンは珍しいんですって。
リモコン撮ってはったね。
リモコン撮ってたなぁ。
いやそんなにメッセージ性のあるVTRやの?これ。
あれ海外行ったら当たり前ですかね?9個。
(菅)でも池上さんもちょっと…。
言われてみればそうです。
向こうでは必ず12の場合は12と押してましたね。
ああ〜。
(ガイド)さあここからは世界各地を飛び回る「ちちんぷいぷい」のメンバーが訪れたあんな街こんな場所の中から是非皆さんにも行ってほしいよりすぐりのスポットをご紹介しま〜す。
是非…。
題して…。
ハテナツアーズおすすめ。
Oh!と叫びたくなる絶景とグルメをご紹介します。
ご案内はガイドの案内する代です。
まずは日本からおよそ13時間。
アメリカのアリゾナ州へ出発。
(菅)大丈夫?今回は。
(ガイド)思わず「ナイスビュー!」と言いたくなる絶景ポイントまでは空港から車で移動しま〜す。
えっと道中岩山と荒地の景色は見応えたっぷりで6時間のドライブなんてあっという間ですから。
(八光)大概やで6時間て。
(ガイド)さあ目的地に到着しましたよ。
この先に神秘の絶景が待っていま〜す。
たっぷりとご堪能ください。
(山中)うわぁ〜また美しいですね。
(ガイド)岩が水によって浸食されて出来た渓谷
(ガイド)その岩壁の模様は自然が生み出した芸術作品。
(ガイド)さあ皆さん空を見上げてください。
そこはまるでディズニー映画に出てくるような夢の世界。
さらに岩と岩の間に太陽の光がさし込むとすてきな写真を撮ることができます。
(八光)わぁ〜何?これ。
(ガイド)この神秘的な瞬間にOh!ナイスビュー。
(ガイド)そしてこの場所の近くにもう一つご案内したい所があるんです。
さあ皆様この断崖絶壁の向こうにもOh!ナイスビューが待っていますよ。
おお〜ほほほ〜はははっ。
(八光)怖い怖い。
(沢松)すご〜い!
(ガイド)川が馬のひづめの形に曲がっている渓谷およそ4000万年かけてコロラド川の流れが岩を侵食し断崖絶壁が出来ました。
勇気のある方は高さ600mもある岩の上に座って絶景を見ることも。
高い所は苦手じゃないですし。
(沢松)あかんあかん!でも座ると怖いわやっぱり。
スケールが違いますね。
(ガイド)この眺めにお次は日本からおよそ13時間。
イスラム国家イランのグッドテイストをご紹介。
イランには世界最大の湖カスピ海がございます。
この湖にはあの世界三大珍味のひとつがとれるチョウザメが生息しています。
(山中)おお〜!えっOK?
(山中)わっなんかトゲトゲしてるとこがあるから痛いけど。
痛いよ。
トゲトゲしてるとこあるよ。
おっとっとっとっ!
(ガイド)皆さんご存じチョウザメの卵といえばこの珍味。
黒く輝くカスピ海の宝石お値段はさすが高級食材!高級品ですからちょっとちょっとだけね。
(山中)おいし〜い!見た目とは裏腹にプチプチ感は全然なくて魚のうまみが口の中でふわっと溶けていきますね。
皆様日本からのイラン北部には温泉がたくさん湧いています。
こちらでリラックスタイムといきましょう!イランにもこんな立派な温泉がありました〜!気持ちいいですよ。
(山中)ちょっとおじさんばっかでちょっとだけ複雑な気分です。
イランでは湯上がりに飲む庶民派なグッドテイストなドリンクがありましてそれがこちら。
この粒々はイタリア料理でよく使われるバジルの種なんですよ。
(山中)わぁ〜すごい。
やっぱり卵っぽいな。
粒々がやわらかい。
ちょっとぬるっとしたのがドゥルドゥルドゥルドゥルって入っていきますね。
これは結構のどを通る感じが気持ちいいですね。
まだまだまいりますよ。
続いては日本からおよそ10時間。
インド洋に浮かぶモルディブへ。
(菅)へえ〜めっちゃええやん。
(沢松)ええ〜っすご〜い!続いては日本からおよそ10時間。
インド洋に浮かぶモルディブへ。
さあさあ皆様まさに空からの眺めに感動したあと目的地のこの島では海の中の美しい爽快な景色を堪能できます。
(ガイド)それでは早速水着に着替えてシュノーケリングを楽しんじゃってください。
(ガイド)運がよければ海亀に出会うことができ一緒に泳ぐことも!さらに皆様シュノーケリングよりもっと楽しい砂浜で遊べるマリンアクティビティがあるんです。
(ガイド)それはこのシーボブというマシンに乗って水面をおよそ20キロのスピードで走ること。
このマシンのすごいところは…。
(ガイド)そう水深2.5mも潜ることができちゃうんです。
ええ〜っすご〜い!
(ガイド)この見ているだけで魚の気持ちになれる爽快な景色に…。
そして最後はアメリカ・ラスベガスのナイスビューを見に行きましょう。
(ガイド)皆さん
(ガイド)こちらはおよそ84億円かけてつくられたハイテクアーケード。
450mのアーケードにそんなアーケードをワイヤーケーブルでつるされて飛んでいくというアクティビティもあるんです。
なんともカジノの街ラスベガスらしいお遊びですよね。
結構高さありますよ。
高さ40m近くあります。
(沢松)うわぁ〜!すご〜い!
(山中)うわぁ〜ゲートに入りました!怖い怖い怖い。
(山中)結構体感速度は速いですよ。
(ガイド)スーパーマンになった気分で見られるラスベガスのネオンは
(ガイド)山中アナウンサーはそのまま日本に帰ってくださいね。
なんちゃって。
皆様まあリポートもちろんしてるでしょうけど仕事で行けるのええなって僕ら思ってまう。
(菅)
(菅)「遊び」言うてるやん。
(大吉)取材。
シーボブなんですけどイルカの気分が味わえるということで開発されたもので。
あれ私がやってたときは浅瀬だったんですが実際は数十mまで潜れる。
(菅)へえ〜。
(大吉)ボンベをつけて。
乗ってみたい。
わぁ〜。
なんてことを言うんですか!そんなことないですよ。
さあ続いてのテーマはこちらです。
はい世界中行っている私ですがやはり大興奮で。
あの大陸です。
南極大陸ということで。
まあ我々が行ったのはこの南極半島の比較的先っちょの方だけということでまだまだ入れない大自然がその奥にはありまして。
向こうの夏の間ですね。
それでももちろん氷点下の世界なんですが。
そういったときに行ってまいりました。
南極南アメリカ大陸アルゼンチンにある世界最南端の都市ウシュアイア。
人口およそ7万人の港町です。
この街は世界の果てとも呼ばれています。
ウシュアイアにもペンギンに関するものがあふれていました。
Hola.
(山中)おっしゃべった。
(山中)あなたは何してるんですか?ここで。
南極を目指す世界中の人たちがウシュアイアにやって来ます。
さすがは南極への出発点。
アウトドア用品や防寒具など南極で必要なものはここでばっちりそろうんです。
いちばん近いといっても船に乗ること数日。
ドレーク海峡をひたすら南へ。
南極はやはり遠い場所です。
さあいよいよ南極へ向けての船に乗り込む時間です。
こちらが我々がお世話になる船エル・ウシュアイア号。
どうなんでしょう大きさとしては。
なかなか立派ですが。
山中アナウンサーが乗る船は南極ツアー用の観光船。
道のりは長いということでホテルのような個室があり…。
10泊の旅で70万円など決して安くはありませんが観光で南極に渡る人は年間3万人にも上ります。
(沢松)へえ〜すご〜い。
出航しておよそ15時間。
見てください周りはすべて水平線しか見えないという状態。
ここがドレーク海峡といわれるポイントに入ってきたわけですね。
結構外は空気が冷たいですね。
気温は5度ぐらいあるみたいなんですがただ風がやっぱり冷たいですね。
ここは太平洋と大西洋がぶつかり世界一荒れる海として知られているドレーク海峡。
船乗りたちの間でも恐れられている海なんです。
うわははははは。
傾きと逆に体を斜めにすると…おおほっほっほっ!いうやり方で。
なるほどね。
なるほど。
南極に着くまで荒れ続けたドレーク海峡。
はしゃぎ過ぎたのか船酔いしてしまったのか…。
そして船はいよいよ南極エリアへ。
上陸するには観光船からゾディアックと呼ばれるゴムボートに乗り換えます。
その前に…。
見てくださいこちらはこのブーツをしっかりと消毒する液体が用意されていましてさらにはブラシでしっかり横とかまでね洗い流せと。
これは南極大陸の生態系を壊さないためにウイルスであったり微生物を中に持ち込まないためということですね。
(山中)Goodmorning.Ok,thankyou.航海4日目。
思ったより早くなんと南極大陸に上陸することができることになりました。
このボートも第1陣。
さあそう目の前に見えているのは南極大陸です。
ここで上陸のルール2つ目。
南極では動物を刺激しないように小さな声でしゃべらなければなりません。
(小声で)そして私イェ〜イイェ〜イ。
(山中)さあ南極大陸を今歩いています。
まず出迎えてくれているのはこの無数のジェンツーペンギンたち。
くちばしのオレンジがトレードマーク。
南極で暮らすペンギンの数は60万羽とも70万羽ともいわれています。
人間を警戒することを知らない南極のペンギン。
5m以内に近づくことも禁じられていますが…。
(山中)すごいペンギンがもう全然警戒しないどころかむしろ僕らに興味を示してすぐ近くまで…。
わっわっわっ!どうしよう。
30cm30cm20cm20cmワオ!かわいいな〜。
(山中)すぐそこに奥がオットセイ。
そして南極の絶景が見渡せるという場所にも登ってみました。
ちょうど正面には1か所だけ太陽が光をさしてる場所がありまして何か水墨画の中であそこだけ色彩がついてるかのようですね。
幻想的。
すごいな〜。
(山中)すごいすごいすごい。
大規模な…大規模な雪崩が今起きました。
ワ〜オ。
すごい音。
音わかる?音。
ゴォーーーー!うわ〜すごいな。
ど迫力ですね。
雪煙があんなに高く上がって。
すごいな。
初めて目の当たりにした大規模な雪崩ですが南極ではいつものことなんだそうです。
ツアーではそんな基地の見学もできるんです。
訪れたのは
(山中)おじゃまさせていただきましょう。
各国が気象・大気・生物などの観測や研究を行うためにつくった基地。
南極という過酷な条件でも生きることができる微生物の研究も進んでいるようです。
(山中)こちらの部屋は…わあ〜!ビリヤードまであって。
レクリエーション室ですね。
ワ〜オ!この基地でつくっているというウォッカをいただいて。
ああ〜はははは!Strong.観光船に戻ると嬉しいイベントが待っていました。
(山中)さあこの南極大陸の絶景を眺めながら今日はこの船上で見てください。
(山中)こんなバーベキューコンロまであるんですね。
ワ〜オ!このおいしそうなソーセージを使ったメニューを食べようと長〜い列が。
チョリパン。
グラシアス!チョリパンですって。
チョリソーのパンということですね。
ホットドッグ。
おお〜!目の前に見えてる景色はこの絶景ですからね。
チョリパン最高。
ボートに乗って南極海を巡るクルージングも用意されています。
美しい氷山をこんな目線で見ることができるんです。
このクルージングで南極の景色には不似合いな100年前には捕鯨のために人間が足を踏み入れていました。
鯨の油を燃料として使っていたんです。
捕鯨基地の名残もありその歴史を残しておくためにそのままになっているといいます。
だからこの地で100年前鯨を捕るというのがいかに命懸けだったかというのがこれを見てもよくわかります。
沈没船を残しているのは見えてきたのはどうやったらこんな形になるんでしょう。
ほんと自然美ですねまさに。
うわっまた青く輝いてますね。
(山中)うわ〜!そりゃ人がこんな形に出来ないですもんね。
なかなか見ることができないというブラックアイスと呼ばれる氷。
もちろん透明な氷なんですが黒く見えるんです。
(山中)比べてみると一目瞭然。
他の浮かんでいる氷はこういった…空気を含んでいると白くなる。
この氷はほとんど空気を含んでいないため白さがない。
氷山のいちばん下にあったという氷。
徐々に押しつぶされて空気が抜けていきました。
透明度が増すことで海そのままの色に見えます。
この氷は何千年も前に出来た氷だと予測されます。
研究者だけではなく今や観光でも訪れることができる南極。
初体験の連続にいろいろな思いが胸に押し寄せる特別な場所です。
今までこれほど人工的なものが何もない。
恐らくなんも…360度ないと思うんです。
そんな景色は見たことないのでなんかこうね…。
(八光)僕はねこの映像見るまで行ってみたいなと思たことあったんですけどこんなこと言うたらあかんかもしれないですけど…。
よくぞ行ってくれたと今思てます。
いやいや是非生でね見ていただきたいんですが。
(八光)これ教えてほしいわ。
(沢松)ほんまやほんまや。
もちろんいろんな研究してるんですが意外な研究が行われてるんですよ。
それがこちら。
ははははは。
もっといそう?いやあと3割…だって日本にペンギンはそりゃ動物園にいますけど自然界にはいないでしょ。
はははは。
そうやすみません。
両方ペンギンになっちゃう。
意外?
()意外なもの。
じゃあいきましょうこちら。
「隕石が見つかっていて宇宙の研究に役立っている」と。
()あっなるほど〜。
「白い雪や氷の上に黒い隕石が落ちていると見つけやすい」。
どれぐらい見つけやすいか。
こちら。
ほら。
(沢松)ええ〜!?
(山中)一目瞭然。
はい。
だから南極こうやって走ってるとあっ黒いものがあるって行くと隕石なわけですよね。
(八光)へえ〜。
こちら…。
隕石がいろんなとこ落ちてくるでしょ。
隕石が一度この氷の中に入っちゃうんですけどその氷がやがて山脈にぶつかるところで隕石だけここにたまりやすい。
()ええっ!?だからここに行くと隕石が見つかるということで。
どれくらい見つかるかというと…。
これまで日本で見つかった隕石の数はおよそ50個。
これまで全部を合わせてもですよ。
それが1人で1日400個見つけることができるという。
()ええ〜!?となると隕石って当然宇宙からのものですからね宇宙のさまざまな研究に役に立ってる。
()なるほど〜。
でもちろんそれだけじゃないんですね。
南極を調べると大昔のことがわかる。
南極の氷って水が凍ったものじゃないんですね。
雪が降ってそれがギュ〜と押しつぶされて氷になったもの。
どんどんどんどん積もっていったということはそうするとその空気を見れば二酸化炭素がどれくらい入っていたかっていうことがわかるわけですね。
よく地球温暖化で二酸化炭素が昔に比べて増えているって言いますでしょ。
大昔の二酸化炭素の量なんてどうやってわかるんだって。
南極の氷をず〜っと下まで掘ってってそれを出せばこれが大体何万年前の大気っていうのがわかるわけですね。
それによって二酸化炭素の量がわかると。
ははははは。
()まず船があかんからね。
毎週火曜日「ちちんぷいぷい」の中で独自の英語を駆使して外国人を道案内するロザンの菅ちゃん。
そんな菅ちゃんが日本人では気付かない外国人の「ハテナ?」を調べる名物企画。
外国人が外国人のカメラをのぞけば日本のどこに感動し何を不思議に思っているかがわかるはず。
ああ〜っこれね。
「良いのあるやんか」って言わんといて。
果たして今回はどんな「ハテナ?」が見つかるのか。
菅ちゃん一行が次に訪れたのは大阪の観光名所の筆頭果たして外国人観光客は日本の何を「ハテナ?」に思っているんでしょうか。
(菅)Hello.
(菅)オーストラリア?オーストラリア?イェ〜イェ〜イェ〜。
Thankyou.
(菅)9days?おお〜イェ〜イェ〜イェ〜。
(菅)おお〜イェ〜イェ〜イェ〜!カップヌードル。
Doyouknow?Yes.Yes.
(2人)Yes.オーストラリアから来たお二人。
この日はまだ旅行2日目で大阪しか観光してないようなんですが。
Pleaseshowme.おお〜イェ〜イェ〜イェ〜。
ソフトクリームソフトクリーム。
ソフトクリーム越しの大阪城。
Verygoodmilk.Happycows.Happycows.
(菅)ああ〜ビリケンビリケンビリケン!Doyouknowビリケン?ああ〜えっとねビリケン…。
Oh〜.
(菅)だから…。
OK.さらに。
(菅)「一風堂」「一風堂」「一風堂」。
(菅)おお〜「一蘭」「一風堂」。
Hard?
(菅)おおすげぇ。
よう知ってる。
どうやら日本のグルメを満喫しているようですね。
ハローハロー。
スリランカ!ああ〜!イェ〜メーンシティーキャピタル。
OK?インタビューOK?OK.
(菅)Oh〜!カメラすごい。
グッドカメラ。
それではここでまたまたクイズを出題。
答えるのは忠志さんですよ。
(菅)おお〜イェ〜イェ〜イェ〜。
(菅)Doyouknow?
(菅)オーノー!ノードリンクやなこれ。
Yeah.うわ〜!
(菅)イェ〜イェ〜。
これ日本人でも正しいやり方知らない人が多いんじゃないでしょうか。
ということでお二人が飲み水と間違って飲んでしまったものってなんでしょう?なんだろう?え〜とええ〜。
(西川)とか…どうやろ?どうですか?それでは
(菅)オーノー!ノードリンクやなこれ。
やあ〜やった〜!ペッ!めっちゃ飲んでたんやな。
確かに周りの人を見たら飲んでるって思っちゃいますよね。
(菅)ハロー。
ハロー。
(菅)インタビューOK?続いてお会いしたのはフランスから家族旅行で来たというこちらのご一家。
奈良奈良奈良。
(菅)これも珍しいやろね鹿のこのマークの。
鹿飛び出し注意みたいなやつやな。
Oh!
(菅)ああ〜やっぱそうか。
あっそうか。
(菅)フランスノーユニホーム?No.
(菅)ああ〜やっぱ珍しいねんな。
子どもが制服を着ているのが不思議だというお父さん。
実はスカイビルでお会いしたフランス人のお二人も。
Oh!
(菅)Why?さらに。
Doyouknowランドセルバッグ?フランスバッグノー?ああ〜ええ〜っ!キャリーバッグ?Yes.
(菅)Ah〜yeahyeahyeahyeahyeah.小学生も?Yes.キャリーバッグ?国が違うと通学風景も随分変わるようですね。
(菅)ハローハロー。
Hi!Oh!Hi!
(菅)カップル?Yes.Thankyou.
(菅)脚細い。
ストロングちゃう!続いてお会いしたのはタイで暮らしているという国際カップルのお二人。
(2人)Yes.
(菅)Pleaseshowme.おおいいねいいねあっいいね。
ああ〜っこれね。
「良いのあるやんか」って言わんといて。
こっちの気持ち言わんといてよ。
(菅)Yeahyeahyeah.ねぎま。
ササミ。
(菅)ささみDoyouknow?
(菅)だからOh!ささみHighタンパク。
Highタンパク?No脂肪。
Oh〜.
(菅)おおイェ〜イェ〜。
・Taxi.1万…おお〜!どこからどこ?Where?Where?関空から。
(菅)ああ〜1,500円ぐらいか。
ああ〜イェ〜イェ〜イェ〜。
さあまたまた遥ちゃんにクイズを出題しますよ。
(菅)ソーベリー…ははははは。
××××。
(菅)イェ〜イェ〜イェ〜イェ〜。
南国タイから来たお二人が思わず高い!と仰天してしまったものとは一体なんでしょう?ヒントは食べ物。
さあ遥ちゃんお答えくださ〜い。
もううなぎ!では正解を発表。
(菅)ソーベリー…ははははは。
太陽のタマゴ。
・Expensive.
(菅)イェ〜イェ〜イェ〜。
タイやったらマンゴーいくらなんやろな?
(菅)ベリーチープ?Nonono.え〜っ安いなぁ。
50円とかか。
え〜っ安い!Yes.
(菅)へえ〜。
さらに…。
メイドメイド。
(菅)コスプ〜レ。
りなさいませ。
いやそれメイドのせりふちゃうやろ。
Bathtimeorfood.Yeah〜!英語で…。
はははは!タクシーがやっぱりびっくりするみたいですね。
(八光)そんな話ええねん。
我々制服とかランドセルとか見慣れてますけどそないに珍しいもんなのかな。
(菅)よく制服珍しいって。
()あれはかわいいと思って見てんのかそれともちょっと異様に…。
(菅)異様みたいですよ。
同じ服装してるということがあんまりないみたいですけどね。
私立はあるんですか?
(菅)ないかもしれないですね。
イラン・イスラム共和国実は親日国家だそうです。
(山中)「おしん」?DoyouknowOshin?さあでは次のテーマはこちらです。
(山中)はいこの国も大変興味深い国でした。
こちらです。
このイランという国なんですがまさにちょうどあのニュースが世界を騒がせていたころに私行ってきたんです。
いわゆるイスラム国のニュースがちょうど世界で騒がれていた今年1月に行ってきたんですが。
すぐ近くですしイランとイラクという名前が似ていたりもするので混同しがちなんですが同じイスラム教でも派が違う。
スンニ派のイスラム国の勢力に対してイランというのはシーア派。
ということでこちらにも独自のいろいろな文化残っていました。
面積は日本の4.4倍人口は7740万人。
平均月収はおよそ8万円で首都テヘランは中東を代表する大都市です。
イランでは国民の9割がシーア派のイスラム教の方ということでこの街のいろいろな所にありますモスクもシーア派ならではというところがあるらしいです。
またシーア派とスンニ派では礼拝の所作も違っています。
シーア派の方々はカルバラーという聖地の土を固めたものをお祈りのときに使用します。
礼拝の回数も違い…。
エマーム広場にやって来ました。
およそ400年前当時の王様がこの場所に政治経済信仰といった全てを集めよとつくられた場所なんだそうで。
世界遺産にも認定されていてまるでその存在自体が芸術品のようです。
(沢松)すごいですね。
ペルシャの伝統といえばやはり
(山中)この辺鳥がいたり動物もいたりもちろんお花が無数に描かれていて。
見学させていただいた工房では資材はすべて自然のものを使い昔からのこだわりを崩さずに熟練の職人さんたちが一本一本糸を織りこみ手作業でつくり続けています。
(山中)ちなみにこれで1枚おいくらぐらいするんですか?
(山中)思わずちょっと乗ってたらダメな気がしますね。
はぁ〜〜。
ちらっとだけ見せていただいたこちらのペルシャ絨毯。
お値段はなんと一般的にしかしイランでは…。
(山中)女性を見てもまあ…。
(山中)思ったほど女性が目だけ出してるとか全身黒に身を包んでるというイスラム教の国のイメージとは違いますね。
イスラム教の教えでは体を覆い隠すための服装は黒い方が好ましいとも言われているのですがその傾向もイランでは変わりつつあり気軽にファッションを楽しんでいます。
他のイスラム教徒の方は女性は髪の毛全部隠してるというのを私は今まで見てきたんですがイランの方は髪の毛も結構出してますよね。
でもおねえさんはほとんど出てますよね。
変わりつつある美意識。
それはファッションや髪形だけではなかったんです。
街でよく見かけた鼻にばんそうこうのようなものを貼って歩く女性。
流行のファッションなんでしょうか。
病院を訪ねお話を聞いてみると…。
鼻の整形手術を受けるほどにまで美意識が変わってきているんですね。
女性の社会進出が進むイランでは娯楽なども比較的自由に楽しむことができます。
テヘランで今人気の習い事があると聞き訪ねた先にあったのは?女性の社会進出が進むイランでは娯楽なども比較的自由に楽しむことができます。
テヘランで今人気の習い事があると聞き訪ねた先にあったのは日本の道場。
おお〜!ほっほっほっほ!おお〜!ほっほっほっほ!ええ〜忍者?くのいち…。
あっえっ!?全員女性ですか?後ろの方すごいちっちゃい女の子もいる。
うわぁ〜!すごい!映画やアニメなどがきっかけでイランに急速に広まっていった日本の忍者。
現在こちら武神館では90人が忍者の修業を通して心と体を鍛えています。
すごいな。
わっわぁ〜っ!おお〜。
おおっ!こちらはえ〜っすご〜い!コン!忍者をはじめとしてイランは大変な親日国家でもありました。
日本人で誰か知ってる人いますか?
(山中)「おしん」?DoyouknowOshin?Wao!イランは日本との関係は良好ですが一方アメリカとの関係は悪く国交は断絶状態。
旧アメリカ大使館は国の機関として使われています。
またイランの核開発問題などでアメリカは経済的な制裁を実施していて街の至る所にアメリカを非難するものがあふれていました。
ビルの一面に「DOWNWITHTHEU.S.A」と。
あれ「くたばれアメリカ」という意味ですよね。
しかもさらに驚きなのがあちらの建物。
なんと教育省の関連施設。
つまり国の公の施設にああいった反米メッセージが堂々と描かれているわけですね。
こちらはペルシャ語でと書かれています。
そんなアメリカとの関係について経済ジャーナリストにお話を聞くことができました。
(山中)経済制裁というのは今どんな制裁を受けてるんですか?しかしテヘランの市民からはアメリカについての質問に意外な反応が。
(山中)一般市民の皆さんは別にアメリカのこと嫌いじゃないですか?
(沢松)へえ〜そうなん。
一般家庭におじゃましたときにも意外なものを見つけました。
(山中)ちょっと見せてもらいますね。
うわ〜っかっこいい部屋ですね。
でもここには自転車があって「HAMMER」とアメリカ車の名前が付いていたり。
こっちのリュックサックは「Cars」。
これもディズニー映画のキャラクターですし彼が着ているトレーナーは「GAP」と何やら随分アメリカナイズされたボクの部屋ですね。
改めてイランとアメリカ両国間の関係についてお話を伺いました。
()それつらいなぁ。
どうやらアメリカに対する思いは政府と市民との間で若干の開きがあるようです。
イスラム国を名乗る武装過激派組織が今世界を騒がせています。
そんな過激派組織イスラム国をイランの人々はどう思っているのでしょうか。
イラン政府としては過激派組織イスラム国が国境から40km以内に近づけば攻撃をすると宣言もしておりきっぱりと敵対の意志を見せています。
今後も
(菅)でしょうね。
だから多分整形するほどのお金があるとか。
(山中)そう。
(菅)ああ〜なるほどね。
(山中)そうですねかっこだけという。
(山中)結構不思議なことも多い国ですよねイラン。
ちょっとこちらご覧ください。
()これはやっぱり宗教関係ですか?そうですね。
最高指導者がいるんですね。
大統領っていうのは国民が選挙で選べるんですね直接選挙で。
ところが国民が選挙で選ぶことができない。
イランの中でイスラムの専門家の人たちの中で選ばれてるんですね。
(八光)大統領が「ああせぇ」言うても「嫌や!」言うたらもうそうですね。
だから
(八光)へえ〜不思議な国。
さあそれからですねちょっとこちら。
普通は1つしかない。
ちょっとこちら。
いや普通は1つしかない。
首都。
首都はテヘラン1つしかないです。
(菅)宇治原さんなんやろ。
ええ〜なんやろ?
()これ宇治原答えてよ。
首都でも言語でもないんですよね?国家組織として普通は1つだよねっていう。
さすがですね。
(沢松)すご〜い。
イランの国軍は徴兵制ですから一般の庶民の子どもたちが入っている。
だから今のイランの体制に不満を持てば今の体制を守るために。
選ばれた方々ということですか。
そうです。
いろいろと不思議なことの多いイランなんですが今いちばん気になるのはこのことということで。
必ずしもそうではないんですがちょっとこちらをご覧ください。
とりあえずアメリカなどが空爆をしていましてね。
どんどんどんどん支配地域を広げるという状態にはなっていないんですけど依然強い勢力を保っている。
とりわけヨーロッパではですね今いわゆるイスラム国のなんとか担当者が次々に逮捕されてるんです。
(菅)「何々担当者」。
はいそのとおりです。
スカウト。
勧誘担当者ですね。
この前ほらあれは世界中から集まってきてるイスラムの過激派が戦争する。
そのっていう言い方で勧誘してる。
そしてさらには勧誘を受けてイスラム国に賛同する若者たちがいるんですがどんな若者かというと主にこういう人たちですね。
つまり中東で紛争が続いてる。
これじゃ嫌だよねって言って欧米に移り住んだイスラム教徒の人たちがいるわけですね。
その2世や3世がお前イスラム教徒だろうと言ってと言われてますね。
さあそしてなかなかこう収束しないイスラム国なんですが。
テレビでよくねあれはあくまで武装組織。
言ってみればこのイスラム国は実は税金の徴収もしていますしインフラの整備も進んでます。
道路を整備したり橋を架けたり市場をつくったりということを実はやってるんですね。
ほんとの国じゃないですか。
どうしてそんなことができるかといいますと実はそれはかつてイラクでフセイン政権を支えていた行政のプロたち。
アメリカがイラクを攻撃してフセイン政権が崩壊しましたよね。
そのときフセイン政権を支えていた役人たちが全員クビになっちゃったわけです。
そのときにフセイン政権側にいた連中をみんな捕まえて収容所に入れたんですね。
その収容所で知り合って。
今例えばイスラム国のリーダーのバグダディという人物はこの収容所に入るまではそんな過激な思想を持っていなかったといわれてます。
収容所の中でイスラムの過激な思想に触れてついにリーダーになってしまったと。
とりあえずはい東京オリンピックの年ですね。
そこまでに巨大なイスラム帝国を復活させるんだというのが彼らの中期的な目標。
いろんな要素があると思うんでそういうことを今のイスラム国のことだけを見ずに歴史的なことから全部僕ら勉強しないといけないなっていうのは思いました。
そもそも…。
いや〜沢松さんいかがでした?今日全体を通して。
いやもう生きていくためにどんなことを考えながら生きていくのかな生きていったらいいのかなっていうことも含めてほんとにはははは。
そうですね。
菅さん。
(菅)はい。
なんか…。
どっちを僕たちは選ぶんですかということをすごく問い詰められてるような気しましたし。
まあ要するにひと言で言うたら
()宗教なんて本来みんな幸せにならなきゃおかしいのに宗教が戦争の原因になってたりするのはおかしいでしょ。
やっぱ勝手なんやと思いますね。
すべて悲観的に考えてしまうのもつまらないなぁと思ってちっちゃな夢がそれぞれあるじゃないですか。
お前何言うとんねんと言われるけど。
あっそうなんですか。
リクエスト番組かと思って。
やっぱりでもどの国見てもでもあそこ羨ましいって言っても例えば資源がないことを日本は強みにして技術を発達させてきたわけなんで。
それはやっぱりなんていうかそうですよね。
で日本にいればいいやって内向きになってるのもさあいかがなものかと思うんですよね。
こうやって世界にほんとにいろんな人たちが住んでてあるいは大変美しい自然があってというところを見て少しでも行きたいなって気になってくれると私は嬉しいなと思うんですよね。
まだまだってことをこれで少しでも感じていただけたらと思いますね。
起立!礼!
(一同)ありがとうございました。
(拍手)2015/05/27(水) 19:00〜21:54
MBS毎日放送
ちちんぷいぷい特別編 池上彰さんに聞く世界のハテナ?10[字]
いい質問ですね〜▼南極大陸上陸▼革命から半世紀変わりゆくキューバ▼美容整形が大流行!?イスラム教国家イラン▼ソ連から独立!カザフスタン宇宙基地▼モルディブが沈む?
詳細情報
◎この番組は…
『ちちんぷいぷい』の大好評企画「リアル世界くん」は、「行ってみんとわからんなあ」をキーワードに、MBSアナウンサーが世界各国の土地土地の文化や大自然に深く迫り、リアルな人々の息遣いを伝えるコーナー。
そして行ってみて初めてわかった各国の“いま”を改めて伝えるとともに、そこで感じた様々な“ハテナ?”を池上彰さんにわかり易く解説してもらう特別番組の第10弾をお送りします。
番組内容
●キューバ
…半世紀ぶりにアメリカとの歴史的首脳会談「なぜ今、このタイミングでアメリカとの国交正常化に向かっているのか?」を池上さんが分かりやすく解説。
●イラン
…かつて栄華を極めたイスラム教国家。女性の美意識も変わり、なんと美容整形が大流行。護身術を学ぶ忍者道場がブームというイランの意外な「今」もリポート。
番組内容2
●カザフスタン
…ソ連から独立して24年、未だにロシアが管理する唯一の町「バイコヌール」の宇宙基地も取材。独立後いまだに独裁政権が続くのに、国民生活が豊かであるその理由を池上さんが解説。
●モルディブ
…1200もの島々から成る地上の楽園。だが、世界一の過密都市とも言われる首都マレに溢れる住宅不足問題、ごみ処理問題などをリポート。
番組内容3
●南極大陸上陸レポート
…ちちんぷいぷいで放送された貴重な南極大陸取材映像に加えて、実は地球上の7割の隕石が見つかるという南極での宇宙研究を池上さんが分かりやすく解説する!
さらに、視聴者のみなさんにも行って欲しい、スタッフが実際に行ってみたからこそ見つけた世界のオススメ穴場スポットを紹介する「ハテナツアーズ」も!お楽しみに!!
出演者
【司会】
池上彰
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【パネラー】
角淳一
西川忠志
ロザン菅
月亭八光
廣田遥
沢松奈生子
【取材リポーター】
山中真(MBSアナウンサー)
大吉洋平(MBSアナウンサー)
ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – ドキュメンタリー全般
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