今まで母乳やミルクだけで栄養をとってきた赤ちゃんがいよいよ…でも始めるタイミングは？栄養バランスは？いつあげればいい？と分からない事だらけ。
そこで離乳食を４つの段階に分けて大切なポイントを分かりやすくご紹介します。
お話を伺うのは子どもの食事栄養に詳しい…これまでは１日２回の食事でしたが次の段階は大人と同じ３度の食事へと切り替えていきます。
そのタイミングは？１日２回の食事にしてから２か月ぐらい過ぎたら食材のバリエーションが増えてきますね。
そうしましたら３回食への切り替えの目安になります。
それまで前後と上下にしか動かせなかった舌がこのころになると左右にも動かせるようになります。
食べ物を口の奥へ送って歯茎でつぶせるようになってくるんですね。
分かりやすい見極め方があるんです。
口をゆがめて左右のどちらでかむしぐさを見せたらタイミングです。
指でつぶす時少し力が必要になる程度です。
この時期からはできる範囲で一汁二菜を心掛けてみましょう。
またメニューを考える上で覚えておきたいポイントがあります。
そのためひじきやレバー大豆製品や卵ほうれん草などを意識して取り入れましょう。
では簡単に出来るほうれん草のメニューを１つご紹介。
ゆでて軽くしぼったほうれん草を繊維を断ち切るように細かく刻みます。
ほうれん草自体はかんでいると苦みが出てきますのでこういった焼きのりのうまみを利用したりとか合わせる事でとろみが出てきますのでこれも赤ちゃんにとっては非常に食べやすくなりますね。
味付けはしょうゆ１滴程度でＯＫ。
うっすら感じる程度にとどめましょう。
しかし毎回赤ちゃんの食事だけを一から作るのは大変ですよね。
そんな時は…。
例えば肉じゃがやみそ汁などは出来上がったものから具だけを取り出し食べやすい大きさに切ります。
たまねぎは繊維を断ち切るように刻むと食べやすいですよ。
大人の料理から取り分ける場合はお湯を少量足して味を薄めてあげましょう。
家族の食事を取り分けて食べる事でだんだんとその家庭の味に慣れていく事にもなります。
あ〜上手。
（後藤）昭和３２年に始まった「きょうの料理」。
個性あふれる名講師たちが腕を振るってきました。
2015/05/28(木) 10:55〜11:00
ＮＨＫＥテレ１大阪
まいにちスクスク 離乳食をスムーズにすすめるコツ（４）「生後９〜１１か月ごろ」[字]
離乳食は、赤ちゃんの本格的な食への第一歩。始めどきはいつ？どんなものをあげたらいいの？量はどのくらい？など、離乳食についての質問にお答えします！
詳細情報
番組内容
「生後９〜１１か月ごろの離乳食」 【講師】東洋大学非常勤講師・管理栄養士…太田百合子，加納千秋
出演者
【講師】東洋大学非常勤講師・管理栄養士…太田百合子，加納千秋
ジャンル :
趣味／教育 – 幼児・小学生
情報／ワイドショー – 健康・医療
福祉 – その他
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