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きょうのトップニュースはこちらです。
FIFA・国際サッカー連盟を巡る、巨額の贈収賄事件では、FIFAの副会長ら14人が起訴され、このうち8人が逮捕されました。
アメリカの司法当局は、これは捜査の最終章ではないとして、拡大する可能性を示唆しています。
今回の電撃的な立件には、アメリカ司法省のなみなみならぬ意志が感じられますが、それはこの164ページに上る、分厚い捜査資料にも表れています。
汚職の慣行を終わらせる。
そう宣言した司法省による捜査は、事前にスイスの司法当局と協議を重ねたうえで、FIFAの現職幹部が集まる総会を狙った周到なものでした。
今回、司法省が捜査を主導した理由は、アメリカ国内に本部がある、北中米カリブ海サッカー連盟を巡り、不正の核心をつかんだからです。
この連盟の会長を務めていた、ジャック・ワーナー被告は、およそ12億円の賄賂を要求したと名指しされましたが、出身地のトリニダード・トバゴで疑惑を否定しました。
焦点である今後の捜査ですが、司法省は、これは捜査の最終章ではないとしているほか、スイスの司法当局も、並行して2018年のロシアと、2022年のカタールでのワールドカップの開催地決定を巡る、疑惑の捜査を始めていて、捜査は拡大するとの見方が有力です。
大阪府豊中市のマンションで、きのう、女性が首などを切られて殺害された事件で、逮捕された男の部屋に、血のようなものがついたサバイバルナイフがあったことが分かりました。
事件が起きたマンションでは、けさから、警察による現場検証と家宅捜索が行われています。
このマンションの6階に住む、無職の上原亮宏容疑者は、きのうの午後、同じ階に住む滝畠裕美さんの、首や腹などを数か所切って、殺害した疑いが持たれています。
滝畠さんは1歳の長男と部屋に帰る途中で、エレベーターを降りた直後に襲われたと見られます。
若いけど、よう気が利くね、私らには最高のお嫁さん。
あんなちっちゃな子がいてるのにね、これから、どないしていったらいいんですか、私。
その後の警察の調べで、上原容疑者の部屋から見つかったサバイバルナイフに、血のようなものが付いていたことが新たに分かりました。
上原容疑者は、殺すつもりはなかったと殺意を否認していて、カメラで監視されていたなど、不可解な言動も繰り返しているということです。
衆議院の平和安全法制特別委員会は、きょう午前、安倍総理大臣などが出席して安全保障関連法案の2日目の審議を行いました。
では国会記者会館から西垣記者がお伝えします。
安倍総理は、日本の安全保障政策の基本方針である専守防衛に変わりがないと強調して、法案に対する不安の払拭に努めました。
今般の法整備においては、憲法の精神にのっとった受動的な防衛戦略である、専守防衛について、その定義、そしてそれがわが国の、わが国防衛の基本方針であることに、いささかの変更もないということは、はっきりと申し上げておきたいと思います。
この中で安倍総理は、新3要件のもとで許容されるのは、あくまでも自衛の措置としての武力の行使に限られていると述べて、専守防衛の原則を変更するものではないとの見解を改めて示しました。
また安倍総理は、他国の軍への後方支援の活動領域について、今現在、戦闘行為が行われていないというだけではなく、部隊などが、現実に活動を行う期間に、戦闘行為がないと見込まれる場所を指定すると説明しました。
一方、民主党の長島昭久議員が、尖閣諸島周辺などの島しょ防衛について、法整備の不足を指摘したのに対し、安倍総理は、海上保安庁で対処できないとすれば、直ちに自衛官が対応する、速やかな判断をするとして、電話による閣議決定などにより、迅速な対応が可能になるとの考えを示しました。
和歌山県太地町で行われている、追い込み漁で捕獲したイルカの購入を禁止した、JAZA・日本動物園水族館協会がきょう、総会を開き、今後の対応について協議しています。
総会は兵庫県姫路市のホテルで、午前9時から開かれています。
世界動物園水族館協会は、JAZAに対し、和歌山県太地町の追い込み漁で捕獲したイルカを入手しないよう求め、応じなければ除名すると通告しました。
このため、会員の水族館などを対象に投票を行い、追い込み漁で捕獲したイルカの購入を禁止して、世界動物園水族館協会に残ることを決めました。
しかし、イルカの繁殖は難しく、会員の中には脱退を検討する水族館も出ています。
総会では今後のイルカの入手や繁殖の方法などについて、協議するということで、午後には会見を開く予定です。
こうした中、動物愛護先進国のドイツでは、イルカショーが激減。
イルカの飼育そのものも、規制する動きが進んでいます。
その現状を取材しました。
ドイツ西部の都市、デュースブルクにある動物園。
ここでは、7頭のイルカが飼育され、毎日3回行われるイルカショーは、家族連れに大人気です。
しかしドイツでは、動物愛護団体などがイルカショーは虐待と強く批判し、イルカのショーや飼育を取りやめる動物園が相次いでいます。
ここドイツでは、かつては10か所以上あったこうしたイルカショーも、相次ぐ批判などを受けて、今ではここを含む2か所を残すのみとなりました。
ショーを続けるこの動物園は、動物愛護団体から飼育をやめるよう要求されたほか、裁判署から飼育記録を公開するよう命令を受けました。
動物園は、ショーはイルカの生態や自然環境の問題などを知ってもらう場所と主張し、飼育についても、イルカの保護や、生態調査の目的があるとして、インターネットで情報を公開しながら、飼育を続ける方針です。
一方、動物愛護団体は、イルカの輸出や、飼育の禁止を目指して、ヨーロッパ各地で活動しています。
イルカを巡って、隣国スイスでは、輸入を禁止する法改正が行われるなど、ヨーロッパ各国で規制が進んでいて、ドイツでもイルカの全面的な飼育禁止に向けた動きが加速しそうです。
名古屋市できょう午前、ドーベルマンが逃げ出し、近所の人にかみつくなどして、5人がけがをしました。
駆けつけた警察官を追い回すドーベルマン。
かみつかれた人が救急車で運ばれていきます。
きょう午前8時40分ごろ、名古屋市守山区城土町の…で犬が逃げ出し、人がかまれたと110番通報がありました。
逃げ出したのは現場近くの70代の男性が飼うドーベルマン1匹で、近くに住む78歳の女性や、ごみ収集に当たっていた名古屋市の男性職員など、4人にかみつくなど、合わせて5人がけがをしました。
男の人の叫び声が聞こえて、わーって。
ドーベルマンはおよそ1時間後に、名古屋市の動物愛護センターの職員らによって保護されました。
ドーベルマンはふだんから飼い主の家で放し飼いにされていたとい
北海道室蘭市で、猫を虐待し、溺死させたとして、72歳の女が逮捕されました。
女は、10年間で猫を100匹以上殺したと話しています。
花かなんかでも植えるつもりで穴掘ってるの?って聞いたわけ。
いや実はね、子猫を処理するのに困って、私、ここに埋めてるんだって。
動物愛護法違反の疑いで逮捕されたのは、室蘭市の無職、岡田秀代容疑者です。
岡田容疑者は先月、自宅の庭で、飼っていた猫1匹を水の入ったバケツに沈め、溺死させた疑いが持たれています。
周辺住民からの連絡をきっかけとして、警察が自宅周辺の空き地を調べたところ、猫4匹の死骸が、土に埋められた状態で見つかりました。
岡田容疑者は、飼い猫が子どもを産んで処分に困った。
10年以上前から猫を100匹以上殺したと、容疑を認めています。
きょうの東京株式市場は、前日のニューヨーク市場で円相場が一時、1ドル124円台まで値下がりした流れから、円安傾向が続き、日経平均株価はおよそ15年ぶりに2万600円台を突破しました。
27日のニューヨーク市場では、年内の利上げ観測が強まったことなどから、ドル買いが加速し、円相場は一時、7年11か月ぶりに、1ドル124円台に下落しました。
きょうの東京市場でも、1ドル123円台後半で推移しています。
日銀の黒田総裁は、ドイツでのG7・先進7か国財務大臣・中央銀行総裁会議を前に、次のように述べました。
為替の水準とかですね、動きについて、具体的にコメントするのは差し控えたいと思いますけれども、安定的に推移してもらうということが、一番望ましいと。
午前の株式市場では、輸出関連銘柄を中心に買いが広がり、平均株価は15年1か月ぶりに、2万600円を突破しました。
市場では行き過ぎた円安を警戒する一方、G7での議論を見極めようとの空気も強まっています。
平均株価、午前の終値はご覧のとおりです。
俳優の今井雅之さんが、大腸がんのため、きょう未明、亡くなりました。
54歳でした。
今井さんは去年11月、腸に腫ようが見つかり、医師から、余命3日という宣告を受けていました。
その後手術を受け、ことし4月、末期の大腸がんであることを公表し、抗がん剤の副作用などの影響で、発声に限界があるとして、舞台の降板を発表していました。
今井雅之さんがきょう午前3時5分ごろ、大腸がんのため、都内の病院で亡くなりました。
では続いて、ワールドトピックス。
きょうはアメリカから、各地で、かわいい動物が人気を集めています。
まずバージニア州の動物園で今、一番熱い視線を集めているのが、こちら、チーターの赤ちゃんです。
チーターとしては珍しい、6つ子を含めて、2頭の雌が出産した合わせて9匹が仲間に加わりました。
飼育小屋にはカメラが設置され、赤ちゃんの様子が随時、インターネットで公開されていて、世界中の動物ファンがアクセスし、成長を見守っています。
一方、こちらニューヨーク州のペンギンたちは、世界で一番小さいコガタペンギンです。
体長はおよそ33センチ、
兵庫県西宮市でおととい、韓国人留学生の女性が自宅で腹痛を訴えてその後、死亡した事件で、女性は死亡の前日には大学の講義に出席していたことが分かりました。
おととい午前2時ごろ西宮市松生町のマンションの部屋で韓国籍で大手前大学に留学しているチョ・ウナさん
(23)が腹痛を訴え、その後、死亡しました。
司法解剖で、チョさんの死因は殴られた時などにみられる腹部打撲や、肝臓挫傷による出血性ショックと判明しています。
大学や警察によると、チョさんは腹痛を訴える前日の今月25日は、午前中に大学の講義に出席していたことがわかりました。
警察はチョさんがその後、何らかのトラブルに巻き込まれたとみて、同居していた韓国籍の30代の男性と20代の女性からきょうも引き続き任意で事情を聞く方針です。
きのう滋賀県多賀町で、女性がクマに襲われ大けがをした事故で三重県内で捕獲されたクマが多賀町で放されていたことがわかりました。
きのう朝滋賀県多賀町で88歳の女性がクマに襲われ大けがをしました。
このクマについて三重県は「今月17日に多賀町で放したクマかもしれない」と発表しました。
三重県によりますといなべ市で捕獲されたクマを県の条例に基づき滋賀県との県境に放すはずが実際は、多賀町内で放していたということです。
三重県が放したクマが女性を襲ったかどうかは不明ですが多賀町ではこれまでクマの目撃情報はほとんどなかったいうことです。
放したクマには発信機が装着されていることから三重県はきょう職員を多賀町に派遣しクマの捜索を行っています。
滋賀県の担当者は、「他の県にクマを放すのは問題だ。
三重県に抗議文を提出する」と話しています。
法律で禁止されている牛の生レバーを客に提供したとして兵庫県三田市で飲食店を経営する男が逮捕されました。
食品衛生法違反の疑いで逮捕されたのは三田市で飲食店「必食仕事人主水」を経営する内村修容疑者
(56)です。
内村容疑者は今月中旬、店を訪れた客に熱処理をしていない牛の生レバーを提供した疑いがもたれています。
牛の生レバーは店のメニューには載っておらず、主に常連客に提供されていたということです。
牛の生レバーは富山県の焼肉店でユッケなどを食べた客が食中毒を起こして、子どもを含む5人が死亡した事件をきっかけに3年前から販売や提供が禁止されています。
兵庫県警は店の家宅捜索などを行って、容疑の裏付けを進めていたところ、内村容疑者が警察署に出頭してきたため逮捕しました。
2015/05/28(木) 11:30〜11:55
関西テレビ1
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