≫こんにちは。
≫今日は1人、少ないんです。
≫三田さんが今日は体調不良のためお休みをさせていただいております。
≫昨日ちょっと顔が真っ青でしたからね。
早くよくなるといいと思いますけど。
まずは訃報からです。
≫それは、消え行く命の最後のきらめきだったのでしょうか。
俳優の今井雅之さんが今日午前3時5分東京都内の病院で大腸がんのため亡くなりました。
54歳でした。
突然の訃報に、街の人たちは…。
≫今月1日フジテレビのカメラは病院に向かう今井さんの姿を捉えていました。
≫気丈に答えてくれた今井さん。
末期がんに侵されていることを告白したのは先月30日のことでした。
≫痩せ細った体を引きずるように会見場に現れた今井さん。
絞り出すような声で語った自らの病状。
それは衝撃的なものでした。
≫そして、絞り出すようにこう続けました。
≫その体つきはこれまでにないほど痩せ細っていました。
≫これは去年1月の映像。
このときは豪快な笑顔を見せるいつもの今井さんでした。
その4か月後の去年5月。
フジテレビのドラマに出演しました。
≫失礼ですが御社は投資に失敗して不渡りを1回出されていますよね。
≫うちの会社が倒産するって言いたいんか!≫ギラギラしたまなざしでエネルギッシュな演技が魅力だった今井さん。
しかし、先月30日の会見ではその輝きさえも…。
≫そんな今井さんを支え続けたのは愛する妻でした。
≫兄貴、兄貴、前!≫特攻隊をテーマとした舞台「THEWINDSOFGOD」。
今井さん自らの原作でライフワークとする舞台。
しかし、そのリハーサルの場に主演の今井さんの姿はありませんでした。
≫会見は36分間にも及びました。
≫その5日後挨拶に立った今井さん。
立っていられないほどの体調にもかかわらず今井さんの口から出たのは舞台を見に来てくれたお客さんへの感謝でした。
≫しかし、その願いはかないませんでした。
≫やっぱりありがとうございましたっていうのは、演じたあとに言いたかったでしょうね。
残念だったと思いますね。
悔しかったと思いますね。
≫4月の30日の時点でファンの皆様にこんなことになってしまいましたっておっしゃったじゃないですか。
あの部分の声の調子を聞いていると本当に悔しいという思いが切に伝わってきました。
ただ、5月5日のときに舞台挨拶をされたときと短期間なのに相当衰えていらっしゃって随分と悪いところを押して出ていらっしゃったんだなという壮絶としか言いようがない生き様を感じました。
≫そしてここで1つ速報をお伝えします。
窃盗罪に問われている元競泳の冨田選手つい先ほど判決が下されました。
韓国の裁判所は罰金100万ウォン日本円でおよそ11万円の有罪判決を下しました。
この判決を受けまして冨田選手、裁判所を先ほど午後2時過ぎに出てきまして現在、各記者への囲み会見を行っている最中ということです。
冨田選手については罰金100万ウォンの有罪判決が下されています。
この会見の様子を後ほど詳しくお伝えしてまいります。
≫どうして有罪という判決がなされたのか後ほど詳しくお伝えしてまいろうと思います。
今日のパネラーをご紹介します。
麒麟の川島明さん教育評論家の尾木直樹さんです。
≫尾木さんも見ているだけでつらいですよね。
≫つらいですね。
壮絶な、最後まで役者さんでしたね。
≫そして本日は今井さんの舞台「THEWINDSOFGOD」に出演されるなど30年近く交友があった藤田朋子さんにお越しいただきました。
≫藤田さんよろしくお願いいたします。
今、どんな思いが胸をよぎりますか。
≫実際、私、本当に今井さんがああいうふうに言っていたみたいに最後まで、がんと闘って9月に映画を撮るとおっしゃっていたので周りがだめじゃない?といっていても信じていたかったんですね。
雅さんは絶対に奇跡を起こしてまた来年も舞台に立つって。
だから本当に信じられないですね、今。
全く、あのときの会見を見たときの自分の思いがよみがえるので信じちゃいけないって。
これが最後だと思っちゃいけないとずっと思っていたので。
ちょっとまだ信じられないです。
≫最後に会見をご覧になったのが肉声を聞かれた最後ということになるんですか?≫舞台も見に行きましたし楽屋で一緒にお話しもしましたしお稽古にも来ていたのでお稽古場にも行きました。
何も食べられないというので自分がいつも飲んでいる粉末で溶かして飲むものを持っていったら喜んで飲んでいたりとか枯れちゃいけないからといってサボテンを持っていったりしてすごく楽しい時間を過ごしたし私はみんなが言うほど雅さんが弱っているように思えなくて絶対に頑張れるってすごく信じてたんですね。
だから、ちょっと今日はさっきそういう連絡が入ったときは雅さん、会見でも言っていますけど勝てなかったって言ったじゃないですか。
自分でも言っちゃったんだってやっぱり思いがありました。
絶対勝ちますって言うんじゃなくてやっぱりがんには勝てませんでしたと言ったのが、そんな言い方おかしいんじゃないかなと思ってたんですけどどこかの時点で、ご自身も諦めていた部分がさっき言ったように思い続ければ夢がかなうというほうがよかったんじゃないかなって。
だからそこがすごい私の中ではもっと頑張ってほしかったと思いました。
≫きっと、会見の中ではこれから闘いますっておっしゃっているのと勝てませんでしたってお気持ちとご自分の中でもないまぜになっていたんじゃないかなという。
≫そう思います。
雅さんというとすごいお兄ちゃんでがんがんいくというイメージがありますけど私が本当に10代のころに一緒に芝居をやっていてこんなにテレビに出るような人たちになると自分でも思わないで夢を追いかけていたころから雅さんは芝居が大好きで芝居命だった人だからそれをずっと貫いてここにきてこんな終わり方をしたのは多分、本当に悔しいだろうなって思います。
≫克実さん、役者は芝居を辞めるほどつらいほどないって。
≫26のときに初めて映画でまだ2人とも…。
同い年なんですけどね看守役AとBみたいなので一緒にやって。
それから15年ぐらいで連続ドラマも一緒にやって。
会うたびに明るい関西のお兄ちゃんという感じだったので気は合ったほうだったんですけどねまさかこんな早くにね。
だって、体もでかいしいつもパワフルだったからこんなになると思わなかったんで。
≫今の会見はちょうど4週間前の木曜日だったのですが実はこのときに気になることをおっしゃっていまして黒い影というのがまだあるんですとそれが今、検査中で悪い方向にいかなければいいなと。
つんつんと気になる影があるんですよという話があったんです。
その後、関係者の方の話ではどうもそのあと悪い方向へといったそうなんですね。
4週間前、抗がん剤治療中でご自身も42〜43度の熱があって食事も全くできない固形物も取れていないふらふらした状態でここにいますと。
その状態があれから4週間そのまま続いたと聞いています。
そして、5月31日を1つの目標にされていたんです。
今回の舞台は本当は20公演あったのですが今井さんの降板とともにキャンセルが相次ぎまして結果的に10公演となりました。
そして、残りは1つだけだったんです。
特攻隊をテーマにしていますので沖縄へは特別な思いがありましてここは、実は挨拶ではなくて俺が演じたいのだと。
体力をなんとか蓄えて僕はここに立ちたいんだとおっしゃっていたんですがこれがかなわぬまま残り1公演を残していってしまいました今日の午前3時45分でした。
マスコミ関係者の方に代役の重松隆志さんからFAXがきました。
シゲ、頼んだぞその言葉を最後に今井さんとお別れをしましたので今の僕はやっぱり、やるしかないですと31日やるしかないんだと。
今井さんは本当にこの作品を27年前に作って、今井さんの分身なんですよ。
今井さんしか演じていなかったんですが重松さんが最後、2015年公演は10公演を演じることになりまして今後大変この作品がどうなるのかも気になります。
それと同時に今井さんサイドからのFAXでは今回の闘病に関して医療スタッフの皆様への感謝の言葉。
そしてファンの皆様へのお礼、関係者へのお礼なども含まれていました。
≫病院と中継をここでつなぎます。
≫今井さんが闘病生活を行っていました都内の病院に武田アナウンサーがいます。
武田さん。
≫今井さんが亡くなって11時間ちょっとが経ちます病院前です。
あの涙の会見から終わってすぐその足で今井さんはこちらの病院に入院されました。
こちらの病院は救急施設や介護施設も整っている病院なんですが地元の方によると決して芸能人の方が来るような病院ではないと地元の人たちが来るようなそんな病院ですよという声がよく聞かれました。
そして、がんに特化した病院だということも聞いたことがないということです。
会見をしました新国立劇場からこちらの病院まではおよそ17kmの距離があります。
車にしますと45分くらい。
決して近い場所とはいえないと思います。
しかも会見で今井さんは船酔いしたような状態で熱が42〜43度あるような感じですとおっしゃっていました。
そのような状態で一体どんな気持ちでこちらの病院に入院されたのでしょうか。
あの日から、ちょうど4週間。
今日3時5分に今井さんはこちらの病院でお亡くなりになりました。
お昼12時半ごろに今井さんの遺体を乗せた霊柩車がこちらの病院を出て神戸に向かったという情報もあります。
≫武田さん。
そちらの病院はどの程度、どのくらいの期間入院されてどのような治療を具体的には受けられていたかわかっていますか?≫少なくても会見がありました4週間前から今日まで、ちょうど4週間こちらの病院に入院したとは考えられます。
がん専門の管理科もあるんですが実際どういった治療が施されたのか、そういった情報が入ってきてはいません。
≫それでは引き取ります。
克実さん、がんの専門病院という話ではないということですからとても難しい状況にあったとご自身もおっしゃっているので受け入れてくれる病院も多分限られていたのではないかという可能性もありますよね。
≫その前の会見でもおっしゃってましたよね。
≫神戸のほうにご遺体が運ばれたというのがご出身が兵庫県です。
そしていったん自衛隊に入って体を鍛えるというか役者として飯を食うのであれば自衛官であったお父様から自分で稼げということで自衛隊に入っています。
その後、俳優を目指して退職して法政大学に入学しているんですが法政大学の在学中に藤田朋子さんとは出会っているということですね。
≫そうですね。
ケビン・ベーコンに似たすごい格好いいお兄ちゃんでした。
エッチだしいろんな話をしていて楽しいけれども本当にお芝居が好きで芝居のために全部を費やしている役作りのためだったら山にもこもるし楽屋にいてメイクが長くて変な顔になったりとか。
本当に親戚のお兄ちゃんみたいにずっと10代のころは一緒にいて事務所も同じでしたし同じ先生に習って楽しい時期を過ごして、2人でこうやって今、役者になれてよかったねという感じでした。
≫芝居談義みたいなのを熱く語るわけですか。
≫芝居談義なんていうのはなかったですね。
一緒に芝居をやっていた訓練を受けてどれだけスキルを上げていくかとかどれだけいい役者になれるかということを毎日一生懸命一緒にやっていた仲間です。
≫それだけに今井さんが会見でおっしゃった役者にとって芝居を取り上げられるということはつらいっていうこと以上に今、そこにいること自体がつらいっておっしゃった…。
≫多分、雅さんからお芝居を取ったら何もなくなっちゃうんだと思います。
いろいろなバラエティーに出たりとかコマーシャルをやったりとかされてましたけど、それも全て芝居をやるためのことだったからもう、雅さんの中は全部芝居だったと思います。
≫「WINDSOFGOD」の思い出は何かありますか。
≫私は雅さんの芝居を「リーインカーネーション」という原作だったときに見に行って出たいと思って女の子の役はこれしかないからいいってことでニューヨークの舞台と東京の公演にちょっと出させてもらって。
本当にすばらしい芝居なので雅さんがずっとやり続けていてちょっと不安になったこともあったんです、もう年だから。
こういう年齢でもないんだからやめたらなんて言ってたんですけどそれも本人もわかってたみたいで今回のツアーでおしまいにするって言ってたから本当に最後出たかったと思います。
私も出られると信じていましたけど。
≫今井さんの戦争に対する思いはどこら辺に原点が。
≫自衛官でいらしたいろいろなことを考える時間があったんだと思いますね。
≫川島さん、そういう意味では本当に芝居に生きて舞台の上で倒れたという。
≫僕らの先輩もお笑い芸人がテーマなのでやっているんですが稽古を重ねてくると目つきが変わってくるんです。
今井さんの目になってくるんです。
そういう意味で本当に魂を分け合って一緒にやっていくというので今回もみんな一緒になって頑張っていくんだなという思いがあります。
≫「THEWINDSOFGOD」というのは簡単にいうと売れないお笑い芸人さんが今の時代に生きているんですがタイムスリップして終戦の2週間前にそして特攻隊員になるんです。
そして最後なんのために死ぬんだろうということで本当に深い芝居なんですよ。
感動して、私も立ち上がれなくなるくらい感動してしまったんですが藤田さんがおっしゃっていた「リーインカーネーション」ここからんですね、藤田さんは。
学生時代ですから30年前にケビン・ベーコンの時代に知り合ってそして、一緒に舞台に立ってそしてアメリカでも公演し映画にもなってドラマにもなっていろんな形で派生した≫それでは今井さんと過去共演もされた別所哲也さんに電話がつながっています。
別所さん。
≫高橋克実です。
どうも、ご無沙汰しています。
今回この突然の訃報で今どんなお気持ちですか。
≫本当にまだ、こちらも気持ちの整理ができないんですがちょうど、今回舞台がありまして僕も楽屋にちょうど僕も抱えていたので舞台は見れないんだけどとにかく雅之に会いたいと僕は雅之って、先輩なのに呼ばせていただいてるんですが今井さんに会いたくてそのときに車椅子で病院からいらして。
本当に細くなってしまったんですけど意欲的にこの舞台、ちゃんと見届けるんだというか。
僕は「WINDSOFGOD」は彼が売り出したときに歌で参加させてもらったり映画になったときにも参加させてもらったり今日そこに藤田朋子さんもいると思うんですけどまだ無名で学生時代にみんなで…。
お芝居をみんなで作っていこうねと言っていた仲間で。
雅之は自衛隊出身で僕は自衛隊上がりなんですよなんていって。
英語はめちゃくちゃ下手なんですなんて言ってたんですけどすごい努力の人で自分は日本のシルベスター・スタローンになるんだ。
ロッキーになるんだって言って主演で脚本を書いて監督をして俳優だからって受け身じゃなくて自分から積極的にものづくりするんだっていって先輩として尊敬できる人だったんで本当に残念で仕方がないです。
≫でもそのシルベスター・スタローンばりのことはやりましたもんね。
実際に国連でも上演をして例えば藤田朋子がNHKの朝ドラに出たり僕がアメリカの映画にデビューしたりしてお前ら、いいなどんどんチャンスつかんでなんて言ってたんですけど俺も負けないぞって言って「WINDSOFGOD」で世界で評価されたんで仲間としては本当に努力の人だし…。
本当に尊敬します。
≫別所さん、最後に今井さんとはどのような話をされたんですか。
≫劇場で…。
新国立劇場だったのですが「WINDSOFGOD」を上演して本当は出たかったんだという話とちゃんと、出演ではないんですが楽屋のようにされていましてこのあとも映画があるし本当にがんと闘うつもりで今日はご飯が結構食べられたんだよとかすごくよく眠れたんだよとかって僕が会った日はおっしゃっていまして。
本当に痩せ細っていたんですが俳優として演じることに対しても前向きな気持ちがすごく強くあったので僕は絶対、克服されるなと思っていたし、今の現代医学でなんとかなるよって元気付けて、僕も舞台に違う劇場に向かったんですけど。
≫今井さんから一番学ばれたこと先輩でも雅之って呼ばせてもらったっておっしゃいましたけどどんなことを別所さんは一番感じ取られて学ばれたと改めて思われますか?≫絶対に夢は諦めないというか自分が信じたことはやり遂げる、途中で放り出さない。
彼は奈良橋陽子さんのところで川平慈英とか藤田朋子とかみんなファーストネームで呼び合う仲間だったので。
英語は俺は苦手だって言っていたんですけどその英語ですらアメリカで上演するために必死で勉強された。
本当に夢をかなえるためだったらどんな努力もするというその精神には頭が下がります。
≫藤田さんのほうから別所さんに何か今聞きたいことはありますか?≫もう、ちょうど別所君がきたあとに私たちも楽屋に伺って今日は哲也もきたんだといっていて本当にお薬の調子もよくてごはんが食べられてよく寝られたから今日は元気なんだよって皆さんおっしゃっていて別所君が言うように私もみんなが言うよりも元気じゃない?ってすごく思ったんです。
それは多分、別所君が挨拶に来て多分力ももらっただろうし私たちが笑顔を見せたことで雅さんもちょっと元気もらったのかななんてそのあと話してたんですけど。
≫別所さん、改めて本当に今井さんは闘おうとされていたんですよね。
≫本当にそうです。
前を向いて闘っていたしそれは、この舞台に出ているような特攻隊の人々が生きることに対して生に対する執着というか前向きな気持ちというのは本当に失っていなかったので必死に闘っていたと思うしまた、奥様が横で笑顔で気丈に雅之を励ましていたので≫それにしても、本当に今井さんの元気なときのお姿とそれから、病に侵された会見のときのお姿を見ると本当にこんなにも人の面立ちも含めて変えてしまうのだなと改めて思いますよね。
≫今のこちらは1年前ですからね。
それが本当に1年でこういった形になってしまったんですが今井さんの会見から経緯をまとめたものがこちらにあります。
4月30日がこちらです。
2月の段階で腸閉塞でしたとお話をされていたときはこれでも20kg落ちたというんですがやはり4月30日よりはまだ肉がついていた感じがするんですね。
そして、この上なんですが2012年の11月24日。
だから2年半ほど前になりますかね。
ただ、大腸がんというのは非常に進行が遅いので2cmほどのがんというのは恐らく5〜6年前からあっただろうという専門医の話もありますからこの段階ですでにがんというものに侵されていた可能性があります。
≫どうなんですか藤田さん割合今井さんというのはいつも健康状態を気にかけてらっしゃる方だった?≫気合で生きているだけだったと思います。
それで頑張れているから私たちもすごいよねっていう感じで。
≫しかも、会見でも毎日マラソンをやられてたって。
≫この「WINDSOFGOD」をやる前はフルマラソンを走れるくらいの体力を作るためにほかの役者さんもみんな走るんです。
藤田さんは走られました?≫私は看護婦さんなので走らなかったですね。
≫男性はみんな走るんです。
トレーニング中だったんです。
秋にお芝居があるということで運動していたら体力が落ちた。
ちょっと胃がおかしい。
そして腸の風邪というふうにお医者さんに言われて全然治らなかった。
セカンドオピニオンサードオピニオンなどさまざまみた結果末期がんといわれたのが11月でした。
≫去年の11月に末期がんといわれれたわけですよね。
あのころはどんな状態だったか…。
≫全然そういう話も知らなかったのでがんだったの?みたいな感じですね。
ちょうど私、違う番組で雅さんにコメントをいただいていてお話を聞いていて元気そうだったのでこの話を本当に報道で知ったんですけどビックリして、仲間内で何があったのっていう。
≫仲間にも知らせていなかった?≫はい。
≫どこまで知っていたのか。
一部の方は知っていたというお話もありますし本当に強く振る舞っていらっしゃってほとんどの方は知りませんでした。
もちろん、マスコミも知りませんでした。
手術も相当厳しいものだったそうです。
あと1回、食事をとったら腸閉塞を起こしていたので破裂していたかもしれないとおっしゃっていました。
なんとか手術をして無事に取り除くことができたそうです。
その後、年末に抗がん剤の治療をしたんですけどなかなかこの抗がん剤が体に合わなかったということで食事療法に変えて年を越したんですね。
年を越して、いよいよ「WINDSOFGOD」に向けて準備をしていてそのときの記者会見が2月23日で20kg痩せた姿で腸閉塞だと。
≫腸閉塞といっていて申し訳なかったとそのときのことをおっしゃっているんですね。
藤田さん、こうやってみてみると周りにはほとんど最初は知らせないでなんとかご自分で切り抜けていこうとされていたと。
≫本当に治ると信じていたと思います。
だから、何事もなく大げさにして公演が中止になったりすることを多分恐れていて。
やり過ごしてしまえばあとでがんだったんだよって笑って言おうと思っていたんじゃないかと私は思いますね。
だから、嘘をついてごめんなさいっていうのも嘘をつくつもりじゃなくて自分は本当に元気になるつもりでしゃべっていたんだと思います。
≫さっき別所さんが奥様が横で気丈に振る舞われていたという。
そういうお姿をご覧になりました?≫はい。
でも、なんだろう。
雅さんってそういう人だから。
本当に頑張っちゃうしなんでも思って突き進めばかなうんだっていう信じる力がすごい人だったので。
≫尾木さんこういう言い方失礼かもしれないんですけどここまで自分が打ち込めるものに出会えたということはある意味、とても一方で無念さはあるけれども幸せだと…。
≫幸せだともいえますよね。
そういう生き方僕もしたいと思いますけど。
本当にすばらしいと思います。
それにしても54歳というのはあまりにも若すぎる。
≫本日は女優・藤田朋子さんにお話を伺いました。
ありがとうございました。
今井雅之さんご冥福をお祈りいたします。
続いてなんですけれども去年の9月、韓国でのアジア大会の会場でカメラを盗んだとして法廷で争っている競泳元日本代表、冨田尚弥選手。
韓国の裁判所はつい先ほど判決を言い渡しました。
こちらをご覧ください。
≫真実は1つという私の主張が認められず誠に残念です。
今は悔しくてたまらないというのが私の正直な気持ちです。
プール内での監視カメラの映像は全く不鮮明で人物やカメラの特定ができていません。
また、切り離された望遠レンズには私の指紋も確認されていません。
それなのに私の言い分を取り上げないで私を窃盗犯人だとして断定して有罪にすることには納得がいきません。
私が取り調べ段階で認めたことについても通訳人から犯行を認めないとみんなと一緒に帰れないと言われたからです。
証人に立った警察官の方は否定していますが私は通訳人からはっきり言われたことを覚えています。
また日本語もあまり上手ではありませんでした。
その通訳人は警察官の請求にもかかわらずどうして証人として出廷しないのでしょうか。
私には裁判で証言することを恐れて逃げたとしか思えません。
この判決に対して控訴するかどうかは弁護士と協議して決めたいと思います。
≫注目の判決。
窃盗罪に問われている元競泳、冨田選手。
韓国の裁判所は冨田選手に罰金100万ウォン日本円でおよそ11万円の有罪判決を出しました。
≫もしかしたらば韓国っていうのは窃盗の立証というのは極めて厳密だといわれていたのであの証拠として提出されている防犯カメラの映像だけではちょっと立証は難しいかなといわれていましたけど。
(美砂)「親愛なる警察の諸君へ」2015/05/28(木) 13:55〜14:55
関西テレビ1
直撃LIVE グッディ![字]
生中継…ついに判決!競泳の冨田選手カメラ窃盗で有罪?無罪?本人何を語る▽藤原紀香&愛之助が同棲報道!43歳同士の恋の真相は▽隣人男が母子を襲撃…母は死亡
詳細情報
番組内容
個性派人気俳優・高橋克実と報道キャスター・安藤優子がお届けする「フツーのニッポン人の見たい情報に日本一寄り添う“ちょっと硬派な、どワイドショー”」。事件、事故、政治、経済、芸能、スポーツ、グルメ、健康…、視聴者が見たい、知りたいと思うあらゆる情報を、視聴者が知りたいように、知りたいだけ伝える番組です。
番組内容2
午後の時間帯は、ニュースがまさに動いている時間帯。その「現場の今」を徹底的にLIVEで伝え、曜日ごとに登場する日替わりの芸能人パネラー、各分野で活躍する専門家ゲストが、様々なニュースに斬り込みます。
そして、ニュースだけでなく流行、グルメ、趣味、健康などの生活情報も、テーマの新鮮さ、情報量の多さで、視聴者の知りたい欲求に応えていきます。
番組内容3
『直撃LIVE グッディ!』は、そんな「視聴者ファースト(第一)」な番組です。
出演者
【キャスター】
高橋克実
安藤優子
【進行アナウンサー】
三田友梨佳(フジテレビアナウンサー)
【情報キャスター】
倉田大誠(フジテレビアナウンサー)
【パネラー】
〈月〉 マキタスポーツ
〈火〉 高橋茂雄(サバンナ)
〈水〉 カンニング竹山
〈木〉 川島明(麒麟)
〈金〉 土田晃之
ご案内
※放送内容が変更になる可能性があります。
ジャンル :
情報/ワイドショー – 芸能・ワイドショー
ニュース/報道 – 定時・総合
情報/ワイドショー – グルメ・料理
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