[N]アンサー【93歳…女性作家が伝える戦争】 2015.05.28


生放送のため字幕に誤字が生じることがあります。
ご了承下さい。
日本人として四大大会初制覇を目指す錦織圭選手が全仏オープン2回戦に登場。
対戦相手は直前のクレーコートの大会で優勝し、調子を上げているベルッチ。
第1セットは追い込まれながらも錦織がスーパーショットを繰り出します。
ベルッチの角度のあるフォアのクロスに対して錦織がポールの外からストレートで決めるスーパーショットで切り返します。
錦織が第一セットを7−5で奪います。
続く第2セット。
錦織が軽快なフットワークを見せ相手の得意なドロップショットを封じます。
すると。
今度は錦織がドロップショットを見せます。
第2セットも6−4で奪った錦織。
そして迎えたマッチポイント。
錦織が3対0のストレート勝ち。
3回戦進出を決めました。
試合に勝った錦織が書いたサインボードを手に滝川クリステルさんは。
次の試合についてはこれまでの日程が錦織に有利になっているとみています。
錦織選手の場合はラッキーなことに2日休みで。
そしてこの2試合で60ゲームなんです。
ベッカー選手はすでに104ゲームも行っているのでそういう意味ではベッカー選手消耗しているはずなので今後は2人の体力勝負というか、それで明暗が分かれるところがあるんじゃないかなと。
こんにちは。
「NEWSアンサー」です。
優勝までにはあと5回勝たなければいけないということなんですけどこの2試合ともに3−0のストレートで体力を消費しないいいかたちで上がってきています。
男子シングルス3回戦の試合はあす、あさっての予定ですが錦織選手の試合日時は今夜決定します。
では次のニュースです。
去年9月、韓国で開かれたアジア大会でカメラを盗んだとして窃盗の罪で略式起訴された競泳の冨田尚弥被告。
韓国の裁判所は今日有罪判決を言い渡しました。
窃盗の罪で略式起訴された競泳の冨田尚弥被告。
韓国のインチョン地裁は今日、有罪判決を言い渡した。
問題の出来事は去年9月。
インチョンアジア大会開催中の水泳場で起こった。
起訴内容によると、冨田被告はチームの応援に訪れた際、記者席にあった韓国メディアのカメラを盗んだとされている。
冨田被告は当初、容疑を認めて略式起訴された。
しかし。
帰国後の記者会見で第三者が自分のかばんにカメラを入れたとして、犯行を否定。
無実を証明するために韓国での裁判を申請していた。
今日の判決でインチョン地裁は被告人の主張は信じがたいなどとして求刑どおり、罰金100万ウォン日本円でおよそ11万円の有罪判決を言い渡した。
冨田被告は控訴するか弁護士と相談して決めるという。
今日も円安が進み、東京外国為替市場ではおよそ12年半ぶりの円安水準となりました。
私たちの生活にも影響を与えそうなこの円安。
一体どこまで進むのでしょうか。
急速に進む円安。
アメリカの景気回復への期待感などから円売りドル買いが強まり今日、一時1ドル124円30銭近辺まで円は下落しました。
2002年12月以来、およそ12年半ぶりの円安水準。
政府は。
急速な円安に伴い輸入品価格の上昇でまた円安を好感して日経平均株価は10日連続で上昇して取り引きを終えました。
10日続伸は実に1988年2月以来、およそ27年ぶりです。
急ピッチな円安ということなのですがまたここから更に進むとみている方が多いということです。
さて続いてはこちらです。
この二方の写真をご覧いただきます。
こちらは戦時中に青春時代をすごした2人の女性なんです。
まずは、こちらお一方。
学徒動員で学生生活を奪われました。
そして、こちらの方は空襲で死の恐怖を体験しました。
女性たちにも大きな悲劇をもたらした戦争。
生き抜いた女性たちの証言です。
私は疲れてしまった。
絶望。
このまま死んでしまいたくない。
これは戦時中、18歳だった少女の日記です。
書いたのはこちらの女性。
繁野美和さん88歳。
今も日記を書いている繁野さん。
6年前からインターネットで公開し多くの読者をひきつけています。
そのなかで、たびたび書いているのが戦争の体験です。
戦局は厳しく、内地の生活も苦しくなってきていた。
突如として学徒動員の国家命令が下った。
京都で学生生活を送っていた繁野さん。
国が学徒動員を強化するなか1945年1月、ついに三菱重工業の軍需工場に動員されます。
報国隊と書かれた腕章をつけ飛行機の部品を作りました。
2週間に1日しか休めない労働はきつかった。
食事は貧しく体は疲れていたがいちばん飢えていたのは心だった。
本土への空襲が激しくなるなか1945年の4月、繁野さんの工場も爆撃されました。
そして迎えた終戦。
終戦の日の翌日、18歳の繁野さんは日記に記しました。
今に見ていろ、働くんだ、勉強するのだ。
青春時代を戦時中に過ごした女性たち。
それは死と隣り合わせの日々でもありました。
東京世田谷区に住む岩崎京子さん93歳。
日本を代表する児童文学作家の一人です。
「かさこじぞう」などの多くの作品を書いています。
3姉妹の長女だった岩崎さん。
女学校卒業後、東京麻布の通信機を作る軍需工場に勤めていました。
空襲警報が鳴るたびに書類を抱えて防空壕に身を潜めたといいます。
なかでも記憶に残るのが焼夷弾の恐怖です。
知人が焼かれるのを目の当たりにしました。
岩崎さんは30年前、一冊の本を出しました。
戦争の体験や悲しい出来事を集めた本です。
物語のひとつ、『赤ずきんちゃん』は女の子が祖母にお赤飯を届ける途中に殺されてしまった話です。
おっかさんは女の子に抱きつき吠えるような声でなきだした。
口に入るものを手に入れるためには殺人でもしてしまう時代さ。
岩崎さんはおよそ40年前から自宅を開放し、子供に本を貸し出す活動をしています。
毎年8月にはここに来る子供たちに自らの戦争体験を話します。
あのときにもっと勉強をしたかったという言葉が胸にずしんと響いてきます。
戦地に赴いた方たちだけでなくこういった女性たちも多感な青春時代の営みが戦争で踏みにじられてしまっていたということなんですよね。
この戦争について、とにかくこういった体験を語り続けることで子供たちに何かを感じてもらうことができればと話していました。
自衛隊の活動範囲の拡大に歯止めはかかるのでしょうか。
衆議院の安保法制の特別委員会で安倍総理大臣は自衛隊を海外に派遣する際の判断基準について紛争を未然に防ぐ外交努力を尽くすこと、日本が主体的に判断することそして経験や装備、能力などの観点から自衛隊にふさわしい役割かどうか3つの点を重視すると表明しました。
自衛隊派遣がなし崩しに広がることへの懸念を払拭する狙いがあるとみられます。
FIFA国際サッカー連盟の汚職事件でワーナー元副会長が南アフリカから12億円の賄賂を受け取っていたとして27日、逮捕されました。
一方、スイスから現職の副会長を含む7人が収賄の疑いで逮捕されました。
ワールドカップの開催地選定やFIFA会長選をめぐって巨額な金が動いていた可能性が高まっています。
俳優の今井雅之さんが今日、大腸がんのため都内の病院でなくなりました。
54歳でした。
今井さんは陸上自衛隊を経て俳優としてデビュー。
特攻隊を題材に原作・脚本・主演を務めた舞台を20年以上続けていました。
去年には大腸がんの手術を受け先月舞台の降板を発表したばかりでした。
2015/05/28(木) 16:52〜17:13
テレビ大阪1
[N]アンサー【93歳…女性作家が伝える戦争】[字]

「かさこじぞう」作者・岩崎京子さんは93歳になった今も、子供たちに自らの戦争体験を伝え続けています。戦後70年の今、どんな思いなのか取材しました。

詳細情報
キャスター
【メインキャスター】
 森本智子(テレビ東京アナウンサー)
【サブキャスター】
 矢内雄一郎(テレビ東京アナウンサー)
【天気キャスター】
 村木祐輔
番組内容
1日のニュースが30分でわかるコンパクトなニュース番組。難しいニュースであっても、私たちの暮らしに影響の大きい“意味あるニュース”を深く掘り下げます。
ニュースのなぜ=「疑問」に徹底的にこだわり、アンサー=「答え」を探ります。
特集
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私たちの暮らしに影響が大きい、健康・医療、年金・介護、身近な経済の問題を中心に、暮らしを豊かにするヒントを探ります。
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