この時間は午後6時15分まで字幕放送をお送りします。
速報です。
きょう午後5時前、大阪府門真市の診療所で、女性が包丁で刺され、病院に搬送されました。
刺した男は現在、逃走しています。
女性が刺されたのは、門真市幸福町の栗山診療所で、きょう午後5時前、受付の女性が包丁で刺されたと、診療所の職員と見られる女性から消防に通報がありました。
警察や消防によりますと、50代の女性が、首や肩など、4か所を刺されて、病院に搬送されたということです。
女性は意識があり、命に別状はないと見られています。
女性を刺した男は、診療所の患者と見られ、一度、診療所を出て行ったあと、再度戻ってきて、かばんから包丁を取り出して切りつけたということです。
男は現在、逃走していて、警察が殺人未遂事件として行方を追っています。
逃げた男は45歳くらいで、身長165センチくらいの小太り、グレーのカッターシャツにベージュの長ズボンをはいていて、白髪交じりの短髪だということです。
去年、韓国で開かれたアジア大会の競泳会場で、カメラを盗んだ罪に問われていた、元日本代表の冨田尚弥選手に対し、韓国のインチョン地裁はきょう、罰金およそ11万円の有罪判決を言い渡しました。
きょう、待ち受ける大勢の報道陣の前に現れた、競泳元日本代表の冨田尚弥選手。
真実は一つという私の主張が認められず、誠に残念です。
今は悔しくてたまらないというのが、私の正直な気持ちです。
韓国でカメラを盗んだ罪に問われていた冨田選手。
下された判決は、有罪でした。
事件は去年9月、みずからが出場するアジア大会のさなか、その競技会場で起こりました。
冨田選手のバッグから、韓国人記者のカメラが見つかったのです。
カメラを見た瞬間、欲しくなった。
地元警察の調べにこう話し、一度はカメラを盗んだ罪を認めていた冨田選手。
しかし。
僕はカメラを盗んでいません。
帰国後、一転して無実を主張したのです。
冨田選手は、突然現れた見知らぬアジア系の男に、カメラを無理やりバッグに入れられたと主張。
これに対し検察側は、証拠として、水泳会場に設置された監視カメラの映像を提出。
法廷で再生しました。
そこに映っていたのは、記者席に座る1人の人物。
そして、体を後ろに反らして自分のバッグに何か黒いものを入れる様子が映し出されていました。
この映像について、冨田選手側は、不鮮明で犯行を立証できないと主張。
検察側は、冨田選手がカメラを盗んだ瞬間だと主張し、初動捜査では罪を認めており、常識外れの弁明だとして、罰金100万ウォン、日本円でおよそ11万円を求刑していました。
きょう、判決公判のため、韓国の空港に降り立った冨田選手。
無罪判決を信じています。
無罪を勝ち取る自信っていうのは?
勝算というのはどのくらい?
そして午後2時前、下された判決は。
罰金100万ウォンに処する。
冨田選手は、カメラを盗んだとして、求刑どおり、罰金およそ11万円の有罪判決を言い渡しました。
時折、それは違うとつぶやくなど、納得がいかないような表情を見せていた冨田選手。
カメラは見知らぬ男にバッグに入れられたという、冨田選手の主張について、裁判所は、監視カメラの映像や会場の構造から、こう判断しました。
第三者の男の存在は確認できていない。
被告人の主張は異例で、信じ難い。
冨田選手の主張を退けたうえ、量刑の理由について、こう述べました。
日本代表として大会に出場した選手がカメラを盗んだことは悪質で、反省もしていない。
有罪判決に、冨田選手は。
プール内での監視カメラの映像が全く不鮮明で、人物やカメラの特定ができていません。
それなのに、私の言い分を取り上げないで、私を窃盗犯人だとして断定して有罪にすることには納得がいきません。
率直な気持ちを、ご自身のことばでお願いしたいんですが。
悔しいです。
一つの区切りというふうにきょうなるわけですが、今どんな思いでいらっしゃいますか?
長かったなと思います。
水泳という競技に向けての思いといいますか、そういったものというのはどうですか?
今はちょっと分かんないです。
今後、控訴するかは、弁護士と協議するということです。
世界のサッカー関係者に衝撃が走っています。
FIFA・国際サッカー連盟の副会長ら9人が、大会の開催地の決定などを巡り、巨額の賄賂を受け取ったとして、起訴されました。
賄賂の額は24年間で185億円以上に上ります。
これほど巨額の金が動く背景に、何があるのでしょうか。
けさ、FIFAの本部のあるスイス・チューリヒ。
こちらの新聞では、けさは1面で大きくこの問題を取り上げています。
ブラッター会長の責任を問う声が強く、この見出しはブラッター会長、もういいだろうと、辞任を求めています。
多くの新聞はFIFAを強く批判していました。
きのう、日本時間午後6時過ぎ。
FIFA・国際サッカー連盟が開いた緊急会見。
収賄の疑いで複数のFIFAの関係者が起訴されたことを発表しました。
その後、アメリカ司法省が声明を発表。
FIFAの幹部ら9人を、賄賂を受け取ったなどの不正行為で起訴。
うち7人を逮捕したことを明らかにしました。
また、スポーツ関連企業の5人も逮捕されました。
彼らは1990年代から24年間、メディアや広告会社に便宜を図る代わりに、賄賂を受け取っていた疑いが持たれているのです。
その中には、FIFAの副会長、エウヘニオ・フィゲレド氏や、ジェフリー・ウェブ氏も含まれていました。
一連の不正による賄賂の総額は日本円で185億円以上。
これほどの巨額の金が動く背景には、何があるのでしょうか。
FIFA・国際サッカー連盟は、100年以上前の1904年に設立。
現在、209の国と地域が加盟しています。
主催する4年に1度のワールドカップは、オリンピックに匹敵する規模の世界大会です。
FIFAはそのワールドカップをはじめ、主催する世界大会の放映権などを、マーケティング会社を通じ、世界のテレビ局などに売ることで収入を得ています。
アメリカ司法省によりますと、FIFAは2011年から2014年の総収益およそ7000億円のうち、放映権などで4900億円。
巨額の経済効果を生み出すワールドカップの、開催地や時期など重要な決定は、25人で開かれる理事会によって決められています。
この閉じられた会議に問題があると、専門家は指摘します。
25人だけということで、1票の重みが大きいのかなという気がします。
1人、2人がどちらかに傾くことによって、開催地が変わるなんてこともありますので、そういった意味では、やはり25人というのは少ない人数だったのかなという気はしますね。
重要な決定を下す25人のうち、1人でも多く味方がいれば、非常に有利になります。
今回のケースでは、放映権などを手に入れるため、マーケティング会社が、副会長らに巨額の賄賂を渡していたと見られているのです。
さらにワールドカップの開催地決定についても、
賄賂の総額185億円以上。
FIFA・国際サッカー連盟を舞台にした今回の汚職事件。
さらに、アメリカ司法省の起訴状によりますと、起訴されているFIFAのジャック・ワーナー元副会長に、ワールドカップ開催を目指す国が、金銭提供を持ちかけた疑いもあるといいます。
それは2010年のワールドカップ開催地を決めるとき、立候補していたモロッコは、日本円で1億2000万円の支払いを提案。
一方、開催国に決定した南アフリカ側は、およそ12億円はワーナー元副会長が会長を務めていたサッカー連盟の口座などに振り込まれていたということです。
アメリカメディアによりますと、ワーナー副会長は、いかなる罪も犯していないと主張しているということです。
またFIFAは、2018年のロシア大会と、2022年のカタール大会の開催国選定に関しても、不正の疑いがあると発表。
スイス当局がFIFAの本部などから、書類などを押収しました。
一気に噴き出したこれらの問題に、FIFAのブラッター会長は。
われわれは引き続き、関係当局と連携して、不正をただし、信頼を取り戻せるように活動する。
そして、世界のサッカーが、不正行為と無縁であることを証明したい。
多くの疑惑が浮上した中、29日には、FIFAの会長選挙が行われる予定です。
客のクレジットカードのカード番号などを悪用し、自分の電子マネーを不正に追加したとして、コンビニエンスストアの元アルバイトの男が逮捕されました。
他人のクレジットカードの番号を悪用する事件が相次ぐ中、私たちはどのように被害を防げばよいのでしょうか。
けさ、カメラに視線を向け、車に乗り込んだ男。
元コンビニエンスストア店員、神野大二郎容疑者は、店を訪れた客のクレジットカード番号などを使って、電子マネーを不正にチャージした疑いで逮捕されました。
警視庁によりますと、ほかにもゲーム機やブランド物のアクセサリーや腕時計など、およそ70万円分の商品を、インターネットで購入したということです。
電子計算機使用詐欺の疑いで逮捕された、元コンビニエンスストア店員、神野大二郎容疑者。
客のクレジットカード番号などを使って、去年9月から51回にわたり、17万6000円分の電子マネーを不正にチャージした疑いが持たれています。
神野容疑者は、レジでの会計の際、身近なあるもので、客のクレジットカードの情報を記録していました。
神野容疑者は、客が支払いの際、ポイントをためるため提示したクレジット機能付きポイントカードを受け取ります。
すると、機械の調子が悪いなどと言ってレジを離れ、客から見えないように、カードをスマートフォンで撮影したりしていたということです。
実際に神野容疑者が、客のカード情報を利用して、自分の電子マネーにチャージしていたウェブサイトを見てみると。
クレジットカード番号、有効期限、セキュリティコードの3つの入力が求められます。
神野容疑者は、撮影したカードの映像を見れば分かるこれら3つの情報を入力して、犯行を繰り返していたと見られています。
警視庁によりますと、神野容疑者は、同様の手口で、客12人のカード情報を利用し、客の口座から合わせておよそ120万円を決済し、電子マネーをチャージしたり、インターネットショッピングをしていました。
多くの人が日頃利用するコンビニで起きた事件に、街の人は。
それは悪質ですね。
対策立てようがないと言えば、立てようがないんですけど。
びっくりしました。
ポイントつけてもらえるだけだと思ってるんで、そんなに一生懸命見るものでもないですし。
日常的なものなんで。
サイバー攻撃でカード番号などが流出する以外にも、こうした手口で盗まれるケースが相次いでいます。
去年10月には、ガソリンスタンドの店員2人が、客のクレジットカード情報を読み上げ、ICレコーダーに録音し、不正に買い物をしたとして逮捕された事件がありました。
日本クレジット協会によりますと、クレジットカードの不正使用による被害額のおよそ半数以上が、盗んだカード番号を悪用した手口です。
その被害額は、偽造カードによる被害を大きく上回り、去年1年間だけで、およそ60億円に上っています。
専門家は、犯罪による被害を防ぐのは大変難しいといいます。
自分では分からないうちに、どうも盗まれてしまったのではないかという方もたくさんいらっしゃいますね。
一方で、被害に遭っても、それを回復する方法があるといいます。
毎月の請求をですね、丁寧に見て、これは覚えがないようなものがあったときにはですね、すぐカード会社に連絡しなければいけません。
払わずに済むことも結構多いと言っていいと思います。
神野容疑者は、悪いのは分かっていたが、ゲームをしたり、買い物がしたかったと容疑を認めているということです。
株価が27年ぶりに10日連続で値上がりしました。
きょうの東京株式市場では、前の日に欧米の株式市場が値を上げたことや、円相場が、1ドル124円台と、円安が一段と加速し、12年半ぶりの円安ドル高水準となったことを受けて、10日連続で株価が値上がりしました。
10日連続の上昇というのは、日本がバブル経済だった1988年2月以来、実に27年3か月ぶりの記録となります。
日本企業の収益力が伸びていることも、株価を後押ししています。
訃報です。
俳優の今井雅之さんがきょう午前、都内の病院で亡くなったことが分かりました。
54歳でした。
生きてることがこんなにつらいと思ったことはありませんでした。
やっぱり、役者が、役者が舞台を降りるっていうのは、本当に悔しいです。
先月、末期の大腸がんであることを公表した今井さん。
主演を務める舞台を降板し、会見で無念の思いを語っていました。
その後、舞台復帰を目指し、治療に専念していましたが、きょう、帰らぬ人となりました。
今井さんは、役者として男気あふれる演技や、バラエティー番組での歯にきぬ着せぬ発言で、親しまれました。
2015/05/28(木) 17:53〜18:15
読売テレビ1
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藤井貴彦、陣内貴美子が伝えます。わかりやすいニュースをいち早く…スポーツ芸能そしてお得な生活情報も▽番組テーマはミンナが生きやすく。
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