報道ステーション 2015.05.28


当番組は同時入力の為、誤字脱字が発生する場合があります。
≫いきなりで申し訳ありません。
ここから「報道ステーション」です。
こんばんは。
早速ですが今日のコメンテーターをご紹介します。
おなじみの経営コンサルタントショーン・マクアードル川上さんです。
よろしくお願いします。
冒頭からショーンさん直結のニュースになっております。
今日は円安株高の動きからお伝えします。
アメリカのFRBの議長イエレンさんが年内にいよいよ利上げニュアンスの発言をした。
それで市場はそれを織り込んでいろいろ動いている。
ここのところ激しい動きを株にしても為替にしても観音開きで開けてみると出てまいります。
今日終値が日経平均、500円ずつが節目といわれますが、こういう形で終値2万251円。
これ、株高になっています。
円安がものすごく進んでいるという影響もあるわけですよね。
ドルに対して円が現在124円台で推移しているというかなりの円安状況。
これは、とにかく円を売ってドルを買うのは金利上げとなったら金利差で儲かるからと、投機筋がドンといくということになるんですが今後のことも含めて、ちょっと。
≫トレーダーたちが10億円単位の取引を頻繁に行う。
買われているのはドルだ。
今日の東京市場は円安に向かっていた流れが更に加速した。
≫円安の流れが止まりません。
お昼ごろから為替は再び1ドル=124円台に突入しおよそ12年半ぶりの安値をつけています。
≫きっかけは菅官房長官の発言だった。
≫124円台に入っても様子見姿勢は変わらぬまま。
市場は政府に円安を止めるつもりがないと判断。
今後も円安が続くとの見方につながった。
アメリカの中央銀行であるFRBのイエレン議長が年内に利上げをするのが適当と発言して以降為替市場ではより高い金利が得られるドルを買う動きが強まり再び円安が進んでいる。
今日は一時124円38銭まで上昇し前回の安値だった2007年の水準を超え2002年以来12年半ぶりの安値となった。
株式市場もこの円安を追い風に株価が10日連続で上昇。
これだけ、値上がりが続くのはバブル期の1988年以来実に27年ぶりだ。
日本経済にとって円安は輸出企業の収益を改善させるメリットがある一方輸入する原材料費の上昇で中小企業の経営や家計を圧迫するデメリットがある。
≫かつて円高に苦しんでいた東京・大田区の中小企業。
当時は円安を期待したが…。
≫消費者にも、これ以上の円安は望ましくないとの声が多い。
≫円安は更に進むのか。
≫専門のショーンさんにちょっと伺いたいんですがアメリカというのはやっぱり当然、他国の為替競争とか為替介入とかで自国通貨安競争みたいなのをいやがっているじゃないですか。
警告しますよね。
それで、これでどんどんドル高という方向になったらアメリカの輸出がきつくなる。
いやなはずなんですけどイエレンさんはとにかく利上げ、利上げ、利上げってここのところ詰めてきています。
どういうことなんですか?≫まず希望と実態の中で相当苦労をしてらっしゃるなという感じはとてもします。
希望としては、やっぱり金融緩和というものは劇薬ですから早い時期に蛇口は締めていったほうが健全化の方向ではあるという希望に対してなかなか足元のデータがそろってこない。
近々のFOMC・連邦公開市場委員会なんかではデータに統一感がないという言い方をしています。
それとこれからの利上げを正当化するに十分な強さがないといっているのがFOMCのメンバーの同意見であってとは言いながらもやはり出口は見出していきたいという思いがあって大体マーケットの参加者も今、ビデオの中でもありましたが12月もしくは来年以降にいくのではないかといわれています。
古舘さんおっしゃったようにこういう為替安競走にいきますとアメリカがそういうことはよくないといっていますが今いっているのはインド総裁の方で5月20日にこれだけ先進国が金融緩和して出口を出るときに大変な苦労があるよ、出られないよということときちんとそこにルールがないと困るよとインドの中銀の総裁がおっしゃっているという状態ですね。
≫これは難しいところです。
6月の5日にアメリカの雇用統計が出てそれまではこの流れを見ている人がいてアメリカの経済指標がこのところいいから、とにかくいろんな相場の動きが出ていると単純に言う人もいるけどそうじゃないという話ですよね。
2014年のGDPの成長率はアメリカが2.4ヨーロッパが0.9それで日本はマイナス0.1といわれていたのが明けて2015年の前期で見てみると大体アメリカが0.5とかなりイエレンさんも軟調という言い方をしていました。
ヨーロッパが1.85。
日本の直近が出ましたが、2.4予測では2.45といわれていますが今、この3つのエリアの中では日本が一番優等生なので今日の株価なんかにも影響が出てきそうですね。
≫3月の決算なんかもいいところが出ていてそこが物色されるというのは当然あると思いますが肝心の日本はというとこれは、輸出関連がいいぞと1円で100億円もうけるところがあると、さっき経済部の記者の方が言っていたそのとおり。
反面も見えるんですね。
≫確かに日経平均を構成している銘柄を見ると輸出企業や製造業が多いですから確かに決算はよかったところ多いと思います。
ただ日本全体と見ますと輸出よりもやはり輸入のほうが圧倒的に多いですからマイナスなんですね。
輸出のほうに対するドルを使った取引の割合と輸入のほうのドルの割合。
ドルを使った取引の割合が違うんですね。
これを私もさっき、エクセルで計算してみたんですが1円違うと大体日本全体では1930億円マイナスになります。
≫輸入のほうがドル建てで圧倒的に多いからですね。
輸入は73%ドル建てで取引しています。
輸出は43%。
多いという状態なのでこれがもし、120円から130円円安に動くとマイナス1.1兆円になります。
ドルでの取引割合でいえば。
全体で見るということと個々別々に見るのは違うということで株を上げるという方向においてはまだそれは見えてきませんが。
あとは公的年金を含めたところ。
7つのクジラといわれていますが。
≫5頭といわれていましたが。
≫7つあるんですね。
郵貯もあるしかんぽ生命もあるし。
そこを全部含めたところが株の割合を増やすということもありますのでアメリカ特にヨーロッパ外国人投資家は虎視眈々とまだ更なる上がりを狙っている状態です。
≫官製の相場かという感じもしますけど年金基金をはじめ。
≫官製の相対相場といったほうがいい。
≫だから一方で今日、武内アナウンサーが取材に行っていた大田区の町工場、製造業中小零細の方は材料高になって円安するとつらい。
当たり前につらいことが起きているんですよね。
≫いまだに川上インフレ川下デフレは続いている状態ですね。
≫それが問題なんですけど。
≫なかなか価格転嫁できないという状況が続いています。
≫構造的にきれいごとを言っても続いていますからね。
次は、今後は国会の安保法制関連いきます。
今日も大変な論戦がありました。
今日はとにかく、このところいわれていることではありますがホルムズ海峡、機雷掃海もそう。
南シナ海の偵察活動はどうなるのということもそう。
集団的自衛権をどこでどのように具体的に使うんですか。
これが気になりますということはあるんです。
知ればいいというものじゃないという反面もあるかもしれませんがいろんな抑止力の関係で。
しかし、そこを今日どうなんだろうというところやるんですが今日、その中身をお伝えする前にもう1つ国会の雰囲気であれ?というのもありましたのでそれを押さえていただいてからというようなことの2本立てにさせていただきたいと思います。
何かというと逆の現象が起きているんです。
普通は、質問の野党の方が例えばこれ、大臣に聞いていませんよ総理に聞いているんですよ。
いや、なんで大臣が出てくるんですかというのはよく見る光景かもしれません。
今日、逆になった。
ねじれ現象というか。
これは防衛大臣に聞いているんですよ。
なんで総理が出てくるんですかとそれが逆になっていてむしろフォローするはずの大臣に総理大臣が防衛省の審議官のようにこういうことだからとアドバイスを入れているというシーンもあったんです。
2人の関係性と防衛大臣がどういう部分で評価されているかも含めてこの背景を。
≫総理がまたもややじを飛ばして大荒れとなった委員会。
その伏線は午前中からの審議にあった。
≫民主党は安保法制担当の中谷防衛大臣の答弁が不安定だとみて質問を中谷大臣に集中させた。
≫法案担当の中谷大臣が答弁に困ると総理自ら資料を見せて教える、異例の場面が見られた。
答弁に立たせてもらえない総理はたびたび中谷大臣のフォローに回った。
≫中谷大臣に質問が集中する中VTR冒頭の出来事が起きたのだ。
≫辻元議員は機雷掃海の危険性を説明し質問しようとしていた。
≫なかなか答弁する機会がなかった総理は質問を催促。
≫このあと民主党から反省の弁を求められた総理。
≫防衛大臣、発言が不安定だといわれますが反面でいいますとやっぱり出身母体である自衛隊にとても信頼が厚いのでこの人が大臣をやっているとうまくいくという内情もあるというような噂も入ってきております。
それでは肝心の集団的自衛権でどこにどう動くのかにつながる話です。
≫政府は、ホルムズ海峡に機雷がまかれれば日本に石油がこなくなって深刻な影響を受けるため、機雷の掃海が必要だと説明している。
自民党からは寒冷地で凍死する人が続出する例が挙げられていたが今日…。
≫確かに日本は原油の8割以上を中東に依存していてそのほとんどがホルムズ海峡を通る。
ただ、迂回ルートもある。
例えば、輸入先1位のサウジアラビアはホルムズ海峡ではなく紅海から輸出することもできる。
また輸入先2位のアラブ首長国連邦はホルムズ海峡を迂回するパイプラインを3年前に完成させている。
更に、日本国内には200日、半年以上の石油の備蓄がある。
≫議論はこのあとホルムズ海峡から南シナ海に移った。
南シナ海も中東からの石油の輸送ルートにあたっている。
ここも日本の存立を脅かす地域になるのか。
中国など6つの国や地域が島の領有権をめぐって対立し緊張が高まっているところだ。
≫議論は集団的自衛権から南シナ海での重要影響事態に移った。
維新の党の江田前代表は南シナ海でのアメリカ軍などへの後方支援の問題を取り上げた。
≫安倍総理は南シナ海でも自衛隊がアメリカ軍の武力行使を後方支援する可能性を否定しなかった。
≫難しい言葉がどんどん出てきて。
かつての周辺事態法。
日本の周辺に限っていたことが結果、改正といいながら周辺事態では全然なくて重要影響事態安全確保法ということでぐっと範囲が広がるようだ。
あるいは集団的自衛権に関してもこれは存立危機事態の場合に行使される可能性と。
存立危機事態でいうと主観客観でいうと主観も入るじゃないかといろんなことが。
ここでショーンさんにお聞きしたいのはとにかく難しい言葉抜きに聞きたいのはショーンさんは懸念材料は含んでいますが基本は集団的自衛権には賛成?≫そうですね。
基本的には戦争法案にはならない。
それから恒常的に自衛隊の安全が確保できる。
自衛隊の活動が監視・統制できるという仕組みがあれば、私は必ずしも、あと3要件がきちっと歯止めになるということを条件に、私は全面的に反対はしていません。
≫そういう前提で伺いたいんですけど今日ずっと聞いていて素人なりに稚拙ながら思うことは集団的自衛権に関してはとにかく幅を広げて豪邸を建てる基礎なり容積率などは確保してじゃあ、どういう部屋割りになりますかどういう内装になりますかというそれはわからないと。
ホルムズは可能性はあるけどそれ以外はないと思うと。
内装があいまいになって外側だけ外壁ができている印象があります。
これはもっと具体的にいってほしいと思っている方たくさんいると思うんですがなぜ言わない?≫恐らく、各個別のケーススタディいいますか議論していくためには例えば、仮想的としての中国ということを想定した議論をすると中国というと外交上非常に問題があります。
自民党では中国といい関係を持っておきたいと思っている方はたくさんいらっしゃいます。
外交という意味において中国を名指しした状態で中国を想定してという議論は難しいと思います。
野党からしても中国の今の脅威は明白なわけです。
特に中国のみならずその他イスラム国ISISでも結構ですがそういったもの個別、具体的に議論をすればその脅威というのはむしろ強調される。
こうした集団的自衛権後方支援ということの必要性を語らなければいけない立場になってしまいますからお互いにとってよくないとなりますと空中戦といいましょうかおっしゃったような外堀の話になってきてしまうと思うんですが唯一、ホルムズ海峡に関しては個別的な話があったと思います。
私はここでの懸念というのは存立事態だというふうにするロジックが私にはちょっと理解できないですね。
つまり国民の生命、自由それから幸福の追求をする権利を根底から覆す明白な脅威ということになっているかということとほかにもう手段がないのかということと必要最低限という3つを満たしていない気がしますしまた、存立危機というものが経済的要因というものをひっかけてくると。
これは、もしかすると安倍総理から言わせると拡大解釈といわれるかもしれませんがグローバルに企業が活動する中で人が働く中でもしかするとそこで彼のいう、与党側のいう国民にとっての存立危機と彼らが呼びそうな事業をやっている可能性があります。
そこも派遣の対象になる可能性があるのではという懸念を持ってしまう。
ガイドラインの中にも経済要因というのは入っていたようですが今回の法にも入っていたと。
これは存立危機といっていいのかなと。
そこでこの議論を見ていると冒頭に古舘さんがおっしゃったように周辺事態というのは答弁の中では物理的な周辺を指していないという答弁もあったりとか。
そうなってくると私たちは一体どこからどこまでをのりしろと見てどこからどこまでを輪郭と見るのかわからないです。
≫集団的自衛権もそうですし今おっしゃるように結果的にホルムズ海峡が強調されるということは昨日もここで中島先生と話が出たんだけど、もしかしたらそれはホルムズ海峡は現実的じゃなくてほかのことに拡大する可能性を秘めているなら見なきゃいけないという。
後方支援も2種類ありますけどこれもリスクに関してはまだまだ全然納得できない。
ここも話し合っていってほしいと。
≫常に外交と通商外交は一緒にセットで議論されなきゃいけないと思うんですね。
先ほどVTRの中でもありましたがサウジ、UAEがあってイラン、輸入元ですね。
あの辺りの別のルートを通るというような外交ということもやるべきで。
≫紅海のほうから出られると。
≫もしそういうオプションがあるならばそれと一緒に議論していかなくてはいけない問題で、安保法制というこの中で議論されているのはちょっとおかしいかなと思います。
≫いろいろなことを視野に入れてやるのが通商外交じゃないかと。
いろいろありますね。
次、やはり注目のこのニュースですね。
≫大変な波紋が広がっています。
FIFAの汚職事件ですがこちらは、今回起訴されましたFIFAの元副会長ジャック・ワーナー被告です。
この人物は、こちら。
皆さん、思い出しますよね。
2010年に南アフリカで行われたワールドカップですがこの招致をめぐって賄賂を受け取った疑いが持たれています。
アメリカ司法当局が公表した起訴状にはこうしたFIFAの内部のさまざまな疑惑が詳細に記されているんです。
≫今、FIFAの会議が開かれる会場に関係者たちが到着しました。
皆一様に厳しい表情を浮かべています。
≫28日から始まったFIFA・国際サッカー連盟の年次総会。
ブラッター会長はこの日の会議を欠席した。
状況に対応するためだとしている。
≫司法長官が今、会見場に入ってきました。
大きくフラッシュがたかれています。
これからいよいよ世界中が注目する会見が始まります。
≫FIFA・国際サッカー連盟の現役副会長ら9人を含む14人が贈収賄などの罪で起訴された事件。
アメリカ司法当局のトップそして捜査当局のトップであるFBI長官がそろって会見に臨んだ。
≫司法省が公表した起訴状は161ページにおよびFIFAの内部で横行していた不正行為を詳細に記している。
≫起訴状には前ブラジルサッカー連盟会長でFIFAのオリンピック関連委員を務めるホセ・マリア・マリン氏と共謀者とのやり取りも記載されている。
≫賄賂は現金だけではなく例えば、ヨットを建造するためか豪華ヨットの会社への送金が行われたりやはり、自宅にプールを作るためかプール施工会社への送金が行われたりしている。
≫2010年南アフリカワールドカップ。
その招致に際し元FIFA副会長のジャック・ワーナー被告に対して南アフリカ政府などから1000万ドルおよそ12億円が支払われたという。
そのジャック・ワーナー被告は27日地元トリニダード・トバゴで警察に出頭し、逮捕された。
逮捕前にはメディアのインタビューにも応じ疑惑について否定していた。
≫世界で最も人気のあるスポーツ大会を運営する組織の幹部らが逮捕・起訴された事件は世界に波紋を広げている。
≫著名な元サッカー選手からは捜査を歓迎する声やFIFAを非難する声が相次いでいる。
≫ロシアのプーチン大統領も事件について言及した。
≫内容は、アメリカを強く非難するものだった。
ロシアでは2018年にワールドカップが開催されることになっている。
≫モスクワにあるこちらの競技場も2018年の開催に向け、今着々と準備が進んでいます。
ただ、そのロシアワールドカップの招致に際しても贈収賄があったのではないかとの疑惑が浮上しています。
≫ロシアでの開催地選定については2022年のカタール大会とともにスイスの当局が刑事捜査を進めていることを明らかにしている。
汚職事件は更に拡大するのか。
リンチ司法長官の会見ではブラッター会長への捜査に関する質問が飛んだ。
≫リンチ長官はブラッター会長について言及しなかったものの更なる逮捕者が出ることもにおわせた。
≫当のブラッター会長の声明。
≫ブラッター会長の声明は過去17年間にわたり組織を率いてきた自らの責任については一切触れなかった。
≫私、思い出すんですが資本主義を存続させるがゆえに資本主義の構造欠陥をバンと指摘したピケティさんに会ってインタビューしたことがありましたよね。
そのときに言っていた言葉が、思い出されるんです。
あの方は、世界中の捕捉できない不正のお金を集めてきちっと再分配する。
これは大事でそのためには難しいけど世界協力のネットワークを作る。
EUというのは問題もあるけどEUというネットワークグループ、共同体。
こういうものをもっと広げていけばそういうことは可能だと。
これは絵空事だとか言う人いるかもしれないけどこういうFIFAの≫先月30日大腸がんを公表した俳優の今井雅之さんです。
舞台への復帰を目指して懸命に病と闘ってこられましたが今日、亡くなりました。
54歳でした。
≫俳優・今井雅之さん、54歳。
末期の大腸がんを公表して28日。
今日、息を引き取った。
≫今年1月に会った今井さんの友人は…。
≫今井さんが患った大腸がんは日本で増加の一途をたどっている。
がんの中での死因は男性が3位で女性では1位。
長年、今井さんがライフワークにしてきた「THEWINDSOFGOD」。
原作・脚本を手がけ自ら主演した終戦直前の神風特攻隊をテーマにしたものだ。
≫今年は戦後70年。
末期の大腸がんを患いながらも今井さんは舞台復帰を目指した。
今井さんは高校を卒業後父親の勧めで陸上自衛隊に入った。
しかし、中学のころから夢は俳優になること。
1986年に念願の俳優デビューを果たすと2年後には、特攻隊をテーマにした舞台を制作。
男気あふれる迫真の演技は多くの人に愛された。
≫大阪府門真市の診療所で女性が男に刺されました。
女性は重傷です。
≫こちらの診療所で今日午後5時ごろ受付の女性が患者とみられる男に包丁で刺されるという事件がありました。
男はこちらの角を曲がってこの商店街を走って逃げたということです。
≫現場は大阪府門真市の診療所。
受付にいた58歳の女性に40代から50代の男が無言で近づきかばんから取り出した包丁で突然切りつけたという。
≫女性は顔や首など4か所を刺され病院に搬送されたが命に別条はないという。
先ほど警察は殺人未遂容疑で門真市内に住む45歳の男の逮捕状を取った。
≫ここで気象情報まいりましょう。
林さん、お願いします。
≫お伝えします。
この先は晴れ続きの予想でしたが最新の予報で明日の天気の傾向が変わりました。
その原因が、関東沖に発生した低気圧です。
この低気圧の雲が明日、太平洋側に広がります。
雨がいつどこで降るのか見ていきます。
雨を示す青色に注目してください。
まず朝は、三重や静岡そして千葉の沿岸のごく一部に雨雲がかかります。
これが昼ごろになると関東の雨エリアが神奈川や東京にも広がりそうです。
そして夕方の帰宅時間帯は静岡から茨城にかけて雨雲がかかりそうです。
明日の雨はあまり強くは降りませんが念のため傘があったほうがよさそうです。
最後に、こちら。
富山県の黒部峡谷を走るトロッコ電車です。
吹き込む風が涼しそうですね。
このところ暑い日が続いていて思わず5月ということを忘れそうになりますが≫ここからスポーツまいりましょう。
青山さん、お願いします。
≫お伝えします。
全仏オープンテニスです。
錦織圭選手は3回戦に進出したんですが対戦するはずだったベッカー選手が怪我のため棄権するというニュースが入ってきました。
これにより錦織選手は不戦勝です。
次の4回戦はロソル選手対ガバシュビリ選手の勝者と対戦することになります。
そして女子選手も頑張っています。
クルム伊達公子選手はダブルスにそして、土居美咲選手はシングルスの2回戦に登場です。
≫クルム伊達とペアを組むのは全仏シングルス優勝経験のある実力者。
セットカウント1対1で迎えた第3セット。
伊達はコースが変わったボールに対し瞬時の判断でラケットを左手に持ち替え、見事に返す。
完全に試合の流れをつかむと2人合わせて78歳のベテランペアが逆転で2回戦進出を決めた。
そして先日全仏オープン初勝利を挙げた土居美咲のシングルス2回戦。
序盤から元世界ランク1位イバノビッチを圧倒する。
攻撃的なラリーで攻め立て第1セットを奪う。
第2セットは落とし勝負の第3セット。
≫いよいよ来月6日カナダで女子ワールドカップが開幕します。
こちら、胸元で輝く金色のトロフィー。
チャンピオンチームだけがつけることを許された特別なエンブレムなんです。
4年前このワールドカップを高々と掲げたのは澤穂希選手でした。
連覇を目指すなでしこジャパン。
今日国内で最後の強化試合イタリア戦に挑みました。
≫4日前のニュージーランド戦。
背番号10、澤穂希が1年ぶりに代表のピッチに帰ってくるといきなり決勝ゴール!変わらない勝負強さを見せ付けた。
今日のイタリア戦澤は2試合連続でスタメン出場。
そしてこの4年間更なる成長を遂げた大儀見がトップに入った。
≫国内最後の強化試合。
相手は過去7戦、全敗のイタリア。
前半13分、日本右サイドでパス回し。
ベテラン澤も積極的にボールに絡む。
前半18分。
イタリアのトラップミスを大儀見がカット。
そのまま大野がドリブルで持ち込みシュート。
ボールはポストを直撃。
前半27分またも日本のチャンス。
ゴール前でボールを持ったのはエースストライカー、大儀見。
しかし、ここも決められない。
日本、チャンスは作るも0対0で前半を折り返す。
日本はエンドの変わった後半7分。
中央の澤から左サイド、宇津木へ。
飛び込んだのは大儀見。
クロスに右足のアウトサイドでうまく合わせた。
日本がついに先制点を奪う。
そして後半17分澤が途中交代。
その後も攻め続ける日本。
後半39分、大野。
試合終了間際にもビッグチャンス。
追加点こそ奪えなかったが国内最後の実戦を勝利した日本。
ワールドカップへ向け弾みをつけた。
≫そしてこの試合を見た澤登はなでしこジャパン連覇に向けてのポイントを挙げた。
≫今日はなんといっても大儀見選手のあのゴール。
すばらしかったです。
相手ディフェンダーの背後から死角から飛び出すことが非常によかったと思いますし足の外側でボールをミートさせるだけでも難しいのにゴールの隅に蹴りこんだという技術はすばらしいです。
海外でプレーしてゴールの嗅覚であったり正確性であったり貪欲性というのが非常にこの4年間で成長した選手だと思いますのでこのワールドカップは期待できると思います。
そして、なんといっても澤選手だと思います。
特に、ボランチというポジションの中でしっかりと相手の攻撃を摘む献身的な守備ですね。
それが非常によかったと思います。
ベテランの澤選手があれだけ献身的に守備をすることで周りがより守備をしなければいけないという意識に変わってくると思うので彼女の力なくして連覇はないと思いますのでぜひ頑張ってほしいと思います。
≫続いてプロ野球セ・パ交流戦3日目を迎えました。
好調DeNAは昨日逆転勝ちで12球団どこよりも早く30勝に到達です。
今日も熱い熱い試合です。
≫2006年以来のオリックス戦勝ち越しを狙うセ・リーグ首位のDeNA。
先発、三嶋は2回3塁2塁のピンチ。
オリックス、ルーキー、西野に先制タイムリーを許すなど、この回2点を失う。
3対0となり4回、チャンスでバルディリス。
鋭い当たりも打球はディクソンの足に当たりファーストへ。
得点を奪うことができない。
4対0で迎えた9回オリックスのストッパー平野佳寿を攻めノーアウト2塁1塁で4番、ロペス。
これが内野安打となりノーアウト満塁に。
続く5番、井手。
ワイルドピッチの間に1人がかえり1点を返す。
ワンアウト3塁2塁となり昨日同点ホームランのバルディリス。
右中間を破る2点タイムリー。
両リーグ最多16回の逆転勝ちを誇るDeNAが1点差に詰め寄る。
更に、チャンスは続きツーアウト3塁2塁。
一打逆転サヨナラの場面で代打、白崎。
あと一歩及ばなかったDeNA。
パ・リーグ最下位のオリックスに負け越しを喫した。
≫ヤクルトは1回2塁1塁のチャンスで川端。
先制のタイムリーヒット。
このあと2点を追加し1回に3点を奪う。
リードをもらった先発の成瀬は低めにボールを集め日本ハム打線を5回まで無失点に抑える。
5回裏、日本ハム、上沢からフォアボール2つとデッドボールで満塁のチャンスを作ると…。
押し出しのフォアボール。
更に…。
連続押し出しでこの回2点を追加したヤクルト。
成瀬は3月以来の2勝目を挙げた。
≫1点を追うソフトバンクは7回、3番、柳田。
レフトスタンドへ9号同点ソロ。
2安打に抑え込まれていた中日先発、山井をようやく捉えると更に、イ・デホ松田。
パ・リーグトップの打率を誇るソフトバンク打線が山井に襲い掛かる。
このあと3塁2塁となり8番、高谷。
三振となるもこれがワイルドピッチ。
ランナー2人がかえり、3対1と勝ち越しに成功する。
続く8回、ソフトバンクファンの大声援を受け打席に入ったのは柳田。
2打席連続の10号ソロアーチ。
逆転勝ちのソフトバンク連勝となった。
≫ロッテは1回、ノーアウト2塁1塁。
角中の当たりは広島セカンド菊池の好守に阻まれ、ツーアウト。
続く4番、今江。
相手のエラーで清田が先制のホームイン。
直後に逆転を許し2回1点を返し、なおもチャンスで1番、清田。
2打席連続ヒットで同点に追いつく。
その後、両チーム無得点で迎えた6回。
5番、クルーズのひと振りで勝ち越しに成功すると。
そこから止まらないロッテ打線。
清田の3本目のヒットも飛び出すなどこの回、打者11人の猛攻。
大量得点のロッテが勝利を収めた。
≫阪神は、先発サンティアゴが1回から連続タイムリーを浴び2対0とリードを許す。
一方、阪神打線は楽天先発、菊池の前に手も足も出ない。
5回までノーヒット。
6回先頭打者、鳥谷。
ここでようやくチーム初ヒット。
その後犠牲フライで1点を返すと昨日サヨナラホームランを放った福留。
3対2。
1点差に迫る。
更に、8回、ランナー3塁で伊藤隼太。
同点に追いついた。
そして9回。
ツーアウト、ランナー1塁2塁で再び、福留。
対するは楽天、松井裕樹。
9回で勝負つかず。
≫そしてつい先ほど終わりました。
延長11回裏阪神はツーアウト満塁で福留選手。
スリーボールツーストライク。
押し出しフォアボールで阪神が2夜連続のサヨナラ勝ちです。
≫今日、覚悟を持ってマウンドに上がる男がいる。
西武・西口文也、42歳。
かつては西武のエースに君臨。
キレのあるスライダーを武器に積み上げた勝利数は182。
しかし、40歳を境に登板機会が減り2年連続で白星がない。
≫1069日ぶりの勝利へ。
≫強い決意とともに。
2年ぶりの先発マウンドに立った西武・西口文也。
21年目のシーズンその初球。
伝家の宝刀スライダー。
最後もスライダーで長野をショートゴロ。
1回を三者凡退に抑える。
西口は2回。
坂本に対しキレのあるスライダー。
42歳のベテランが往年の技を見せつける。
続くアンダーソン。
今度は、スライダーを捉えられライトへの3号ソロ。
巨人に先制を許す。
1点を追う西武は4回ツーアウト満塁で7番、炭谷。
巨人先発、マイコラスから得点を奪えない。
その裏、西口がツーアウト1塁3塁のピンチを背負うと打席には7番、高橋由伸。
打球は無情にも1、2塁間を抜けライトへ。
2対0と、リードを広げられると続く片岡にもレフト線を破られ2点タイムリー。
覚悟のマウンドも4回4失点で力尽きた西口。
3年ぶりの復活勝利とはならなかった。
≫ここで情報が入ってまいりました。
FIFAの会長選挙は明日ということですけども。
そもそも加盟団体は世界で209。
そして、うちヨーロッパは53団体ということですが欧州のサッカー連盟が先ほど会見を行いましてブラッター会長に辞職を求めるとしました。
ボイコットはしないということです。
2015/05/28(木) 21:54〜23:10
ABCテレビ1
報道ステーション[デ][字]

安保法制の特別委員会で審議続く▽市場規模は“2兆円”…マイナンバー対応でさまざまな動き▽なでしこW杯前…最後の国内戦▽プロ野球セ・パ交流戦!3連戦明暗

詳細情報
◇番組内容
緊迫感や速報性を重視したニュースと元気で明るいスポーツ、硬軟取り混ぜた時代を映し出す特集に季節感あふれる天気予報と情報満載です。
◇出演者
【メインキャスター】
古舘伊知郎
【サブキャスター】
小川彩佳
【コメンテーター】
立野純二(朝日新聞論説副主幹)、ショーン・マクアードル川上(経営コンサルタント)、中島岳志(北海道大学公共政策大学院准教授)、木村草太(首都大学東京准教授)
【スポーツ】
松岡修造、澤登正朗、中山雅史、稲葉篤紀
【特別リポーター】
長野智子
【スポーツアナウンサー】
青山愛
【天気予報】
林美沙希
◇おしらせ
☆番組HP

http://www.tv-asahi.co.jp/hst/

放送内容が変更になる場合があります。あらかじめご了承ください。

ジャンル :
ニュース/報道 – 定時・総合
ニュース/報道 – 特集・ドキュメント
ニュース/報道 – 経済・市況

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
映像
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz

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