ガッテン！・「飾りじゃないのよパセリは」・「葉葉〜」
（志の輔）歌っちゃったよ。
海外でのパセリの人気ぶりすごいんです。
日本を飛び出して…なんと６０人中５３人がパセリ大好きと回答。
「私って世界ではスーパースターだったのね！やった〜！」。
（柳沢）信じられない。
（榊原）いや不思議。
（柳沢）パセリが違うんだだからね日本でいうとこれがパセリだけど外国は違うんじゃないですか？違ったんですね海外では。
（榊原）つまり…そうなんです。
皆さんが「おいしいおいしい」と言って召し上がっているパセリ。
こんなふうにサラダにしても…。
ドレッシングで。
はい。
うんおいしい。
（山瀬）おいしい。
完全に食べ物になってるじゃないですか。
どうしてもやっぱり日本のもじゃもじゃパセリは食べ物になっていかないんですよ。
何でこんなにも違うのかと。
もじゃもじゃパセリとイタリアンパセリどこが違うのかを解明したいと私たちも思いました。
もじゃもじゃパセリがこれまでおいしくないと思われてきたたった１つの理由を私たちは突き止めました。
こちらです。
（榊原）え〜「力」？さあ！じゃあヒントを差し上げましょう。
（榊原）上から…？大実験！パセリの上に生卵を落とします。
イェーイ！いきますよ〜。
果たして…。
おぉ〜。
卵が…。
（榊原柳沢）え〜!?弾んだ！「弾力」なんですよ。
（榊原）想像もつかなかった…。
弾力を生み出すものが実はもじゃもじゃパセリをおいしく感じさせなくしてるんです。
それは一体何なのか。
パセリとイタリアンパセリの細胞を電子顕微鏡で見てみました。
まずイタリアンパセリ。
断面はこうなっています。
ではもじゃもじゃパセリはどうか？一つ一つの細胞がぎっしりと密集しているのがもじゃもじゃパセリの特徴です。
分厚くなりますし硬くなります。
パセリを食べると舌にある味覚受容体が味の成分をキャッチします。
その情報が脳に伝わって味覚野という所で「おいしい」というふうに脳が判断するんです。
しかし味覚野に届けられるのは「パサパサ感」や「硬さ」といった情報も送られます。
硬さやパサパサ感の方が強烈だった場合は脳は「まずいなパセリ」というふうに判断すると考えられます。
（榊原）あっ！パセリっていったらおうちでちょっとお水につけ込んどいてそれで食べるとパサパサ感少し和らがない？
（榊原）えっもっといい方法があるの？こうするんです！
（榊原）えっ？だってそうしたら水分蒸発しちゃうよ。
じゃあフライパンで３０秒加熱するとどうなるか。
これ何かに似てませんか？そうなんです。
加熱によって細胞膜が破壊されて細胞が潰れた状態になったんです。
そうしたらちょうどイタリアンパセリのような軟らかさを得る事ができた。
では論より証拠。
やってみせます。
はい３０秒たちました。
火を消します。
こんな状態です。
では皆さんに。
ステーキの上にのせて…。
（柳沢）ん！ん〜！
（榊原）アハッ！どうですか？
（柳沢）うまい！ん〜！そうそう今までは飾りつけのものだったんだけど。
（榊原）すごい発見だね。
というわけでガッテンして頂けましたでしょうか？ガッテン！突然ですがこちらは…これまでマイナーな食材ばかりをテーマにしてきました。
2015/05/29(金) 00:10〜00:15
ＮＨＫ総合１・神戸
５分でガッテン！「今日から主役！ パセリ激ウマのウラ技」[字]
５分でわかる「ためしてガッテン」これまでの放送の中から、えりすぐりの技をぎゅっと５分間に凝縮、わかりやすく紹介するミニ番組。これを見ればきっとあすが幸せになる！
詳細情報
番組内容
洋食界の添え物の王様（？）、パセリ。でも、もうそんなことはいわせない。あることを３０秒するだけで、栄養もうまみも抜群の野菜に早変わり。今日からあなたの食卓は、パセリが主役！あっとおどろくウラ技、紹介！
出演者
【ゲスト】榊原郁恵，柳沢慎吾，【司会】立川志の輔，小野文惠，【語り】生野文治
ジャンル :
情報／ワイドショー – 暮らし・住まい
情報／ワイドショー – 番組紹介・お知らせ
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