大阪府門真市の診療所で受付の５８歳の女性が包丁で刺された事件で、警察は事件後逃走した患者の４５歳の男を殺人未遂容疑で逮捕しました。
殺人未遂の疑いで逮捕されたのは、門真市内に住む冨村大輔容疑者です。
冨村容疑者は２８日午後５時頃、幸福町の商店街にある診療所で、受付の５８歳の女性の顔や首などを包丁で刺してケガをさせた疑いが持たれています。
冨村容疑者は事件後逃走しましたが。
６時間後の午後１１時頃、御堂町の自宅で警察に発見され、身柄を確保されました。
冨村容疑者は診療所の通院患者で、警察は動機などを慎重に調べています。
大阪市平野区で去年、ストーカー行為の末に女性を包丁で刺し殺した罪などに問われている男に対し、大阪地裁は懲役３０年の実刑判決を言い渡しました。
判決によりますと、無職の松本隆被告は去年５月、好意を抱いていた飲食店店員の井村由美さんが警察にストーカー行為を相談したことを恨み、包丁で刺して殺害しました。
これまでの裁判で松本被告は起訴内容を認めていて、検察は無期懲役を求刑していました。
判決で大阪地裁は、「動機は理不尽・身勝手の極みで、計画性もあるなど悪質な犯行だ」と指摘しながらも、「必ず再犯に及ぶとまでは言い難い」として松本被告に対し、懲役３０年の実刑判決を言い渡しました。
先月、大阪府堺市で、８９歳の女性が胸などを刺されて殺害された事件で、隣に住む男が殺人容疑などで逮捕されました。
堺市東区の無職松田義清容疑者は、先月、隣に住む木村千壽子さんの胸などを包丁で刺し、殺害した疑いなどが持たれています。
松田容疑者は事件の翌日、焼身自殺を図ったとみられ、現場の近くで上半身に火がついた状態で見つかり、入院していました。
松田容疑者は搬送の際に、殺害をほのめかす供述をしていて、警察は、松田容疑者が使っていた納屋で、木村さんの血の付いた包丁を発見した事などから、退院を待って、逮捕に踏み切りました。
松田容疑者は「木村さんを殺したことに間違いありません」と容疑を認めています。
2015/05/29(金) 00:17〜00:24
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