8バリバラ〜障害者情報バラエティー〜「青春の悩み」 2015.05.29


みんなのためのバリアフリーバラエティー…嫌いなタイプナンバーワン!
(拍手)
(一同)イエ〜イ!今週もMCの山本シュウさんがお休みですので私松本キックが務めます。
イエ〜イ!ありがとうございます。
今日のテーマは「青春の悩み」という事ですが愛ちゃん青春時代いろいろ悩みあったんじゃないですか?中学に入る時にね制服がやっぱり私学ランが嫌で嫌で。
本当はセーラー服がよかったの。
もう毎日それが嫌で…。
だから今日見たら懐かしいよね。
今日はですねスタジオに来て頂いたのは大阪府立堺東高校ボランティア部の生徒さんたちで〜す。
(拍手)
(一同)よろしくお願いします。
(瞳)こちらの高校は障害がある生徒とない生徒が一緒にクラブ活動しているんです。
今日はそんな皆さんにふだんの悩み事をこうしてボードに書いてきて頂きました。
ちょっと見てみましょうかねどんな悩みがあるか。
あっいいですね青春の悩み!あっもう早くも手を挙げてる!阪岡くんこれはどういう事ですか?僕あんまり女の子としゃべれないんです。
しゃべるのが苦手です。
でもしゃべりたいという気持ちはあるの?あります。
いいね甘酸っぱくて。
続いていってみましょうかね。
これ誰でしょうか?おっ上の2人で。
これはどういう事ですか?「勉強が楽しくない」とか。
じゃあ中谷くんから。
先生授業が面白くないって!いやいつも言われています。
(玉木)みんな言うんだ。
今日はその中でも注目していきたい悩みが1つあります。
こちらです。
この悩みはボランティア部の部長である谷くんの悩みなんですよね。
部のまとまり感っていうのはあるのかね?正直僕個人はあんまりそういうのはないのかなって思ってしまうとこが…。
あまりまとまっていない?…時もあるんじゃないかって思いますよねやっぱり。
去年とは違ったりする?そうですね。
その時は周りの先輩方を見てるとすごい楽しそうに会話をしてたりとかどんな活動をしても楽しそうにしてて僕はそれがすごい羨ましいなと思いつつ一緒にクラブやってたんですけど。
僕自身も楽しかったです。
(瞳)まとまり感あった?すごいありましたね。
今はそれがあんまり…。
あんまり感じれないんですよ。
でこの悩み?そうですね。
谷くんたちが通う…ボランティア部は毎週水曜放課後に活動を行っている。
とりあえず今週の金曜日4月17日の放課後にアドプト・ロードっていうボランティア第1回目をやろうかと思ってます。
学校周辺の清掃ボランティアを行うため部長の谷くんが説明を始めたのだが…。
会議中だというのに部員はみんなバラバラ。
1年前まではこんな事はなかったという谷くん。
クラブがまとまらなくなったのはある部員に原因があるのではないかと考えていた。
いつもおちゃらけている阪岡くん。
そこに入ってきたのは…。
発達障害の一つADHDがあり思った事をはっきり言わないと気が済まない。
もちろん谷くんにも容赦がない。
谷くんは今村さんが誰にでも衝動的に発言してしまうために部員間の溝が広がっているのではと考えていたのだ。
この状況を改善しようと谷くんは今村さんと話し合う事にした。
俺が見てる限りやと勢力的にな。
そういう時に阪岡は…今村さんに注意を促そうとしたところ話が止まらなくなった谷くん。
実は彼もADHDなのだ。
ADHDは主に不注意・多動性衝動性の3つの特性があるが症状は人によってさまざまだ。
谷くんの場合は自分の事ばかりしゃべってしまう傾向が強い。
今村さんが反論しようとしても谷くんは言葉を遮り自分の言いたい事を話し続ける。
見かねた先生が今村さんに助け船を出した。
話聞いてて…聞いてて何か…谷先輩の話の中で。
それ聞いてもうあきれて…どうやら部がまとまらないのは今村さんだけに原因があるのではなさそうだ。
それで余計何か…一方の谷くんもコミュニケーションをうまくとれなかった事を悔やんでいた。
今VTR見ながら谷くん「ごめんね。
この時気付いてなかった」ってね今村さんの方に言うてたよね。
そういうの聞いてどう?今だから分かりましたみたいな感じで許せますけどあの時はものすごく腹立ちましたはっきり言って。
(加賀谷)見てて分かりました。
自分の障害特性だと気付いたのはいつぐらいですか?それは。
それに気付けたのは本当に堺東高校に入ってからです。
その時に先生が君はこういう障害があるんやでと言ってくれたんですよ。
そこでそう言われてすぐに納得ってできました?そうですね。
人の気持ちが分からへんのは全部僕が少し頭が悪いからだと思ってず〜っとイライラして自分を攻撃し続けてたので分かった時にすごいホッとしたんです。
皆さんはどうですかね?まずADHD知っているよっていう。
その特性よく知ってるよという人いますかね?逆にあまり知らないよっていう人手を挙げてもらえますか?早いね挙げるのが。
これはどうなんだろうと思う事とかあったりします?トランプとかしてると自分の番が回る前に人の番を飛ばしてしまうという事が多々あったり。
ちょっとイラッとしたりもする事あったんですけどまあそれでも仲はいいんで。
じゃあ小坂くん。
谷先輩は特に僕の話せずに自分勝手に言う時が結構ありましたのでちょっとやっぱり憎くなってしまいましたね。
それで今どういうふうに思いますか?今知ってとてもよかったと思ってまして…。
やっぱり谷先輩と今村さんが何で障害児なんだろうって僕ずっと気になってましたし今病気の名前聞いてああそうなんだってようやく理解できました。
じゃあ今後やっぱり接し方というのは違ってきますかね?う〜ん…違うと思いますね多分きっと。
僕が気を付けないといけないという気持ちもちょっとありますし。
玉木さんやはり知るっていう事は大事な事なんですかね?大事。
ほいで…ちょっと今日聞いてて思ったけど。
部員たちをどうすればまとめられるのか。
谷くんはみんなの前で自分の障害や経験してきた事を発表しようと考えていた。
堺東高校では障害への理解を深めるため福祉の授業も取り入れている。
この日は生徒たちが自分の障害について発表を行った。
谷くんは中学時代いじめで人間不信に陥っていた状況からどう脱出したかを話し始めた。
最後に僕が帰る時に…谷くんは障害のため人間関係がうまくいかなかった自分が一人の友達ができた事で世界が広がった事を訴えた。
今日の発表もすごくそれぞれねいろんな事言ってくれたと思うんですけど…私はどちらかというと…障害のために傷ついてきた自分の過去を初めて明かした今村さん。
谷くんの今村さんに部員たちと親しくなってほしいという思いはどうやら届かなかったようだ。
谷くんは自分の思いを伝えるよりも先にちゃんと今村さんの思いを聞かなければ信頼関係を築く事はできないと部員たちを集めて話し合いの場を持つ事にした。
谷先輩あれ言っていいですか?今村さんはこれまで心に引っ掛かっていた事を話し始めた。
(谷)悪口…。
悪口でも陰口でも一緒でしょ。
まあまあまあそうなんやけど。
って聞いて…確かにうじうじしてんのは嫌いなんは分かるけど…
(谷)言うてほしい?そう言ってほしい。
部員間に生じた摩擦。
その原因は今村さんのいない所で彼女の話をして不信感をあおってしまった事だと谷くんは気付いた。
俺としては…今村にはずっとこういう事…谷くんが自分の反省点を認めたのをきっかけに部員たちが口を開き始めた。
うん。
何て言うんやろあの時…まあはるもいろんな意味で…いやこちらこそすいません。
うんまあ口調悪いからな私…。
あの…。
(谷)ごめんなさいごめんなさい!どうぞ!ズバズバズバズバ私の話の横でズバズバズバズバ連発しない!いい雰囲気の話し合いになってましたよね。
愛ちゃん何か涙…。
本当にいろんな授業あると思うけど…じゃあ皆さんにちょっと聞きたいんですけども部はこの話し合いをきっかけにまとまってきましたでしょうかね。
前までは何かグループみたいに分かれていて今はそれがなくなって一つの円になったみたいな感じになりましたね。
谷先輩を中心として円になった。
今村さん。
今村さん自身はどう感じます?今までは全然関わらないように行かないようにってしてやってたんですけどちょっと見なあかんのかなみたいな感じで思ってきてる。
何でちょっと見なあかんのかなというふうに気持ち変わりました?やっぱり本音語り合ったからと思いますね。
さて今回学校ではコミュニケーションの達人を呼んであるワークショップをやったんです。
堺東高校にやって来たのは発達障害の人たちに向けてワークショップを行ってきた…本人もADHDの当事者だ。
じゃあ冠地さんよろしくお願いします。
はい。
(拍手)皆さんが大切にしている好きという価値観を自分らしさとその人らしさをイイトコサガシしたりされたりというワークショップしてみたいと思いますのでよろしくお願い致します。
このワークショップは互いのいいところを見つけて褒め合う事でコミュニケーションを豊かにしようというもの。
まずは自分のいいとこに気付くため好きなものを書き出してみる。
発表してみますか!はいじゃあ坂本さんいいですか?もしよかったら立って…。
話してみたいタイトルは何ですか?「デザートバイキング」です。
(冠地)デザートバイキングいいですね!大阪市内のどこ行ってもおいしそうやったからそれでデザートバイキングを調べました。
おいしかったからそこに書きました。
続いて発表者のいいとこをほかの人が探して褒める。
今坂本さんのを聞いてると自分で調べたっていうのとそして行ってみてやっぱおいしかったっていうその行動力と行ったあとやっぱおいしかったって思えてるんで自分の希望をかなえれたという面に関してもとてもよかった事じゃないかなと思ってます。
(冠地)拍手お願いします。
(拍手)谷くんは坂本さんの気持ちに共感しながら見事にイイトコサガシを行った。
大丈夫です。
試した時点で…大成功です!どうもありがとうございました。
(拍手)さあ実はこのボードの中でまだ読んでないフリップがあるんですね。
就職か進学か。
進路も高校時代の悩みの一つなんですけれどもこちらですね。
まあね大学は無理と言われたくないってこの悩みを書いてくれたのが今村さんですね。
これはどういう事ですかね?えっとですねちょっと周囲の大人の方が私が障害があるという事で大学なんか無理やからと言ってやたらと無理無理言うんですね。
もううるさいから黙っといてって思うんですねガチで。
そんな今村さんの進路の悩みについてVTRをご覧下さい。
障害のある生徒たちが所属する自立支援コースでは農業体験をはじめ就職を目指した実習に力を入れている。
生徒たちもほとんどが就職希望だ。
そんな中大学進学を希望している今村さん。
はい先生。
もう分からん!ADHDのほかに読み書きなど特定の学習が困難なLDもあり一部の先生から進学は難しいと言われてきた。
あっ分かった。
しかし今村さんは進学を諦めるつもりは全然ない。
家でも受験に向けて得意なコンピューター関連の勉強に取り組んでいる。
失礼しま〜す。
はいどうぞ。
この日今村さんは担任の先生に進学を応援してほしいと相談に行った。
先生何かさ…というところから1年生はスタートした訳よ。
1年生からな…私もそれ疑問点ですよ。
やる事はすごく。
やる事は好きやから…学校も今村さんに合った学習指導を始める事を約束してくれた。
まあ先生お元気に。
はい。
さいなら。
はい。
いいじゃないですかこれ。
何か個人的にもめちゃめちゃ応援したくなってくるけどね。
僕も統合失調症で10年間休んでたんですけれどもお笑い芸人に戻りたいですと言ったら周りにいるどの先生も病院の先生もやめた方がいいと言ったんです。
やっぱりストレスもかかるし統合失調症っていう症状多分相いれないもの。
絶対向かないからって言ったんですよ。
じゃあやってやると思ってやったんですよね。
玉木さんこの夢についてどう考えますかね?やっぱり夢を持つ事で人ってゴールがあるからそこに頑張れるじゃないですか。
だから本当にこれは社会の大人に言いたいんですけど無理って決めつけてあげないでほしいんですね。
夢を持たす事を教えてあげてほしいんですよ。

(娘)あっ「オイコノミア」始まったよ。
2015/05/29(金) 00:00〜00:30
NHKEテレ1大阪
バリバラ〜障害者情報バラエティー〜「青春の悩み」[解][字][再]

今回は「青春の悩み」。高校生のホンネに迫る!思ったことをぶつけてしまう発達障害で、人間関係がこじれてしまったクラブ。友情を修復するため部長がとった行動は!?

詳細情報
番組内容
テーマは「青春の悩み」。主人公は、青春まっただ中の高校生。恋や友情、勉強に将来の進路…悩みが尽きない学生時代。今回は大阪府立堺東高校の部活動に密着、高校生たちのホンネに迫る。思ったことを友達にぶつけてしまう発達障害で、こじれてしまった人間関係。以前のような友情を修復することはできるのか!?また障害が理由で、大学進学を断念するよう言われ悩む高校生も紹介。【ゲスト】はるな愛、松本ハウス
出演者
【ゲスト】はるな愛,【出演】大橋グレース,【コメンテーター】玉木幸則,【司会】松本ハウス,【リポーター】大西瞳,【語り】神戸浩,伊藤愛子

ジャンル :
福祉 – 障害者
情報/ワイドショー – 健康・医療
バラエティ – トークバラエティ

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz
2/0モード(ステレオ)
日本語(解説)
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