こんにちは。
午前10時前、鹿児島県の口永良部島で爆発的な噴火があり、気象庁は午前10時過ぎ、口永良部島の噴火警戒レベルを5に引き上げたと発表しました。
また町役場は、今後、島民をシェルターに避難させたうえで、島の外に避難させる予定だということです。
午前10時前、鹿児島県の口永良部島で、爆発的な噴火が発生し、火砕流が海岸にまで到達したのが確認されました。
気象庁はこれを受けて、午前10時過ぎ、口永良部でこれまでの入山を規制する警戒レベル3から、レベル5に引き上げました。
この警戒レベル5は、避難を呼びかけるもので、居住地域に重大な被害を及ぼす噴火が発生あるいは切迫している状態にあるとしています。
警察や屋久島町役場によりますと、これまでのところ、口永良部島の住民およそ140人に、けが人などの情報は入っていないということです。
そして島民は、島の西側にある番屋ヶ峰のシェルターに避難し始めていて、今後、屋久島など周辺の島に、ヘリコプターやフェリーでできるだけ早く避難させる予定だということです。
気象庁は、口永良部島の島民に対して、早急な避難を呼びかけています。
先ほど、菅官房長官は10時35分現在、人的被害は確認されていないとしたうえで、次のように述べました。
島民137名のうち、
それでは、鹿児島テレビのスタジオから最新情報をお伝えします。
お伝えします。
お伝えしていますように、きょう午前10時ごろ、屋久島町の口永良部島が爆発し、噴火警戒レベルが5に引き上げられました。
きょう午前9時59分に屋久島町の口永良部島の新岳が爆発しました。
噴煙は火口から9000メートル以上まで上がり、火砕流が新岳の南西側から北西側にかけての海岸まで達しました。
気象庁は噴火警戒レベルを、入山規制のレベル3から、避難が必要な5に引き上げました。
このため火砕流の到達が予想される屋久島町口永良部島に住む方々は、避難などの厳重な警戒が必要です。
この噴火により、屋久島町は全島に避難勧告を出しています。
屋久島町は全島に避難勧告を出しています。
県によりますと、避難指示の対象は、76世帯135人だということです。
気象台は今後も爆発力が強い噴火や規模の大きな噴火が発生する可能性があるとしています。
気象台によりますと、新岳の南西側から北西側にかけての海岸に火砕流が到達しているということですが、近くに民家はないということです。
午前10時45分現在、役場にはけが人の情報は入っていないということです。
屋久島町は10時15分に、全島に避難勧告を出していて、住民は一時的に島の西側にある番屋ヶ峰という小高い丘に避難していて、その後、町営フェリーで避難する予定です。
住民は一時的に島の西側にある番屋ヶ峰という小高い丘に避難していて、その後、町営フェリーで避難する予定です。
避難先は、屋久島の屋久島離島総合開発センターを予定しています。
噴火の一報を受けて、鹿児島県の危機管理防災課では、電話の応対に追われています。
向こうのほうから、西の方角を見ますと、噴煙がかなり高い所まで上がっているという状況は望める所です。
黒い噴煙がですね。
黒い噴煙が見えますか?島の住民の方は、今後はどうされるんでしょうか、口永良部島のですね。
一応、フェリー対応が定期船があるんですけれども、避難に備えて緊急で避難所に向かうという連絡を取れているところです。
じゃあまだ向かってはいないという状況ですね。
そうですね。
今現在ですね、種子島のしまか港のほうに行ってると思うので、それを、そのままお客さんを連れて屋久島に帰ってきたあとに、そのまま口永良部に避難に向かうと、フェリーに向かうということで帰ってきたいと考えています。
けが人の情報とかは入ってますか?
それはまだ入ってないですね。
先ほどニュースの中では、被害は出ていないようだということで、屋久島警察署のほうは言ってました。
そこはちょっと確認は取ってないんですけど。
午前10時半ごろの屋久島町役場、寺田さんとの電話の様子をご覧いただきました。
噴火の一報を受けて、県の危機管理防災課は、電話の応対に追われています。
火砕流は到達したのを確認してございますが、まえだ地区については火砕流が到達していないことを現地に駐在しております。
今、映像切り替わりました。
気象庁の緊急会見が始まりました。
生の映像でご覧いただきます。
それから、地震計の記録等を、お配りさせていただきました。
9時59分ごろから大きな振幅の地震を書いてございます。
地震計につきましては、現在も作動しているところでございますが、現地からのテレメーター、携帯電話で電送するタイプでございまして、途中で衛星からの経由に代わってございまして、若干切れているところもございますが、現在については、大きな振幅は観測されていないという状況でございます。
次のページ、これは地震の観測所のほうの地震計でございます。
こちらのほうは、連続的に記録を書いてございますが、およそ5分から6分程度、大きな震幅をかいていいるということで、大きな一番規模の大きかったのは、継続時間はそれぐらいの程度というふうに考えてございます。
その次のページが、空振計の記録でございます。
これにつきましても、噴火の発生と同時に、噴火による空気の振動というのが書いてございます。
これにつきましても、携帯電話から衛星に切り替わるタイミングで、データダウンになってございますが、今のところ、観測は継続できているという状況でございます。
それから最後のページ、傾斜計でございます。
噴火発生と同時に…。
気象庁の緊急会見の様子をご覧いただきました。
9時59分、噴火のときに、地震計も大きな振れ幅を観測したが、その後、大きな振れ幅は観測されていないという内容でした。
では、その気象庁前に土門記者がいます。
土門さん。
5段階の噴火警戒レベルのうち警戒レベル5へ引き上げられたのは初めてで、気象庁は最大級の警戒を呼びかけています。
気象庁によりますと、口永良部島の爆発的噴火によって火砕流が発生し、すでに火砕流は海岸にまで到達しています。
噴煙は上空9000メートルにまで上がったということです。
口永良部島は、去年8月3日に34年ぶりに噴火が発生していて、気象庁の火山噴火予知連絡会は、今後、火砕流を伴う噴火が発生する可能性があるとして、警戒を呼びかけていました。
前回の噴火の際に、噴出した火山灰の成分を分析したところ、噴火にはマグマが直接関与したことが考えられるとしていました。
以上、気象庁前から中継でした。
一方、噴火の瞬間について、口永良部島の住民は次のように話しました。
真っ黒い煙がどーんと音がしたとたんに、こっちのほうずっと向いてましたからね、すぐ分かったんですよ、爆発だっていうことがね。
石がどんどんどんどん飛んできたでもないので、煙だけの話ですからね。
においはありましたか?
は、ないですね。
そしてかなり、音というのは、どのぐらいでしたでしょうか?
やっぱりダイナマイトが爆発したぐらいの、大きな音でしたね。
今、山のほうに避難しているだけです。
山のほうに。
ご自宅から歩いて避難されたんですか?
いやいや、車ですね。
今のところは、白い煙で、ふだんと変わらないですね。
黒い煙が白くなってきている?
もう、その黒い煙は終わりました。
この噴火を受けて、政府は、関係省庁災害対策会議を開き、山谷防災担当大臣が、住民の避難に万全の態勢を取るよう指示しました。
火山活動情報等を関係省庁で共有するとともに、住民の避難等を含めた、今後の対応を確認したいと考えております。
避難を安全、迅速に実施するよう、気象庁はじめ、関係機関において万全の態勢で対応をしていただくよう、お願いいたします。
また会議では、
今回の噴火の今後の見通しについて、元東京大学地震研究所の井田教授に話を聞きました。
最終的な原因は、まだ分かりませんけど、マグマが関与して、それが爆発的に出てきたということだというふうに理解しております。
当面、一番怖いのは火砕流で、火砕流が、直接、火砕流が降った所っていうのはたぶん全体が焼け野原みたいになってしまって、もし人がいれば、亡くなってしまう、そういうことになってしまう。
火山弾はですね、一般的にいうと、今、3キロぐらいの範囲まで飛んだって、場合によっては5キロぐらいまで。
1週間ぐらいは、続くことが多いんですよね、噴火がね。
海上保安庁は、口永良部島の爆発的噴火を受けて、大型巡視船さつまを現地に向かわせています。
また、対策本部を設置し、10時35分には、口永良部島の周辺海域に対して、航行を注意するよう、警報を発令しています。
大型巡視船さつまは、まもなく正午には、口永良部島に到着する予定で、到着しだい、島民の避難や救助に当たる予定です。
海上保安庁は、必要に応じて、巡視船を追加派遣する方針です。
お伝えしているように、午前10時前、鹿児島県の口永良部島で爆発的な噴火があり気象庁は、鹿児島県の口永良部島の噴火警戒レベルを5に引き上げたと発表しました。
町役場は今後、島民をシェルターに避難させたうえで、島の外に避難させる予定だということです。
午前10時前、鹿児島県の口永良部島で、爆発的な噴火が発生し、火砕流が海岸まで到達したのが確認されました。
気象庁はこれを受けて、午前10時過ぎ、鹿児島県の口永良部で、これまでの入山を規制する警戒レベル3から、レベル5に引き上げました。
この警戒レベル5は、避難を呼びかけるもので、居住地域に重大な被害を及ぼす噴火が発生または切迫している状態にあるとしています。
警察や屋久島町役場によりますと、今のところ、口永良部島の住民およそ140人に、けが人などの情報は入っていないということです。
現在、島民は島の西側にある、番屋ヶ峰のシェルターに避難を始めていて、今後、屋久島など周辺の島に、ヘリコプターやフェリーで、できるだけ早く避難させる予定だということです。
気象庁は、口永良部島の島民に対して、早急な避難を呼びかけています。
また、気象庁は緊急会見をして、9時59分に地震計に大きな振れ幅を記録したことを明らかにしました。
ただ、その後、現在も含めて、大きな振れ幅は観測されていないということです。
大阪府豊中市で、女性が同じマンションに住む男に殺害された事件で、男がナイフで切りつける前に数分間、女性と何らかの話をしていたことがわかりました。
豊中市の無職上原亮宏容疑者
(53)は、おととい午後、マンションの同じ階に住む滝畠裕美さん
(33)の頭や首など30ヵ所以上をナイフで切り付けて殺害した疑いがもたれています。
警察が防犯カメラを調べたところ、エレベーターを降りた上原容疑者が切りつける前に数分間、滝畠さんと何らかの話をしていたことが新たにわかりました。
また、上原容疑者は自宅から押収された血の付いたサバイバルナイフについて、「登山用のナイフを持ち歩いていた」と説明していることもわかりました。
上原容疑者は「殺すつもりはなかった」と話していますが、ナイフで繰り返し切りつけ、滝畠さんの首には深い傷もあることから警察は強い殺意があったとみて追及しています。
きのう大阪府門真市の診療所の女性職員が刃物で刺された事件で、逮捕された男が別の女性を狙っていた疑いがあることが分かりました。
門真市に住む無職の45歳の男はきのう夕方、自分が通院する診療所の職員の女性
(58)を刃物で刺し殺害しようとした疑いがもたれています。
その後の調べで男が女性とは別の女性の名前を挙げ「腹が立って殺してやろうと考えた」などと話していることが分かりました。
男は「うつ伏せの女性を刺した」とも話していて、警察は男が女性の顔を見ず、偶発的に切り付けた疑いもあるとみています。
男は支離滅裂なことも話していて、警察は責任能力の有無についても慎重に調べています。
女性漫才コンビの先駆けともいえる「今いくよ・くるよ」のいくよさんが、きのう胃がんのため亡くなりました。
67歳でした。
今いくよさんは高校の同級生だったくるよさんとコンビを結成し、1984年には上方漫才大賞を受賞しました。
いくよさんは去年、胃がんを患っていることを公表し、休養していましたが、その後舞台に復帰したものの数日前から容体が悪化していました。
そしてきのう午後6時前、くるよさんたちに看取られて息をひきとったということです。
通夜と告別式は密葬で執り行われます。
2015/05/29(金) 11:30〜11:55
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