年金機構、共有ファイルで感染か 情報流出問題日本年金機構の情報流出問題で、職員が偽装メールに張り付けられた外部リンクのアドレスをクリックし、情報ファイルをダウンロードしてウイルスに感染した可能性が高いことが2日、関係者への取材で分かった。機構はこれまで「(メールの)添付ファイルを職員が開封した」と説明していた。 内閣サイバーセキュリティセンターが5月8日に厚生労働省を通じ、機構に不正アクセスの疑いがあると指摘。しかし機構は、感染が疑われる端末だけを隔離し、情報セキュリティー会社から「ウイルスを検知するパターンファイルを更新した」との報告を受けたため、事態が収束したと判断した。 【共同通信】
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