3プロ野球中継2015 埼玉西武×阪神 2015.05.30


(実況)交流戦負けなしの4連勝、5割復帰のタイガース。
今シーズン初の5連勝をかけて、マウンドはこの男に託されました。
ドラフト1位ルーキーの横山雄哉です。
今日がプロ2度目の登板です。
前回のジャイアンツ戦、勝ち負けはつきませんでしたが、好投を見せた横山。
今シーズン2試合目の登板です。
さあ、そんな横山がゲームは3回裏、ピンチを迎えています。
1アウト、ランナー2塁。
打席には2番の栗山を迎えます。
この回先頭の秋山、ツーベースヒットで出塁です。
今日の放送席の解説です。
おなじみの片岡篤史さん、そして今日はゲストとして、石井一久さんにお越しいただきました。
よろしくお願いします。
(解説)よろしくお願いします。
片岡さん、タイガースとしますと、いい状態で今日のゲームを迎えることになりましたね。
(解説)4連勝で来ているんですが、タイガースからすれば、決して全員が調子がいいわけではないんですよね。
その中で、4連勝して5割になったということは、非常に大きいですよね。
(実況)今日はこのキャッチャー、鶴岡のタイムリーヒットでタイガースが先制しました。
1番鳥谷、2番は大和です。
マートンはDHで3番でスタメン、ゴメス、福留、上本、今成、鶴岡、レフトには俊介が起用されています。
石井さん、今日はタイガースの先発サウスポー、ドラフト1位ルーキー横山、そしてライオンズの先発は菊池ということで、サウスポー対決、この辺りも注目です。
(解説)これからチームをしょって立つようなピッチャーになっていただきたいですよね。
両チームの左腕も。
(実況)ストレートが武器のこの横山ですが、2回からは片岡さん、カーブも使ってのピッチングですね。
(解説)もちろん、前回登板、真っすぐも走っていましたし、非常にこのカーブが切れていましたね。
(実況)このカーブですね。
ここも栗山を三振に打ち取りました。
横山です。
(解説)あのカーブは、ああいうふうに低めにくれば、非常にバッターも絞りにくくなりますので。
(実況)今日のキープレーヤー、片岡さんは横山投手を挙げています。
(解説)前回も非常に内容がよかったんですがね。
勝ち星がつかなかったので、今日は何とかチームも連勝中で、ルーキーに勝ち星につけてあげたいという気持ちで、野手もゲームに臨んでいると思うんですよね。
(実況)前回のジャイアンツ戦、7回1失点と好投でしたが、打線の援護なく、勝ち負けついていません。
クリーンナップ、浅村を迎えています。
何といっても、埼玉西武は、中軸に破壊力がありますね。
(解説)ちょっと下位打線に力がないんで、この試合でも、上位打線で、まず出塁して、ランナーを返すという形が、ベストな状態だと思います。
(実況)チャンスに強い、おととしの打点王、浅村が3番。
そして、4番に去年ホームラン王の中村。
そして今日は5番のメヒアが、2回裏にソロホームランを放って、同点に追いついた埼玉西武です。
外の変化球、これは見きわめました。
横山のインタビューです。
西武打線についてこう話しています。
◆怖さはありますね。
12球団1と言われていますし、そこでかわすピッチングではなく、どんどん僕の売りであるストレートを投げ込んでいきたいと思っています。
(実況)この強力打線を相手に、横山はストレートで挑んでいきたい、そういう話をしています。
3番の浅村、チャンスに強いバッターです。
ストレート。
石井さん、この強力打線相手に、横山はストレートで挑むんだという話をしています。
(解説)持ち味なんで、そこを消すことはしてほしくないですよね。
またストレートも、結構手元でピッと来るので、そこら辺のメカニックでいうと、前がやっぱり両の手を大きく使う割には後ろはコンパクトに来るので、バッターとしても差し込まれる形になっていますよね。
前回の巨人戦も結構ファウルが多かったですし。
(実況)そして片岡さん、2回からは、今もストライク、カーブでとりましたが、効果的に使ってますね。
(解説)やはりストレートが走ってこないことにはカーブが生きないと思います。
ですから、打者が真っすぐに切れがあると感じると、低目の変化球が生きてきますね。
(実況)埼玉西武、2点目。
埼玉西武勝ち越しました。
チャンスに強い浅村。
ここは横山打たれました。
追い込んではいたんですが、今の投球です。
石井さん、ストレートですね。
(解説)そうですね。
シュート回転まではしていないんですが、インコースに行こうとしていたものが真ん中に入った形ですね。
ただ、それでもやっぱり浅村君の打球は詰まっているんですよね。
だから、きっちりコースに来ていれば、そんなヒットゾーンまで行かなかったんじゃないかなという感じがします。
(実況)ストレートに力自体はあると見ていいですか。
(解説)球速は出てないですけど、ただ、バッターの手元まで持ってくるような回転のよさはありますね。
(実況)片岡さん、この辺り、横山、ここまで55球を投じて、いいところを見せているんですが、しっかりと西武もとらえてきますね。
(解説)西武の浅村、中村、メヒアというところは、力がありますから、本来力のない打者ですと、今のはフライ、凡打になっていると思うんですけれども、さすが浅村というところですよね。
今のはタイムリーで、ゴメスが入っているんですけど、あれもホームが間に合わないとカットして、セカンドで一つアウトにしても、チェンジですから、カットしてセカンドにほうってほしかったですよね。
得点圏にランナーを置いている。
この回しのげるかどうか、打席には中村。
5度のホームラン王。
2度の打点王。
中村を最初の打席は三振に打ち取っています。
この後が今日ホームランのメヒア。
さあ、ここは踏ん張りどころ。
そのままスタンドだ!これがホームラン王の一振り。
横山の変化球が捉えられた!ドラフト1位ルーキーが、西武プリンスドームでプロの洗礼を浴びています。
4対1!今シーズン初の5連勝をかけて、マウンドに送った和田監督。
その思いにこたえるべく投じたこの1球ですが、片岡さん。
(解説)1打席目も、チェンジアップ系のボールを見逃し三振しているんですが、やはり中村選手に1ボールからのカーブ。
ある程度変化球というふうな頭が少しあったようなスイングになりましたけれども、少し高めのカーブというのですか、やっぱり逃してくれませんよね。
(実況)石井さん、本当にコントロールミスは許されませんね、この打線は。
(解説)そうですね、中村選手は、特に前でさばくのがうまいバッターなので、ちょうど高い、半速球になりましたよね。
(実況)踏ん張りどころ、横山ですが、中村にツーラン、そして先ほどは、このメヒアにも一発を浴びています。
去年のホームラン王2人に一発を浴びるという格好になりました横山。
石井さんからごらんになって、横山の可能性というのは、ここまでごらんになっていかがですか。
(解説)やっぱりありますよね。
真っすぐも力強く、バッターの手元で詰まらせるようなボールを投げるし。
カーブも後頭部の後ろのほうから出てくるような、見えにくいですし、ただ、もうひとつ一皮むけるにはポイントを前にバッターがされたときに結構、打たれてしまうので、もう少しストレートに近い速い変化球というのがあれば、バッターもてこずると思いますね。
どっちかというと、緩急で抑える感じもあるので、もう少し速い変化球も取り入れたらいいと思います。
(実況)カットボールであったり、ツーシームとかであったり。
(解説)速いスライダーとかですね。
(実況)先ほどホームランのメヒア、フォアボールを与えて、2アウト、ランナー1塁で、打席には楽しみなバッターが向かっていきます。
19歳、和製大砲の森友哉がバッターボックスです。
大阪桐蔭出身の2年目、あの藤浪の球を受けていた森友哉が打席に入りました。
片岡さん、楽しみなバッターですね。
(解説)楽しみですねえ。
(実況)何かこの…。
(解説)最近調子は下降気味ですけれども、これだけフルスイングできるという、非常に魅力のある、将来豊かな、楽しみなバッターですよね。
(実況)身長は168センチと小柄なんですが、長打力を内に秘めています。
(解説)最近まで調子がよかったじゃないですか。
「すぽると!」でインタビューをした後に、調子が悪くなったんですよ。
すごい気になってね。
(実況)そんな森選手、バッティングについては、こんな話をしています。
◆やっぱりフルスイングですかね。
逆方向に強いライナーを打てるというのは理想ですね。
特にないですね。
特にいないですね、自分の理想しかないので。
(実況)森選手は、自分の理想を突き詰めていくんですという話を片岡さん、19歳にしてしています。
(解説)結果も伴ってますからね、ただ最近プロの変化球攻めというのですか、にあって、少しタイミングがおくれぎみというか、森選手が言っていましたけれども、逆方向の打球が最近少ないですよね。
ドラゴンズの小笠原選手のような崩されても、そこからもう一回振れるというような、二枚腰のような、それは非常に魅力的ですよね。
(実況)2ボール2ストライク。
これから両チームの将来を引っ張っていくような、21歳の横山。
そして19歳の森です。
このオールスターファン投票、中間発表でも、1位ということで、ファンが最も見たい選手が森だと、石井さん、そういう事ですね。
(解説)でも僕、片岡さんに聞きたいんですけど、アウトコース、結構攻められているんですよ。
最近。
やっぱりかかと重心になって、外のボールに背伸びしながら当てに行っているというか、凡打する感じが多く見れるんですけど。
やはり左打者の場合、不調になってくると、ファーストに走る方向に体重がかかりやすいですね。
ですから、最近の森選手を見ていますと、打った後に少し前足、右足が浮きぎみというんですか、ですから、どうしてもひっかかってしまうような。
(実況)ここでプロ初勝利を目指した横山ですが、3回でマウンドをおります。
(実況)伝統の一戦でデビューを果たした横山、プロ2戦目、初勝利をかけたマウンドは悔しいマウンドになりました。
プロの洗礼を浴びたという格好になりましたが、石井さん、今日のピッチング、振り返ってください。
(解説)数字的にもそうですけど、あと、やっぱり、まだ若いだけに引き出しがないというか、緩急、真っすぐ、カーブの緩急だけになってしまうので、そこら辺ですよね。
もうひとつ引き出しをふやす事もこれから大事ですよね。
(実況)そんな悔しみに満ちた横山の後を受けたのは、社会人、新日鉄住金鹿島で苦楽をともにした石崎です。
(解説)同じ社会人チームから同じチームに指名されることも珍しいし、こういうふうな継投というのは、プロ野球では見ないですね。
(実況)本当は横山から石崎、勝ちゲームで見たかったですね。
(解説)もちろんね。
次、この今日の失敗といいますか、ミスをやはりどういうふうにして取りかえすというか、どういうふうに自分自身反省して、投球することが大切だと思います。
(実況)その横山の悔しさをしっかりと受け継いで、マウンドには石崎が上がっています。
5月26日に一軍に昇格したこの石崎です。
昇格してからは初マウンドということになります。
打席には木村です。
7番の木村、8番の炭谷、そして9番の渡辺直人。
つながっていく打線ですが、しっかりとここは、先発はマウンドをおりましたが、石井さん、ここから2番手の役割というのも大きいと思います。
(解説)大事ですね。
3回近くを0点に抑えていくことによって、味方の打線の奮起があるかないかというところをベンチワークでやっていってほしいですね。
(実況)変化球ですが、バットは出ません。
もともと石崎というのは、インステップ、クロスステップぎみに投げるんですが、その辺りのフォームを修正して今日のゲームに臨んでいます。
石井さん、このピッチャーもストレートが売りのピッチャーです。
(解説)やっぱりプロ野球で一流と呼ばれるピッチャーは、変化球がいいんですよね。
真っすぐは当たり前で、その次に変化球が。
いいんで、中継ぎで出てくるピッチャーというのは、短いイニングなので、そこら辺をどんどん出していけるような、ピッチングをしてほしいですよね。
(実況)石井さんで言いますと、フォーク、この辺りの球種ですね。
(解説)僕はスライダーしかなかったんですが、たまたまスライダーがよかったので、よかったんですけど。
(実況)やはりそういうピッチャーからすると、球種をふやしていくという、数というのも、やはりピッチャーは考えて…。
(解説)ふやせばいいというものじゃないんですけれども、効果的にその球種がバッターに効くのかどうかというところありますし、少なくとも、もちろん中継ぎというのは少なくてもいいんですけれども、少ない中、磨きをかけていく、ことが大事ですよね。
(実況)フルカウントになっています。
ランナースタート。
2アウトフルカウントということで、ランナーはスタートを切りますが、横山の後を受けた石崎。
片岡さん、踏ん張りどころですね。
(解説)オープン戦から非常に首脳陣に期待されて、投げていましたので、右打者ですよね。
右打者に対してベンチもどういうふうな投球をしてくれるかというところは、注目して見ていると思いますので。
もちろん結果というのは、打たれるか打たれないというのしかないんですが、やっぱり右打者に嫌がられるような、そういうふうな投手になってほしいですよね。
(実況)特にこういう中継ぎで出てくると、それが求められますよね。
(解説)タイガースにいない右のサイドハンドぎみの投手ですから。
(実況)抑えた。
横山はマウンドからおりましたが、しかし、ここは、この後、福留から始まる打線、楽しみです。
(実況)西武プリンスドームは、この前のカード、楽天戦で2試合連続サヨナラの立て役者。
福留からスタートです。
マウンド上は菊池雄星です。
片岡さん、ここまで交流戦、4連勝という事なんですが、この福留の働きは大きかったですよね。
(解説)本当に、数字以上の貢献といいますか。
福留が打つと勝ちに絡む、そういうふうな打撃が多いですよね。
(実況)ここぞ、というときに。
(解説)また今年から交流戦のシステムが少し変わったので、今までのように連勝連敗という、2連勝、2連敗ということがなくなりますので、そんなに試合数も少なくなって、差が開かないんじゃないかなと思ったんですが、タイガースにしてはいいスタートを切りましたので。
何とか、こういう大型連勝をそういうのを1つでも多く続けていきたいですよね、タイガースは。
(実況)ここまでの4連勝を見てみますと、投手の力で勝ったこの勝ちと。
(解説)チームの打率や防御率、本塁打、盗塁をいろいろ見ましても、決して高くはないんですよね。
その中で5割に持ってきたということは、こういうときに各個人は、早く状態を、いいときの状態に戻してほしいですよね。
(実況)きょう攻略すべき相手は菊池雄星です。
高校時代、甲子園では155キロのストレートで沸かせた、2009年のドラフト1位です。
ここは見逃し三振。
◆吉原さん。
菊池について関川コーチですけれども、今日も高めのストレートはやっぱり速いなと。
そして対策としては、コンパクトに、そして少し目線を下げて対応していってほしい、そんな話をしています。
(実況)という事なんですが、片岡さん、
(解説)そうですよね。
高めのストレートというのは、ほとんどボールになるのが多いですから。
そして、低めに来る変化球はほとんどありませんから。
もちろん高めのストレート系を振って助けないことですよね。
そして、投手有利のカウントになってしまうと、どうしても、当てに行ってしまいますので。
言われたように、目線を下げて、ベルトよりも低めというのですか、目をつけて、真っすぐを、真っすぐをたたきに行かないといけないと思うんですよね。
バッターが、ポイントを入れ過ぎというんですか、というふうな打撃が多いので、いいピッチャーと思うんです。
右打者はレフト線、左打者ですと、ライト線にファウルというふうなポイントでボールを捉えにいかないと、なかなかこういうピッチャーはつかまえられないと思うんですよね。
(実況)引っ張ってという…。
(解説)引っ張るというか、そのポイントで捉えにいかないことには…。
(実況)ここから攻略できるかどうか、上本はショートゴロ。
2アウトです。
(解説)上本も少し悩んでますね。
見ていますとね。
(実況)なかなか状態が上がってきません。
カンテレのプロ野球ではデータ放送を実施しています。
皆様からの応援メッセージがデータ放送に掲載されたり、すてきなプレゼントが当たるゲームなど、楽しみいっぱいのデータ放送です。
詳しくはリモコンのdボタンでごらんください。
タイガースはこの選手が戻ってきました。
今成亮太です。
昨日一軍に合流。
登録されてすぐヒットを放ちました今成。
わき腹を痛めて、なかなか状態が上がらなかった今成なんですが、片岡さん、心強い選手が1人戻ってきましたね。
(解説)そうですね。
やはり今成の持ち味といいますと、速いボールに負けないという、そういうスイングをしてくれますし、タイガースの数少ない明るいキャラクターなんで。
西岡が今少しいませんのでね。
(実況)西岡は右肘の靭帯損傷で離脱、新井良太も左ひざ打撲で離脱。
その中で、手薄になったサードのポジションに入っているのが、今成です。
(解説)先日から荒木が頑張っていましたんで、ああいうふうなけがをしたときに、かわりに出てくる選手が活躍をすると、やはりチームというのは活気づきますよね。
(実況)2ボール2ストライク。
高めに外れました。
フルカウントです。
この菊池雄星投手は、石井さんのことを師匠だと、石井さんのことをしたう選手なんですが、石井さんから今日見てどうですか。
(解説)2アウト、フルカウントからなかなか説明しにくいんですけれども、真っすぐもほどほど荒れてて、これからですよね。
次のイニングのときにしゃべりましょうか。
(実況)よろしくお願いします。
4対1、3点のビハインドで菊池雄星に対していきます。
(実況)ゲームは4回裏に入っています。
埼玉西武の攻撃は、下位打線。
8番の炭谷からです。
正捕手の座を守り続けているこの男ですがタイガースは現在4連勝中、5連勝をかけてという今日のゲームでした。
ここまではリードされていますが、4連勝もピッチャーが頑張った中で、今日は打線の奮起で5連勝という所を見たいですね。
(解説)そうですね。
今日に限らず、暖かくなってきますので、そろそろ各打者も開幕して2カ月がたちますから、低調だった選手もそろそろ調子が上がってきてもいい時期でもあるんですけれどもね。
(実況)三振に炭谷を打ち取っている石崎です。
3回途中からマウンドに上がったこの石崎ですが、ピンチをしのいでこの4回、イニングをまたいでいます。
交流戦の今シーズンの両チームの成績ですが、タイガースは4勝負けなし、防御率が0.68。
石井さん、これはなかなかすごい数字ですよね。
(解説)そうですね。
だから、交流戦って、結構過去のデータからいうと、パリーグ有利な感じじゃないですか。
その中で過去のデータどおりに行くと、交流戦である程度、貯金ができれば、もう一回レギュラーシーズンに戻ったときに、結構上位のほうに顔を出せるんじゃないか。
今も貯金、借金もない、時点で、交流戦は大事ですね、タイガースにとって。
(実況)片岡さん、昨日和田監督と話していたのは、今5割ではあるけれども、勝ち越しプラス1かプラス2、ここで初めて勝ち越しなんだと、5割なんだというような言い方をしていますよね。
(解説)もちろん、監督はそういうふうな気持ちで戦われていると思いますけれども、でも実際、先ほど言いましたけど、チームの成績、個人の成績で、よくぞ5割で頑張っているというところもあると思いますよ。
ですから、毎年交流戦の成績がセパのペナントレースの順位に大きく影響するんですが、私は今年はそんなに各3連戦、6連戦になりますので、そんなに差は開かないと思うんですよね。
(解説)2連戦の場合、2連勝、2連敗はありますけど、なかなか3連戦で3連敗というのは、プロ野球、年間何試合かありますけれども、考えづらいと思うんですね。
(実況)今シーズンから交流戦、1カード2連戦の24試合制から、1カード3連戦の18試合制に変更になりました。
そんな中で、ごらんのようにルールが変わっているんですけれども、いわゆる去年までだと、4連戦が、最高だったんですが。
(解説)ですから、野球選手のバイオリズムというか、リズムとしまして、何か土曜日、デー・ゲーム終わって移動して、また日曜日デーゲームしまして、またゲームというのは、何かリズムが合わないというのが、ないですかね。
(解説)ありますね。
今日は試合やってるはずなのになという体になっていますよね。
(実況)ピッチャーは特に先発ローテーションを守っていくためにリズムが大事になってきますよね。
(解説)そうですね。
でも今片岡さんがおっしゃられたように、なかなか勝敗がそんなにはっきりつかないような感じで交流戦を終われば、という感じだと思うんです。
だけど、タイガースにとってはそこで連勝をどんどんつくっていければ、逆にほかのセリーグの球団よりもリードをとれるという意味では大事な交流戦ですよね。
(実況)そんな中、マウンドには石崎が上がっていますが、対するは西武の強力打線、秋山、ショート鳥谷つかんで、3アウト…、あっとセーフです。
セーフです。
2アウト、ランナー1塁。
(解説)西武は先ほどから、強力なクリーンナップと言われていますけど、今シーズン、チームが調子いいのは1番の秋山選手だと思うんですね。
この選手が塁に出て、やはりクリーンナップの前にランナーを置けるというところ。
今の、足も速いですから。
(実況)このシーンですが、セーフ。
ここまで6盗塁を決めている秋山ですが、今シーズン1番に入って、石井さん、現在、秋山もリーグの最多安打、乗ってますね。
(解説)秋山はどっちかといったら4月、5月って、スロースターターなんですけれども、今年は本当に春先からいいですね。
(実況)ここで栗山もつなぐ。
2アウトから連打で、1塁2塁。
この回もチャンスをつかんだ埼玉西武です。
そしてここからは強力なクリーンナップ。
石井さんもこういったナインの後押しを受けてマウンドに上がっていらっしゃったと思うんですが、心強い打線だったんじゃないですか。
(解説)そうですね。
僕のときはあんまり打ってくれなかった。
分からないんですけど。
でも、8番、9番をここで抑えてるというところに意味があるんですね。
やっぱりヒットヒットで来ても2アウトなので、あと一つなんですね。
やっぱり確実に先頭打者を抑えろというのはそういうところですよね。
(実況)2アウトから上位の連打で2アウト、ランナー1塁2塁。
打席には浅村ですが、大阪桐蔭出身のこの2人が控えています。
片岡さんもPL学園出身ですけれども、この大阪桐蔭。
(解説)浅村、中村、栗山、炭谷と大阪、兵庫、京都の出身高校の選手が頑張ってますので。
(実況)デッドボールです。
ちょっと暴れてきました石崎。
2アウトフルベースで先ほどツーランホームランのこの男にまた打席がめぐってきます。
(解説)今、当ててしまいましたけれども、やっぱり石崎投手が、これからプロ野球でやはり成功していくためには、あそこのボールをうまく使っていかないと、やはりアウトコースのスライダーが生きてこないと思うんですよね。
浅村選手、今のうまいですよね。
内に来ると、大けがになることもあるんですが、最後までボールを見て、うまく肩を入れてね。
(実況)先ほどのホームランをごらんいただきます。
横山、打ち崩した、この一発。
プロの洗礼を浴びせたこの一発です。
横山は3回でマウンドをおりました。
(解説)石崎投手、まだ0点なんで、中継ぎというのは、とにかく0点でかえってくるということが仕事なので、ここは中村選手で厳しいですけど、ここをしっかり抑えることによって、次のステージ、勝ち試合で投げれるというチャンスを得られますよね。
(実況)新日鐵住金鹿島リレーです。
横山の悔しさをもってマウンドに上がった…、同じような打球だが…。
またしても中村!新日鐵住金鹿島出身の2人が打たれた!またしても中村です。
これが去年のホームラン王。
ホームラン王、5度獲得したこの男のバットです。
これが12球団一の破壊力。
(解説)この前話したときに、中村選手、日ハムの中村選手、ホームラン王ですよね。
6本ぐらい差があったんですよ、どう?って聞いたら、3試合あればとらえられるでしょうと話をしたんですが、僕は冗談じゃないなと思って聞いていたんですが。
(解説)本気でしょうね。
1試合2本ずつ打てば、3試合でということでしょうね。
(実況)まさしくこの人は「おかわり」ができるバッターですからね。
(解説)ただ、今冷静な読みがあると思うんですね。
浅村選手に当ててしまって、インコースは投げれないだろうという。
満塁ですから、読みがあっての初球からの変化球。
低めのボールですけど、やはりあのボールが、角度で上げれるというね。
さすがですよね。
(実況)しかしこの回は、4番中村のホームランで、4点追加ライオンズ。
その差は7点。
この後タイガースの反撃なるかどうか。
(実況)これが埼玉西武の破壊力です。
4回に一気に4点を取った埼玉西武。
石井さん、本当に中村選手はすごいバッターですね。
(解説)すごいですね。
今片岡さんと話していたんですけれども、ホームランバッターに対する初球の入り方にしては失礼だなという話をしていたんですが。
結果論になるんですけれども、ああいう場面、もちろんストライクは欲しいんですが、ピッチャー心理としては、なかなかボールから入りにくいものですかね。
(解説)そうですね。
ちょっとストライクに見える、空振りをとれるようなボール球から入るというのがセオリーですけれども、その辺やっぱり中村選手、ストライク欲しがるだろうという感じで待っていましたよ。
(実況)その辺りの読みもさえたというところですが、この7点差を追いかけていくタイガース。
今日はタイムリーヒットを放っている鶴岡です。
あのタイムリーもルーキーの横山を援護しようという何か執念を感じるような、感じでした。
(解説)ベテラン、シーズン途中から一軍に上がってきまして、藤浪を好リードして、非常に存在感というのですかね。
(実況)ここは三振に倒れています。
藤浪を好リードし、そんなこの鶴岡なんですが、キャッチャーで言いますと、梅野が登録抹消されました。
二軍戦で出場しているこの梅野なんですが、登録抹消されてから、4試合に出場して、3割3分3厘と、ソフトバンク戦ではサヨナラヒット、ホームランも放っているという事で、梅野選手もバッティングで存在感を見せています。
木村の好プレーです。
失礼、これはヒットでした。
今の当たりですが、
(解説)土手に当たったんですかね。
(実況)こぼしていたんですね。
失礼しました。
落としています。
1アウト、ランナー1塁です。
そして上位に打線がめぐっていきます。
これが3巡目、先ほどはヒットを放っている鳥谷です。
タイガースの上位打線。
この鳥谷なんですが、片岡さん、状態を上げてきています。
菊池に対しては昨シーズン、6打数3安打、打率は5割です。
最近5試合も3割6分8厘という成績を残しています。
(解説)それぐらい、鳥谷がやっぱりチームを引っ張っていってもらわないといけませんからね。
今、内野手で西岡がいないという状況ですから。
先ほどの中村の満塁ホームラン言われますけれども、鳥谷レベルのクラスの選手だと、やはり秋山のショートゴロをアウトにしなければいけなかったですよね。
(実況)あそこでアウトをとっていれば、チェンジと。
(解説)先ほど、ゴメスのカットもそうでしたけどね。
(実況)カウントは1ボール2ストライクです。
1アウト1塁2塁です。
(実況)さあ下位の俊介がヒット。
1番の鳥谷もヒットで続いて、1アウト1塁2塁。
2番の大和です。
(解説)タイガースはこれから夏場にかけてはピッチャーがだんだんどこの球団もへばってくる中で、得点能力を上げていかないと、なかなかこの夏場は勝ち切れないですよね。
(解説)特に甲子園を本拠地にしていますから、ドーム球場じゃないですから、そこはどうしてもピッチャー、ばてやすいですからね。
(実況)チャンスで大和。
最近5試合もしっかりと結果を残しています。
初球からスイングしていきます。
(解説)いいですよね。
ああいうふうに初球の真っすぐを狙っていたら、あれは振っていかなきゃいけないと思うんですよね。
何か初球から逆方向を意識したような、うまく打っても正面に飛ぶようなやはり振りではなくて、今のスイングをしていけば状態が上がってくるのは早いと思いますけどね。
(実況)変化球は見きわめています。
この大和は去年、交流戦で苦しみました。
なかなか交流戦で数字を残せなかった大和が、今シーズンはこの交流戦から状態を上げていこうという、今シーズンです。
チャンスに強いのも大和です。
(解説)今の見逃すタイミングでも、変化球なんで、もう少し打ちにいくポイントがあるような見逃し方にならないといけないんですが、今のも何か逆方向を意識しているような、ですから、自分が打ちに行ったときにはボールが来てしまっているというようなタイミングになっていると思うんですね。
何の変化球なんて、一番打ちやすい、入ってくるスライダーだと思うんですね。
(実況)菊池雄星に対してストレート。
ファウルです。
(解説)もともと入ってくるボールには強いバッターでしたから。
(実況)何とかファウルという。
(解説)追い込まれるのはしょうがないですよ。
追い込まれるまではもう少し思い切りというのを持ってほしいですよね。
(実況)特に大和であったり、上本であったり、そういった若い選手には、追い込まれる前に強いスイングをと。
ランナーは動きません。
(解説)やはり強いスイングをするには、やはり始動を早くして、ピッチャーとの距離をとるといいますか。
初めから当てに行くような、そういうバッティングというのは今シーズン目立ちますよね。
(実況)ライトスタンドからは、熱い応援です。
ビジターなんですが、まさにホームさながらというライトスタンドからの大声援です。
高めに外れて、フルカウントになりました。
さあ菊池に対して…。
(解説)ああやって真っすぐをフルスイングでファウルされるとピッチャーも嫌なもんですよね?
(解説)やっぱりファウルになっても、ちょっとタイミングが合っているなとか、ずれているなとか、ピッチャーも感じるので。
(実況)大和がつなげば、この後はクリーンナップ。
マートン、ゴメス、助っ人の2人です。
(実況)1塁はセーフ!1塁はセーフ。
2アウト、ランナー1塁2塁です。
フルカウントからというところでしたが、この後は、マートン、ゴメス。
クリーンナップの2人登場です。
菊池に対してはめっぽう強いこのマートンです。
(解説)なかなか今マートンも強い打球が飛びそうなスイングをしてないですよね。
右の膝が折れ過ぎますよね。
ですから、体重が投手方向に移動できないので、バットのヘッドがどうしても生きてこないというんですか、バットが振れてこないんで。
(実況)さあ、菊池に対して、相性のいいピッチャーに対して自分のスイングを取り戻すということもありますか。
(解説)バッティングというのは、当然各選手、そういう事は分かっているんですけど、なかなかゲームになるとできないものなんですよね。
ですから、本来マートンというのは、低めの変化球をうまく前でさばくんですが、最近腰砕けのようなスイングがありますよね。
ヒットになっても、ヒットコースに飛んだからヒットになっているような感じで、力強い打球が飛ばない感じがしますね。
(解説)本来のマートンの当たりではないですよね。
(実況)ライトスタンド、1塁側からの熱い応援を受けて、マートンです。
去年の首位打者。
最多安打のタイトルも3度獲得している。
ここは追い込まれています。
ストレート、バットを出していきました。
石井さん、菊池のストレートは走ってますね。
(解説)そうですね。
角度もしっかりついていますし。
ただ、そこら辺、今の、ファウルになりましたけど、スイングというのは、すごい力強い感じで振れているので、追い込まれてからどういうスイングができるかですね、マートンも。
(実況)追い込まれてからが強いマートンです。
外れた。
2ボール2ストライク。
片岡さん、本当にマートンというのは、追い込まれてからも存在感を発揮できるバッターです。
(解説)いやいや、実績を見ていましても、高い技術を持っていますからね。
ですから、やはりマートンの調子を上げてもらわないことには、タイガース打線としては、厳しいですよね。
(実況)今シーズン考えてもそうですよね。
ファウルでした。
このスイングは石井さん、どうごらんになりましたか。
(解説)打てるボールだけに絞ってしっかり待っているような感じもしますけどね。
あとは、ちょっと苦手なところはカットカットして。
(解説)ですから、少し、本来のマートンよりも踏み込みというんですかね、右のひざが少し折れるものですから、本来の踏み込みよりも弱く感じますよね。
(実況)まだ今シーズンホームランはないマートンですが。
ライトへの当たり、力はありません。
3アウトになりました。
チャンスをつくりましたが、タイガース、無得点です。
(実況)フルスイングでファンを魅了するこのバッターが左バッターボックスに入りました。
19歳、森友哉です。
本当に雰囲気があるこの森ですが。
今もフルスイングですね。
(解説)ただ、相手チームも最近森選手に対しては変化球攻めですよね。
(実況)本人の意識とすると、逆方向に強い打球を飛ばしていきたい。
そういう話をしていました。
(解説)先ほど石井さんも言われましたけれども、少しかかと体重にかかっているというお話をされましたけど。
やはり打ちたいという気持ちが、左打者、特に右投げ左打ちの選手は悪くなると走り打ちっぽくなるという事があるんですけどね。
(実況)森友哉は、今日も森友哉は今日の朝の9時、誰よりも早く球場に来て、バッティングコーチとロングティー、何度も何度も繰り返して…。
(解説)今さら森選手の力をどうこういうのは、もともとすばらしい才能を持っている選手ですから、プロ野球1年間やるのは初めてですから、やはりいいときも悪いときもありますので、そういうふうな経験を積んで、ドンドン成長していってほしいですね。
本人も今、非常にいいスタートを切って、今これが俗にスランプになるんですけれども、1年間野球をやっていますと、いろんな事がありますよ。
ただ、こういうゲームをやっていく中で、やはり少しでもスランプを短くするために、スランプの脱出法といいますか、というのを自分で見つけなければいけないと思うんですよね。
(実況)この森友哉も今週に入って7打席連続三振、20打席ノーヒットという苦しい今週になっているわけですが、そこからどう森がはい上がっていくのか、そういったところも楽しみです。
(解説)森選手が幾ら三振しても、そんなに森選手のことをどうのこうの言いませんよ。
それより、森選手がああやってフルスイングしてくれるほうが、やはりプロ野球ファンの注目を浴びると思うので。
まだあんまり悪い事ばかり気にせずに、先ほどインタビューでも答えていましたように、フルスイングできているうちは大丈夫だと思いますけどね。
(実況)石井さんはこれだけフルスイングをするバッターに対して、どう攻めていこうというようなのはあったんですか。
(解説)やっぱり各球団、スコアラーが後ろに来ているので、試合の状況、また、今日も多分、そんなインコースに投げていないんですよね、タイガースバッテリー。
アウトコースに投げとけばという状況はあるので、今でも結構、アウトコースばっかりに攻められる状況が続いているので、そこら辺を森選手はどうやって考えて、そのアウトコースをどうやって打ち崩していくかによって、次のスコアラーが、森はアウトコースは危ないぞというデータが自分のチームに帰ったときに、いろんな配球をし出すと思うんですよ。
今の状況だと、アウトコースに投げておけばという情報で攻めていると思います。
(実況)ライトはセーフ。
ライトゴロを狙った福留でした。
この辺り、福留はよくこういうプレーをするんですが。
炭谷、ヒット。
(解説)でも見ていますと、福留選手は、ランナーの動きとかもそうですし、バッターが打ってきて、こういう打球が来たら1塁に投げてあげようという想定ができていますよね、しっかり。
(実況)やはりそれがベテラン、38歳の。
(解説)そういう第六感というか、このバッターならここに来るなという、ある程度の能力というんですか、読みというのですか、それはやはりプロでずっとやっているんですからね。
(実況)ですから、この7点差という中でのこの集中力ですよね。
(解説)これは点差は関係ないですよ、あんまり。
(実況)2アウトからランナーを出した埼玉西武です。
(解説)石崎選手って、こういう場面で投げているじゃないですか。
やっぱり一軍、二軍から上がってきて一軍にいるときというのは、こういう負けゲームで投げるんですよ。
負けゲームの中で、頑張れば勝ちゲームに上がれるので、そのあたりにいると思うので、こういう試合でも大事ですよね。
(解説)石井さん、今もツーナッシングから打たれましたけれども、ああいうときはピッチャーというのはあわよくば3球勝負でいってるような気持ちで行くんですか。
それとも外そうと思ったのが、入ってきているんですか。
(解説)多分そうだと思います。
でも意識づけはしっかりしないと、外すときは絶対外さないといけないので。
気持ちの上で3球勝負に行って打たれたライト前と、外そうと思ったのが、甘く入って打たれたライト前というのは、違いますよね。
その次のランナーを背負った時でも、自分の精神状態が違いますね。
しょうがないと思えるか、やっぱり外せばよかったと思えるのか。
(実況)先ほどは2アウト、ランナーなしから、結局得点になりまして、中村の満塁ホームランにつながりましたからね。
(解説)ですから、9番打者、渡辺選手で切らないといけないですね。
(実況)石井さんのお話の中でも、下位をしっかり切らないといけないという事はありました。
石井さんもピッチングをするときは、そういう心がけを持っていたんですが。
(解説)僕はバッターというよりは、イニングを切っていきますと、3回で1点取られて、6回で2点取られて、7回2失点でマウンドをおりようと考えます。
(実況)そういうイメージを持ちながらの、全体を見ての投球だったんですね。
(解説)よく人によっては、パーフェクトを狙って、だめだったら、ノーヒットノーラン、完封って落としていきますけど、僕はあんまり理想は求めないですね。
(実況)理想よりも現実を見てといいましょうか。
(解説)そうですね。
(実況)でも片岡さん、クオリティースタートという言葉もよく言われますけれども、6回自責3で抑えると。
(解説)よくメジャーリーグはそういうふうなことを言われますけれども、メジャーと登板間隔も違いますし、少し日本とは違いますよね。
(解説)ちょっと違いますね。
日本のピッチャーというのは、ちゃんと、完投まで、どこまでどこまで近づいていけるかというところを目指して中6日をもらえるので。
(実況)ここも石崎ピンチになりました。
4回も5回も、2アウトをとってからピンチということになっています。
(解説)あと石崎投手、対左打者ですよね。
課題はね。
(実況)山本もブルペンで準備をしています。
ライオンズ9点目。
石崎がこの回も、2アウトから打たれました。
ルーキーの2人にとっては、埼玉西武の強力打線の、まさにプロの洗礼を浴びている状況。
試練が待っていました。
(解説)初球すばらしいチェンジアップを空振りさせて、打者としてはすごいチェンジアップ、余り対戦がないですから、ある程度、頭に残っているところで、そこに甘いチェンジアップ系のボールがくると、やはり今3割、打率3割4分ある秋山選手ですから、やはり見逃しませんよね。
(解説)でもいいチェンジアップでしたよね、初球は。
そこを生かすような、違う球種も使っていければね。
(実況)打席に栗山。
今日は2三振の後、中村の満塁ホームランを呼び込む。
つなぎを見せています。
昨日はメッセンジャー、高宮、福原、呉昇桓の前に沈黙したライオンズ打線なんですが、今日は大爆発。
(解説)タイガースも勝ち試合の中で投げるピッチャーは、結構しっかりしているので、それ以外ですよね、1点、2点負けているところで、辺りで投げるピッチャーがしっかりしてくれば、試合を拾っていけますよね。
(解説)特にパリーグの本拠地でやるときにはDH制ですから、こういう、ゲームの中、2回、3回を抑えてくれると、流れが変わってくるんですけどね。
(実況)2番手の働きが重要になってきますが、中継ぎ、抑え投手なんですが、ここまでごらんのような成績です。
石崎が成績を残せていません。
あとは勝ちパターンのピッチャー、福原、高宮、呉昇桓は、石井さん、これだけの成績を残しているわけですからね。
(解説)あと、先発もそんなに、今日みたいな形じゃなくて、そんな大崩れする感じではないので。
やっぱりクロスゲームで拾っていけるような6回ぐらいをしっかり抑えられるような、6イニングス目を抑えられるようなピッチャーが出てくれば、いいと思いますけどね。
(実況)ここも満塁になっています。
4回に続いて満塁のピンチを迎えた石崎。
チャンスに強い浅村です。
この変化球は石井さん、いいボールですよね。
(解説)いいと思いますね。
もしかして、こういう成績を今日出て、ファームとかに落とされたとしても、一軍のバッターの振りだったり、いろんなものを経験することによって、全然本人のレベルがだんだん変わってきますので、これからも。
(実況)これを経験として、糧にして、
(解説)自分がプロでやっていくには、こういう事が必要だということを持てるか持てないかというのはやっぱり違うので。
(実況)ここは1ボール2ストライクと追い込んでいる石崎。
(解説)今日見ていても、いいボールはたくさんあるんですが、今度はそのいいボールをどうやって生かすかになってくるんでしょうね。
(解説)そうですね。
本当にいいボールを投げていますから、あとはその生かすボールをどうやって考えられるかですよね。
(実況)クロスステップ、インステップを修正して、今日のゲームに臨んだこの石崎。
苦しいマウンドになっています。
ドラフト1位ルーキーが打たれ、その後、社会人、新日鐵住金鹿島、同僚だった2人が苦しんでいます。
ここは三振に打ち取りました。
しかし、この回も1点を追加したライオンズ、9対1、さあ8点差、この後は4番ゴメスから始まります。
(実況)ここで開幕7連勝を狙う注目の大谷が先発している日本ハム対セリーグ4位の中日の一戦のハイライトシーンをごらんください。
大谷は2回、先頭バッターにフォアボールを与えて、打席に和田。
通算1988本目のヒットは右中間を破るタイムリーツーベースヒットで中日が先制、さらに3回、満塁のピンチで4番ルナ。
ここで中日2点リードしたんですが、この後中日先発吉見が3回を投げ終わった後に降板、何か異変があった模様です。
2番手岡田が、ワイルドピッチで日本ハム1点を返して、さらにこの後6回、ルーキー浅田のタイムリーツーベースヒットで日本ハム同点に追いついています。
他球場の途中経過はごらんのとおりです。
楽天、巨人は3対2、楽天1点リード、逆転に成功しています。
ロッテ、DeNAは1対1、オリックス、広島、1対2、オリックス1点ビハインド、金子はまだ登板しています。
(実況)という他球場の途中経過です。
大谷は粘りのピッチング。
そして吉見には何か異変があったということですが、現在の順位表です。
タイガースは交流戦負けなし、4連勝で、勝ち星を5割に戻しました。
さあここから1つ2つと上がっていきたいところ。
DeNAとの差は4ゲームということで、まだ順位を見るのは早いところだと思うんですが。
片岡さん。
(解説)選手は順位というのも、5割になりましたので、借金幾つ、貯金幾つというふうなことを考えてると思いますね。
あと個人の成績でしょうね。
(実況)石井さんは今、DeNAが好調なんですが、その辺り、予想されましたか。
(解説)まさかここまで打線が順調に伸びてくるとは思わなかったですね。
(実況)打席には、今日2三振と、悔しいゴメスです。
これが3打席目、菊池に対してのアットバット。
去年の打点王のゴメスです。
今シーズンに入っても大崩れはしないというこのゴメスですよね。
(解説)ただ、まだゴメス本人もなかなか納得いくような、本来の打撃ではないですよね。
やはり4番打者ですから、自分が勝敗を決める、特に勝ち試合ですよね。
そういうところで勝負を決めるようなヒットやホームランがふえてくれば乗っていけると思うんですけれどもね。
(実況)交流戦の開幕戦、楽天戦では、塩見からホームランも放っているゴメスです。
今シーズンはもっとホームランをふやしたいと話していたこのゴメスですがインコースは外れています。
際どいところを突いてきました菊池。
最近5試合も、打率は3割。
この4連勝中も、ピッチャー陣の踏ん張りの中で、打線の奮起を期待したいところです。
今はこの点差になってしまいましたが、ゲームは明日もありますし。
(解説)もちろん、もちろん。
全試合は勝てませんからね。
(実況)その中で、どう得点を積み重ねていくか。
(解説)何だかんだで今の順位の辺りにいれるというのは、すごいいい事ですよね。
このチーム状況、そんなに別にいいわけじゃないのに。
上とも4ゲームですか。
だから6月に入ってからまだ6月になってないですからね。
(実況)どよめきが起きた、西武プリンスドームです。
(解説)ファーストは全然とりに行ってないですね。
(実況)本来だとピッチャーはあんまりフライをとらないんですよね。
(実況)楽天戦では大活躍のこの2人に期待しましょう。
福留です。
38歳のベテランなんですが、このところは、打で、打つほうでチームを引っ張っていますね、片岡さん。
(解説)昨年の終盤から本来の福留の打撃というんですか、非常に勝負強い、福留らしいというのですかね。
そういう活躍が目につきますよね。
本人はまだまだ今の打率では満足してないと思うんですけれども。
印象に残る、効果的なヒットやホームランがありますよね。
(実況)右ピッチャーに対してと左ピッチャーに対してですが、打率なんですが、左の福留は、左ピッチャーに対してごらんのように打っています。
このデータ、
(解説)長くレギュラーをやっている選手ですから、シーズンも5月の終わりですから、これからその辺は、また変わってくると思うんですよね。
ただ、左投手に対して、少し開くのを我慢しようという気持ちがこの結果を生んでいると思います。
(実況)石井さんも現役時代に対戦したことのある福留選手でしたが、やらしいバッターでしたか。
(解説)あっさり空振りするときもあるんですが、そのボールをしっかりと見いている技術を持っていますよね。
(実況)ここはファーストゴロ。
2アウトです。
(解説)タイガースも、これから6月から反撃するに当たって、打線が、軸ができてほしいですよね。
そういう意味でも、やはりマートンでしょうね。
やはりマートンが復調してくれないことには、なかなか今言われた軸という部分でね。
(実況)実績は申し分のない、去年の首位打者、最多安打のタイトルも3度獲得しているこのマートンがという所ですからね。
(解説)一番やはり相手チーム、相手バッテリーがチャンスで迎えて嫌なバッターはマートンだと思うんですね。
先ほど大和のときも話しましたけれども、上本にしてもそうですよね。
甘いボールを長打にできる長所はありながら、ちょっと何か今年は2番でスタートするということで、右方向を意識してスタートして、なかなか調子が上がってこないんですけど、特にこういう場面というのは、今1ストライク、2ストライクとインコースを、本来上本の好きなコースではあるんですけれども、何か無理やりセカンド寄りに持っていこうというふうなね。
追い込まれてああいうバッティングは分かるんですが、追い込まれるまでは、もっと上本らしく振ってほしいですよね。
(実況)力強く引っ張ってもというようなね。
(解説)ポイントを少し前に置くというのですかね。
ですから、今は自分の思うようなところにバットが出てないと思うんですね。
バットのヘッドが。
(実況)いろいろな打順を経験、1番、2番、そして6番、7番、こういった打順を経験しながらその役割に応えようとしてきた上本です。
去年ブレークを果たした上本。
西岡がいない中で実績を残して、さあ2年連続で、という今シーズンですが。
片岡さん、そういう部分での苦しみもあります。
(解説)なかなかね。
それをやっていってほしい選手ですからね。
(実況)入りました。
ここは、上本が引っ張っての2号ソロホームラン!タイガース1点を返します。
ライトスタンド、わいたライトスタンド、1点を返して9対2。
レフトスタンドです。
(解説)上本が本来のスイングといいますか、入ってくるボールは本来強いバッターですからね。
特にこういうふうな状況と場面にもよりますけど、やはり狙った真っすぐが来れば、やはりあんなふうなスイングできるというところを、やはり見せないといけないと思うんですね。
これは1番でも4番バッターでも、変わらないと思うんですよ。
(実況)打席には今成を迎えています。
昨日登録されてすぐヒットを放った今成ですが、今日はまだヒットがありません。
チームのムードメーカーが戻ってきました。
西岡と新井良太を欠く中で、今成亮太。
キャッチャーから今シーズンは内野手登録。
上本のホームランで1点を返しています。
マウンド上、菊池雄星も今シーズンまだ勝ちがありません。
(解説)5回終わって、100球を超えてきていますんで、2アウトですけど、ランナーをためていきたいですよね。
(実況)ライオンズのほうは、2アウトから得点を重ねています。
ここは見逃し三振。
菊池雄星の前にバットが出ませんでした。
この後は中村。
3打席連続のホームランなるかどうか。
(実況)ゲームは6回裏です。
この回からマウンドにはタイガース、3番手、山本翔也が上がっています。
今シーズン、これが初登板です。
打席には2打席連続ホームラン、中村剛也を迎えます。
これが最初の打席のホームラン。
カーブをとらえてのこの当たり。
そして先ほどは、石崎に対して同じくレフトスタンドへ放物線を描いてのこのホームランでした。
◆中村なんですけれども、先ほどの満塁ホームラン、打ったのはスライダー、ランナーを返せてよかったですと。
これで打点王争いもトップに立ちましたね。
(実況)ホームランをこれから量産していこうという中村、打点もトップに立って、ホームラン数ではファイターズ中田を追っています。
中村に対する山本、今シーズン初登板。
打点ランキングはごらんのようにトップに踊り出た中村です。
一振りで流れを変える男を打席に迎えて、山本。
ストライクをとります。
(解説)でも中村選手はホームランを打ってもほとんど笑わないんですよね。
それが僕の仕事だからみたいな、当たり前な感じで回ってきますよね。
ベースを1周。
(実況)片岡さん、仕事人というような感じですね。
(実況)石井さん、ピッチャー目線からすると、どうしとめましょうか。
(解説)内側に恐れずに投げることができれば、打ち取れる可能性はあると思いますけど。
外に、中途半端に逃げると、中村選手のえじきになると思います。
(実況)2ボール2ストライク。
ここで片岡さん、山本とすると、決めたいですよね。
(解説)点差はありますけれども、先ほどから言われていますように、こういう負け試合でもいいピッチングをして、次、勝ち試合へというふうな、今置かれている状況ですからね。
(実況)空振り三振!3打席連続ホームランはなりませんでした。
(解説)今みたく、インコースに行こうとして、真ん中に入りましたけれども、インコースに投げて勝負に行くんだという気持ちをまず出せることが空振りとれるというところですよね。
ここら辺、投げておかないと危ないぞというふうに投げると、そのバッターのほうが精神的に上回ることができれば、バッターのほうが、上になってしまうので、ピッチャーはいかに気持ちを前に押し出せるか。
精神面も大事ですよね。
(実況)その気持ちで山本、中村を抑えました。
今シーズン初登板の山本。
今日ホームランを放っているメヒアの後ろには、森が控えています。
同点に追いつくソロホームランを放っているメヒア。
ネクストバッターズサークルには森です。
ここはちょっとサイドぎみに投げてきました。
改めて、この森のすごさというのは、どんなところに感じられますか。
(解説)たしか森選手も左ピッチャーのほうが打率がいいんですよね。
(実況)そうなんですよね、5割を超えているんですよね。
(解説)やっぱり左ピッチャーで調子を取り戻すとかってあるんですよね。
(解説)ありますね。
やはり少し開きを我慢しようとしますので、それが逆に少しスランプのときは、いい方向に行くときもあります。
今、プロ野球を見ていましても、各チームとも左打者の主力が多いですから、余り左投手を気にしている選手というのは昔に比べて少なくなったような気がしますね。
やはり左投手を打たないとレギュラーで使ってくれませんからね。
(実況)ごらんように対左5割という打率です。
今日も右ひじをしっかりしめて、ヘッドが下がらないように手首をしっかり返すという練習を朝から1人来て、ずっと行っていました。
(解説)よく自分のメカニックを知っていますね、若いのに。
2年目なんですけれどもね。
(実況)インコース、見逃し三振。
2者連続三振に切ってとった山本。
今シーズン初登板で存在感を見せる、この男に迫ってくるのは森友哉です。
何といっても、このレフトスタンド3塁側のファンも楽しみにする、フルスイングが売りの左バッターボックスです。
(解説)恐らく今年はこのようなDHで出ると思うんですけれども、将来的にキャッチャーとしてはどうですか。
(解説)やっぱり守備練習とか見てても、炭谷選手と練習していると、1つ落ちるんですよね。
まだまだだなというところがあるんですけれども。
キャッチャーとして、やっぱり、守って打ってという選手になってほしいですね。
外野とかにコンバートするんではなくて。
(実況)バッティングの部分では炭谷よりも秀でるものがある森です。
(解説)キャッチャーって信頼感が本当に大事なんで、ピッチャーが、キャッチャーに投げたくないなというのはあったりするんです。
だからそこら辺の信頼感をどうやって得るかということが、今後のキャッチャー森選手としての課題だと思いますけどね。
(実況)追い込んだ山本。
追い込まれた森、外に構えて1球外します。
ここまでマウンド上の山本も2者連続三振。
この森に対しても追い込んでいます。
追い込まれてもフルスイングの森。
あっ、しまったというような表情です。
(解説)何か、絞ったタオルがふわっと抜ける、打つときにふわっと抜ける感じがするんですね。
(解説)緩むのが早いですね。
少し変化球攻めされましたので、どうしてもタイミングが変化球になっていると思うんですね。
(実況)そうなるとストレートは差し込まれるんですか。
(解説)差し込まれることが多いですね。
(実況)どちらで行くか、山本、鶴岡のバッテリー。
外、ストレートは外れた。
2ボール2ストライク。
(解説)それって、どうしてもバッターの感覚といいますか、変化球に合わせようとすると、どうしても始動がおくれて、変化球を打ってしまうということが多々ありますので。
その辺はこれから森選手もゲームで、経験というので克服できると思いますけどね。
(実況)これはファウルです。
(解説)ですから、今のファウルでも大けがにならなくてよかったですけれども。
相当開きが早いというんですかね。
(実況)開き?バットの根元に当たっています。
(解説)逆に左投手は、左打者のあのインコースにどうして投げれるかというのが勝負になってくると思いますから。
(実況)緩い球、これは外れています。
フルカウントになりました。
変化球でしとめたかった山本も、コントロールを欠いて、さあフルカウント。
(解説)さっき真っすぐが結構危ないところに来たじゃないですか。
その後、カーブも頭のほうから曲がってくるときにそんなに、逃げずに、勝ち気な性格をしているなと思いましたね。
(解説)これだけ三振が続くと、打者心理としては、最初から当てに行こうという気持ちになってしまいがちなんですけれども、そういうふうな姿勢が全くないですね。
(実況)追い込まれてもフルスイング。
しかし、ここは森三振、山本は3者連続三振。
すばらしいピッチングを見せています。
(実況)関東のタイガースファンの願いを乗せて、ラッキーセブン、タイガースの攻撃は、上位に回ります。
(実況)ゲームは7回の攻防に入っています。
この回は、先頭、ピンチヒッターの狩野からです。
狩野、打順は上位、鳥谷へと向かっていきます。
狩野は空振り三振。
ライト線ぎりぎりのところ。
フェアかというような当たりもあったんですが、狩野は三振に倒れています。
打席には俊介です。
俊介が対するマウンド上の菊池雄星。
今シーズンこれが5試合目の登板ですが、ここまで勝ちがありません。
石井さんのことを師匠と呼ぶ、この菊池投手なんですが、石井さんお待たせしました。
今日の雄星投手はどうですか。
(解説)ちょっとストレートがアバウトなんですけれども、その辺が阪神打線、合わない部分もありますね。
もう少し近いと、体重移動がスムーズに行ければ、コントロールも安定してくると思いますけど。
でも、ここのところ7回を投げ切ることがなかなかできなかったので。
今日は7回をもつようなピッチングができれば、また次回の登板に生きてくると思います。
(解説)6回終わって、もう124球投げていますからね。
(解説)コントロールがなかなかうまく、左ピッチャーはインコース真っすぐだけとりあえず投げれれば、何とか試合がつくれるので。
右打者のですね。
(解説)そこに投げ切ることがなかなかできないので、少し球数が多くなりますよね。
(実況)球数も135球。
もともとボールの多いピッチャーではあるんですが。
(解説)だからまあまあ、自分のこのボールは自信があるというボールを一つ、毎試合しっかりつくれるかどうかですね。
(実況)石井さんと同じようにストレート、スライダーというのが武器のピッチャーだと思いますが。
(解説)僕と一緒で、ちょっと安定感がないですよね。
(実況)ブルペンには、まだ誰もいません。
(解説)せめてこの回は投げてほしいですよね、7点差ありますからね。
(実況)投球数も140球に迫ろうとしています。
(解説)でも今日、夜ご飯に行くので、なるべくいい成績で御飯に行きたいなと思います。
負けたりしたら、何か暗いじゃないですか。
(実況)そうですよね。
今シーズン初勝利で御飯に行くのとでは全く違いますもんね。
そんな師弟関係です。
主な若手投手なんですが、これ甲子園で活躍した投手たちですね。
タイガースの藤浪投手、ライオンズの菊池選手。
そんな中では、菊池投手が苦しんでいます。
今日はスタメンで起用された俊介、ここでヒットを放っています。
◆吉原さん、マウンド上の菊池投手に対して西武ライオンズの横田コーチですが、相変わらずボールにばらつきがあって、苦しんでいるなと。
それが雄星らしさなんだと割り切って、ボールを置きにいかずにしっかり腕を振ってこれからも投げてほしい、そういうコメントを残しています。
(実況)球は暴れるんですが、それが雄星らしさ。
そして1アウト、ランナー1塁で打席に鳥谷を迎えます。
今日は2本のヒットを放っています。
状態を上げてきている鳥谷。
交流戦でも存在感を発揮するのが鳥谷です。
去年の交流戦の打率も、3割5分9厘、最近5試合もごらんのような成績です。
初対戦の投手にしっかり合わせてくるというこの鳥谷。
1塁ランナーは俊介です。
俊介もタイガースの中では機動力を使える選手です。
(解説)そうですね。
今日レフトでも1ついいプレーがありましたのでね。
パリーグの本拠地ですと、マートンが入って、左右の投手に対応して俊介の出番もふえるかもしれませんね。
(実況)菊池に対しても相性のいい鳥谷です。
(解説)鳥谷選手はマウンドで僕投げていて思うのは、すごいバットの面に当てるのがうまい選手だなと思いますね。
芯の近くで捉えるというか、タイミングもそんなにずらされたりしないで、しっかり自分のタイミングで振れるバッターだと思います。
(実況)そうなると石井さん、どういうふうに抑えていこうという考え方になるんですか。
(解説)低め低めでなるべくゴロを打たせるようなピッチングだと思うんですけれども、今年最初1番打っていたじゃないですか。
そこら辺の1番の役割をすごく難しく考えちゃったのかなと思いますね。
(実況)フルカウントになっています。
菊池に対して…ここで投球練習を始めたのは、岡本です。
2アウト、ランナーはありません。
1塁です。
(解説)本来、3番にいるほうがいいんじゃないかなとか、僕とかは、そういうつながりで言うと、思っちゃったりするんですが、鳥谷選手で返すということも大事なのは分かりますけど。
監督じゃないんで。
(実況)打席に大和を迎えます。
2アウト、ランナー1塁で、大和。
今シーズンはなかなかスタメンをつかみ切れていない大和です。
大和にとっては、こういった1打席1打席が重要です。
片岡さん、こういう打席では、点差は関係ありませんよね。
(解説)もちろんないですよ。
(実況)大和も、5月の中旬のドラゴンズ戦では、代走で起用されて、失敗が許されない中で盗塁を成功させたりと、その存在感をしっかりと見せようとしています。
自分にとっては、なかなか、きれいなヒットはそう打てないかもしれないけど、形は悪くても、しっかりヒットで結果を出していきたい。
大和はそう話しています。
菊池雄星、150球を超えました。
(解説)大分投げるのが好きですね。
(実況)それでも145キロのストレート。
(解説)今、なかなかプロ野球界で150球を超えるピッチャーは少ないですね。
(解説)そうですね。
やっぱりその前に代わったりしちゃいますからね。
(実況)田邊監督もここは、7回は任せたと、送り出した雄星。
なかなかとらえ切れません。
(解説)今日はまだ大和、以前よりは少し状態が上向いているような感じがしますね。
(実況)どの辺りに感じますか。
(解説)しっかりスイングができるようになっていますし。
(実況)三振!150球を超えた菊池雄星、ここは7回を抑えました。
7回裏、ライオンズの攻撃、下位打線です。
(実況)3者連続三振を奪ったこの後のピッチングにも注目です。
(実況)7回裏のライオンズの攻撃です。
この回先頭の木村、ショートへのゴロだったんですが、鳥谷、送球がそれました。
ノーアウト、ランナー1塁です。
打席に炭谷。
おっと、ここははじいています。
キャッチャーは小宮山に代わっています。
今日はちょっと鳥谷らしくないプレーが続いていますね。
(解説)そうですね。
やはりナイター明けのデーゲームということは、意外とこういうふうなミスから得点されるシーンがあるんですけれどもね。
(実況)6回、マウンドに上がった今シーズン初登板の山本翔也。
3者連続三振のスタート。
この7回は先頭の木村をショートゴロに打ち取ったんですが、ショート鳥谷のエラーでノーアウト、ランナー1塁です。
打席に炭谷。
センターに俊介が回っています。
レフトに狩野、センター俊介、キャッチャーには小宮山が入っています。
今日は俊介も、レフトのポジションでいい守備を見せていましたね。
(解説)彼の持ち味ですからね。
そういう面では、いいアピールになりましたね、俊介ね。
打つほうでも2本打っていますからね。
(実況)守備、そしてバッティングでもいいところを見せている俊介。
下位打線、今日はスタメンで起用している渡辺の当たり。
1塁はセーフ。
2アウト、ランナー1塁です。
(解説)こういう点差でも雑な感じにならないで、しっかりやることが大事ですよね。
(実況)そういう細かい部分、いわゆる数字には残らない部分もしっかり突き詰めていくということが…。
(解説)やっぱりピッチャー山本翔也投手にとっても、7点差ありますけど、彼にとってはすごい大事な試合ですからね。
(実況)さあ秋山は、今日も3安打。
リーグの最多安打、210本を超えるようなペースでヒットを放っているこの秋山です。
片岡さん、この秋山は、今シーズン、本当に絶好調ですね。
(解説)もともとセンスのある選手ですけど、今シーズンは少し構えたときのバットを寝かせて、非常にバットを出やすくしているというんですか。
去年はもう少しグリップが高かったんですが。
(実況)寝かせることによって…。
(解説)グリップの位置が下がりましたので、トップに入るときに、バットのグリップがあがりながらという、そして上からボールをたたけるというふうな状態になっているんでしょうね。
昨年まで、少しグリップが高かったので、少しグリップが落ちてからボールをたたきに行くような感じがあったんですけれども。
(実況)ここもストライクをとります。
この上位打線を相手に、山本。
秋山は217本ペースで、ここまでヒットを量産しています。
プロ野球記録をまさに上回るような、そんなペース。
ですから、石井さん、今シーズン1番秋山、2番栗山という形が、このところいい形になっていますね。
(解説)そうですね。
栗山選手も大分調子が上がってきましたしね。
そこら辺でやっぱり僕は山本投手に注目しているのは、左バッター、当たってきている左バッターをどうやって抑えていくかによっても今後のベンチの使われ方って違うと思うんですね。
(実況)フルカウントになります。
(解説)果たして、ロングイニングを投げるピッチャーとしての役割を果たすのか、左バッターだったら、山本投手に任せて大丈夫という安心感を得るのか、そこら辺ですよね。
(実況)これだけヒットを重ねている相手に対してのピッチングです、山本。
(実況)3アウトです。
ここはしっかりと打ち取った山本。
2回無失点でしのいでいます。
◆ここで札幌ドーム、日本ハム対中日のハイライトシーンをごらんいただきます。
日本ハムが同点に追いついた後の6回、大野の勝ち越しタイムリーで3対2。
日本ハムが逆転に成功しています。
一方開幕7連勝を狙う大谷は4回から8回まで全て三者凡退で抑えます。
最速159キロのストレートとフォークがさえて、8回まで13個の三振を奪っています。
札幌ドームは大谷劇場に変わっています。
一方7回には4番中田の18号ソロホームランが飛びだし、4対2、日本ハム2点リードです。
日本ハム4対2、2点リードに変わっています。
他球場の途中経過はごらんのとおりになっています。
逆転を許した巨人は8回に同点に追いついています。
一方DeNAなんですが、同点に迎えた7回、1点を勝ち越しました。
そして、逆転を許したオリックスですが、3対2、1点を返して、1点差に迫っています。
ソフトバンク、ヤクルトはナイトゲームです。
(実況)大谷が13個の三振を奪ってという、石井さん、いいピッチングを見せていますね。
(解説)今年は安定感が特にありますね。
真っすぐもなかなか、高く浮くこともないですし、一番よくなったのは、フォークボールですよね。
フォークボールの落差がすごくあって、真っすぐとの見際めが、つかなくなっている感じがしますね。
去年はどちらかというと、フォークボールは若干手が緩むので、分かる感じはあったんですよ。
フォークボールを投げる瞬間でも今年はもう、ほぼそれがなくなって、バッターもなかなか見分けがつかないので、打つことは結構困難な感じになっていますよね。
(実況)そんな中で、マウンド上には岡本が上がっていますが。
さあこれから打席にマートンが向かいますが、片岡さんもこのマートンがシーズンを通してのキープレーヤーになると。
(解説)もちろんそうですね。
(実況)打撃が上がっていくための提言を、片岡さん、お願いしたいんですが。
(解説)少し技術的には右のひざが折れますので、その分、体重が後ろの足に残り過ぎて、バットが前に出ないというふうに、そういう今は状態にあると思うんですよね。
(実況)先ほども、石井さん、とらえられそうだというスイングもありましたが、結果的にライトフライでした。
(解説)何か初球から初球なのに力がないスイングになっちゃったりも、たまにありますよね。
(実況)ノーアウト、ランナー1塁。
(解説)だからあんな感じで、ヒットになったんですけれども、もうちょっと、初球だったら、もう少しね。
ブンと振れてもいいんじゃないかなと思うんですけれどもね。
(解説)ですから、打者も投手もそうだと思うんですけれども、結果ヒットになったからいい、アウトになったからだめというのではなくて、何かマートンも、表情を見ていましても、何か自分自身も納得いってないような状態とは思うんですね。
だから、これで行くんだというものを、マートンの中でも、出てきてないんじゃないですかね。
(実況)まだホームラン数ゼロという事もありますが。
打席にはゴメスです。
今日はいいところがありません、ゴメス。
やはりこれからタイガース浮上の鍵はマートンであり、ゴメス。
フルスイングです。
こういうスイングは石井さん、やはりファーストストライクで。
(解説)真っすぐに絞って、そこからスライダーが来たということだと思うんですけれども、ただ、しっかりと振れているんで、意味のある空振りにはなっていると思います。
(実況)交流戦初戦は、この人の一発からスタートしました。
チームはそこから4連勝。
今シーズン初の5連勝がかかったゲームです。
関東のタイガースファンもぎっしりというライトスタンド。
菊池に代わってマウンドに上がった岡本。
ここもフルスイングです。
この岡本はインコースにしっかり突いていきますね。
(解説)そうですね。
強気なピッチングをするピッチャーなので、インコースの真っすぐを投げて、あとはフォークボールですよね。
結構気持ちを出していくピッチャーなので、あんまり負け試合過ぎてもいいピッチングをしないんですよね。
勝ち試合とか、競った試合に関しては本当に気持ちのこもったいいピッチングをしますよね。
(実況)そういうピッチャーによっても気持ちの乗る場面というのはやっぱり当然あるわけですよね。
(解説)ありますね。
(実況)1アウトです。
4連勝を引っ張ってきたこの男。
ベテランが打席に向かいます。
福留、昨日は打点がなかったんですが、それまで6試合連続打点。
本当にチームを引っ張る活躍を見せています。
マートンは2塁に進んでいます。
マートンは走りましたね。
1塁についてはいませんでしたが。
(解説)点差も点差ですからね。
(実況)それにしても今シーズンの福留は、フォアボールも多いという、ここまでのバッティングですね。
(解説)いいときというのは、バッターの基本としてはボール球を打たないということは基本ですからね。
(実況)フォアボールのランキングはごらんのように、2位の福留です。
フォアボールの数でいうと、やはり鳥谷も多いのは毎年のように、鳥谷の多さは光るんですが。
甲子園で試合がある日も本当に早く球場に来て、外野のライトからレフトへのポールの間をずっと走っているこの福留。
レフトフライです。
2アウトになりました。
2アウト、ランナー2塁で上本です。
先ほどホームラン。
この上本が放っています。
先ほどは、しっかりと片岡さん、引っ張ってというホームランでした。
(解説)引っ張るのがいいと言っているんじゃなくて、そういうポイントですよね。
ちょっと上本の場合は差し込まれぎみの打席が多いですから。
(実況)おっと!上本は、特に、横浜スタジアムで頭にデッドボールを受けたというシーンもありましたから、ひやっとしますね。
ここはちょっと岡本も岡本も手元が狂いました。
あのときは和田監督がキャッチャーに詰め寄ったというシーンがありましたが。
(解説)今のは少しボールが抜けましたよね。
非常に危ないボールでしたけれども。
究極の勝負といいますか、投手はやはり、打者をあのようにインコースを突いて開かせようとしますし、打者はあの恐怖感に負けずに、やはり、開くのを我慢しなければいけないということに最後はなってくると思いますね。
(実況)やはり、ただ、デッドボールを受けた後は、なかなか踏み込むのも。
(解説)そうですね。
でも、そこはレギュラーとして、1年間戦うには、そこの勇気というのは必要ですよね。
(実況)バットを短く持つスタイル。
去年このスタイルを確立した上本です。
(解説)ピッチャーとしてはバッターボックスに近いので、上本選手はね。
結構投げづらいというか、インコースに持っていきづらいタイプのバッターですよね。
(実況)ここは外の球でストライク。
ただしっかりマウンド上の岡本はインコースを突いています。
マートンがヒットで出塁、2塁に進んで、打席に上本。
この後は、また一軍に戻ってきた今成。
(実況)つかみました。
木村のファインプレーです。
この回、得点圏にランナーが進みましたが、0点で終わっています。
今のプレーですが、打球が伸びました。
ライトの木村、背走してジャンピングキャッチ。
今のプレーです。
打球は、片岡さん、伸びていきましたね。
(解説)そうですね。
(実況)最後、球際のところを何とかつかみました。
ここまでのハイライトをごらんいただきます。
まずは2回表です。
タイガースは横山のピッチングに応えたい鶴岡。
今日38歳の誕生日でしたが、先制のタイムリーツーベースでタイガースが1点を先取しました。
しかし、その後、すぐさまメヒアの一発です。
これでライオンズが同点に追いつきます。
1対1の同点。
この後は、埼玉西武の強力打線が横山に襲いかかります。
森はカウント1ボール2ストライクからの三振。
そして2回裏、中村のツーランホームランで4対1。
さらに4回です。
2アウトから秋山のこの当たり、ショートの鳥谷が投げるんですが、これがセーフ。
2アウトからのランナーを出すと、満塁の場面で中村はこの一発です。
中村の2打席連続満塁ホームランで8対1。
さらに5回。
福留、このライト前ヒット、福留の送球。
ライトゴロを狙ったんですが、ここはセーフでした。
そして6回です。
タイガースは、上本の一発で1点を返しています。
9対2。
それにしてもやはり中村、今日は6打点、ホームラン2本。
今日のゲームは、石井さん、中村劇場という感じになっていますね。
(解説)そうですね。
ただ、甘いボールでしたけれども、しっかり捉えられるというのは、さすがですよね。
(実況)片岡さん、しっかりと、明日はこの中村を抑えていかなくてはいけません。
(解説)そうですね。
(実況)さあ、マウンド上です。
ピッチャーは安藤が上がっています。
ベテランの安藤です。
◆先発しました横山投手に話が聞けました。
カウントを不利にしてしまうことが多くて、自分から崩れる形のピッチングになってしまった。
先発として仕事ができずに申しわけないです。
そんな話です。
(実況)自分から崩れることになったというお話なんですが、石井さん、それを課題として受け止めて、次の登板に生かしてほしいですね。
(解説)特に、真っすぐというのは、いいものを持っていて、ファウル打たせられるというのは、カウントを稼げるので、すごくいいボールなんですよね。
真っすぐというのはね。
そこら辺で早め早めに追い込んで自分のピッチングをということだと思いますけどね。
(実況)ライオンズは中軸に回ります。
2番の栗山、その後はクリーンナップ、中村です。
37歳のベテランです。
14年目。
今シーズンは4月4日に右肩のはりで登録を抹消されて、4月16日にまた一軍に上がって、活躍を見せています。
このベテランが今シーズンは片岡さん、3年連続50試合登板に向けてという、本当にベテランが頑張ってますね。
(解説)要所要所ではいい働きをしてくれていますので、うまく…。
(実況)狩野がつかんでいます。
(解説)どんな投手でも転換期といいますか、ベテランになってきますと、一番自分のいいときのスピードというのが、どうしても落ちてきますので、そこでうまくセットアッパーというポジションにうまく配置転換されて、そこである程度自分の持ち味といいますか、発揮してくれてますよね。
やはりフォアボールから崩れることがほぼないですから。
(実況)和田監督も、安藤がいると落ち着くんだという話をしていますが。
今日は2本のヒットに放っている浅村。
(解説)安定感がある試合ができますよね。
安藤投手がいると。
(実況)そんな安藤が対するのは、1試合3ホームランがかかっている中村です。
先ほどは、今シーズン初登板の山本が三振に打ち取ったんですが。
ルーキー2人を撃破した中村剛也。
ベテランと対します。
石井さん、ルーキー2人はこの中村に苦しみましたが、熟練のわざを持っている安藤ですね。
(解説)インコースというのは中村選手苦しいポイントはあるんですが、そこを投げ切れなかったときのリスクを考えるとというバッテリーの計算で、どういう攻めになってくるかですよね。
今もインコースですけれども、あの辺までですよね。
あの辺よりも甘くなると、これで見るとですね、結構、まあまあのところに行っているんですが、やっぱりそこら辺、読んでいますよね、中村選手は。
(解説)でも、やっぱりこうやって見ますと、理にかなったスイングですよね。
力を抜いて、軸足にしっかり体重を乗せて、スイングしていくというね。
(実況)アウトです。
今成、ちょっと送球がそれましたが、中村を安藤が抑えています。
(実況)ゲームは9回の攻防に入りますがこの後のタイガースの日程です。
ライオンズとの一戦が終わると、甲子園でマリーンズとの3連戦、その後はまた甲子園でファイターズとの3連戦。
ごらんのようにぎっしりと今年の交流戦は埋まっています。
6連戦が続くという日程ですが。
この中で、マリーンズ、あるいはファイターズもいい、大谷も出てくる可能性、十分にありますからというところですが、やはりピッチャーは、ここまで交流戦頑張っていますからね。
(解説)そうですよね。
どうしても打者は、余り対戦がないですから、少し投手有利といえば有利なんですけれどもね。
(実況)マウンド上には、大石が上がっています。
この人もドラフト1位。
今シーズンは背水のマウンドということにもなります。
大石です。
なかなかけがにも苦しんできた大石に対して、打線は今成。
(解説)タイガースの各打者は、もう1本、もしくはフォアボールでもいいから出塁するというようなやっぱり強い気持ちを持って打席に立たなきゃいけないですね。
(実況)ライトスタンドも1塁側も黄色いメガホンが揺れています。
西武プリンスドーム、これだけ関東の多くのタイガースファンが詰めかける中での今日の一戦です。
片岡さん、選手からすると、この応援団は心強いですよね。
(解説)やはりセリーグですと本来、行くことのない球場ですから、もちろんこのようにビジターでありながら、たくさんこれだけファンの方が入っていただけるということは選手が一番感じていますので。
(実況)石井さんも西武で投げるときは、タイガースファンの声援というのは嫌だったんじゃないですか。
(解説)西武ドームもそうですし、甲子園もそうですし、神宮球場もそうですけど。
もうやっぱり応援がすごいですね。
変な話、黙ってもらうには好投していくしかないみたいな。
(実況)そういう気持ちで、それを力に変えてと。
(解説)そうですね。
7回ぐらいまで、何とか僕頑張ると、少しずつ声援が静かになっていただけるんですけど。
ただ、初回からヒット、ヒットになると、もうそれにのみ込まれるというか。
ファンの方にやられることというのはありますね。
(解説)やっぱり甲子園は投げにくいものですか。
地響きしたんですよ。
あんな経験、今までないですよ。
こんだけ熱心に応援してくださるファンの方がいるというのは、すごいなと思いますよね。
すごい球団だと思います。
(実況)今成の当たりはレフトライナーです。
地響きがするといいますけど、本当に地響きがするんですね。
(解説)しましたね。
僕優勝争いをしているときに、マウンド立っているときに、マウンドが揺れる感じが一緒なんです。
(実況)メガホンの揺れが地面に伝わっていると。
(解説)何か、たたきつけられるような感じで。
(実況)それだけの熱い応援を続けています。
腰痛に苦しんだ狩野、今シーズンは一軍帯同が続きますが、ここでヒットを放ちました。
そして、打席には今日2本のヒットを放っている俊介です。
片岡さん、ここは若いと言われている俊介にも期待ですね。
(解説)左投手から打ちましたのでね、今度は右投手からどんなバッティングをするかというね。
(実況)今シーズンは、守備で、そして、つなぎの役割もしっかりと果たしている俊介です。
(解説)2本出てますから、何とか貪欲に、もう1本、猛打賞をとりに行ってほしいですね。
(実況)その後は1番の鳥谷。
(解説)今日は左の菊池投手に対してレフト線にファウル打ったというのは、俊介選手だけでしたけれどもね。
(実況)これは打ち上げました。
猛打賞はなりませんでした。
(解説)もったいないですよね。
2ボールから、ある程度、あのボールを狙っていったんであればいいんですけど、多分俊介の今顔見ていましても、2本打っているということは、ボールがすごくよく見えているんですね。
見えているから何か打ってしまったというふうなね。
もう少し狙い球を絞っておけば、今日は、もう1本、稼げたような気がしますけどね。
(実況)打席に鳥谷です。
今日もヒットを2本、状態を上げています。
今シーズンがチームキャプテンになって、3年目のシーズンです。
メジャーへの夢を捨てて、今シーズンはタイガースのリーグ優勝に貢献したいと、またこの縦縞のユニホームの袖を通しました。
この鳥谷選手が残留したことが、補強したことだと片岡さんは言われましたけれども。
(解説)鳥谷がいないと思うとぞっとしますよね。
(実況)石井さんも鳥谷選手は面で当てるのがうまいタイプだと。
(解説)テニスのラケットで打ったような感じで、バットが太く見えるんですよね。
(実況)つかみました。
ゲームセット。
菊池雄星は今シーズン初勝利。
そして何といっても今日のゲームは、中村剛也の2発。
タイガース、今シーズン初の5連勝はなりませんでした。
交流戦からの連勝は4でストップ。
西武プリンスドーム、今シーズン初勝利。
雄星が飾っています。
ハイライトをごらんいただきます。
今日のゲームを振り返ります。
2回表ですが、今日は鶴岡。
38歳の誕生日を迎えた鶴岡が先制のタイムリーヒット。
幸先よくタイガースが1点を先制します。
しかし、2回裏。
すぐさまメヒアのソロホームランで同点に追いつかれます。
その後は中村。
浅村のこのヒットもありました。
タイムリーとなって2対1。
そしてゲームは4回。
中村のこのホームランで満塁ホームラン、4点を奪われます。
上本が一発を放ちますが、反撃もここまでという、今日のゲームでした。
最後は鳥谷がレフトフライでゲームセットという今日のゲームです。
菊池雄星は今シーズン初勝利。
雄星にささげるような中村の一発ということになりました。
順位表をごらんいただきますが、今日タイガースが敗れたため、また結局勝ち越しというところまでは、行けませんでしたけどね。
明日からも大事ですから。
6連戦の最後、またカードの最後ですから、何とか明日勝って、5割にして1日挟んで、また戦うと。
とにかく明日、今日の負けは仕方がないですよ。
(実況)石井さん、注目とされていた森選手も。
(解説)今日はだめでしたけど、こういう失敗を繰り返したことによって、成功が見えてくると思うので、頑張ってほしいですね。
(実況)今日は菊池雄星投手とはおいしいご飯になりそうですね。
(解説)そうですね。
よかったです、とりあえずホッとしてます。
(実況)これからの日程ですが、明日西武との対戦が終わった後は、片岡さん、甲子園に戻っての6連戦、これが大事になってきます。
(解説)やはり甲子園でゲームするときというのは、どうしても勝ち越さなきゃいけないですから。
また6連戦を何とか勝ち越して、次のカードに移ってほしいですね。
(実況)プロ2戦目の横山、プロ初勝利はなりませんでした。
しかし、この後のピッチングにも期待したいと思います。
今日の放送の解説は片岡篤史さん、そして石井一久さんのお二方でした。
どうもありがとうございました。
2015/05/30(土) 15:00〜17:00
関西テレビ1
プロ野球中継2015 埼玉西武×阪神[字][デ]

西武ドームから生中継!虎vsレオ!若きスター、大阪桐蔭出身・森友哉のフルスイングにも注目!!

詳細情報
おしらせ
(荒天中止の場合) 
15:00〜17:00
「奇跡体験!アンビリバボー奇跡の絶景2時間スペシャル[再]」
番組内容
阪神ファン「西武球場、思い出すなぁ。あれは85年かぁ。タイガース、唯一の日本一の年やからなあ。授業中に先生にこっそりテレビ見せてもらってた日本シリーズやったなぁ。あれから30年て…ちょっと信じられんな。」
西武ファン「なつかしいねぇ。ライオンズはそのあとも何度も日本一に輝いているけど、あの年は貴重な阪神との日本シリーズっていうので、特別だよね。」
番組内容2
阪神ファン「何度も日本一にとか貴重とか…、言うてくれるやんか。でも交流戦の通算成績で言うたら阪神の21勝、西武の23勝やで。五分や。」
西武ファン「いやいや西武の方が勝ってるじゃん。でもウチの主力って関西人だらけだよ。おかわり中村、浅村、そして今大注目の森友哉。みんな大阪桐蔭だね。」
阪神ファン「うちかて藤浪、西岡やら大阪桐蔭はようけいてるけどな。
番組内容3
けど藤浪と森のバッテリーを甲子園で見たいいうんは今でもあるわなぁ。」
西武ファン「いま森はライト守ってるけどね。でもあの小さな体ですごいフルスイングするよねぇ。あのフルスイングは、阪神ファンの人たちにもぜひ注目してほしいね!」
阪神ファン「そうやな。楽しみやな。ただ最後は虎がライオンを喰うんやけどな。」
西武ファン「いやうちだって簡単には負けないよ!」

※会話はすべてフィクションです。
出演者
【解説】
片岡篤史 
石井一久
【実況】
吉原功兼(関西テレビアナウンサー)
【リポート】
山田恭弘(関西テレビアナウンサー)
ご案内
イキザマJAPAN あす午前6:30〜
ボクシング・長谷川穂積、現役続行か?引退か?ボクシング人生、決断のとき。揺れる胸中に小籔千豊が迫る!

ジャンル :
スポーツ – 野球

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