ちちんぷいぷい特別編 南極文通ものがたり おとうさん、ぼく・・・ 2015.05.30


(ナレーション)地球最後の秘境南極大陸。
氷に覆われた大地と息づく動物たちが彩る神秘の世界。
地球上で唯一どこの国にも属さない誰のものでもない大陸を目指したのは…。
(山中)見てください!かなり遠いですが氷山ですよね。
白く…。
入社以来15年番組「ちちんぷいぷい」でリポーターとして活躍。
時には海の中から生中継。
志願し始まった海外取材。
今では訪問した国30以上。
モアイに見えていないでしょうか。
昨年はマラソンで3時間切りを達成。
4人の子供をもつよきパパでありその仕事ぶりは脂が乗った38歳。
モットーは前進あるのみ。
そして次なる目標が南極大陸上陸と多ジャンルの仕事をこなす彼ですが唯一足りないと言われているのが…。
()ただなーんかコレ!っちゅーもんがあるようでないと。
なんでもでき過ぎるから逆にコレ!といった特徴がないと言われる始末。
南極でコレ!っちゅーもんを見つけるため違った角度から旅を見つめサポートしてもらおうとある方に依頼。
山中です。
(長谷川)長谷川です。
よろしくお願いします。
よろしく。
大阪出身の数多くの賞を受賞する売れっ子作家で独特の世界観が子供たちに愛されています。
ははは…。
おりゃあ!MBS「ちちんぷいぷい」でもコーナーを持つそんなご縁をきっかけにお酒好きな長谷川さんと杯を交わしてのお願い。
いただきます。
あの〜お願いが1つありまして。
ほう。
私はなるほど。
えっ描いてくださるんですか?文通。
行った人にしかわかれへん何かがあんねやろな〜。
ですかね〜。
約束していただけますか?でもあなたにかかってるんですからね。
わかりました。
よろしくお願いします。
そして迎えた南極への旅。
おお〜やばいやばいやばい。
すごい!見た風景感じた思いをどう伝えることができるのか。
おお〜っ!・ハハハハ。
遠く日本にいる長谷川さんは山中アナウンサーから聞く見たこともない風景をどんな絵に仕上げるのか。
戻りました長谷川さ〜ん。
旅を終え流した涙のわけとは。
幸せです。
とんでもないです。
3月初め出発直前の山中家を訪ねました。
こういう状態です。
世界30か国以上を取材した戦利品が所狭しと並んでいます。
・パパ〜。
な〜に?うわ〜。
はいはいようこそ〜。
下の2人はまだ学校にも幼稚園にも行っていないので常に家にいます。
映る?4人の子宝に恵まれた家族の大黒柱が挑む南極。
その思いを聞きました。
それは30何か国見てきて特に特別だとずっと思っていた場所なので。
ぞくっとするというのはあると思います。
今までもありました。
ただ景色で涙したことは僕なくて。
南極の旅は日本を出発し地球の反対側季節は夏真っ盛りのアルゼンチンへと向かいます。
遠いですね。
関空から飛行機乗り継ぎ合わせて35時間ですか。
しかも着いたら暑い!夜11時過ぎでなんと今25℃です。
旅は始まったばかり。
景気づけということでまずは腹ごしらえ。
アルゼンチン国民に愛される肉料理。
バン!バン!なかでも牛肉は日本人の10倍近く食べるほど。
ええ〜っ。
これで1人前ですか?いや〜日本の1人前とはちょっと違いますね。
いただきます。
う〜ん!なんてやわらかさ。
ジューシーだ。
口の中が肉汁だらけですね。
首都ブエノス・アイレスは美しい町並みから南米のパリと呼ばれています。
その町なかで気になるものを発見。
すごく変わった木が生えてますね。
普通でしたらくびれているはずのこの木の幹の部分がとても膨らんでいると。
また上を見るとこういうトゲトゲがいっぱいあるのも変わっていますよね。
チョリシアという木なんだそうですがこの膨らんでいる部分がビールっ腹のようにも見えるということから通称よっぱらいの木ともいわれているんだそうです。
毎日のように飲んでいるという長谷川さんに是非これは写真を撮ってお手紙送りたいですね。
カシャ!
(シャッター)果たしてこんな内容で文通はいいんでしょうか?「ブエノスアイレスの街路樹の中に酔っぱらいの木と呼ばれる木がありました」…。
手紙を写真で撮りインターネットを使い地球の反対側大阪にいる長谷川さんへ送ります。
アルゼンチン。
(スタッフ)はい。
「酔っぱらいの木と呼ばれる木がありました。
この木はお腹がでっぷりと出ているのです」。
へえ〜。
すごい。
なんでこれが酔っぱらいっていうんやろか?こんな人が多いんやろか?向こうは。
なんか楽しそうやな。
ええ感じやな。
ビールっ腹やなこいつ。
毎日これぐらい描いてんねんけどな。
「きょうは大阪つめたい雨がふっていますよ。
もう地球のうらがわまで行ったのですね」。
「そこからのお手紙」。
「よっぱらいの木地球のうらがわのよっぱらいのぼくになんかうれしいお手紙でした」。
順調に文通もスタートした南極旅。
続いては更に南へ3200km。
ウシュアイアへ。
世界最南端の都市このウシュアイア上空からはどんな景色に見えるんでしょうか。
アンデス山脈と海に挟まれた港町南極大陸への出発地として栄えてきました。
南極に最も近い都市というだけあって夏なのに気温は15℃を下回っています。
町の中心部にはこんな看板までありますね。
「USHUAIA」「findelmundo」というのが「世界の果て」ということだそうで。
この港には多くの船泊まっているんですが世界の果ての港ということでよくここに泊まるんだそうです。
もちろん我々南極に行くときはここからスタートするわけですからね。
世界の果てといわれるこの港が我々にとってはスタート地点ということになりますね。
いましたよ。
ペンギン。
わっしゃべった。
南極行くんですけど南極はどんな場所ですか?ペンギン電話持ってんねや。
観光客にうれしいサービスがありました。
こんにちは。
オラ。
これスタンプですか?せっかくですから長谷川さんへのお手紙に。
「ushuaiaARGENTINATHESOUTHERNMOSTCITYINTHEWORLD」。
世界で最も南にある都市だと。
書き綴ったのは世界最南端端っこの場所で感じたこと。
(スタッフ)こちらになります。
なんやろか。
「とうとう世界最南端の都市ウシュアイアに到着しました。
僕もいつかは中心にセンターにと思ったりもしますがはじっこでしか見えない景色もあるのかなと思っています」。
筆を走らせたのは何やらまるい絵。
「そう…世界のはしっこに行ったんでも山中センターがええんや。
センターってなんやねん。
はしっこって何。
今いるとこがはしでもセンターでもないでみないっしょやん」。
翌日長谷川さんはもう1通絵手紙を描きました。
「追伸センターに行くんやなくて自分がいるところをセンターにするそのために南極を目ざす山中さんカッコええぬくい大阪からえらそうにはずかしい」。
山中さん伝わりましたか?今度の地球はこれ南米大陸ですよね形的に。
でその先の南極大陸。
ちゃんと描いてくれてその上に立ってる僕が真ん中に来てる絵に。
センターにこだわってた自分がなんかちょっと小さかったかなと思いますね。
長谷川さんありがとうございます。
こんな…2通も。
このあと南極へのクルーズ船の旅。
そして感動!南極大陸上陸!南極大陸を目指し日本を旅立った山中アナウンサー。
南極へはアルゼンチンのウシュアイア港から1000kmの船旅となります。
乗船するのは乗客80人。
アメリカやヨーロッパそしてアジアとまさに世界中の人々が南極を目指す10日間の船旅。
いよいよ南極に向けてこの船出航ですね。
南極には観光客の宿泊施設がないため客室には快適な住環境が用意されています。
食事も船でしか取れないため飽きさせないよう工夫されておりディナーは毎食コース料理。
この日のメインはシーフードパスタ。
うん!トマトベースにシーフードのうまみがちょっとこう溶け出してる感じの。
おいしいですね。
南極大陸発見は今からおよそ200年前。
多くの探検家が南極を目指し命を落としてきました。
彼らの前に立ちはだかったのがこの荒波。
出航しておよそ15時間。
見てください周りは全て水平線しか見えないという状態。
ここがドレーク海峡といわれるポイントに入ってきたわけですね。
気温は5℃ぐらいあるみたいなんですがただ風がやっぱり冷たいですね。
時に波の高さ10m。
クルーの方々立ち方慣れてるんでしょうね。
傾きと逆に体を斜めにすると…。
おおほっほっほっ!いうやり方で。
なるほどね。
こう斜めにすればいいのか。
なるほど。
なるほどね。
はあ〜!あっなるほど。
こうすると楽ですね。
ドレーク海峡に入ると船内の廊下には気分がすぐれない人のためにナイロン袋が貼られるほど。
少々はしゃぎ過ぎたのかそれとも揺れにやられたのか。
この海峡を寝てやり過ごします。
見てください!かなり遠いですが氷山ですよね。
白く大きな…。
ちょっとあの京セラドーム大阪が急に現れたみたいな感じで。
360度水平線の中に突如あそこだけ白い塊。
南極大陸上陸ともう1つの目的が生中継。
通常インターネット回線で日本と結び生中継を行うのですが南極ではそれにつなぐことができないためポータブルアンテナで赤道上にある衛星に電波を飛ばし回線をつなぎます。
中継は船の甲板で行います。
南極と日本の時差は12時間。
日本で昼間放送の番組だと深夜の作業。
ピッピッピッピッ!
(スタッフ)ちょっと怪しいかもしんないです。
衛星通信だけでいってください。
衛星電話で。
(スタッフ)山中しゃべって。
(スタッフ)山中しゃべってって。
いかがでしょうか?はいいかがでしょうか。
山中です。
しゃべっています。
いかがでしょうか?呼ぶで呼ぶで。
呼んでみましょう。
山中君!
(スタッフ)はい呼んだ!河田さんスタジオの皆さん聞こえてますか?よかったつながりましたね。
あっ聞こえてますね。
よろしくお願いします。
ありがとうございました!中継なんとかつながりました。
やった〜!南極と日本・大阪のスタジオがちゃんとつながっています。
うわっ映ってるわ。
長谷川さんも生中継を見ていました。
「真夜中の真っ暗な中継見てます」…。
船はドレーク海峡を抜け間もなく南極大陸。
乗客の皆さんも期待に胸を膨らませています。
スペイン。
Yes.南極でいちばん楽しみなことはなんですか?どうして南極に行こうと思われたんですか?一緒に今回は行こうということで。
へぇ〜。
Hellonicetomeetyou.日本語わからないから大丈夫です。
大丈夫ですか?あははは。
あの〜こっそり日本からですねクジラとペンギンの柄の入ったアクセサリーをちょっと買ってきてあるので。
おおっ。
それを向こうに着いたらプレゼントしたいな〜と。
乗客それぞれの思いを乗せ船は南極へと向かいます。
おおっ!これ?これですね。
うわ〜!やっとですね。
あそこ?でかい。
ホエールって…ホエールが。
うわ〜おっきいおっきいおっきい。
この南極の番人かのように僕らを出迎えてくれたんでしょうか?入り口で待っててくれました。
うわ〜。
今何か祝砲…おお〜〜〜!撮れた?尾びれ。
手を振るがのごとく尾びれで挨拶をしてくれました。
南極大陸には整備された港や桟橋がないため大きな船は接岸できません。
ゾディアックと呼ばれるボートで陸へと向かいます。
Goodmorning.いよいよ南極大陸上陸のとき。
(小声で)今船が着こうとしています。
我々の記念すべき南極大陸への第一歩。
さあ今ボートが接岸します。
そして私記念すべきイェ〜イイェ〜イ。
ハッピータイム。
ワオ〜上がりました。
今私南極大陸に上陸しました。
やった〜。
どこの国にも属さない誰のものでもない南極大陸はそこに生きる動物たちの世界でした。
辺り一面真っ白な世界。
南極の97%が氷に覆われており最も氷の厚い場所で4800mあります。
さあ南極大陸を今歩いています。
まず出迎えてくれているのはこの無数のジェンツーペンギンたち。
くちばしのオレンジがトレードマーク。
すごいペンギンがもう全然警戒しないどころかむしろ僕らに興味を示してすぐ近くまで…。
5mルールがあるんですが…とはいえ勝手に向こうから来てるわけですからね。
わっわっわっ!どうしよう。
30cm30cm20cm20cmワオ!オラ。
こんにちは。
突かれたらどうしよう。
クックックックッグゥワァァァァ!うわ〜うわ〜!ごめん。
あっペンギン上がってきたペンギンペンギン来た来た来た。
海から今上がってきましたよ。
でそれをすぐ出迎える。
俺にも餌くれ!っていうんでしょうね。
12月から3月にかけてジェンツーペンギンの子育て時期。
親ペンギンは子供のために餌を取ってきます。
ペンギンの親子を見て思うところがあり長谷川さんへ手紙を書きました。
「ペンギンの親子を見ているとふと自分の子育てに思いがとびます。
子育てとともに自分育てですかね。
自分が成長すれば子供もしっかり成長してくれるのでしょうか?」。
(スタッフ)こちらになります。
はい。
かわいいじゃん。
ちっちゃいときはね手間暇かけるんですけどおっきなってきたら親がどうのこうのするっちゅうもんでも僕はないと思うんですよ。
ここにもう答え書いてはるけどね。
子育ては自分育てですかねって書いてはるじゃないですか。
卒園式思い出してんなぁ。
今日は僕は紙でいこう思ったんですけどもうそろそろ紙もええやろと。
次男の卒園式に出られない山中アナウンサーのために作った卒園証書。
「卒園したでえらい山中快くん」。
「おとうちゃんどっか行ったけどりっぱに卒園しました。
おとうさんおかあさんありがとうおとうさんかえってきてね長谷川義史」。
大事な息子の卒園式に出られへんいうてね出発前から言うてはってん。
今日。
うん。
自身も3児の父である長谷川さん。
更にこんなプレゼント。
「おとうさんうらからみてるよ」。
まさにこの地球の裏側で働くお父さんの背中を見てお仕事頑張ってるねと思うはずですからね。
そしたら子供たちもしっかり前を向いて成長していってくれる。
毎日地球の反対側でお父さんは頑張っています。
南極大陸の絶景を見るための展望台へ向かって山登りをしています。
いやそれにしてもそんなスキー場とかそういうレベルじゃない。
見渡すかぎり全ての山が雪氷に覆われていると。
ちょうど正面には1か所だけ太陽が光をさしてる場所がありまして。
何か水墨画の中であそこだけ色彩がついてるかのようですね。
幻想的。
なんて穏やかな景色なんでしょう。
いや〜。
この風景を長谷川さんに伝えるとこんな返事が来ました。
「おだやかですかだれのものでもないところですもんねでもほんとは地球上どこもだれのものでもないのにうちのもんやと命をうばうみんなで分け分けしといたらええのに長谷川義史」。
すごいすごいすごい。
大規模な…大規模な雪崩が今起きました。
ワ〜オ。
ゴォーーーー!うわ〜。
すごいな。
ど迫力ですね。
今ざっと何百mという単位で落ちていきましたよね。
海に落ちていくんじゃないですかこれから。
雪の煙が…。
雪崩が今落ちました。
穏やかさと厳しさ。
これが南極大陸。
このあとは絶景ボートクルーズで奇跡の氷に遭遇。
南極への10日間の船旅。
その中で人気のツアーが…。
氷山の中を行くボートクルーズ。
あっペンギンペンギンペンギンペンギン。
すごいすごい。
ペンギン。
ワオワオワオ。
ペンギンの行進ですよ〜。
泳いでる姿にも遭遇しました〜。
すごい。
見てください前方に大きな氷山と氷山の間。
氷の美しい水色のトンネルが出来ています。
どうしてこんな形に氷の山がなるのか。
カシャッ!珍しい氷を発見。
水に浮かんでいる色からブラックアイスと呼ばれています。
これがとても貴重な。
輝いたら宝石のように見えるこの氷。
氷河のいちばん下の部分。
押しつぶされていた部分の氷ということで空気をほとんど含んでいないためにこういう色になるんだそうです。
恐らく何千年も前の氷ということですよね。
この旅でやってみたいことがありました。
南極の氷でそんなことを真面目に考えてカキ氷器を日本から持ってきました。
楽しい。
イチゴシロップまで持ってきていたんです。
いただきます。
う〜んおいしい。
わっ。
南極にいてもこれ食べたら急に夏休みの縁日思い出しますねやっぱり。
一生忘れないカキ氷ですね。
Comeon,comeon.Onemouth,onemouth.Howabout?Good?Thisis….Good.日本にいる長谷川さんにもお裾分け。
あっ絵入りや今日は。
初めてや。
「今日は南極の流氷でカキ氷をつくりました。
周りのお客さんは不思議顔。
カキ氷は日本独自のものなのか知られていないんだとか。
カキ氷をふるまうことでいろんな方と仲良くなることができました。
絵手紙で励まして頂いているのでお礼にカキ氷の絵を贈ります」。
ふふふふ。
「ええことしたね日本では夏のあつーい日おばちゃんが汗流して氷ガリガリけずってくれるねんっておしえてあげなはれ。
長谷川義史」。
このあとは極寒の南極の海に山中アナウンサー突撃リポート。
地球上で唯一誰のものでもない大陸南極を訪れた山中アナウンサー。
つぶらな瞳ちっちゃいな。
いよいよ到着しました。
まずはこの島はこれまでで初めて土の浜なんですね。
島で目立っていたのは残された廃虚。
南極の中で北に位置し比較的温暖だったこの島は1930年ごろから20年間捕鯨基地として利用。
燃料用の油として多くのクジラが捕らえられました。
過酷な環境は多くの労働者の命も奪いました。
景色が物語るのは人間の無力さ。
この辺りこれなんですかね。
土の上浜の上に白い煙。
湯気のようなものが。
なんだろう。
この島が比較的暖かい理由がそこにあります。
あっ。
ああっ。
ほんわかあったかいってほどではないんですが冷たくない。
えっ海もあったかかったりするんですか?と言われればやるしかありませんよね山中アナウンサー。
温泉が湧いているという南極の海へ突撃リポート。
Gogogogogo!Comeontogether!Together!Nononono.321!わあ〜っ!
(一同)アハハハハ。
おお〜っ!やあ〜っ寒い!温泉って聞いたんですが全然あったかくないんですけどどうしてですか?おねえさんはこの時期は入んないですか?あははは!Gracias.ドウイタシマシテ。
(スタッフ)お写真も届いとりまして。
うわ〜っ!
(長谷川)知らん?僕子供のときよう流れとってん学校とかで。
はははっあほや。
長谷川さん何描いたんですか?「南極へ行ったとき南だからあついと思いカイパンひとつで行かはったあほちゃうかの歌おもいだした。
山中さんえらい!あんたはあほや」。
南極は本当に特別な場所なのかを感じたいと旅立つ前に語った山中アナウンサー。
旅の終わりに感じたことは…。
「南極はいいなーの連続でした。
その静寂に包まれた景色もいいなーその一方で家族との時間がいいなー日常の中のいいなーも強く想いました」。
おお。
いいんや南極。
(長谷川)男同士の文通も最後。
長谷川さんが感じた南極は…。
「いいなーたくさん見つけましたねふつうのれんぞくはじつはとてもありがたいふつうにみんなが生きていけたらいいですね長谷川義史」。
このあと南極から帰国した山中アナウンサー号泣。
涙のわけは?幸せです。
南極の旅を終えた山中アナウンサーと長谷川さんが1か月ぶりに再会。
波に揺られての南極旅だったということで桜咲く中屋形船で待ち合わせ。
あっ。
おっほほほほ。
長谷川さん。
いやいやいや。
長谷川さん。
よく帰ってきたね。
やっとお会いできました。
戻りました長谷川さ〜ん。
うわ〜ありがとうございます。
無事帰国しました。
よく帰ってくるもんやね人って。
ほんとに文通絵手紙ありがとうございました。
ありがとう。
お疲れさま。
無事帰ってきました。
ありがとうございます。
いただきます。
ああ〜。
ご褒美やな。
おいしいわ〜。
今まで見たことなかった。
きれいでしたしあそこにも何回も出てきてた書きましたけど…。
行ったことないですけど天国はこんな場所なんだろうなっていう。
ああそうなんや。
何もないのに。
今回の旅で長谷川さんには南極はどういうふうに伝わりましたでしょうか。
行きはった山中さんが平穏を感じたっていう手紙をくれたことと映像を見せてもらって人間なんてまだまだその〜地球上でさえ行けない土地があってもっと謙虚に生きなあかんでということをあの中から伝えてくれてるんやなっていう。
よう行かんけどもそんな気はすごいしましたね。
伝わったけどね。
ほんとですか。
うわ〜。
あっ毎日が。
それがず〜っとありがたいことに続いてるからふつうと思ってしまうねん。
改めて。
家族の平穏がありがたいと気が付きましたか。
そうですね。
初めてかもしれないこんな思いになったのは。
うわ〜。
えっちょっと待ってください。
どういう状態なんですか?真っ白の絵本。
行ってはる間のこととあの〜子供たちのこととかなんかうわ〜っておりてきて1時間でわぁ〜って描いて。
はい。
これ読むから聞いといてな。
ありがとうございます。
はい。
「そつえんするよ」。
「おとうさんがおしごとでたびにいきました。
とおいとおいところへ」。
「ぼくたちはいいました。
おとうさんげんきではやくかえってきてね」。
「おとうさんちきゅうのうらがわいくんでしょ。
おちないでかえってきてねおとうさん」。
「ふねがゆれるのおとうさんぼくのこころもゆれてるよペンギンになったおとうさんのゆめをみた」。
「あさおきるとあめでした。
でもうれしいよおとうさんぼくきょうそつえんするよ」。
「おともだちとさようならのうたをうたったよ」。
「おとうさんみなみのしまでうたってますかペンギンのうたうたってますか」。
「オットセイのおやこはなにいってんの」。
「ぼくたちもおおきなこえでいいたいよおとうさんおかえりなさいっていいたいよ」。
「ぼくいちねんせいになるんだよおとうさん」。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
幸せです。
とんでもないです。
子供にはずっと…後ろめたさも感じながら子供がどう思っているかというのは考えないように逃げるように考えないできたんですけど。
そんなふうに子供が思ってくれてたらうれしいなと。
うちの子よりだいぶいい子の気がしますけど。
(2人)ふふふふふ。
これからまた堂々と…はい。
仕事に精が出せそうですし。
家族にもこの絵本を見せてあげたいです。
本当にありがとうございました!ありがとう。
ありがとうございます。
ありがとうございました。
お疲れ。
お疲れさまでした。
ありがとうございました。
穏やかさと厳しさが共存する南極大陸。
特別だと言われる場所に行ったから気付いた思い。
地球の反対側で紡いだ南極文通ものがたり。
それは働くお父さんと家族の絆を伝えてくれたものがたり。
2015/05/30(土) 13:54〜14:54
MBS毎日放送
ちちんぷいぷい特別編 南極文通ものがたり おとうさん、ぼく・・・[字]

4人の子どもを持つ山中真アナウンサー、3週間の南極大陸ロケ!取材中に見たもの感じたことを手紙にしたため、絵本作家・長谷川義史さんと文通…感動ドキュメンタリー

詳細情報
番組内容
2015年3月5日木曜日、山中真アナウンサーは、およそ3週間のロケに旅立った。道中を逐一リポートしながら、南極大陸に向かう。アルゼンチンの首都ブエノス・アイレス、世界最南端都市ウシュアイアの街の様子や人々の暮らし、名物料理などを伝え、辿り着いた南極では、極寒の地で暮らす動物たちの姿や神秘の南極海など、希少な映像の数々に出会った。
番組内容2
また、山中アナは、取材中に見たもの感じたことを手紙にしたため、絵本作家・長谷川義史さんと文通をした。長谷川さんの心温まる文章、ユーモア溢れる絵による返信についつい笑顔もこぼれる。して4人の子どもを持つ山中アナが、長谷川さんのサプライズプレゼントに涙が止まらなくなる…、その訳とは?
番組内容3
すべての働くおとうさんへ。そして、その家族へ届けたい「南極文通ものがたり」。
見どころ満載の「リアル世界くん・南極編」を是非、ご覧ください。
出演者
山中真(MBSアナウンサー)
長谷川義史(絵本作家)

ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – ドキュメンタリー全般
ドキュメンタリー/教養 – 自然・動物・環境
福祉 – 文字(字幕)

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
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