先月の党首討論で、共産党の志位委員長の質問に対し、安倍総理大臣がポツダム宣言を「つまびらかに読んでいない」と発言したことに関連して、政府は2日朝の閣議で「総理は当然読んでいる」などとする答弁書を決定しました。
「総理はポツダム宣言のこの認識をお認めにならないんですか」(共産党・志位和夫委員長〔党首討論:先月20日〕)
「私はまだ、その部分をつまびらかに読んでおりませんので」(安倍首相〔党首討論:先月20日〕)
これは、維新の党の初鹿議員が提出した「一度も読んでいないのか。読んだことはあるが記憶に残っていないのか」などとする質問主意書に回答したものです。
答弁書では「総理は当然読んでいるが、通告が事前になされなかったため、つまびらかではないと申し上げた」「我が国はポツダム宣言を受諾して降伏したものである」などとしています。(02日16:00)