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林農相 韓国の輸入規制撤廃に意欲6月2日 11時17分
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林農林水産大臣は、2日の閣議のあとの会見で、韓国政府が東京電力・福島第一原子力発電所の汚染水問題を受けて、福島県などの水産物の輸入を禁じていることについて、先週、韓国政府からWTO=世界貿易機関の協定に基づく2国間協議に応じるとの回答があったことを明らかにし、輸入規制撤廃の実現に意欲を示しました。
韓国政府は、福島第一原発の汚染水問題を受けて、おととし9月から福島県など8つの県のすべての水産物の輸入を禁じていて、日本政府は先月、WTOの協定に基づく2国間協議に応じるよう、韓国側に申し入れていました。
これについて、林農林水産大臣は、2日の会見で、先週29日に韓国側からスイスのジュネーブにおいて、2国間協議に応じるとの回答があったことを明らかにしました。
そのうえで、林大臣は「WTOの紛争解決手続きでは、原則として、要請した日から30日以内に協議を開始するとされている。今後2国間で協議日程を調整し、韓国への働きかけをいっそう強化したい」と述べ、2国間協議により、一刻も早い輸入規制撤廃の実現に意欲を示しました。
これについて、林農林水産大臣は、2日の会見で、先週29日に韓国側からスイスのジュネーブにおいて、2国間協議に応じるとの回答があったことを明らかにしました。
そのうえで、林大臣は「WTOの紛争解決手続きでは、原則として、要請した日から30日以内に協議を開始するとされている。今後2国間で協議日程を調整し、韓国への働きかけをいっそう強化したい」と述べ、2国間協議により、一刻も早い輸入規制撤廃の実現に意欲を示しました。