世界の村で発見!こんなところに日本人 旅行したい国NO.1スリランカのワカメ人間!? 2015.05.29


日本から西へ6,500km
インド洋に浮かぶ島国・スリランカ
かつてセイロンと呼ばれていたこの国は…
8つの世界遺産…
インドの伝統医学アーユル・ヴェーダ…
世界的に有名な紅茶…
さらにはサファイアをはじめとした宝飾品などさまざまな魅力にあふれ…
2013年世界で最も旅行に行きたい国に選ばれている
そんなスリランカで出会ったのは…
え〜っ!すご〜い!
誰もが驚く日本人女性だった
そうですね私たちはスリランカについて意外にあまり知らない方が日本人多いと思うんですが実はそれではいけない…といいますのは日本が戦争に負けましたそのあとの1951年にサンフランシスコ講和会議という敗戦国・日本をどう処理するかという各国が集まった会議がありまして…
終戦当時日本はアメリカ・イギリス・ソ連・中国による分割統治や非常に重い賠償責任も検討されていた
だが日本の処遇を決めるこのサンフランシスコ平和会議において…
スリランカの代表だったジャヤワルダナという方が演説に立ちまして「敗戦国・日本を傷つけ痛めつけてはいけない」「われわれ仏教徒は日本をですね憎しみの目で見るのではなくて仏教の精神である慈悲の心をもって日本に対しなければいけません」と「したがってわれわれは賠償も放棄します」という演説をされたんです満場ほんとにすばらしいこの演説にですねほんとに包まれまして結果意外に知らないんですよ
(スタジオ内笑い)
スリランカの空の玄関口・バンダラナイケ国際空港にあの男が!
赤道に近いスリランカ
1年を通して気温が30℃ほどという常夏の国
久々にアフリカを思い出させる気候にテンションも上がり気味
謎の交友関係はますます広がっているようだ
まずはタクシーでコロンボの市街地へ
空港から10分も走ると…
太古の昔インドから分離して島になったと考えられているスリランカ
その形から「インド洋の涙」とも称される
運転手さんと和気藹々で30分
街が見えてきた
スリランカ最大の都市
人口56万
スパイスや紅茶貿易の拠点として栄え19世紀イギリスの統治下で大きく発展
1984年かつての大統領の名を冠したスリ・ジャヤワルダナプラ・コッテに遷都されるまではこの国の首都で…
今なお政治経済の中心地だ
せいじが降り立ったのは…
あーセンキュー
コロンボ1の繁華街・ペター地区
1km四方にぎっしりと店が建ち並び…
食料から日用品・電化製品に至るまでありとあらゆるものが売られている
近年経済発展がめざましいスリランカのすさまじいばかりの熱気が伝わってくる
で色んなお店をのぞいていると…
なぜか電気屋さんにおもちゃのラケットが
ジュニアへの土産を適当に購入
で次なる店は…
いじるだけいじって次へ
スリランカならではの食文化も
ここはパイナップルを売っているのだが…
うん?何かをかけた
パイナップルに塩と唐辛子?
その味付けに眉間にシワを寄せ歯に衣着せぬせいじは…
せいじの口には合わなかったがスリランカではパインやマンゴーなどのフルーツに唐辛子をまぶして食べるのが一般的
そのほうが甘みが引き立つからだという
ハウマッチ?
その後もポリ袋を20円で売るおじさんや…
さらにはなぜか扇風機の部品だけがバラバラに売られているお店など…
雑踏に飲み込まれるように時間が過ぎ…
あっという間に夕刻
このまま進んでも日本人のいる町には夜の到着となるので今日はここで足止め
ということで…
じゃそこ行こう
で庶民の足・トゥクトゥクに乗り走ること15分
コロンボ1というカレーのお店へ
確かに「Hotel」とは書いてある
実はスリランカでホテルといえば宿だけでなくこういった大衆的な食堂を指すこともある
完全にホテルでの優雅な夕食モードだったせいじ
なので…
OKOK!
結局さっきより小ぎれいなお店に案内してもらうことに…
最初連れていってもうたさこっちパリスホテル行かないと違う違う違う…
オススメだという「エビカレー」と「チキンカレー」を注文するとなぜか次から次へとお皿が並べられていき…
最終的には8皿も…こりゃ一体?
メインのカレーを注文すると…
豆やゴーヤなどのカレーのほか色んな付け合わせが付いてくる
どうやらこれがスリランカのライス&カレーというものらしい
うん!
日本人のいるスリランカをちょっと味わったところでこの日は終了
日本人探し2日目
気温は31℃今日も暑くなりそうだ
今回探し求める日本人女性はキャンディという町にいる
その町までは日本人が通ったであろう道程を聞き込みし現地の交通手段を使って行く
(せいじ)知ってる?
すぐに知っている人に出会えた有名なのだろうか?
地図で場所を確認
(せいじ)キャンディ…
日本人女性がいるキャンディは今いるコロンボから北東に100kmほど行った内陸部の町
さて行き方は?
で今日もトゥクトゥクに乗り教えてもらったバス乗り場ヘ
ここはコロンボ最大のセントラルバスターミナル
スリランカは鉄道も走っているが列車の本数・路線の数も少なく庶民の足はバスが一般的
でキャンディ行きを探す
キャンディキャンディキャンディ…
なんなく乗り場を発見
すると…
スリランカでは日本のどこかで使われていた中古のマイクロバスも現役で活躍している
エアコン!
ところが!
この日は休日ということもありキャンディへの路線はかなり混雑
満員で座れないバスを2台やり過ごし…
午後1時バスはコロンボを出発
キャンディまではおよそ100kmの旅
がバスはそう簡単には進んではくれないなぜなら…
スリランカではお客さえいればバスはどこでも止まって乗せる
ゆえになかなか先を急いでくれないのだ
いつしか満席の車内で…
すっかりなじんでいるせいじ
この違和感のなさが逆に怖い
渋滞に巻き込まれながらも市街地を30分ほどで抜け…
郊外へ出るとバスはようやくスピードアップ
アジアの素朴な田園風景を目にバスは内陸部へと進んでいく
この先に探し求める日本人女性がいる
ええ
スリランカにおける占星術は僧侶が仏の教えを伝える方法として始まったもの
そのためスリランカの人にとってただの占いではなくありがたい教えとして広く信じられあがめられている
その占星術では生まれた瞬間の惑星や12星座の位置が重視され生誕時にホロスコープと呼ばれる天体配置図を作成
人生の節目節目の吉兆を占うのだという
またそれは特に結婚の際に重視されるため新聞の結婚相手募集コーナーには生年月日や家族構成など詳細なプロフィールが掲載されている
午後5時日本を出てから44時間
キャンディに到着
このままだと日本人に会うのは夜になるのでこの日はここで終了
ただせいじがやって来たこの日は満月の夜で驚きの風習が…
だから満月の日は?だから外国人やろうとそのスリランカという国全体で満月の日はお酒飲んだらあかんのバーとかも開いてないの
スリランカ第2の都市
人口は10万
かつてこの島を治めていたシンハラ人最後の王朝の都として栄えた
また4世紀にインドからもたらされたというブッダの歯が祀られた仏歯寺は特に信仰を集めスリランカ仏教の聖地とされる
毎年8月に飾りつけられた象たちが伝統の踊りと共に町を練り歩くペラヘラ祭でも知られ町は世界遺産に登録されている
スリランカ3日目
せいじが泊まったホテルの前には町の中央に位置し憩いの場となっているキャンディ湖が
スリランカの王朝時代最後の王となったラジャシンハによって19世紀初めに作られた人造の湖
そのほとりで気になったのは…
(せいじ)体重…
がさつ男も10円という良心的な値段には納得
さらに…
これ懐かしいわ
これは懐かしい!
回せばきれいな模様が描ける文具
さらにさらに…
本物のヘビ使いなどなんだか昭和世代にはうれしいキャンディの町
探し求める日本人もこんな雰囲気にひかれこの町にいるのだろうか…
そして本題へ
探し求める日本人女性はこの町のムルガンパラというところにいる
OKOKOK!
場所もそれほど遠くなく楽勝の予感
日本人女性のもとへいざ!
だが走り始めて5分せいじを待っていたのは…
この日はスリランカの正月前で町に出る人が多いこともあり激しい渋滞に
ようやく進み始めたと思いきや…
ちょっと進んでまた渋滞
さらにトゥクトゥクには窓もないので…
隣のトラックの排気ガスが直撃
炎天下に排気ガスのダブルパンチ
だがたとえ少しずつでも前へ進むしかない
そして20分のはずが50分
到着したが完全にグロッギー
こ…これでは…
が嘆いていても始まらない
日本人はもう近いはず
疲れた体にムチ打って聞き込みを開始
エクスキューズミー
残念別の人にも聞いてみる
3連敗
この時気温は36℃
赤道の日ざしがせいじの体力を奪っていく
だが諦めるわけにもいかず…
大苦戦全く見つからない
ムルガンパラは小さなエリアなのに日本人を知る人がなかなかいない
この町に来たばかりなのだろうか?
しらみつぶしに30分
延々と聞き続け…
ようやく!
日本人を知る人に出会えた!
居場所を知っているというので…
紙とペンを渡す
今いるところから真っすぐ進み線路を渡る
そして大通りにぶつかったら右へ
ワルナ・アンティークというお店にその日本人女性がいるという
ようやく手がかりがつかめた!
この先にいる日本人は何をしている人なのか?
そしていかにして内陸のこの町にたどり着いたのだろうか?
炎天下を歩き回りもはや体力は限界のせいじ
地図にあった線路を無事に越え…
右に曲がる道もすぐに分かった
そして午後2時日本出発から65時間
目指すアンティークショップにたどり着いた
ようやく探し求めた日本人女性と会える
お名前は?あっ私由美と申します
スリランカそうなんですここはアンティークでねあの…
ご主人が経営しているというアンティークショップ
まずは店内をちょっと拝見
ご主人が20年前に開いたというこのお店
たった300ドルの元手で始めここまで大きくした
通りに面した店の裏手には3LDKのご自宅が
うわ…
使い方はこんな感じ
ココナッツを何かと利用するスリランカならではの道具
削った実に水を入れてココナッツミルクにしたり…
唐辛子などのスパイスと一緒にすりつぶせば「サンボル」というごはんのお供に
ふりかけにしたりカレーにまぶして味わう
由美さんはお店を手伝いながら主婦としてご主人とご主人のお母さんそして7歳の娘さんと暮らしている
スリランカに渡ってもう13年
いろいろとお話を伺ってみよう
みずからの生き方をワカメだと表現する由美さん
分かるような分からないような…
だがこのあとせいじも驚く人生が!
バッチリだったんですよそんなことがあんねんな!
スリランカ・キャンディに暮らす由美さん
自らの生き方をワカメだと表現するのだが一体どんな人生を?
東京生まれの由美さん
アレルギー体質で丈夫なほうではなく家で絵を描くのが大好きな女の子だった
手治虫の大ファンで夢は漫画家
独学で21歳という若さで漫画家デビュー
ペンネームは村上めりさだった
(せいじ)20…?
幼い頃からの夢を叶えた漫画家
だがその生活は不規則でアレルギーの症状が悪化
諦めざるを得なかった
体調を改善したいと思った頃友人の変化を目の当たりにし勢いのまま農業の道へ
25歳で東京を離れ農家を紹介してもらい住み込みで生活していた
あぁそうですか
楽しくも厳しい農作業
やりきることができなかった
再び東京へ戻り目標もなく過ごしていたそんなある日…
当時ヨガに関する知識は全く無かった
それもそのはず日本ではまだ今のように流行していない時代
だが由美さんは自分の直感を信じヨガの道へ
28歳の時単身インドへと渡った
その決断が
人に教える知識を身に着けようと道場に住み込みで学ぶうち知れば知るほどその奥深さにどんどんのめり込んでいった
着実にキャリアを重ね気付けば2年の月日が
そんなある日…
ビザ更新のためいったんインドを出る必要があり隣国・スリランカへ
最初は数週間だけ滞在する予定だった
ところが…
行ったらオフシーズンでシークレットガーデンっていうんだけど
思いつくまま流されるまま
澄み切った空気と人々の淀みない心にすっかり魅了された由美さんはそのままその地でヨガを教えながら暮らす事に
そして1年後
友人の誕生パーティーの席でご主人と運命の出会いを果たす
一目ぼれ
由美さんはすぐに連絡先を友人から教えてもらいご主人が住んでいたキャンディのこの店へと一方的に押しかけた
「そこがヨガにピッタリだからヨガの先生やりたかったらうちでどうぞ」みたいなことをパーティーの時にすでに言ってたので
(せいじ)なるほどなるほどパーティーの時に「俺が持ってる土地でヨガスクールやったらええわ」いう話はあった
聞けばその場所は現在ホテルになっていてご主人が経営
お店から車で1時間
ジャングルを切り開いた敷地に落ち着いた13軒のコテージ
都会の喧騒とは無縁の静かな環境が人気だとか
確かに
それにしても…突然押しかけてきた日本人女性をご主人のお母さんはどう思っていたのだろうか?
お母さんおかあさまどうぞなるほどうまいこといくわ旦那さんとホロスコープ合わせて見たりした?そうなのこっちの方はホロスコープが合わないと親はね嫌な感じなんですけどそんなことがあんねんな
スリランカに渡った2年後33歳で結婚
その3年後娘・ゼンナちゃんを授かった
そして今はご主人と共に生活の半分をホテルで過ごしている
人生を変えた運命の人・ワルナさんはどんな方なのか?
(由美)はいこちらです
(由美)はいこちら入口
オリエンタルな風情の門をくぐり…
由美さんの夫・スリランカ人のワルナさん49歳
そしてもう1人
ゼンナちゃんです
7歳になる一人娘・ゼンナちゃん
それにしてもご主人それまで一度しか会ったことのない日本人と暮らし始めた訳は?
そうかスリランカに住むことさえそうかそうか…
(せいじ)旦那さんはすご〜い!
スリランカで出会った運命の人の実家に押しかけ結婚に至った由美さん
だがご主人が一度しか会っていない日本人と暮らし始めた訳は?
(せいじ)旦那さんは旦那さんのイメージやったら恐らく日本人の女性なんて電気もガスも何にもないようなところで生活するのは無理やと思ってたと思うけどそれをなるほど日本人女性は俺らが思ってるイメージじゃなくて恐らく多くのだから旦那さん言うとくわ
一家は今市内の家とホテルを往復する生活
由美さんはホテルではヨガのインストラクターとしても働いている
28歳のあの日
自分のひらめきを信じて日本を飛び出しヨガの世界へ
人生を変えてくれたヨガとずっと関わりながら妻として母としてこの地で…
お2人に聞きますけどじゃあ奥さんは?このあと何を思いつくか分からへんもんなそれがええというどうもありがとうございましたありがとうございましたありがとうございましたもうちょっとスリランカの道路事情がよくなってから来るわ体気ぃつけてありがとうございましたほなバイバイありがとうございましたありがとうございました
スリランカ・キャンディ
由美さんはここに…
表情からとても幸せそうなのが伝わってくるねそういう運命の巡り合いがあってこんなにすばらしい幸せな生活が送れてるって愛の奇跡としかいいようがない感じがしますよね「1ヵ月後に現れる」っつって来たらそらもうこの人やってなるんでしょうね
(スタジオ内笑い)
このあとせいじが…
いやぁすばらしい
イタリアへ!
さぁ来た遺跡
日本人探しに新展開!
せいじがイタリアに初上陸!
2人の日本人との出会いを求めイタリア半島をはしご旅!
うわぁええわこれええわ
そこは数々の遺跡に彩られた小さな町だった
日本人ですか?日本人です
2人の女性それぞれの人生ドラマが!
2015/05/29(金) 21:00〜21:54
ABCテレビ1
世界の村で発見!こんなところに日本人[字] 旅行したい国NO.1スリランカのワカメ人間!?

インド洋スリランカ。8つの世界遺産・美しい海…最も旅行に行きたい国と言われている。そのジャングルの中に誰もが驚く女性が!漫画家、農家そして一目惚れでこの地へ!

詳細情報
◇みどころ
世界には「一体なぜこんなところに?」と首を傾げたくなるような場所に住む日本人が多数いる。旅人となった芸能人が、自力で世界の僻地にいる日本人に会いに行き、そこにあるたった一つの人生ドラマをひもとく。
◇出演者
【司会】千原ジュニア
【旅人】千原せいじ
【パネラー】草野仁、森泉
【データマン】大野拓朗
◇番組内容
インド洋の涙とも呼ばれるスリランカ。実は戦後日本を救った国でもあった!今でも結婚などの人生の節目は「占星術」で全て決める神秘的な国。そのジャングルの奥地に、自らを“ワカメ人間”と称する女性がいた。流れ流されこの地に辿り着いたという不思議な人生とは?
◇おしらせ
☆『お願い!せいじおじさん』は
 番組HP
 http://asahi.co.jp/konnatokoroni/

ジャンル :
バラエティ – 旅バラエティ
ドキュメンタリー/教養 – カルチャー・伝統文化
ドキュメンタリー/教養 – ドキュメンタリー全般

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
映像
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz

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