生放送のため字幕に誤字が生じることがあります。
ご了承下さい。
こんにちは「NEWSアンサー」です。
今日は番組の内容を変更してお伝えしてまいります。
今日午前10時ごろ鹿児島県の口永良部島の新岳で爆発的噴火が発生しました。
こちらがその口永良部島の模型なんですけど噴火した新岳というのは島の南東部に位置します、標高626メートルの山です。
地元の屋久島町は全島民に避難指示を出しまして、一時この高台に避難したんですけども住民はこちらの港からフェリーなどで12キロ離れた屋久島へと今現在向かっているという状況です。
現場の様子はどうなっているんでしょうか、噴火の様子が見渡せる屋久島の北部永田町ですね。
永田地区には永戸記者がいます。
永戸さん噴火の状況伝えてください。
私の後方にありますのが口永良部の新岳です。
噴火から7時間近くたった今も噴煙が激しく舞い上がっています。
現在は屋久島の降っている影響か、火口付近がかなりかすんでいるという状況です今回の噴火を受け気象庁は噴火警報を出し噴火警戒レベルを3から最も高い5に引き上げました。
もっとも大きな噴火は5〜6分続き噴煙が9000m以上に達し、口永良部島から12キロ離れたこちら屋久島の草や木になど灰が降るなどの被害が確認できました。
噴火を目撃した住人はびっくりと話しています。
噴火の影響は今も続いていまして、灰がまっているような状況です。
見通しもかなり悪くなっております。
以上中継でした。
続いてはこちらですね。
屋久島の宮之浦港からの中継になります。
口永良部島からフェリーがまもなくこちらの港に到着する予定です。
伊大知さん、今の様子を伝えてください。
こちら、まもなく噴火した口永良部島から避難する島民およそ140人を乗せた海上保安庁のフェリーが到着する予定です。
警察庁によりますと口永良部島の島民136人は全員安否確認ができているということです。
そのうち72歳の男性がやけどを負ったということで屋久島島内にある病院にヘリで搬送されましたが命に別状はなく軽傷だということです。
先ほど噴火してから口永良部島に向かった消防士に聞いたところ民家が集まる向江浜周辺まで火砕流が近づいてきたということで、現場は白い蒸気と硫黄のにおいが充満。
消防士のかたは大きなけが人が出なかったのが幸いと話されていたのが印象的でした。
町役場などによりますと避難してくる人たちは到着後バスで島内3かしょの避難所に移動し、安全が確保されるまではそちらで避難生活を送ることになります。
島民にとって不安な日々が続くことになりそうです。
以上宮之浦港から中継でした。
伊大知記者でした。
口永良部島でおきたこの爆発的噴火。
これまでの今日の動きをまとめました。
午前9時59分。
これは気象庁の定点カメラが捕らえた爆発的噴火が発生した瞬間の映像だ。
黒い煙が大きく吹き上がっているのが確認できる。
噴火に伴って火砕流も発生。
島南西部の海岸まで到達したと見られる。
気象庁は噴火警戒レベルを入山を規制するレベル3から最も高いレベル5の避難に引き上げた。
これは屋久島沖でダイビングをしていた人が撮影した噴火直後の写真。
水平線の向こうの口永良部島から煙が大きく立ち上っている。
地元の鹿児島県屋久島町は全島民に対し避難指示を出した。
島民の多くは島西部の高台にある避難所に一時避難していたが午後3時前フェリーに乗り込み島外への避難をはじめた。
警察によると72歳の男性が犬の散歩中、火砕流によってやけどを負い、防災ヘリで搬送された。
島にいる136人全員と連絡がとれ無事が確認されたという。
気象庁によると、もっとも大きな噴火は5から6分続き黒い噴煙が火口の上空9000m以上にまで達したという。
噴煙が9000mをこえるのは2000年の三宅島噴火以来だ。
安倍総理は総理官邸の危機管理センターに官邸対策室を設置。
また鹿児島県は自衛隊に災害派遣を要請した。
今回噴火した新岳は去年8月35年ぶりに噴火し警戒レベルが引き上げられていた。
また、4月以降は火山せい地震も多く観測されていた。
火山活動は今後どうなるのだろうか。
ここからは、テレビ東京災害担当で火山にも詳しい久保田麻三留解説員とお伝えしてまいります。
よろしくお願いします。
まず早速ですが今回の爆発的噴火噴煙が9000mまで達して火砕流も発生したわけですがこの噴火の規模としてはどれくらいのものですか?8月の小噴火では800mくらいまで噴煙が上がりました。
その10倍以上の。
これでも火山国日本では中規模くらいどんな種類の噴火かどうかというものをちょっと映像から読み取っていただきたいのですがまず爆発してますよね。
そしてそのあと、手前のほうに迫ってくるのが火砕流。
これは専門用語ではブルカノ式といいます。
浅間山とか桜島とか日本の火山ではいちばん多いね溶岩の火山の爆発の典型的な形。
火山灰というと雲仙ふげん岳思い出しますね。
見た感じはよく似てます。
ただその後の森林の様子とかあるいは、やけどした方いましたけどそういった話を聞きますとあのときほど高温のものではなかったなという感じがします。
タイプとしては昨年9月御嶽山の水蒸気爆発といわれてましたがそれとは別でしょうか?今回のは水分がマグマの熱で沸騰して噴火するようなものよりも直接マグマが爆発したかあるいはマグマが出てきてしまったか、マグマ噴火というひとつ進んだタイプの感じがします。
そしていちばん気になるのはこの噴火いつまで続くのか?かつて、2年ぐらい噴火が継続したりあるいは数年にわたって完結的に噴火が続いたことをこの火山はもってますのでそういったものはすぐには判断できないですが現在気象庁が入りまして噴出したものの分析をこれからします。
そうしますと噴火のタイプがわかってきますので、今後どのくらい続くのか少しめどが立つかなとおもうんですが、今即断できる状況ではないですね。
ちょっとこちらごらんいただきましょう。
ここが新岳ですね。
今回噴火しました。
それに伴って火砕流が火口の南側から西側の海岸に到着したのが確認されています。
黄色い部分が集落といいますか住宅などが密集している。
今皆さん避難をしているということなんですが今後やはり火災の影響ですとかこういった土石流の心配もあります。
火砕流に関しましては人が避難している分には問題ないと思うんですがかなり噴出物もあり山の上のほうも真っ白のなっていました。
ですから火山灰などこれから梅雨の季節ですよね。
そういったものが泥流となってふもとまで流れてくる、あるいは土石流が起こるということで住宅街の家などに被害が出ることは十分予想されます。
明日あさっての天気も雨だという予報が出ているようなので、非常に心配ですよね。
とにかく火山噴火のあとの泥流とかを考えるとそういったことを考えると季節的には悪いときに噴火したという気がします。
そして2011年尾東日本大震災のあと日本全体火山活動心配している方も多いと思うんですが今回の一連の動きのひとつに?2011年の東日本大震災の日本列島全体の火山活動のレベルがあがっているのは間違いないです。
一つ一つの火山というのはマグマ黙りを持っていますしそれぞれが連動しているわけではないので特に今回南西諸島と離れていますしたとえば全仏オープンテニス錦織圭選手がベスト16に進出しました。
2試合をストレートで勝ち進んだ錦織。
3回戦の相手ベッカーが右肩を痛め棄権したため不戦勝となりました。
これで錦織はベスト16へ勝ち進みました。
全仏オープン解説者の竹内映二さんは不戦勝が次の戦いでも有利になるとみています。
錦織の4回戦の戦いはあさって日曜日以降の予定です。
国会は今日も荒れ模様でした。
衆議院では安全保障法制を審議する特別委員会が開かれましたが周辺事態の定義をめぐる岸田外務大臣の答弁が不十分だとして野党が退席し審議が中断しました。
委員会は午後再開しましたが審議が行われないまま散会になりました。
野党は昨日の委員会での安倍総理大臣の野次についても反発を強めていて政府・与党と野党の対立は今後激しさを増しそうです。
年金減額で集団提訴しました。
2013年10月から年金の支給額を引き下げたのは憲法の生存権を侵害しているなどとして全国13都府県の受給者1500人余りが今日、国に国に減額の取り消しを求め各地裁に一斉提訴しました。
会見した原告団は年金引き下げの流れを変えたいなどと訴えました。
突然の訃報でした。
女性漫才コンビ今いくよ・くるよとしてテレビや舞台で活躍した今いくよさんは昨日、胃がんのため大阪府内の病院で亡くなりました。
67歳でした。
いくよさんは1973年に同級生だったくるよさんとコンビを結成し、どやさなどと突っ込むスタイルで人気をはくしました。
いくよさんと親交があった西川きよしさんは悔しさをにじませました。
今日は口永良部島の噴火のニュースを中心にお伝えしています。
ここでもう一度屋久島の宮之浦港から中継です。
口永良部島から乗せたフェリーがまもなく到着するということです。
伊大知さん。
こちら宮之浦港です。
まもなく口永良部島の島民をのせた海上保安庁の船がこちらに到着します。
そして先ほどあちらには避難してきた島民を乗せるとみられるバスが待機しており、受け入れの準備が着々と進んでいます。
警察庁によりますと口永良部島の島民など136人は全員安否確認ができているということです。
そのうち72歳の男性がやけどを負ったということで屋久島島内にある病院にヘリで搬送されましたが軽症だったということです。
町役場などによりますと避難してきた人たちは到着後バスで島内3箇所の避難所に避難。
2015/05/29(金) 16:52〜17:13
テレビ大阪1
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