トウモロコシの活性炭

 

とうもろこしの活性炭の特徴

とうもろこしの活性炭は何が違うか?

籾殻の炭繊維

なら炭の繊維

コーンコブ炭の繊維

籾殻燻炭(もみがら)
シリカ成分が多いが表面は硬く吸湿などの効果は期待できません。あくまで土壌の中に空気などの隙間を作る役割に過ぎません。

なら炭
穴の形状がシンプルであり吸着性に劣ります。

 

トウモロコシ炭
メッシュ状になっているため、あらゆる方向からの吸着性に優れています。この特殊なメッシュ構造が吸着力に大きく影響しているのです。

 

画像提供:岩手県環境保健研究センター様
炭の持つ機能吸着力を現す数値 炭1g当りの孔径合計面積
工業用活性炭
800m2/g~1200m2/g
コーンコブ炭
700m2/g~800m2/g
通常市販炭化物
50m2/g~300m2/g

吸湿性や吸着力が優れているということは肥料成分が雨などで流れ出すことを防止することで減肥や追肥作業の工数削減にもつながります。もちろん独自の細胞構造が有用微生物の住処にもなります。もっとも効果が出やすいのは小ねぎやホウレンソウなどの種から栽培する野菜の発芽率が向上することです。これは面積当たりの生産性向上に効果が期待できます。

炭化温度と吸湿率の関係

低い温度(800度)でも吸着率の高い活性炭が生産でき、コストも安くCO2排出の削減も可能にしています。

育苗での効果事例

活性炭の端的効果は根の張り方に現れます。実際の農家の方が定植する際に見せていただきました。

 

炭の層を作りません

一般の炭は比重が土より重いので下に沈む傾向があり、起耕するさい土壌下層に炭の層を作る可能性があります(上図左)根腐れの原因にもなりますので注意が必要です。

とうもろこしの活性炭は比重が軽く柔らかいので土壌下層に炭の層を作る事がありません(上図右)原料がトウモロコシなので分解も一般の炭に比べて早いです。

 

トウモロコシの活性炭はphが9.5という値です。酸性を中和する為に石灰を撒布することがありますが、この石灰が土壌の下の方にたまってしまい、植物の生育に悪影響を及ぼすとも言われています。代わりに活性炭で中和できるメリットもあります。

 

高性能の秘密

とうもろこしの穂軸は「①外–chaff–」「②木質物–Wood ring–」「③髄–pith–」の三層構造になっていて、当製品はその構造をそのままの型で炭化・活性炭にしました。従って特性の異なる三種類の活性炭が吸着・吸湿性能に効果を発揮しています。

❶吸着能力がほかの活性炭にくらべ優れている
❷表面積比率が大きいので微生物や多様な栄養素を保持しやすい
❸多孔質であるから大きな空気層を持っている

 

高い安全性

トウモロコシの活性炭の安全性についてのデータ及び飼料の安全性評価基準の取得は下記の通りです。
肥料でもなく農薬でもないことがポイントです。

■製品安全データシート:コーンコブ炭化物の試験結果
平成18年9月7日 岩手県工業技術センター

肥料成分(2013年9月27日分析)

肥料分析法(農林水産省農業環境技術研究所法)による

分 析 項 目分析結果分 析 方 法
窒素全量 (T-N) 0.31% 農林水産省スイサンショウ農業環境
技術研究所法4.1.1
リン酸全量 (P₂O₅) 0.19% 農林水産省スイサンショウ農業環境
技術研究所法4.2及び7.5
加里全量 (K₂O) 0.76% 農林水産省スイサンショウ農業環境
技術研究所法4.3.3
石灰全量ゼンリョウ (CaO) 0.06% 農林水産省スイサンショウ農業環境
技術研究所法4.5及び7.5
苦土 (MgO) 0.06% 農林水産省スイサンショウ農業環境
技術研究所法4.6及び7.5
水素イオン濃度ノウド(pH) 9.5 (23.9℃) 農林水産省スイサンショウ農業環境
技術研究所法3.3.1
備考 結果は湿重量(有姿)当たり

 

溶出量試験(2013年9月27日分析)

土壌環境基準の方法(H3.8.23環境庁告示第46号)による。

分 析 項 目分 析 結 果分 析 方 法
カドミウム 0.001mg/ℓ未満 JIS K 0102-55.4
0.002mg/ℓ未満 JIS K 0102-54.4
六価クロム 0.005mg/ℓ未満 JIS K 0102-65.2.1
砒素 0.001mg/ℓ未満 JIS K 0102-61.4
総水銀 0.0005mg/ℓ未満 昭和46年ネン環境庁告示
第59号付表1
備考 検液作成方法:平成3年環境庁告示第46号付表。

 

家畜の病気予防にも活用する安全性の高さ

炭化原料は国際飼料登録No1-02-782コーンコブミール100%です。

飼料の安全性評価基準(昭和63年4月12日付63畜B第617号農林水産省畜産局長通達)による畜産混合飼料製造業登録を農水省より取得。(平成19年9月5日付)

家畜の飼料に粉砕したコーンリッチコブを混入して与えています。
効果は病気しにくいことと体重の増加率向上、排泄物のにおいの削減などを目的としています。
特に病気に関しては「事故率」=死亡率を5~10%以内に抑えることです。
【使用方法】
配合飼料1トン当たり平均0.7~0.8キログラムを目安とし、生育に合わせてご使用いただきます。
下記のグラフは実際のブロイラー育成での試食での比較評価のレポートです。ブロイラー特有のにおいも軽減されたという二次効果も発生しています。

 

鶏肉の味の比較

ひよこに一定期間飼料に混ぜて食べさせての実験で検証するものです。
ほとんどの人がコーンコブを食べさせた鶏にブロイラー特有の臭いがないと回答、味に関してはモモ肉が圧倒的に美味しいと回答しています。
ムネ肉に関しては一般飼料50%と差がありませんでしたが、飼料の種類が異なる為評価が難しいとの結果でした。

 

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産学官共同で開発したトウモロコシの活性炭が特許を取得しました。


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