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官房長官 再発防止に全力挙げる考え
6月2日 11時49分

官房長官 再発防止に全力挙げる考え
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菅官房長官は2日の閣議のあとの記者会見で、年金情報を管理しているシステムから大量の個人情報が流出した問題について、「認識の甘さがあり、責任は免れない」と述べ、日本年金機構の対応を批判したうえで、再発防止に全力を挙げる考えを示しました。
この中で、菅官房長官は、今回の問題について、「極めて遺憾だ。情報セキュリティーに対する認識の甘さがあったと思うし、内規でやるべきことをやっていないことの責任は免れない」と述べ、日本年金機構の対応を批判しました。
そのうえで、菅官房長官は、「厚生労働省が中心となり、情報流出の実態把握を徹底的に行うとともに、流出した方々にご迷惑をおかけしないよう万全の対応、問題の検証や再発防止対策に全力で取り組んでいる」と述べました。
また、菅官房長官は記者団が、「公表までに時間を要したのではないか」と質問したのに対し、「適切だと思う。全体を掌握することや情報が流出した方々に迷惑をかけないための対策を取ることも極めて大事だ」と述べるとともに、「塩崎厚生労働大臣にはしっかりと指導力を発揮して対応してほしい」と述べました。
一方、菅官房長官は、2日午前、厚生労働省の村木事務次官を総理大臣官邸に呼び、「2度とこのようなことが起こらないよう対処してほしい」と注意しました。政府は、「内閣サイバーセキュリティセンター」の専門家を厚生労働省や日本年金機構に派遣し、原因の究明などの支援に当たることにしています。

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