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            ウイルス仕込んだメール 業務を装ったか6月2日 11時49分
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    日本年金機構から年金加入者の名前などおよそ125万件の個人情報が流出したとみられる問題で、ウイルスを仕込んで機構の職員宛てに送られた、電子メールのタイトルが、厚生労働省が以前公表した厚生年金に関する文書の見出しと同じだったことが関係者への取材で分かりました。
警視庁は、職員が誤って開封しやすいよう業務に関するメールを装ったとみて調べています。
警視庁は、職員が誤って開封しやすいよう業務に関するメールを装ったとみて調べています。
この問題は、先月、日本年金機構の年金情報を管理しているシステムに、外部から不審な通信が行われ、年金加入者の名前や基礎年金番号など、少なくともおよそ125万件の個人情報が流出したとみられるものです。
機構によりますと、業務上、外部に公開している機構の職員のアドレス宛てに電子メールが送り付けられ、その添付ファイルを複数の職員が開封したところ、仕込まれていたウイルスが起動し機構のシステムから情報が流出したとみられています。
警視庁は、ウイルスに感染するメールを送り付けて情報を盗みとろうとする「標的型メール」によるサイバー攻撃とみていますが、機構の職員に送り付けられた複数のメールのうちの1つのタイトルは、厚生年金基金制度の見直しに関するものだったことが関係者への取材で分かりました。
これは、厚生労働省が2年前に公表した文書の見出しと同じで、警視庁は、年金機構の職員が誤って開封しやすいよう業務に関するメールを装ったとみて調べています。
    機構によりますと、業務上、外部に公開している機構の職員のアドレス宛てに電子メールが送り付けられ、その添付ファイルを複数の職員が開封したところ、仕込まれていたウイルスが起動し機構のシステムから情報が流出したとみられています。
警視庁は、ウイルスに感染するメールを送り付けて情報を盗みとろうとする「標的型メール」によるサイバー攻撃とみていますが、機構の職員に送り付けられた複数のメールのうちの1つのタイトルは、厚生年金基金制度の見直しに関するものだったことが関係者への取材で分かりました。
これは、厚生労働省が2年前に公表した文書の見出しと同じで、警視庁は、年金機構の職員が誤って開封しやすいよう業務に関するメールを装ったとみて調べています。