最新ニュース
神社“油かけ男”一時帰国予定を直前に変更
千葉県内の神社の建物に油のような液体をかけた疑いで逮捕状が出ている男が、逮捕状が出た頃、アメリカから一時帰国する予定を直前に変更していたことが分かった。
建造物損壊の疑いで逮捕状が出ているキリスト教系宗教団体設立者でニューヨーク在住の日本人医師の男(52)は、今年3月下旬、千葉県の香取神宮の建物に油のような液体をかけた疑いがもたれている。捜査関係者によると、男は、警察が逮捕状を取った4月下旬、アメリカから成田空港へ向かう航空券の予約を直前にキャンセルしていたということで、警察は、男が捜査を警戒して日本への帰国を避けた可能性もあるとみている。
また警察の捜査で、男が今年3月の日本滞在中にレンタカーを借りて千葉県内を移動していたことも分かった。同じような液体がかけられた成田山新勝寺の防犯カメラにも、男とよく似た人物の姿が映っていたことから、警察は、男がレンタカーで移動しながら香取神宮や新勝寺で犯行に及んだ可能性があるとみて調べている。
「清い場所ではありません。神社は悪霊の巣窟です。油をふりそそぎ、イエスキリストの名によって清めました」-男は、こうした発言を以前から繰り返していて、警察は事件との関連について調べている。
【関連記事】
- 2015.02.25 21:29
- ジア元首相に逮捕状 バングラデシュ
- 2015.01.16 18:04
- 成田空港“LCCターミナル”を公開
- 2014.12.24 12:04
- “ナッツ・リターン”前副社長に逮捕状請求
- 2014.12.01 13:08
- 成田山・新勝寺で「大しめ縄」作り 千葉
- 2014.10.26 01:21
- スカイマーク、成田空港から撤退