概要
2015/06/01 第 1 回 CQO x CEO 対談 ナレッジ管理ツールあれこれ
CQO, CEO って何?
以下、 kakku さんの CQO の定義
各プロダクトにいるであろう「Qiita:Team 推進役」を「CQO : Chief Qiita:Team Officer」というポジションで表したら面白いなってwww
一般的には「CQO : Chief Quality Officer」っていうポジションがあってカブるけど!
どうでしょう?
で、それをパクッた私の CEO の定義
各プロダクトにいるであろう「 esa 推進役 」を「 CEO : Chief Esa Officer 」というポジションで表したら面白いなってwww
一般的には「CEO : Chief Executive Officer」っていうポジションがあってカブるけど!
どうでしょう?
経緯
きっかけは以下の記事です。
この記事がバズったのですが、 CQO がブックマークコメントをくれました。
改善に挑戦する素晴らしい事例!参考になる.Qiita:Team は API も提供されてるしメリットはあるはず.僕も人見知りだし人見知り同士ご飯でもしたい!
勢いとタイミング重視
こういったことは 勢い と タイミング が重要です。
特に、 人見知りクラスタ にとっては 千載一遇のチャンス 。
すぐに ツイッターで声をかけました。
@kakakakakku いつも、楽しく記事を拝見させて頂いております。ご飯しますか?こういうのはタイミングと勢いだと思うので。よろしければダイレクトメッセージで続きを
— ⌨てぃーびー⌨ (@tbpgr) 2015, 5月 20
ダイレクトメッセージで日時を決定
で、ダイレクトメッセージで日時とお題を決めました。
お題は
などを話しましょうね、ということに。
対談
対談内容のメモなどとっていなくて、記憶ベースなのでちょっと本来と違うかも。
kakakakakku さん、「ここは言ってない」とか「ここは意味が違う」とかあれば、
ご指摘ください。
ナレッジ管理ツール選定理由
では、ナレッジ管理ツール選定理由から話しましょう
僕がプロダクトに JOIN したとき Redmine Wiki はあったものの、
ドキュメントを書く文化がなく、
MTG で関係者だけで合意して Chat に雑に流していました
そこで Qiita:Team を検証した上で「イケる!」と判断して提案 / 導入を推進しました。
関連資料はこれらです
Qiita:Team を導入して1週間 - kakakakakku blog
Qiita:Team を導入して2週間たったので KPT をしてみた - kakakakakku blog
部門内で Qiita:Team を紹介してきた - kakakakakku blog
なるほど
esa は試そうと思ったのですが、 β 版の申請時にレスポンスがなくて・・・
あらら。私は割と申請したらすぐ通ったのでタイミングですかね
時期が違ったら esa 使いになっていたかもしれませんね
私の選定理由は先日バズった esa.io 導入の記事に書いた内容ですね
テンプレートは、 Qiita:Team にもありますよ
お、そうなんですね
Qiita:Team は気づいたら無料期間を過ぎていてあまり試せなかったんです
あと、Qiita:Team もユーザーサポートいいですよ♪
私の場合は、 esa の色合いは鮮やか過ぎて目が疲れますね
マジスカ。私は、使いやすくて好きなのですが好みがでますね
スライドは確かに esa しかないですね
そう、スライドいいんですよ
実は社内で、
「reveal.js のスライドサーバーつくろうか?」
って話していたのですが、
esa が作ってくれたので必要なくなりました
BASH さんがスライド機能を紹介していたのがインパクトがあって覚えてました
ナレッジ管理ツール実運用に関して
では、続いて ナレッジ管理ツールの運用 に関して話しましょう
扱っているのはこんな感じの内容ですね
・業務要件など
・システム構成図など
・障害報告
・リファクタリング提案
・自己紹介
・日報
・教養ポエム
業務とは関係ないゆるい内容も書いてますね
趣味に関するものとか
うちは、 30 人くらいの規模で使っているので普段接しない人もいます
そういった人とのコミュニケーションも考えているので
なるほど
うちは、 4 人で使っているので直接のコミュニケーションで足りていることもあり、
そういった記事は書いてないですね
ではうちの内容を。個人でも esa を利用しているので、 会社編と個人編があります
会社編の資料がこれです
tbpgr 会社編資料
- プロジェクトの情報
- 基本情報
- 障害情報
- 手順書
- 設定
- 組織戦略
- 競合情報
- 採用戦略
- 人材育成戦略
- 調査資料
- 技術調査
- 組織戦略調査
- 技術情報
- 他企業事例
- サービス、ツールの情報
- Tips
- ルール
- 個人発信
- 各個人からの情報発信
- 技術的なこと
- 個人活動から得た知見
- ポエム
- 各個人からの情報発信
- 目標と計画
- チーム単位
- 個人単位
- ブックマーク
- 素材サイト
- スライド
- イベント参加ログ(カンファレンスなど)
※補足
チーム開発以外に、組織全体の方針決定や改善にも関わっているため
組織レベルの情報がある。
多いですね
そういえば記事数ってどのくらいですか?
180 くらいです
うちは 400 くらいですね
運用期間はあまり変わらないですが、チーム規模で考えるとそちらはかなり多いですね
私が古いドキュメントも含めてどんどん記事化しているからですね
で、こちらが個人編の資料です
tbpgr 個人編資料
- 個人 KPT
- 詳しくはこちら 個人での KPT の活用開始と KPT-CD という独自概念について - TbpgrBlog
- トップページ( README )に配置
- Conversions
- 慣習化した try の履歴
- Disposal(廃止)
- 慣習化に失敗した try の履歴
- CodeIQ
- 出題関連の履歴
- 運用向け自作ツールの利用手順
- 改善ノウハウ集
- 心構え
- 普段意識したい心構え
- 勇気
- 元気がないときに奮起するための言葉
- 友人からの賞賛の言葉を記録
- 修造さん
- 元気がないときに奮起するための言葉
- Trickle List
- ブックマーク
- 素材サイト
- 経験
- 過去の経験
- 自然石
- アイデア、話や文章のネタ的なもの
- 文章作成
- 文章作成に関する Tips
- スライド
- 自作ツール告知用
- CodeIQ告知用
- ネタ用
- アンケート
- Questant で行ったアンケート内容
- Public
- 外部公開用
※補足
CodeIQ 関連は個人情報や機密情報は扱っていません。
出題のアイデアや、挑戦者数の履歴などです。
おお!多い!
このくらいあると、個人でも利用すると便利なのは分かりますね
はい。 CodeIQ 関連とかもあるので
Trickle Listってなんですか
Being Geek という書籍に載っていたんですよ
こちらを。 Trickle List ~その雫が戦略を刻む~
おー、面白い
個人 KPT は私もやってますね。割と最近からですが
マジスカ。結構やってることかぶってますね
ええ、さっきから色々見ていて考え方とか似てると思いました
「心構え」とか「勇気」とかもすっごく分かります
ですよね。こういうの大事ですよね
ですです
そういえば、 esa 記事もスライドも外部公開できるの、インパクトありますね
そうなんですよ。特にスライドの公開は活用させてもらってます
自然石は、最近読んだワインバーグの書籍にあったので書くようになりました
要は、書物やアイデアフラッシュのネタですね
ふむふむ
(スマホでぐぐって、 Amazon の wishlist にワインバーグの文章読本を追加)
ナレッジ管理ツール工夫
では、続いて ナレッジ管理ツールの工夫 に関して話しましょう
CQO はとにかく書くことが仕事,全ての投稿に目を通して,レスしまくってます
ただし,重要なフォロワーを増やすことも重要で,巻き込み力が問われます
フォロワーの話は前回の Meetup で紹介した TED 動画にありますよ
これ
Qiita:Team Meetup #12 で Qiita:Team 愛を叫んできました - kakakakakku blog
フォローか・・・φ(。_。*)カキカキ
うちは、こんな感じですね。資料はこれ
テンプレートを有効活用し、記事作成の手間を減らす
- 敷居が下がる
- 詳しくはこちら ฅ(・ω・ฅ)/{ esa.io で新たな概念を追加する手順 } - TbpgrBlog
積極的に絵文字を使って楽しさを演出
- 後続の敷居を下げる
- 楽しんでいいんだよ、という意思表示
見出しに Font-Awesome や Emoji を利用
* 個人的に見やすいと思っている
フィードバック用のテンプレートを作る
- esa はフィードバックも Markdown を利用可能
- 運営さんが見やすく、理解しやすいフィードバック
- 運営コストを下げる
- 余った時間でサービスをより良くしてもらう
- 分かりやすいフィードバックをした方が採用率が上がるはず
- 運営コストを下げる
- 詳しくはこちら esa.io への俺俺フィードバックルールを考えてみた - TbpgrBlog
- フィードバックの情報を記事で管理する
- フィードバック結果の共有
- 社内で重複フィードバックをしないように
- こういうフィードバックをしているんだよ、という考え方の共有
運営を支援する
※ツイート拡散について 自分は esa が気にいっていて、凄く使い易いと思っている。 ユーザーが増えれば運営さんが ホクホク してさらなる進化の原資となる。 ただし、 無理矢理勧める気はない ので esa の良いところに対する 利用者の名前の声をリツイートしている。
運営を支援、は kakakakakku さんもやってますね
はい。多くの人に使ってもらったほうがいいですからね
ちなみに、 esa は今のところポジティブな意見が目立ちますが
ユーザー数の影響もあると思うんですよ
今はポジティブ・フィードバックが目立つ時期なんじゃないかと思ってます
ふむ
人が増えると文句が多い人も増えるわけで
使う気がないけど、巻き込まれて使ってる人も増えてきそうですしね
そうそう
Qiita:Team はまぁシェア1位ということと,知名度も高いため,
どちらかと言うと,ネガティブな声が出てきやすい時期かなと思ってます
納得感、ある
その他
その他、雑多になにかあれば
esa.io で正直不便だなと思うところはありませんか?
パフォーマンスですかね。やや重いです
DocBase や Qiita:Team の方が早いですね
内部の作りの影響なのか、 Heroku のプランのせいなのか分かりませんけど
うお、あっという間にこんな時間に
早いですね。お開きにしますか
はい
みなさん、またお会いしましょうー