製品の息が長くなってくると、LATERのままになっているチケットが山積するようになってきます。
これらについてはかならず定期的に棚卸しを行います。
開発部門だけでなく社内のその製品に関するあらゆる人に声をかけて、棚卸しを実施します。
棚卸しを行うタイミングは、プロジェクトの谷間がよいでしょう。
当然、次期プロジェクトのスケジュール・予算の見積にも影響するためです。
棚卸しでは、以下のいずれかの判断をするようにします。
- 今のメジャーバージョンで直す気がない、制限事項とする・・・WONTFIX にして CLOSED にする。
- 今のメジャーバージョンで直す気がある・・・ターゲットマイルストーンを再設定して REOPENED にする。
- トラッカーにはあらかじめ将来のマイルストーンを入力しておく必要があります。
- 今のメジャーバージョンでの仕様として扱うこととする・・・INVALID にする。
ポイントとしては、即断できるものから決定していき、判断に迷うものについては
個別に製品企画会議を開催するとよいと思います。