こんにちは、枇杷の王国のSです。
カロリーゼロ!って、響きが良いですよね~。
こんなに甘いのに、カロリーゼロ!ゼロってことは、太らない!
私は、『カロリーゼロ』という言葉が大好きです。
そんな夢のような、甘いスイーツやジュースを実現させてくれるのが、人工甘味料。
ですが、世の中そんなに『甘くない』ようです。
実は、人工甘味料は糖尿病のリスクを増大させることがわかってきました。
カロリーゼロなはずなのに、糖尿病患者は増大!
アメリカの統計によると、健康に気を使ってカロリーゼロの清涼飲料水を飲むようにした人は、逆に糖尿病に罹患する確率が上昇していることがわかっています。
人工甘味料は、人間が持つ酵素では分解されないため、摂取しても消費されずにそのまま排泄されます。だから、カロリーゼロなんですね。当然、お砂糖のように脂肪に変化することもありません。
それなのに、なぜ糖尿病のリスクが上昇するのか、ハッキリとした原因は未だに闇の中です。しかし・・・原因が腸にあるかもしれないことがわかってきています。
人工甘味料を摂取すると、腸内細菌の異常で糖尿のリスクが上がる?!
私たちの腸内細菌のバランスの事を、腸内フローラといいます。
腸内フローラの状態によって、痩せやすい体質や太りやすい体質、病気のリスクなどが左右されることは以前の記事にご紹介しましたが・・・。
実は、人工甘味料をよく摂取する人の腸を調べると、明らかに普通の人の腸内細菌バランスと異なることが判明したようです。また、実験中に被験者に人工甘味料を摂取してもらった結果、やはり腸内細菌が異常なバランスに変化したようです。
血液の分析では、インスリンの分泌量は特別に変化していないようなので、もしかしたらインスリンの働きを阻害するような菌が、腸内に増殖してしまっているのではないかと考えられています。
腸内細菌の複雑さは、未知の領域。食材が及ぼす影響は、計り知れない
私たちの腸には、300種類以上、100兆匹もの腸内細菌が同居しています。もちろん、100年前も1000年前も、1万年前のご先祖様の腸にも生息していました。次第に必要な腸内細菌だけが腸に定着し、私たちの代謝や生命活動そのものと、気っても切り離せないほど複雑に絡み合って進化し、今日にいたります。
しかし、この200年ほどの間に、腸内細菌は急激な変化にさらされています。病院で手軽に処方される抗生物質は、腸内細菌を大量に虐殺する兵器です。当然生き残る菌もいるでしょうが、二度と元のバランスには戻りません。
また、本記事で取り上げた人工甘味料も同様です。人類誕生以来、近年まで存在しなかった人工甘味料は、腸内細菌にとっても未知の食材なのです。
摂り続けたら何が起こるのか、私たちも腸内細菌たちも知りません。
人工甘味料と糖尿病の関係も、その氷山の一角なのかもしれませんね。
やはり、できるだけ、自然なものを摂るのが一番・・・ということでしょうか。
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