「ハワイへ飛行続ける」と操縦士 名古屋に着陸、近日中に目的地へ
太陽エネルギーだけでの世界一周飛行に挑戦中、天候の影響で愛知県営名古屋空港に着陸した1人乗りプロペラ機のスイス人操縦士アンドレ・ボルシュベルグさん(62)が2日未明、空港で記者会見し、「天候次第だが、飛行を続けたい」と、近日中に当初の目的地米ハワイに向かう意向を明らかにした。
プロペラ機は1日深夜に着陸。ボルシュベルグさんは少し疲れた様子だったが、会見の冒頭、日本語で「ありがとうございます」とあいさつ。その後は英語で「短時間で着陸できるよう調整してくれた」と日本の関係者に謝意を示すとともに「機材に問題はなく、気象が原因」と強調した。