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「弱者男性論」によるフェミニズム批判と「社会運動の公正性」 - 烏蛇ノート
| 「弱者男性論」によるフェミニズム批判と「社会運動の公正性」 - 烏蛇ノート「自分たちがかって批判した『強者男性』にならないために何をなすか」という一文を「『強者男性』のよう... |
いくつか気になった点があったので、もし良ければ返信して頂けると嬉しいです。
部分的に答えて頂けても嬉しいですし、無論応答義務はありませんので無視して頂いても構いません。
1.”「強者男性」は個人として何らかの負担や責任を負っているわけではありません。”
という表現に私はひっかかりました。より正確には、
「より公正な法や社会的ルールの形成」を以って”「強者男性」に個人として「も」何らかの負担や責任を負わせる”
ことがフェミニズムの目的の一つなのではないでしょうか?
現在主に女性が負担と責任を負わされている育児、介護、家事etc...の絶対量は完全な男女平等(そんなものが在ると仮定して)が実現したとしても現在と然程変わらないでしょう。
絶対量が然程変わらないのであれば、誰かがその労働をこなす必要があり、考えるべきは夫婦、パートナーの間での労働量の配分となります。
となると、最終的には現在育児、介護、家事etc...から逃れている「強者男性」にその責任が回ってこさせることが女性の権利を拡張することになるのでは、と思います。
「より公正な法や社会的ルールの形成」を以って”「強者男性」に個人として「も」何らかの負担や責任を負わせる”
ことの是非はこの際議論しないことにします。(程度はともかく、個人的には「強者男性」は今より負担や責任を負うべきだと考えていますので…)
2."フェミニストが例えば「性経験の有無」で男性を差別するような言動をしたとすれば"
crowserpent さんの記事では”したとすれば”と仮定として書かれていますが、実際に自称フェミニストによる童貞煽りは行われていますよね?
上野千鶴子女史の「自然史的・人類史的にいえば、マスターベーションしながら死んでいただければいいと思います。」 等の発言はネットに幾らでも転がっています。
正確には"フェミニストが例えば「性経験の有無」で男性を差別するような言動をしているが”ではないでしょうか。
3.”フェミニストが常に「公正な」言動・行動をしているわけではありません”
であるなら、「フェミニズムの偽善・欺瞞」は存在する、と解釈出来ませんか?もし理解が浅ければご指摘願います。
(いろいろ質問しましたが、私自身は男女論に強い興味がありますし、女性にとって「より公正な法や社会的ルールの形成」「弱者への直接的な手当て・ケア」「弱者の強者に対する対抗権力の形成」が現在より進むべきだ、という立場です。
ただ、ネットの外に私が話し合えるフェミニストが存在せず、ネットで観測できるフェミニストはどうもミサンドリーに憑かれた人と遭遇することが多く、フェミニズムに失望することが多々有ります…)
以上3点です。もし読んで頂けたのならお時間を頂き感謝しています。では。
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