ルーター欠陥で被害相次ぐ ロジテック、注意呼び掛け
パソコン周辺機器を手掛けるロジテック(東京)は1日、2009年から12年まで販売した「ルーター」と呼ばれるインターネット接続機器の一部に欠陥がありサイバー攻撃の被害が相次いでいるため、2日付の全国紙に社告を掲載し、あらためて注意を呼び掛ける考えを明らかにした。
インターネットに接続すると、IDとパスワードが流出する恐れがある。同社は対象商品をホームページで確認し、ソフトウエアの更新と、IDやパスワードの変更を呼び掛けている。
12年に問題が発覚しホームページで欠陥を公表したが、その後も被害の報告が絶えず、社告で注意を呼び掛けることにした。