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韓国 MERS感染疑いの女性が死亡6月1日 23時08分
韓国では、重い肺炎などを引き起こす「MERSコロナウイルス」に感染した患者が18人に上るなか、感染した疑いのある女性が1日、死亡し、保健当局は検査を進めてウイルスとの関連を調べています。
MERSコロナウイルスは、重い肺炎などを引き起こすウイルスで、去年の春以降、中東を中心に感染が広がっており、韓国では、サウジアラビアやバーレーンなどに滞在したあと帰国した韓国人男性が、感染していたことが先月確認されました。
韓国の保健福祉省によりますと、これまでにMERSコロナウイルスへの感染が確認された人は、この男性のほか、男性と接触した家族や医療スタッフら、合わせて18人に上っています。
さらに保健福祉省は、感染した疑いがあるとされていた58歳の女性が1日夕方、急性呼吸不全で死亡したと明らかにしました。死亡した女性は、男性が入院していた病院で、何らかの形で感染者に接触したとみられ、保健福祉省は、検査を進め、MERSコロナウイルスとの関連を調べています。
今回、韓国では、当局が感染者の隔離を迅速に行わなかったと指摘されており、感染者と接触し感染した疑いがあるとされ、検査のため医療施設に隔離されたり自宅待機を命じられたりした人は680人以上に上っており、今回、この中から死亡した人が出たことで、当局への批判が強まりそうです。
韓国の保健福祉省によりますと、これまでにMERSコロナウイルスへの感染が確認された人は、この男性のほか、男性と接触した家族や医療スタッフら、合わせて18人に上っています。
さらに保健福祉省は、感染した疑いがあるとされていた58歳の女性が1日夕方、急性呼吸不全で死亡したと明らかにしました。死亡した女性は、男性が入院していた病院で、何らかの形で感染者に接触したとみられ、保健福祉省は、検査を進め、MERSコロナウイルスとの関連を調べています。
今回、韓国では、当局が感染者の隔離を迅速に行わなかったと指摘されており、感染者と接触し感染した疑いがあるとされ、検査のため医療施設に隔離されたり自宅待機を命じられたりした人は680人以上に上っており、今回、この中から死亡した人が出たことで、当局への批判が強まりそうです。