2015.05.30 (Sat)
一躍有名に - CORVETTE "GRAND SPORT" ROADSTER -
HOT WHEELS/ホットウィール
2015 HW RACE TRACK ACES 179/250
CORVETTE "GRAND SPORT" ROADSTER
MADE IN MALAYSIA
当時のレース界を席巻していたコブラに対抗するため、シボレーがC2型コルベットをベースに大幅なモディファイを加えて投入したのが、こちらのコルベットグランドスポーツ。
前後の巨大なオーバーフェンダーや固定式ヘッドライト等、当時としてはかなり原型をとどめていない部類のツーリングカーだったでしょう。
ロードスターは、5台生産されたグランドスポーツのうちの2台のみ。恐らくホンモノがオークションに出品されれば、最近のバブルを見ると数十億円は下らないでしょうね・・・。
映画「Fast Five(ワイルドスピードメガマックス)」では、このモデルが崖から落とされるというシーンが印象的でしたね。勿論あちらは、マングース社というレプリカ製造会社により、フォルクスワーゲン製のバギーに専用ボディを換装したレプリカです。
HWでは、まずファーストカラーに、実車で存在するSUNOCO風のグラフィックを施したものがリリース。
そして、セカンドカラーには映画ファン待望の単色シルバーを登場させました。
▲バンパーレスのためか、ベースのC2コルベットより更にエイらしくなった、迫力満点のフロントフェイス。
▲剛性や安全性の問題からかロールバーが目立つロードスターは、フロントスクリーンも抵抗の少ない低いものになっています。
▲唯一のタンポ箇所がテール。テールランプの他に、劇中車と同様のナンバーまで再現していますね。
デフォルメ感は、2007年にモデル化されたクーペボディに準じているようで、サイズもほぼ同じとなっています。
しかし、年月の差、今回のロードスターの方が造詣が細かく仕上がりも良いですね♪
タグ : HOTWHEELS/ホットウィール シボレー
2015.05.29 (Fri)
ドイツ流商用車 - Volkswagen Caddy -
HOT WHEELS/ホットウィール
2015 HW OFF-ROAD HW HOT TRUCKS 124/250
VOLKSWAGEN CADDY
MADE IN MALAYSIA
先日紹介したポルシェ934よりも遅い、1979年にデビューしたドイツ車です。ゴルフIをピックアップトラックにしたモデルで、北米ではラビットピックアップとして販売されました。
ベースのラビット同様角目での販売だった北米でしたが、例に漏れず欧州仕様にカスタムされた個体も多かったそうです。
ホットウィールは北米のミニカーですが、今回はキャディ名義でのリリース。北米モデルをキャディ仕様にカスタムしたのか、それとも欧州仕様を輸入したのか、ストーリー設定が気になるところですが、バンパーレスに外付けインタークーラー、オーバーフェンダーと、やんちゃな改造がされています。
今年デビューのキャストですが、2ndカラーにシルバーが予告されていますね。
▲グリル・ヘッドライトのタンポが細かく、HWながらリアルな印象です。
▲サンルーフやウインドウは開けた状態です。サーフボードが似合いそうですね。
▲テールの仕上がりもよく、社名は刻印、タンポの塗り分けも細かいですね。
シャープな金型で、リアル指向な方には満足なモデルでしょう。
かくいう私も、実車はこの路線でリリースして欲しい人です。コアなHWファンには怒られそうですね(^_^;)
2015.05.28 (Thu)
オーーーバーーーフェンダー - Porsche 934 RSR -
HOT WHEELS/ホットウィール
2015 HW WORKSHOP - HW GARAGE 220/250
PORSCHE 934 TURBO RSR
MADE IN MALAYSIA
FIAグループ4規定に則って造られたマシンが、こちらの934RSR。1976年に31台のみが製造され、数々の好成績を残しました。
ベースとなったのは930型で、グループ4規定の4をつけて、934という車名になっています。余談ですが、当時のグループ5マシンは935、グループ6マシンは936ですね。
HWからは、実車よりもロー&ワイドなデフォルメで登場。
かの有名なタミヤのキットを意識したかのようなデフォルメは、マッチボックスデザイナーのRYO ASADA氏によるもの。
最高にかっこいい934の3インチミニカーです。
HWでは、2014年の終盤に、ニューキャストでオレンジがデビュー。
続いて2015年にブラック、そしてこの水色と、ハイペースでカラバリがリリースされていますね。
ベーシック故にタンポが少なめですが、キャストの素性が良いので問題ないですね!
有志によって色挿しされた作品をみると、感動モノです。
▲ポルシェの最も特徴的なヘッドライトをしっかり再現、ビックバンパーの塗装もほしいところですね。
▲実車で既に誇張し過ぎなオーバーフェンダーは、HWらしからぬ控えめな表現(これで普通ぐらいか?笑)
▲バーフェンが目立つリアビュー、しっかり継ぎ目のモールドがあります。
最近はトイカー路線に傾いているHWですが、このキャストは最高傑作とも言うべき仕上がりですね!
このブルーは比較的流通量も多いので、欲しい方に行き渡ったのではないでしょうか。
タグ : HOTWHEELS/ホットウィール ポルシェ
2015.04.21 (Tue)
トヨタ ディーゼル - トヨタ ディーゼル カートランスポーター -
TOMICA/トミカ
NO.14-2-4 POCKET CARS (通常品と同等)
AUTO TRANSPORT (トヨタ ディーゼル カートランスポーター)
MADE IN JAPAN
トミカより、1975年2月に発売されたカートランスポーターです。トミカとしては初のカーキャリアでしたが、ベース車種はかなりマイナーだと思います。
実車は1964年に登場した、キャブオーバー型の大型トラックであるDA115C型。前年に登場した、トヨタ初のキャブオーバー型の4tトラックDC80C型を大型化し、最大積載量を6tとしたものです。同時にボンネットタイプも用意され、1978年にトヨタが大型トラック市場から撤退するまでの14年間に渡り生産されていました。エンジンはトヨタ製6.5リッターの2D型ディーゼルエンジンで、最高出力は130馬力を発揮しています。
乗用車部門ではトップの地位を確立したトヨタですが、大型トラック市場においては他社に太刀打ち出来ず、1978年に撤退してしまいました。現在では、日野がその役割を担っていますね。
トミカは、そのDA115C型のカーキャリア仕様を製品化。トミカサイズということで、荷台の乗用車は小さなプラ製のもので再現しています。この手法は、近年まで採用されていますね。
キャブ、荷台、そして乗用車の組み換えで、様々なカラーバリエーションが存在しています。実車は不人気となっていましたが、トミカの世界では特殊な働く車ということや、1988年にエルフカーキャリアが登場するまで13年もの間ラインナップされていたことから、結構な人気があったようですね。現在でも比較的入手しやすい黒箱モデルとなっています。
今回は、主に北米で販売された、Pocket Carsバージョンですが、中身は通常品と同等です。
▲初期型では、ボンネットタイプをそのままキャブオーバー化したようなのっぺりとしたデザインでしたが、モデルとなった改良後は精悍な顔つきになっています。
▲よく見ると、かなり荷台が作り込まれていますね。非常に細かいです。
▲エルフでは荷台のハッチが開閉し、プラ製の車を出し入れ出来ましたが、このモデルでは固定されています。
現在ではまず見かけない車種ですが、意外にもダイヤペットチェリカとの競作となっています。
あちらは大柄ですが、フロントグリルのパーツ構成などは優秀ですね。
タグ : TOMICA/トミカ トヨタ